2017.03.30

【ボリビア】

■拘束の9人、容疑を否認 Página Sieteの記事
チリに拘束されたボリビアの9人は、いずれも容疑を否認している。先週、オルーロ県のピシガの国境で税関の7人と兵2人がチリ側に突然拘束された。アルト・オスピシオの施設に拘置され、違法越境や盗みなどの容疑で調べを受けている。9人はいずれも容疑を否認し、密輸の取り締まりの職務にあたっていただけと語っているという。

■チリ、2月4日からビザ要求 La Razónの記事
チリはこの2月4日から、入国するボリビア政府関係者にビザを要求しているという。同国政府側が明らかにしたものだ。オルーロ県ピシガの国境で拘束された9人と面会するため、国防相が訪智しようとしたが、ビザが必要との見解が示されていた。通常、ボリビア国民はチリに入国する際にビザは不要だが、政府関係者は必要だという

■ボリビア、対抗措置はとらず La Razónの記事
ボリビア側は、ビザについてチリへの対抗措置はとらないという。チリは関係悪化を受け、ボリビア政府関係者が訪智する場合、ビザの事前取得を義務づけた。これに対しボリビア外務省は、チリ政府関係者へのビザ取得義務づけの対抗措置は、発動しない姿勢を示した。ボリビアとチリの間に外交関係はないが、一般の国民は相互に、ビザなしで訪問できる。

■記者ら、チリを告発 El Comercioの記事
記者らは、チリによる「嫌がらせ」を告発した。LATAM航空が新たにサンティアゴとサンタクルスを結ぶ路線を開設し、9人のボリビアの記者がこの便の搭乗の招待を受けた。しかしサンティアゴ空港での入国の際、渡航目的が取材であることを咎められ、嫌がらせ的対応を受けたという。現在ボリビアTVの記者とフォトグラファーが拘束される事態も起きている。

■米国、コカ葉政策に疑義 La Razónの記事
米国は、ボリビアのコカ葉政策に疑義を唱えた。ボリビア政府は国内でのコカ葉の合法生産枠を2万2千ヘクタールに増やす措置をとった。合法生産を増やし、コカ葉の産業化を図る考えだ。しかし国連は、ボリビア国内の実質作付面積が3万6500ヘクタールに達していると分析しており、米国はこのデータをもとにこの政策に疑問を呈した。

■ビルビルのハブ化、新投資元を模索 El Díaの記事
政府は、サンタクルスのビルビル国際空港のハブ化計画について、新たな投資元を探している。ミルトン・クラロス公共事業相が明らかにしたものだ。この投資について、中国のEximbankの投資が見通されたが、決定が遅れに遅れている。政府側はこれに代わる、新たな投資元を探しているという。この空港は日本のODAにより建設された。

■二重アギナルドの是非は6月に Página Sieteの記事
二重アギナルド(クリスマス手当)実施の是非は、6月に判断されるという。ルイス・アルセ金融経済相が明らかにしたものだ。政府は賃金生活者の生活向上のため、アギナルドの倍払を義務づけた。しかし昨年は、経済成長が目標に達せず、この実施を見送った。政府は今年はこの措置を再開したい考えで、6月にその是非を判断するという。

■グアナイ、自然災害宣言 Página Sieteの記事
ラパス県北部のグアナイの行政は、地域に自然災害を宣言した。この地では、地域を流れる3つの河川が同時に氾濫し、市街地が数日にわたり水に浸かっている。今の時点で水が引く気配がなく、400人が身動きがとれない状態となっている。地域行政はこの宣言を通じ、県や国に対して支援を求める。

■貯水槽に女児が転落 Correo del Surの記事
オルーロの民家で、2歳9か月の女児が貯水槽に転落して、溺死した。オルーロ県警によると、県都市内の住宅の中庭にある貯水槽に、何らかの理由でこの女児が転落したという。周囲にいた人も異変に気づかず、女児はすでに死亡した状態で発見された。事故当時この女児は、中庭で一人で遊んでいたとみられる。

■テレフェリコ、ケーブル設営へ La Patríaの記事
オルーロのテレフェリコ(ロープウェイ)建設工事で、ようやくケーブル設営が始まるという。県側が明らかにしたものだ。市内とサンタバルバラ山を結ぶこの観光用テレフェリコは、工期が遅れに遅れている。ようやく状況が整ったとして、60日の日程でケーブル設営作業が着手されるという。

