2019.08.26

【ボリビア】

■エボ、国際支援受け入れへ El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、消火活動への国際支援を受け入れる方針を固めた。サンタクルス県で大規模林野火災が発生しているものだ。モラレス政権は国内の消防、軍により消火活動を完遂できるとしていたが、規模が拡大したため、支援を受け入れる方針に転じた。アルゼンチンやエクアドル、チリなどだ支援を打診している。

■エボ、選挙運動を中断 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領と与党MASは、10月の総選挙に向けた選挙運動をしばらく、中断することを決めた。サンタクルス県で大規模林野火災が発生し、この対応に追われている。モラレス大統領はこの対応を最優先とすることを決め、当面の選挙運動を中止することを明らかにした。

■火災、1817世帯が被災 El Díaの記事
サンタクルス県での大規模林野火災で、これまでに1817世帯が被災しているという。国防省が明らかにした数字だ。消火活動中の消防士を含め、これらの一連の火災で592人が負傷している。またこの火災で家畜25頭が死んでおり、地域で飼われる9万5千頭近くが現在、危機に直面しているという。

■サンタクルス県、受け入れ要望 La Razónの記事
サンタクルス県側は、国際支援の早期受け入れを要望した。同県のチキタニアなどで続いている林野火災に対し、アルゼンチンやチリなどが消火活動の支援を打診している。サンタクルス県は、すでに国内対応だけでは限界が生じたとして、政府に対しこの早期受け入れを要望した。エボ・モラレス政権はこの受け入れを決断したとみられる。

■サンタクルス市内でデモ Página Sieteの記事
サンタクルス市民らが25日、市内中心部でデモを行なった。市内から距離はあるが、県内のチキタニアで大規模林野火災が起きている。県や政府に対し、この災害を止めるためのすべての方策を求め、声を上げたものだ。サンタクルス市民の間でも、この国家的災害への危機感が共有されている。

■環境回復には100年か El Díaの記事
サンタクルス県チキタニアで起きている大規模林野火災からの回復、復興には、100年という時間がかかる可能性もあるという。今もなおコントロールに至っていないこの火災では、広範囲の原生林が破壊されている。もとの環境に戻すためには、100年規模の時間が必要と、環境の専門家が指摘した。

■ラパス、プマ・カタリ闘争 El Díaの記事
ラパスでは25日、プマ・カタリ闘争が起きた。プマ・カタリは大型バス車輛による、市営のBRTだ。この新路線がアチュマニに伸びたことから、既存の交通事業者らが反発したものだ。この日市内では道路封鎖が行なわれ、警官隊との衝突により負傷者も出ている。

■大陸横断鉄道、ひとまず前進 El Díaの記事
ボリビア国内鉄道網を活用し、大西洋と太平洋を結ぶ大陸横断鉄道計画は、ひとまず前進した。ボリビアとペルー、ブラジル間で合意されていたが、1月に誕生したブラジルのジャイル・ボウソナロ政権が明確な態度を示していなかった。ブラジル西部のカンポ・グランジを起点とし、ペルーのイロに向かう区間について、事業化される可能性が高まった。

■カッソ会長、信頼回復に努める Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)のロナルド・カッソ会長は、国民と利用者からの信頼回復に努めると語った。同社の旅客機のトラブルがこの数か月間、頻発している状態だ。先週末には、コチャバンバからサンタクルスに向かった機体の外壁の一部が剥がれ落ちる事態も生じている。カッソ会長はこれらの事態を重く受け止める、と語った。

■クエカ・オルレーニャ、準備進む La Patríaの記事
オルーロでは、「クエカ・オルレーニャ」の準備が進んでいる。クエカは国民的なダンスでラパス、コチャバンバ、チュキサカ、タリハのものがよく知られるが、オルーロのものはマイナーだ。このダンスの知名度を上げ、国民的ダンスに育てようと今年10月、このダンスの祭典が予定されている。開催地となるオルーロ工業大学などで、ダンスレッスンが進んでいる。


【ペルー】

■ベネズエラ難民、ボリビアへ El Comercioの記事
国内からボリビアに移るベネズエラ難民が増加している。この第二四半期、デサグアデーロの国境を越え同国に向かった難民は3641人と、前の3か月に比して130%増えた。同国や、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイに向かうベネズエラ人の、移動ルートとなっているとみられる。

