2017.03.26

【ボリビア】

■政府、外交ルートをフル稼働 Página Sieteの記事
政府は、外交ルートをフル稼働させている。オルーロ県のピシガの国境で、職務にあたっていた税関職員と兵合わせて9人が、チリに拘束された問題だ。ボリビアとチリは正規の外交関係を持たず、関係は冷え切った状態だが、政府はこの9人の解放を目指し、外交ルートを通じて模索を続けている。

■エボ、記者ら拘束でチリを批判 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、チリでボリビアTVの記者とフォトグラファーが拘束された件を受け、あらためてチリを批判した。この2人は取材中にチリ側に拘束を受けたもので、書類の不備をその理由とされている。しかしボリビア外務省によると、二人の書類に問題はなく、不当逮捕だと抗議を行なっている。モラレス大統領は、チリ側の暗部が表に出た事件と表した。

■オンブズマンもチリ側の問題指摘 Página Sieteの記事
ボリビアのオンブズマン機関も、チリ側の問題を指摘した。普段はボリビア政府の体制などをチェックする機関だが、税関職員や兵9人がチリで拘束され、さらにボリビアTVの記者とフォトグラファーも拘束を受けたことを伝えられた。同機関のダビド・テサノス・ピント氏は、チリ側の行き過ぎた拘束を指摘し、人権上きわめて問題があるとの見解を示した。

■拘束の3人、負傷している Página Sieteの記事
オルーロ県ピシガの国境で拘束を受けた9人のうち、3人は負傷しているという。拘置されているアルト・オスピシオの施設を訪れた関係者が明らかにしたものだ。3人はいずれも軽傷ながら、チリ側から拘束を受けた際に傷を負ったという。ボリビア側はこの9人の即時解放、帰国を求めている。

■COBと政府、協議再開へ Correo del Surの記事
有力労働組合連合COBと政府は、協議を再開する。COB側が明らかにしたものだ。同連合は最低賃金の大幅な引き上げを政府に求めているが、政府側はこの引き上げ幅の提示は4月に入り、経済指標が出そろってからとの立場をとっている。COB側は、これ以外の分野での合意点を探るため、協議を申し入れ政府側がこれを受け入れた。

■グアナイで川が氾濫 La Razónの記事
ラパス市から300キロのグアナイで、川が氾濫した。地域を流れるマピリ、ティプアニ、チャリャナの3つの河川が同時に増水し、それぞれ氾濫したものだ。市街地や農地が水をかぶっており、多くの世帯が避難したり、また孤立したりしている。今のところ負傷者は出ておらず、不明者もいない。

■ウユニ塩湖の5%でリチウム100年分 Eju.tvの記事
ウユニ塩湖の5%を開発すれば、今後100年間、世界で必要とされるリチウムをすべて賄えるという。ルイス・アルベルト・エチャス大臣が明らかにしたものだ。ポトシ県のこの湖では、リチウム開発がまだ始まったばかりだ。リチウムは電源として世界的需要が高まっており、ボリビア政府はこの資源を活用し今後の国造りを図る姿勢だ。

■BCB、国外送金時の税率引き上げ El Deberの記事
ボリビア中央銀行(BCB)は、国外への送金や資産移転時の税率を、この22日から引き上げている。従来この税率は1.60%だったが、この日からは2.00%となった。この引き上げについて同行は、ウェブサイトを通じて告知している。グローバル化の進展で、とくに米国への資金移動が増えていることからとられた措置だという。

■食肉価格、変動なし El Deberの記事
国内市場での食肉価格には、大きな変動はないという。ブラジルの食肉スキャンダルの影響で、世界各国が同国産食肉の輸入を禁止したり、制限したりする措置をとった。ボリビアも同国から輸入しているが、その量は多くはなく、今の時点で食肉価格に大きな変化は生じていない。