■UMSAに映画コース Página Sieteの記事
ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)に、新たに映画専攻コースができるという。大学の運営委員会が了承したものだ。この新たな専攻コースは、2015年に人文科学部が開設を要望していた。映画文化の振興と、国内からの映画の発信が目的で、その人材を育成する。

■警官へのカルナバル手当支給 La Patríaの記事
オルーロ市のエドガル・バサン・オルテガ市長は、警察官へのカルナバル手当の支給を発表した。例年2月から3月に行なわれるオルーロのカルナバルは、ユネスコ無形文化遺産に登録され、国内外から多くの観光客を迎える。警察官らは警備などに特別体制で臨んでおり、市側はこの手当てを支給することを決めたという。


【ペルー】

■航空事故調、ハウハへ Perú21の記事
交通通信省の航空事故調査委員会が、フニン県のハウハに入った。この空港で28日夕方、着陸したペルービアン航空の旅客機が炎上する事故が起きた。同委員会はこの事故の詳しい調べを開始している。リマからのこの便には140人の乗客、乗務員がいたが、全員逃げて無事だった。ハウハの空港はこの事故の影響で、一週間程度閉鎖される。

■ペルービアン、滑走路を外れたと説明 El Comercioの記事
ペルービアン航空は、ハウハで起きた機体炎上事故について、機体が滑走路から外れたと説明した。同社が現時点での報告を行なったものだ。28日夕方、リマから到着したこの便は着陸時に滑走路を外れて右に傾き、右側エンジンから火が出たという。事故直後、機長の指示で全員が左側から脱出し、人的被害は免れた。

■ピウラ、浸水被害続く El Comercioの記事
ピウラでの洪水被害は続いている。国内北部では大雨による被害が相次いでいるが、ピウラでは今週、ピウラ川が増水し堤防が決壊した。市街地の広い範囲が水没し、今も水が引かない状態が続いている。市内では1万人以上の人が避難を強いられているとみられるが、被害概要の把握にはまだ至っていない。

■コタワシ、集落孤立 Correo Perúの記事
アレキパ県のコタワシでは、孤立する集落が生じている。大雨の影響で、集落をつなぐ道路が崩れ、車輛などの通行ができなくなっている。現在、この道路沿いの集落に至るのに、陸路です徒歩で10時間程度かかる状態となっている。行政側はヘリを用意し、急病人発生などに備えている。

■エル・ニーニョ、ホタテに影響 El Comercioの記事
ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象は、国産のホタテにも影響を及ぼしているという。水産業の団体が明らかにしたものだ。この気象現象の影響で国産のホタテ漁が不振で、3000トン分の輸出が減少したとみられるという。2016年、ホタテの38%はフランス、16%はベルギー、13%はオランダに輸出された。

■ペルーレイル、ゴミ3560トン輸送 Correo Perúの記事
ペルーレイルは2016年、実に3560トンものゴミを輸送したという。クスコ県のマチュピチュ一帯では、地域環境保全のためゴミの現地処理に限界がある。このため地域で出されたゴミを、クスコ市内に同社が輸送している。2015年のゴミ輸送量は2450トンで、この年は前の年から1000トン以上増えたことになる。


【チリ】

■政府財務局で爆弾騒ぎ La Terceraの記事
サンティアゴの政府財務局の建物で、爆弾騒ぎがあった。29日午前11時頃、この建物に爆発物を仕かけたとの電話があった。これを受け、建物の中にいた職員らが一斉に外に避難した。駆けつけた警察が建物内を調べたが不審物は見つからず、悪質ないたずらとみられている。

■メトロ2号でトラブル La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)2号線で29日、トラブルがあった。午前8時45分頃、フランクリン駅で編成が動けなくなったものだ。この影響で2号線は全線で運転を見合わせた。朝のラッシュ時に重なったため、多くの利用者に影響が及んだ。メトロ運営側は、この編成を車庫に運ぶ作業が完了するまで、同路線の運転体制に影響が残るとしている。