■リマのテレフェリコ、「前進」 El Comercioの記事
交通政策の専門家は、リマのテレフェリコ(ロープウェイ)計画を「前進」と評価した。アングス・ラウリエ氏が語ったものだ。メトロ(電車)駅と接続するテレフェリコ2路線の整備計画をリマ市が示した。同氏はこの計画で、大量輸送機関の空白地が効率的に埋められると、市内の交通政策が一段と前進したと表した。


【チリ】

■台湾、攻撃を非難 BioBio Chileの記事
台湾政府は、サンティアゴで先週起きた攻撃事件を非難した。エスタシオン・セントラルにある台湾料理店「ポリョ・チャン」が、中国人デモ隊の襲撃を受け荒らされたという。この料理店の台湾人オーナーは、香港で続いているデモを支持することを表明していた。

■タルカワノで爆発音 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のタルカワノで25日午後、爆発音が轟き、多くの市民が驚いた。ラス・イゲラス地区のノガル通り、アルト・オルノ通りで起きた事態で、多くの市民が街路に飛び出した。爆発は、当時この街路を走行していたゴミ回収車の内部で起きたとみられる。住民は、爆弾の爆発のようだったと証言する。


【アルゼンチン】

■健康被害への注意 Télamの記事
国内でも健康被害への注意が呼びかけられた。ブラジル、ボリビア、パラグアイでのアマゾン火災による煙が、国内北部から西部の上空に入っている。国防局はこれらの地域で、市民の間で健康被害が生じるおそれがあるとして、注意を呼びかけた。現時点では確認されていないブエノスアイレスでも、留意が必要としている。

■ベネズエラ難民、20万人 Diario San Rafaelの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民、移民の総数は20万人だという。国の入管局が明らかにした数字だ。もともと国内に居住していた移民は2万人で、近年の大量難民発生以降、国内に到来した数は18万人だという。国内への移民は専門職を持つ者と、若者がとくに多い傾向にあるという。

■国外行きチケット、販売減 Filoの記事
国外行きの航空チケットの販売が、落ち込んでいる。昨年7月、トルコの通貨安に引きずられる形でペソが下落して以降、国内の経済の先行きに対する不安感が強まっている。こうした中、国外に向かう航空便の利用が減少する傾向となった。米国大手ユナイテッド航空は、ニューヨーク-ブエノスアイレス線の休止を発表したばかりだ。

■ブエノスアイレス、春の陽気に Télamの記事
ブエノスアイレスは今週、春の到来を感じられる陽気になるという。気象機関によると、29日にかけて最高気温が摂氏20度を超える見込みだ。国内は現在、冬から春に向かう時季で、この春を先取りする一週間となる。しかし30日には間の戻りがあり、現時点での予想最高気温は16度だ。


【エクアドル】

■国境、準備整う El Universoの記事
陸路国境での準備は、すでに整ったという。大量のベネズエラ難民流入を受け、政府はこの26日から入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づける。この新たに措置についての国境での体制が整ったという。この措置が導入されることを受け、この数日にわたりコロンビアからは、一日5~7千人のベネズエラ人が駆け込み入国している。

■グアヤキル空港、110便に影響 El Comercioの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港では今後4週間で、110便に影響が生じる。今後4度の週末、滑走路の補修工事のため閉鎖時間が生じる。この時間中の発着便について、スケジュールの組み直しが行なわれているものだ。空港側は、便の利用者に事前に出発時刻などを確認するよう呼びかけている。


【コロンビア】

■火災、国内でも発生のおそれ Caracol Radiの記事
国内のアマゾンでも、大きな火災が起きるおそれがあるという。現在、ブラジル、ボリビア、パラグアイの3か国で林野火災が発生している。気象機関は国内のアマゾンの一部でも、渇水などが生じており、同様事態が広がる可能性が否定できないとした。先週、メデジン近郊で大きな林野火災も起きている。

■ベネズエラ人、性犯罪被害 Caracol Radioの記事
国内では月に57人のベネズエラ国民が、性犯罪被害にあっているという。生活困窮から同国を逃れ、国内で難民生活をするベネズエラ人は140万人にのぼる。こうした難民に対する、ゼノフォビア(外国人憎悪)感情による事件も増加しているが、とくに女性が性犯罪に直面するケースも増えていると指摘された。