■大使館でセクハラとパワハラ Página Sieteの記事
ラパスのパナマ大使館で働くエルアルト在住の女性が、大使館での職務中にセクシャルハラスメントと、パワーハラスメントを受けたという。女性がラパスの機関に告発し明るみに出たものだ。この報道を受け、女性団体などがパナマ大使館前で抗議のデモを行なった。この件について外務省や、オンブズマン機関も事実調査に乗り出す方針だという。

■アルカンタリ工事、月内に完了 Correo del Surの記事
スクレのアルカンタリ空港のターミナルの工事は、月内に完了予定だ。昨年5月に開港したばかりの同ターミナルだが、雨漏りがたび重なり、問題となっていた。このため屋根の張り替え工事が行なわれており、予定通り月内で竣工する見通しだという。この工事による、同空港の便の離着陸に影響はない。

■ウユニツアーの車輛が事故 Correo del Surの記事
ウユニ塩湖ツアーの車輛が、事故を起こした。24日午前7時頃、リプレイツアーが運行する、塩湖をめぐる4WD車が衝突事故を起こした。国籍は明らかにされていないが、アジア系とみられる観光客と添乗員7人が重軽傷を負った。警察はこの車輛が事故当時、スピードを出しすぎていたとみている。

■シャペコエンセがビルビルへ Página Sieteの記事
ブラジルのフットボールチーム、シャペコエンセの選手や関係者らが、サンタクルスのビルビル国際空港に現れた。ラパスで行われるボリバールとの親善試合への移動のため降り立ったものだ。昨年11月、この空港からコロンビアのメデジンに向かった便の墜落事故で、同チームの選手の大半が死亡する事態を起こしていた。

■国内各地で消灯 Página Sieteの記事
国内各地で消灯が行なわれる。WWFが推奨する「プラネットアワー」が、今年はこの25日に実施される。19時30分から20時30分までの1時間、消灯して地球規模の環境問題について考えるものだ。国内では自然災害が相次ぐなど、環境への関心が高く、行政や企業、個人の多くがこの取り組みに参加する。


【ペルー】

■NASA、ペルーの異常な雨を指摘 El Comercioの記事
米国航空宇宙局(NASA)は、ペルーの異常な雨雲について指摘した。国内では中部から北部にかけて、大雨による大きな被害が生じている。NASAは衛星からの情報をもとに、これらの雨を降らせた雨雲がきわめて「異常な状態だった」と指摘した。最大個所では1時間に、137ミリもの雨を降らせるほど、雨雲が発達していたという。

■インカ古道で土砂災害 Correo Perúの記事
クスコを中心にアンデスに張り巡らされたインカ古道(カパック・ニャン)で、土砂災害が起きた。コチャバンバとワニャイワイナを結ぶ区間で、土砂が20メートルにわたり崩れたという。インカ古道はクスコ市とマチュピチュを結ぶ区間のトレッキングに人気だが、この区間はこの土砂崩れの影響を受けていない。

■フリアカ空港で52人足止め Correo Perúの記事
プーノ県フリアカの、インカ・マンコ・カパック空港で、乗客52人が足止めされた。24日夜に、リマに向かうアビアンカ・ペルーの便が突然、欠航となったものだ。経由地のアレキパの空港が悪天候に見舞われ、機材のやりくりがつかなくなったためだ。このため利用者52人は、空港内で夜明かしする事態となった。

■スカイ航空、ペルー参入を検討 El Comercioの記事
チリのLCC、スカイ航空がペルー国内線進出を検討しているという。同社は現在、サンティアゴとリマを結ぶ路線などを展開している。親会社の流通大手がペルーにも進出していることを受け、ペルーの国内線の運航を現在、検討していることが明らかになった。国内では間もなく、初のLCCとなるビバ・アエロ・ペルーが運航を開始する。


【チリ】

■メトロ、ユニバーサルデザイン採用へ La Terceraの記事
サンティアゴのメトロは、ユニバーサルデザインを採用する。駅などに、身体障碍者が使用しやすいエレベーターやスロープなどを設置する工事を開始するものだ。運営側は、すべての駅にこうした措置を施すという。先行している1、2、5号線については、2018年までにこの工事が完了する見通しだ。