【アルゼンチン】

■政府、ボリビアに懸念 Clarín.comの記事
政府は、ボリビアのコカ葉政策に懸念を示した。同国では、コカ葉の合法生産枠が2万2千ヘクタールに拡大された。同国政府はコカ葉の合法増産で、産業化を図る方針を示している。しかしアルゼンチン政府は、この増枠でコカイン生産や密輸が増加するおそれがあるとして、懸念を表明した。

■バリック・ゴールド、また流出 Clarín.comの記事
サンフアン州バラデロの、バリック・ゴールド社の鉱山から、また汚染物質の流出が起きた。使用している機械の故障が原因で起きたものだが、同社は周囲一帯の住民への健康被害のおそれはないと発表している。同社は近年二度にわたり、シアン(青酸)物質の流出事故を起こしており、周辺住民間に不安を起こしている。

■ARでシステムトラブル La Nacionの記事
アルゼンチン航空では28日夕方、大規模なシステムトラブルが生じた。ブエノスアイレスの二つの空港を出発する30便が欠航となり、さらに多くの便に遅れが生じた。。29日午前までには便の離着陸は正常化したが、利用客への影響は続いている。同社によると運航体制を管理する「LIDO」というシステムに、異常が生じたという。

■空港バス会社に賠償命令 La Capitalの記事
司法は、空港バスの運営会社に12万ペソの賠償を命じた。ブエノスアイレス市内と空港を結ぶサービスを行なうマヌエル・ティエンダ・レオン社への命令だ。2012年、オーストラリアに向かうためこのバスを利用していた男性乗客が車内で強盗に襲われ、この額を奪われた。司法は、同社の暗線管理体制に問題があったと判断し、賠償を命じたものだ。


【エクアドル】

■児童ポルノ告発、114件 El Comercioの記事
国内では昨年、児童ポルノの告発が114件あったという。警察が明らかにしたもので、いずれもインターネット上で、児童ポルノが展示されていた事例だ。警察によると、とくにSNSを通じたやりとりで、こうした児童ポルノが広がりやすい傾向にあるという。国内では未成年者のいかがわしい写真などを公開すると、刑法173条に触れる。


【コロンビア】

■フロレンシアで断水 Caracol Radioの記事
カケタ県都フロレンシアの広い範囲で、断水が起きている。フロレンシアの行政によると、雨で地盤が緩んだ影響で土砂災害が発生し、主要な水道管が被害を受けたという。市内で現在、水道が利用できない人は20万人にのぼるとみられる。またこの土砂災害の影響で、フロレンシアとウィラを結ぶ道路の通行も規制されている。

■KLM、カルタヘナへ Caracol Radioの記事
オランダのKLM航空が、カルタヘナに就航した。29日17時45分、同社の第一便がこの町の空港に到着した。新設されたこの路線はアムステルダム-ボゴタ-カルタヘナ-アムステルダムと辿る、三角運航だ。294人乗りのボーイング787型機が使用される。カルタヘナは国内有数の観光地で、同社は観光需要を見込んでいる。


【ベネズエラ】

■米国、「成功」を祝う Caracol Radioの記事
米国は、ベネズエラの「孤立化」の成功を祝ったという。米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総裁は、独裁体制にあるなどとしてベネズエラの資格停止の方針を示した。議決の末20か国が賛成し、ベネズエラ国内の状況の調査を行なう、停止の前段階に入ることが決まった米国側はこの動きを歓迎し、この成功を祝ったという。

■ウルグアイ、賛成せず El Paísの記事
ウルグアイは、米州機構(OAS)のベネズエラの事実上の「監視」について、賛成しなかった。同国のロドルフォ・ニン・ノボア外相は、OASの姿勢についてネガティブに評価したという。ベネズエラの資格停止に対しては、ウルグアイは賛成していると伝えられていた。OAS総裁で、ベネズエラに強硬な姿勢を示すルイス・アルマグロ氏はウルグアイ出身だ。

■カプリレス氏、援助を求める El Paísの記事
野党指導者でミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏が、国際社会に対して支援を求めた。国内では経済失政による輸入の滞りで、物資不足とインフレが起きている。国民生活が困窮する中、人道的な援助が必要と同氏は訴えた。失政の責任は政府にあるとして、野党側はこうした援助要請の発言はこれまで、みられなかった。