【ベネズエラ】

■グアイド「われわれこそマジョリティ」 Panoramaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、「われわれこそがマジョリティだ」と述べた。この週末、訪れたカラボボ州で語ったものだ。今年1月に樹立を宣言した暫定政権は、各社の調査で、より多くの国民からの支持を受けている。同氏は、ニコラス・マドゥロ政権を退陣に追い込み、公正選挙を早期に実施する、と断じた。

■グアイド、G7に期待 Analiticaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、フランスで開催中のG7のメッセージに期待を示した。G7参加国の大半は同暫定政権を承認しており、ベネズエラ問題を国際社会にアピールする好機と、同氏は捉えている。ニコラス・マドゥロ政権からの実権奪取と、円滑な政権移譲に向け、重要な機会と同氏は指摘した。

■プラント爆発、野党のせい Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、石油公社PDVSAのガスプラントで起きた爆発は、野党側のせいだと断じた。24日、カラカスに近いミランダ州の施設で起きたこの爆発は大きなものだった。同政権側はこの事態が、フアン・グアイド暫定政権を筆頭とする野党による、サボタージュが原因だと断じ、非難した。

■オルテガ氏、司法の腐敗を指摘 Kien y Keの記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、司法の腐敗を指摘した。同氏はニコラス・マドゥロ政権の汚職の追及を続けたことから同政権から弾圧を受け、コロンビアに亡命している。同氏は、同政権の汚職を看過しているのは、同政権の言いなり状態となっている司法の腐敗だと、ボゴタで断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アマゾン、消火続く Caracol Radioの記事
ブラジル、アマゾンでの消火活動が続いている。今月10日頃から発生しているこの火災は、今もなお広がり続けている状態だ。同国アマゾンの広い範囲は現在乾季で、通常よりもこうした火災が広が安い状況にある。ジャイル・ボウソナロ大統領はようやく、消火に兵4万4千人を投入した。

■G7でも憂慮 Caracol Radioの記事
ブラジル、ボリビア、パラグアイで起きているアマゾン火災について、フランスで開催中のG7でも憂慮が示された。これら7か国の首脳は、この火災の消火活動について、全面的に協力することで合意した。ホスト国のマクロン大統領は、この開催前から、火災について憂慮を示しており、議題とすることを明らかにしていた。

■ブラジル北部、煙害広がる El Universoの記事
ブラジルでは北部を中心に広い範囲で、「煙害」が起きている。アマゾンの大規模火災にともない、この煙が都市部を含めた広範囲に達しているものだ。とくに火災が集中するロンドニア州では、一帯の空気全体が濁った状態となっており、市民に健康被害が生じるおそれもある。煙は南米各国の上空に達している。

■ボウソナロ、消火は進展 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は、アマゾン火災の消火は進展しているとした。25日、国内7州での消火活動が進み、火のコントロールが進んでいるとした。ツイッターを通じ発表したもので、軍や消防機関の懸命な活動に謝意を示している。一方、同大統領の初動が遅れたことを、国際社会は非難している。

■火災、ボウソナロ政権への不安 El Paísの記事
今回のアマゾン火災を受け、ジャイル・ボウソナロ政権に対する国民の不安が増したという。極右の同政権はアマゾン開発に積極的で、当初はこの火災も開発を批判するNGO団体の責任とまで言ってのけた。火災がここまで広がった背景に、同政権の対応の鈍さがあったことは否めず、同政権への不安が広がる結果となった。

■パラグアイ、風との闘い ABC Colorの記事
パラグアイは、風との闘いとなっている。ボリビアの同国国境地域で林野火災が生じ、国内にも広がる可能性がある。両国は協力しこの消火活動を続けているが、この時期に吹きやすい北風に煽られ、活動が難航しているものだ。同国の消防やボランティアが、国内への波及を抑えるため、努力を続けている。

■フエゴ火山が活発に Chispakの記事
グアテマラの活火山、フエゴ火山がまた活発な状態だ。首都グアテマラシティの南西35キロにあるこの火山は、噴火や爆発を繰り返している。観測機関によると現在、一日当たり16度の爆発が発生しており、噴煙が4700メートルの高さまで立ち上っているという。国内ではサンティアギート、エル・パルマール火山も活発な状態だ。