■カラマ、「ムラ」で男が緊急入院 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州のカラマで、ボリビア国籍の男が「ムラ」で病院に緊急搬送された。ムラは、コカインなどの薬物を入れたカプセルを胃の中に入れ、輸送する手口だ。この男はカプセル30個を仕込み、バスで移動中に具合が悪くなったという。運ばれた病院で、このカプセルを除去する治療を受けた。警察は回復を待って、男から事情を聴く方針だ。


【アルゼンチン】

■マクリ、オランダへ La Mañana Neuquénの記事
マウリシオ・マクリ大統領はオランダ、アムステルダムに到着した。妻のフリアナ・アワダ氏をともなっての訪問で、同国の首相や高官らと会談が予定されている。マクリ大統領は、同国とアルゼンチンとの経済関係の強化、連携や、オランダからの投資の呼び込みを企図している。

■オベリスコも消灯 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのランドマーク、オベリスコも消灯する。25日、WWFが推進する「プラネット・アワー」が世界各国で行われる。19時30分から20時30分にかけて消灯し、地球の環境などについて考えるものだ。ブエノスアイレスでも広くこの参加があり、通常はライトアップされるオベリスコも消灯される。

■LCCはまだ存在しない Mendoza Onlineの記事
ギジェルモ・ディエトリッチ交通相は、今の時点で国内にはLCCは存在しないとの見解を示した。今年国内にはLCC参入が相次ぐ予定で、すでに政府は4社に免許を交付している。今の時点ではアンデス航空が格安便を運航しているが、同大臣は同社の体制が厳密にはLCCとは言えないとの見方を示した。

■ベルグラノ線を披露 Info Campoの記事
国内の北西部を結ぶベルグラノ線の、工事進展がアピールされた。トゥクマン州東部のエリアで、列車の走行が披露されたものだ。国内の鉄道網は1990年代に斜陽化したが、輸送力の高さが見直され、リバイバルプランが進められている。トゥクマン州とサンティアゴ・デル・エステーロ州とを結ぶ区間で、デモ運行が行なわれた。

■フアナ・アスルドゥイ像、移転へ La Nacionの記事
ブエノスアイレスのバホ公園にある、フアナ・アスルドゥイ像が、近く移転される見通しとなった。バホ公園のリモデル工事が予定されているためだ、この像はラ・ラビダ通りに移されることになった。この像はボリビアのエボ・モラレス政権から、クリスティナ・フェルナンデス前政権に贈られたものだ。

■マル・デル・プラタとチリが人気 La Nacionの記事
連休となっているこの週末、旅行先としてブエノスアイレス州のマル・デル・プラタと、国外ではチリ、ウルグアイの人気が高いという。マル・デル・プラタは海の観光地で、夏の終わりを迎えつつある今、最後のひと泳ぎに向かう人が多い。またチリやウルグアイは、物資などを安く求めるため買い物に向かう人が多い。


【エクアドル】

■エル・オーロ県、市民が避難 El Universoの記事
エル・オーロ県の県都マチャラやサンタ・ロサでは、市民の避難の動きが続いている。大雨の影響で、地域のエル・マチョ運河が氾濫したためだ。今の時点で合わせて120棟が浸水の被害を受け、23世帯が避難している。マチャラの行政は、市内の学校に避難所を設け対応している。


【コロンビア】

■航空利用時、イエローカードが必要に El Espectadorの記事
国内線の一部の便の利用時、黄熱病予防接種を受けたことを証明するイエローカードの提示が必要になる。この4月から、アマゾン地方やカリブ海沿岸など、潜在的に黄熱病感染の可能性がある地域に向かう便を利用する際、この提示が義務づけられることになった。保健省と航空各社は、この情報をウェブサイトなどを通じて案内している。