■PDVSAに捜査の手 20minutosの記事
国営石油会社PDVSAに、司直の捜査の手が入った。検察側が明らかにしたものだ。先週以降、国内ではガソリンの涸渇が国内各地で起きている。世界有数の産油国でありながら、経済失政の影響で生産体制が影響を受けたためとみられる。検察側は、この責任が同社経営にあるとして、捜査を開始した。

■コンビアサにも捜査 El Sol de Margaritaの記事
国営航空会社コンビアサにも、捜査が入った。国の捜査機関が明らかにしたもので、同社経営内部で、汚職の容疑が高まったという。元会長のアンドレス・ディアス・モレノ容疑者から、事情を聴いていることを明らかにした。同氏が、コンビアサの資産を指摘に運用した可能性があるという。


【ラテンアリカ・カリブ海】

■ブラジル産肉、市場回復 El Comercioの記事
ブラジル産食肉の市場が、急速に回復している。食肉スキャンダルを受け、多くの国、地域が同国産肉の輸入停止や制限を行なった。しかし発覚から二週間弱、最大輸出先の香港が停止解除を決めるなど、再流通の動きが加速している。一方、欧州連合(EU)はこの問題について今後も独自の検査体制を敷くとして、慎重な姿勢を崩していない。

■ニカラグアでやや強い地震 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアで29日午前10時59分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によるとマサチャパの西14キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.2、震源の深さは43キロだ。首都マナグアでもやや強い揺れを感じ、裁判所の施設からは中にいたおよそ千人が一時、表に避難した。この地震による人や建物への被害報告はない。

■ラウル、妹の埋葬 El Comercioの記事
キューバのラウル・カストロ議長は、妹のアグスティナ・カストロ氏の埋葬に立ち会った。78歳で死去したアグスティン氏の遺灰は、同国東部オルギンの墓所に28日、埋葬された。この埋葬には、ラウル・カストロ議長の別の妹であるエンマ氏(82)も立ち会っている。議長の実兄で、前議長のフィデル・カストロ氏の死去から、わずか4か月後の妹の死だった。

■密輸で415億ドルの損失 Caracol Radioの記事
ブラジルは密輸により、年間に415億ドルもの損失をこうむっているという。同国の民間機関が試算した数字だ。密輸が行なわれる最大の理由は税率の高さで、とくに国内の経済の失速や税関体制の脆弱さが、密輸の横行につながっているという。政府に対し、国境の管理体制の強化などが求められた。

■ホンジュラス、予防接種推奨 El Heraldoの記事
ホンジュラス保健省は、カリブ海岸の18行政地域の住民に対し、黄熱病の予防接種を受けることを推奨した。現在、ブラジルを震源にこの感染症の広がりが懸念されている。政府はブラジルからの入国者に対し、この予防接種を義務づけているが、国内でも感染リスクの高いこれらの地域で、ワクチンを推奨したものだ。

■アマスソナス・ウルグアイ、2機め El Observadorの記事
アマスソナス・ウルグアイが2機めとなる旅客機を受領した。同社はボリビアのアマスソナス傘下で、運航停止したBQB航空から路線などを引き継ぐ形で昨年、市場参入した。現在はモンテビデオとブエノスアイレスを結ぶ路線などを運航している。機材を増やすことでモンテビデオの拠点化と、路線増加を図るという。

■ホンジュラス、事故死1407人 Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは2016年、1407人が交通事故で死亡したという。同国の安全省が28日、明らかにした数字だ。2015年の交通事故死者数は1331人で、5.7%増加したことになる。2016年の事故死者の82.8%は男性で、女性は17.2%だった。歩行者の死者数は536人、運転手は467人、乗客、同乗者は264人、自転車利用者は140人だった。


【国際全般】

■ポルトガル、人口激減の予想 Caracol Radioの記事
ポルトガルは今後、人口が激減するとの予想が示された。国の統計機関INEが明らかにしたものだ。現在の同国の人口はおよそ1030万人だが、2031年人は1000万人を割り込み、2080年には750万人に減ると予想される。とくに若い世代の人口減少が進み、急速な高齢化が起きる可能性が高いとした。