■ピコ・ボニート火山調査 La Prensaの記事
ホンジュラスの森林機構は、シエラ・ノンブレ・デ・ディオスのピコ・ボニート火山についての調査を行なう。この活火山の火口付近から蒸気が上がるなど、活発化する予兆がみられるという。同機構は専門家を交え、火山周辺を飛行するなどし、現状の把握を行なうことを明らかにした。

■パンディージャ1800人を移動 La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルでは、収監されているパンディージャ1800人が、移動するという。東部のシウダー・バリオスから、中部のケサルテペケへの施設に移される。ギャングメンバーであるパンディージャの台頭が、国内の治安に対する脅威となる中、収監の体制を整えるため、この大移動が行なわれるという。

■パナマ、年金開始年齢引き上げ Prensaの記事
パナマでは、年金支給開始年齢が引き上げられる。年金受給者のみならず、すべての国民にセンシブルな問題だが、パナマ政府はこの引き上げについての準備を開始した。安定的な社会保障制度の構築のためには、この措置は欠かせないという。この開始年齢などについては、欧州などの年金モデルを参考に検討される。

■ホンジュラス、コーヒー悪化 La Prensaの記事
ホンジュラスでは、コーヒー貿易による収入が、大きく落ち込んでいるという。コーヒーの高い健康効果が指摘され、さらに新興国でのコーヒー需要が増したことから、国際的なコーヒー価格は大きく上昇した。しかし世界経済の先行き不透明感から、キロ当たり価格は9か月前の147ドルから97ドルに下がり、収支の悪化が起きているという。

■低気圧ドリアンへの注意 El Nuevo Heraldの記事
カリブ海各国に、熱帯性低気圧ドリアンに対する注意が呼びかけられた。新たに発生したこの低気圧は、現在発達しながら西に進んでいる。今後、プエルトリコやドミニカ共和国、ハイチなどに接近す可能性があるとして、警戒が呼びかけられたものだ。この低気圧は今後、ハリケーンとなる可能性もある。

■アズール、800人を雇用 Aeroflapの記事
ブラジルのアズール航空は、アビアンカ・ブラジルの職員800人を雇用した。アビアンカ・ブラジルは昨年末、破産を申請している。アズールは同社からの路線を譲り受け、使用機材33機とともに800人を迎え入れた。オーシャン航空が運航するアビアンカ・ブラジルは、コロンビアのアビアンカ航空グループとは直接的関係はない。

■パラグアイ、悪天候注意 ABC Colorの記事
パラグアイの気象機関は、国内に悪天候への注意警戒を呼びかけた。中部から南部、そして東部と西部の広い範囲で25日午後から、大雨や強風、雷に見舞われる可能性があるという。また所によっては、雹が降る可能性もあり、農作物の管理が必要だ。天候の荒れは、26日午前頃まで続くという。

■ニカラグア、デング死者14人 La Prensaの記事
ニカラグアでのデング感染による死者は、14人となった。同国保健省が明らかにしたものだ。このネッタイシマカが媒介する感染症は、隣国ホンジュラス北部で大流行した。これが同国にも波及し、国内では都市部、農村部を問わず感染者が増えている。現時点で感染が疑われる例は7万4千件あまり、このうち3552件が感染と確認された。


【国際全般】

■マリョルカ、空中衝突 El Confidencialの記事
スペイン、マリョルカ島で空中衝突事故が起きた。25日13時35分頃、飛行中のヘリコプターと軽飛行機が、空中で衝突したもので、こヘリ側の5人、軽飛行機側の2人の合わせて7人が死亡している。このヘリは、林野火災の消火活動のため運航されていたものだった。死者の中にはこどもも含まれる。


【サイエンス・統計】

■麻疹、世界に警報 Notipressの記事
世界保健機関(WHO)は、全世界に麻疹(はしか)に対する警報を発出した。昨年以降、世界各国で局地的にこの感染症の流行が起きており、これが全世界に広がる可能性があるとした。ラテンアメリカではブラジル、ドミニカ共和国で流行が起きており、今後のベネズエラに対して重大な懸念が示された。

■エボラワクチン、20万人 Europapressの記事
コンゴ民主共和国(DRC)東部のゴマでは、20万人がエボラウイルスに対するワクチンを受けた。この地域では昨年8月から再びエボラ感染が起きているが、地域最大都市のゴマでも感染者が生じ、緊張が高まっている。西アフリカでの流行後、開発されたこのワクチンの接種が、広く行なわれた。


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