■アビアンカ、労使合意 El Colombianoの記事
アビアンカ航空の経営と操縦士の労働組合は、労使間協議で合意に至った。組合側は賃金の引き上げや勤務体制、待遇の見直しを経営側に求め、ストライキも辞さない姿勢を示していた。賃金については11.75%の引き上げ幅で合意、ほかの条件についても折り合いがついた。スト圧力は解除されたことになる。

■ボゴタ空港、天候の影響 RCN Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は24日、天候の影響を受けた。視界不良のため離着陸に問題が生じたもので、アビアンカ航空のカリへの便が、翌日25日にスケジュールが組みなおされた。このほかの便にも、遅れが生じるなどしている。国内のこのほかの空港には、天候の問題は生じていない。


【ベネズエラ】

■ガソリン涸渇、続く El Paísの記事
国内でのガソリン涸渇は、依然として続いている。国内各地で、給油を待つ長い車列が生じているものだ。世界有数の産油国であるベネズエラだが、経済失政による混乱の影響で生産、流通体制に問題が生じているとみられる。国営石油会社は、事態の正常化には数日を要するとの見方を示している。

■キューバ経済にベネズエラの翳 Diario Las Americasの記事
ベネズエラの経済の混乱が、キューバに翳を落としている。両国は、米国と距離を置く政策の近さから、経済関係を強めていた。しかしベネズエラが経済失政で混乱に陥る中、ベネズエラ産の「安い石油」がキューバに届かなくなり、国内経済にも深刻な影響が生じているという。

■Wingo、カラカスへ El Mundoの記事
パナマのコパ航空傘下のLCC、Wingoが新たにカラカスに乗り入れるという。同社は4月7日から、カラカス-ボゴタ線を週4往復の体制で就航する。使用機材は142席のボーイング737-700型機で、運賃は既存航空会社に比して、30%程度安くなる。同社は昨年、パナマやボゴタをベースに、航空市場に参入した。

■マラソン選手ら、移動できず Panoramaの記事
マラカイボのラ・チニータ空港で、マラソン選手ら120人が、足止めされた。カラカスで行われる大会に出場するため、移動しようとしたが、ラ・ベネソラーナ航空の便が突然キャンセルされたという。同社は機体の不備を理由としている。エステラール航空が一部の乗客を代替輸送したが、マラソン選手やほかの乗客120人が、足止めされたままだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル肉、22か国が禁止 Metropolesの記事
食肉スキャンダルを受け、ブラジル産食肉の輸入を一時、22か国が禁止していたという。同国農業省が明らかにしたものだ。健康に害を及ぼすおそれのある肉が流通していた可能性がある問題を受けた措置だ。このほか、関与業者を通じた輸入を停止したり、保留したりする動きが、ほかの国々にも広がった。この事態は、ブラジル経済にも大きな翳を落としている。

■欧州連合や中国、輸入を再開へ Telesur TVの記事
ブラジル産食肉について、欧州連合や中国、チリ、エジプトが次々と輸入再開を発表した。食肉スキャンダルを受け、これらの国、地域はブラジル産肉の輸入を停止するなどの措置をとった。輸入肉の管理体制を徹底するなどし、この再開の動きが広がりを見せている。流通肉に占めるブラジル産の割合が高く、完全停止の社会的影響が大きいためとみられる。

■リオ、ワクチンに長い列 El Nuevo Díaの記事
ブラジル、リオデジャネイロでは黄熱病のワクチン接種のため、長い列ができている。ミナス・ジェライス州を震源に国内では黄熱病の感染が広がり、リオデジャネイロ州でも3人の感染が明らかになった。州内では接種キャンペーンか゛行われ、保健省が市民に接種を受けるよう呼びかけている。州内では233個所で、この接種が行われているという。

■パラグアイ、夏時間の終わり ABC Colorの記事
パラグアイの夏時間は、この週末で終わる。国内では夏の間、時計の針を一時間進められているが、26日午前0時に、この針を戻して25日23時にする措置がとられる。同国で夏時間が導入されたのは2014年で、以後毎年実施されてきた。今年の10月には、再び夏時間に移行する予定となっている。