2017.07.25

【ボリビア】

■チリ候補者、取り下げを求める El Díaの記事
チリ大統領選に出馬予定のマルコ・エンリケス・オミナミ氏がエボ・モラレス大統領に、国際司法裁判所への提訴取り下げを求めた。ボリビアは1904年の太平洋条約に基づきチリに海岸線を求め、この提訴に踏み切っている。同氏はこの問題は両国の協議で解決するべきとし、ハーグでの裁定を求めることではないと断じた。一方シララ水系問題については、この提訴を支持した。

■チリ代表、サンタクルスに到着 El Díaの記事
チリ側の代表団が、空路でサンタクルスに到着した。25日、ボリビアとチリは国境問題などについての協議を行なう。両国は極度の関係悪化から、こうした協議が2009年以来、行なわれてこなかった。違法越境の警察官検挙をきっかけにこの協議再開の機運が高まり、サンタクルスで行なわれることになったものだ。

■鉄道で大幅時間短縮 La Razónの記事
経済ブロックのメルコスルは、大陸横断鉄道で物流の大幅な時間短縮が実現できると分析した。先週末のメルコスルサミットで、各国はボリビアが進めるこの鉄道計画を支持した。各国は大西洋からパナマ運河などを通じアジアに向かう物流が、この鉄道を使用することで平均25日、時間が短縮すると分析した。この鉄道計画はブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶ。

■エボ、代替港使用を求める El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、チリのイキケ、アリカ港に代わる港の使用を、国内に求めた。アリカ港でのボリビア貨物の扱いが今年、前年比で30%増えたことが伝えられた。ボリビアとチリの関係悪化や、チリの税関ストの影響が起きながら増加を見たことにモラレス大統領は不服を示した。ペルーのイロ港やパラグアイ川に面するブッシュ港、アルゼンチンのロサリオ港活用を呼びかけた。

■米国、ボリビア分断に4百万ドル Página Sieteの記事
米国政府はボリビアを分断するために、4百万ドルも投じたという。エボ・モラレス大統領が明らかにしたものだ。政権が誕生した2006年から2009年にかけて、この左派政権を倒すためにさまざまな工作をしたことが、ウィキリークスの文書で明らかになったという。2008年にパンド県で起きた事件で、米国政府の背後からの関わりが国内でも指摘されていた。

■コチャバンバ、バナナの危機 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県熱帯地方のバナナ生産者らが、強い危機感を持っている。タリハ県ヤクイバのアルゼンチン国境橋が長期間にわたり、封鎖されているものだ。地域の荷運び人による社会闘争だが、この事態で同地方から最大の消費地への輸送ルートが絶たれている状態だ。今の時点で、バナナを積んだトラック170台が、足止めされているという。

■コーヒー輸出、250万ドル Página Sieteの記事
コーヒーのこの上半期の輸出は、250万ドルに達したという。ボリビア産品のプロモーション機関が明らかにしたものだ。この額は、前年同期の230万ドルから20万ドル伸びたことになる。主な輸出相手国は米国、カナダ、ドイツ、ベルギー、フランス、日本だ。国内ではラパス県北部やベニ県などの熱帯地方で、コーヒー生産が盛んになっている。

■アチャカチ、また緊張高まる Página Sieteの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチで、また緊張が高まっている。この町では首長に対する市民による辞任要求が激化し、町自体が封鎖される事態がこの5月にかけて発生した。独立記念日後、この町で軍のパレードが開催されることが発表されたが、これをきっかけにこの闘争が再燃する可能性が高まっているという。

■風力発電に6600万ユーロ Página Sieteの記事
フランスの政府系機関は、ボリビアの風力発電開発計画に6600万ユーロを投じる。国内では新たにサンタクルス、タリハ県の2個所に、風力発電公園が設けられる計画が発表された。この計画にフランスのAFDが、この資金投下を決めたという。同機関はこのクリーンエネルギー開発による二酸化炭素排出の削減を高く評価した。

■オルーロ、女性の肥満 La Patríaの記事
オルーロ県では、女性の肥満が憂慮すべき状況にあるという。県保健局が明らかにしたものだ。同県に限らず国内では、運動不足や食習慣などによる、肥満の増加が指摘されている。しかし県内ではとくに45~64歳の世代の女性の実に63.79%が肥満に該当しているという。県側は運動習慣や食生活の見直しなど、女性への啓発を行なう方針だ。

■ワルネス、火災被害者支援 El D&iacue;aの記事
サンタクルス県のワルネスの行政は、火災被害者に対する支援を行なう。先週末、市内のサテリテ・ノルテ地区の住宅で火災があり、全焼した。すべての資産を失った家族に対し、行政側としてできる限りの支援を行なう、と首長が明らかにしたものだ。この火災は、トラックが建物に衝突したことが原因だった。

■サンタクルス、彫り物師会議 El Díaの記事
サンタクルスでは24日から、タトゥーや刺青の「彫り物師」の会合が開かれる。「タトゥー・ウィーク」と名づけられたイベントだ。彫り物師らの意見交換だけでなく、市民へタトゥー作品を紹介する場なども設けられる。この会議には国内各地だけでなく、コロンビアやペルー、チリなど周辺各国からも彫り物師が参加する。


【ペルー】

■プーノ県で道路封鎖 El Comercioの記事
プーノ県で24日、道路封鎖が行なわれた。メルガルとアサンガロで行なわれたこの封鎖は、プーノ市、フリアカ市と、クスコ県、マドレ・デ・ディオス県を結ぶ交通を阻害した。この封鎖は、県内の学校教員らの組合によるものだ。国内ではクスコ県で1か月以上にわたる教員ストが続き、この賃上げを求めた動きが各県に波及している。

■エル・ニーニョでGDPがマイナスに El Comercioの記事
エル・ニーニョ現象による大雨被害で、ペルーの国内総生産(GDP)がマイナスとなったという。今年初め、国内中部から北部は局地的な大雨に見舞われ、160人が死亡、避難者は18万人を超えた。この事態で、今年上半期のGDPは2.1%のマイナスとなったという。この落ち込み幅は、国内がハイパーインフレに見舞われた33年前以来だ。

■サバンカヤ、灰を降らせる El Comercioの記事
アレキパ県のサバンカヤ火山周辺で、火山灰が降った。この火山は活動を活発化させており、先週にはこの活動の影響でマグニチュード6.3の強い地震も起きている。地質機構によると24日朝、火口から40キロの範囲内で降灰が確認されたという。同機構は地域の人々に農作物の管理徹底や、マスク着用などを呼びかけた。

■スタバ、国内88店に Gestionの記事
スターバックスの国内店舗は、88店となった。24日リマのビジャ・マリア・デ・トリウンフォにある商業モールレアル・プラサ内に、新しいスタバの店舗がオープンした。この店は95平方メートルで、11人が新たに雇用されたという。同チェーンは南米ではチリに次いで2番目に2003年に国内参入し、現在はリマ都市圏のほかクスコ、アレキパにも店舗を持つ。


【チリ】

■商業モールにトラックが激突 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州ビーニャ・デル・マールの商業モール「マリナ・アラウコ」の建物に、トラックが激突する事故が起きた。25日朝に起きたこの事故で、トラックの運転手の男性が死亡した。また助手席にいたこの男性の19歳の息子は、3時間がかりで救出され、市内の病院に運ばれている。この事故により、合わせて11人が負傷した。

■チロエ島で停電 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島で、大規模な停電が発生した。この島は悪天候に見舞われ、雷雨となったという。この天候の影響で送電システムが被害を受け、島内の1万世帯が電力を使用できなくなった。もっとも被害が集中したのはケリョンの町で、8千世帯が停電に見舞われたという。


【アルゼンチン】

■ペソ、また最安値更新 La Nacionの記事
通貨ペソは週明けの24日、また最安値を更新した。今月1ドルが初めて17ペソ台に突入したが、この日は過去最安値となる17.89ペソをつけた。先週末から一気に23センターボ下がったことになる。ブエノスアイレス市中の両替店はこの日、1ドルは17.40ペソ前後で売られた。専門家は年内に、1ドルは18ペソ台になるとの予想を示していた。

■航空の最低運賃、撤廃か La Nacionの記事
交通行政が決めている航空の最低運賃が、撤廃される可能性が高まった。国内線を運航する航空会社に適用されているこの制度だが、LCCの参入などで意味が薄れ、規制緩和を求める声が上がっていた。とくにチリのスカイ航空が国内に攻勢をかける中、国内航空各社の競争の阻害要因とも指摘されている。

■6月の航空利用、16%増 El Intrasigenteの記事
この6月の国内の航空利用者は256万7130人となった。ブエノスアイレスの空港を管理するアルゼンチン2000など、空港運営各社がまとめたものだ。この利用者数は、前年同月比で16.9%の増加となっている。国内では今年、LCC参入が相次ぐなど、航空便の供給増加に合わせ、利用者も増えているとみられる。

■イナゴ封じ込めに全力 Infocampoの記事
農業行政は、イナゴの封じ込めに全力を挙げている。先週、フォルモサ、チャコ、サンタ・フェ、サンティアゴ・デル・エステーロの4州に対し、イナゴの大群発生による非常事態が宣言された。農地が食い荒らされる被害が生じているもので、現地では薬剤散布などの封じ込め対応が本格化している。

■メルロ、バスとトラックが衝突 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのメルロで、バスと列車が衝突する事故が起きた。24日午前3時頃、マリアノ・アコスタの踏切を渡ろうとしたバスと列車が衝突し、2人が死亡し14人が負傷したものだ。バスの運転手によると、この踏切では遮断機が下りず、列車が近づいていたことに気づかなかったという。

■アマスソナス、マル・デル・プラタへ El Marplatenseの記事
アマスソナス・ウルグアイが近く、マル・デル・プラタに乗り入れるという。同社が路線計画を示したもので、開設するのはウルグアイのプンタ・デル・エステとを結ぶ路線だ。今の時点で、乗り入れ開始時期は明らかにされていない。同社はボリビアのアマスソナス航空傘下にあり、運航を停止したBQB航空から路線などを引き継いだ。


【エクアドル】

■チンボラソ県で事故相次ぐ El Comercioの記事
チンボラソ県の道路で、大きな交通事故が相次いだ。コルタで23日16時25分頃、トラックとワゴン車が衝突する事故が発生し、12人が死亡した。さらにこの2時間後、グアモテでもトラックと乗用車が衝突する事故があり、6人が死亡した。それぞれの事故で負傷者も出ており、重傷者らは県都ラタクンガの医療機関に運ばれている。

■自転車でクスコに到着 El Comercioの記事
エクアドルの2人が、キトからペルーのクスコに自転車で到着した。フェリペ・ボルハさんとマリオ・ビジェガスさんらは、インカディビデ・ウルトラ・サイクリング・レースに出場し、この3500キロを20~21日間で踏破した。この区間の記録は、ペルーのロドニー・ソンコさんの18日間だったという。


【コロンビア】

■レジ袋税ぼったくり Caracol Radioの記事
レジ袋税について、「ぼったくり」の事例が多く報告されているという。今月1日から、スーパーなどでレジ袋を受け取る際、20ペソの徴収が始まっている。しかし店によって、この20ペソを超える額を利用者から徴収する例が多く報告されている。ぼったくりの事例として、消費者保護行政が注意を呼びかけた。

■サンタンデール県で地震 Caracol Radioの記事
国内北東部、サンタンデール県で24日朝8時25分頃、地震が起きた。観測機関によると震源は同県のロス・サントス付近で、震源の強さはマグニチュード4.3と推定される。揺れは小さく、この地震による人や建物への被害報告はない。環太平洋造山帯に位置するコロンビアも、周辺国と同様、地震は比較的多い。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「刑務所に入れるぞ」 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、野党や反政府デモ隊に対し「刑務所に入れるぞ」と脅した。30日に憲法改正を図る制憲議会議員選挙が開催されるのを前に、今週は反政府デモがさらに激化しそうな状態だ。これに対しマドゥロ大統領は、デモ隊などの一斉検挙を図る可能性を示し、「裁判にかけ、刑務所に入れるぞ」と発言した。

■国内、混乱の一週間に El Paísの記事
国内はこの一週間、混乱は必至だ。国内では4月から、反政府デモが連日続けられているが、30日の制憲議員選挙を前に、こうしたデモの動きが加速する見通しとなっている。野党側は26、27日の両日に48時間のゼネストを通告しているが、ニコラス・マドゥロ政権側はこの動きに強い反発を見せている。

■OAS、また緊急会合へ Caracol Radioの記事
米州機構(OAS)は、ベネズエラ問題を話し合うための緊急会合をまた開く。ルイス・アルマグロ総裁が24日明らかにし、各国に参加を呼びかけたものだ。ベネズエラでは政治経済の問題が噴出し、反政府デモが4か月間続けられている。さらにこの週末には制憲議員選挙が予定されていることもあり、さらなる混乱が予想される。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ川、依然不明 El Paísの記事
ウルグアイを流れるウルグアイ川で遠泳中に不明になった17歳の男性は、依然として行方が分かっていない。この男性はほかの3人とともにこの川を泳いでいたが、流れにのまれたものだ。2人は無事だったが1人は遺体で発見されている。この男性の家族は、海軍に対し捜索をより広範囲で行なうよう求めている。

■グアテマラの少年院で暴動 Caracol Radioの記事
グアテマラの少年院「ラス・ガビオタス」で暴動が起きた。入院中の少年らのグループ「ロス・パイサス」と「マラ・サルバトルーチャ」の間で起きた抗争が、暴動に発展したものだ。この事態で入院中の少年ら12人が負傷したという。当局側は警察官ら250人をこの少年院に送り、事態を鎮静化させた。

■ニカラグア北部で事故 Caracol Radioの記事
ニカラグア北部で交通事故があった。現場となったのはマナグアの北101キロのセバコの道路だ。乗用車とトラックが衝突したもので、この事故で21歳から35歳の男性3人が死亡し、42歳の男性が重傷を負いマタガルパの病院に運ばれた。ニカラグアでは交通事故は、国民の死因の第5位を占め、人口10万人当たりの死者数は10人となっている。