2014.02.12

【ボリビア】

■雨被害5万2300世帯 El Deberの記事
国防省は、今季の雨の被害を受けた世帯数が5万2300に達したことを明らかにした。国内各地で雨や川の氾濫が続き、コチャバンバ県では1万9千世帯、被害が大きいベニ県では5800世帯が被害を受けている。また今季、一連の雨で死亡した人の数は46人、現時点での不明者は14人となっている。

■モロチャタ、死者14人に La Patríaの記事
コチャバンバ県のモロチャタで起きた土砂崩れで、不明者は全員死亡と発表された。チュリュパ・カサ・チコで起きたこの大規模土砂崩れで家々が飲み込まれる被害が起きている。二次災害の可能性から不明者の捜索が滞っているが、県の母なる大地局は不明者も全員死亡したとみられると発表した。こども7人を含む14人が死亡したとみられる。

■サンボルハ、市街地も浸水 El Deberの記事
ベニ県のサンボルハでは、市街地も浸水し始めた。マリキ川の氾濫で、川に近い一帯で浸水被害が起きていたが、この範囲が広がったものだ。ラパスやトリニダとの間を結ぶ道路通行ができず、液化ガス(GLP)が涸渇し、住宅ではマキで調理している状態だ。また食料不足も顕著になり、支援物資の輸送も滞っている。

■家畜の雨被害、2千万ドル El Deberの記事
国内各地で続く雨による、牛などの家畜被害額が2千万ドルに達したという。とくにベニ、パンド県を中心に家畜が失われる被害が相次いでいる。国内の酪農、畜産の団体が被害をまとめたものだ。食肉用の牛が失われ、さらに流通が影響を受けているため、国内では牛肉の価格が上昇している。

■ラパス県も非常事態 Página Sieteの記事
ラパス県のセサル・コカリコ知事は、県内に雨の非常事態を発令した。県内では大雨と川の氾濫などにより20の地域で、4千人が避難している状態だ。住宅、農地への被害が大きいことから非常事態を宣言し、県として復旧、支援を本格化させる。県内の被害は、熱帯地方である北部に集中している。

■アンデスネコを駆除 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県でメスのアンデスネコが殺処分された。サカバやティキパヤでヒツジや鶏などの家畜などが食い荒らされる被害が続出していて、このヤマネコが「犯人」とみられている。アンデスネコは標高3千~5千メートルの地域に棲息し、国内では同県のほかポトシ、オルーロ、ラパス県に棲息するが、その個体数は大きく減っている。

■サンタクルス、デング急増 El Deberの記事
サンタクルス県内では、蚊が媒介する感染症であるデングの感染者が、急増している。県保健局によると今季感染が確認された人は231人で、うち85%はサンタクルス市内となっている。県内では大雨被害も続いており、衛生状態の悪化からさらに感染が拡大するおそれもある。保健局は薬剤散布を行ない、蚊の発生を抑える対策をとっている。

■ボリビア-パラグアイ薬物ルート El Deberの記事
ボリビアとパラグアイを結ぶ薬物ルートが、活発だという。パラグアイのボリビア国境近くで、大規模なコカイン精製工場が発見、摘発された。この施設に原料となるコカ葉を供給していたのが、ボリビア国内の薬物組織とみられている。パラグアイを通じて「消費地」であるブラジルに、こうしたコカインが売却されているとみられている。

■オルーロ、刑務所の壁が崩落 La Patríaの記事
オルーロのサンペドロ刑務所で9日、壁が70メートルにわたり崩落したという。県関係者は大雨と老朽化の影響で崩落が起きたと発表した。この事態による負傷者はおらず、また刑務所の運営にも影響はない。県側は、崩落した壁を今後、できるだけ早く復旧させる方針だ。

■オルーロ、呉越同舟 Página Sieteの記事
10日のオルーロの解放記念日は「呉越同舟」となった。この記念日の式典には、モロチャタでの災害発生を受けエボ・モラレス大統領は欠席したが、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が参列した。一方、政府と対峙するサンタクルスけんのルベン・コスタス知事や野党有力議員も参列した。

■プマ・カタリ、大荷物と酔っ払い不可 Página Sieteの記事
ラパス市が近く導入する大型乗り合いバス「プマ・カタリ」では大荷物の持ち込みと、酔っ払いの利用は不可となる。市側が利用者の条件等を示したもので、商業用の荷物の輸送は禁じられる一方、バックパッカーなどの利用は問題ない。また泥酔した状態での乗車も禁止となる。このサービスは17日から、3路線で始まる予定だ。

■テレフェリコ支払、3月に結論 La Razónの記事
ラパスとエルアルトの間に建設中のテレフェリコ(ロープウェイ)について、運賃徴収方法は3月に決定するという。都市交通型のテレフェリコは3路線建設され、このうち赤線は4月にも開業予定だ。ドッペルマイヤー社は、運賃徴収の3方法を提示し、市側はこの中から選択するという。市内では先月から、テレフェリコの試運転も始まっている。

■空軍パイロット、中国で訓練へ Prensa Latinaの記事
ボリビア空軍のパイロットと整備士らが、中国国内で訓練を受けるという。ルベン・サアベドラ国防相が明らかにしたもので、派遣されるパイロットは24人、整備士は22人だ。同大臣は、この能力開発で、国内で多発する自然災害への支援体制が向上すると語った。


【ペルー】

■マチュピチュ、橋が落ちる El Comercioの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡へのアクセス道の橋が、崩落した。この事態が起きたのはサンタロサと水力発電所を結ぶ区間のアオバンバ橋だ。この橋の崩落で、チリからの51人の学生を含む250人の観光客が足止めされた。これらの観光客は急遽、ペルーレイルの列車の便で目的地に向かうことになった。この事態で、マチュピチュへのアクセスが大きく制約されることとなった。

■タクナ空港、6月に工事終了 Andinaの記事
タクナのコロネル・カルロス・シリアニ空港のリモデル工事は、6月に終了するという。空港の管理会社が明らかにしたもので、同社と国が2200万ドルを投じたこの工事が、同月末までに完了し、グランドオープンする見通しだ。この工事により、ボーイング747型機などの大型機の飛来も可能となる。

■アヤクチョ、パカイ祭 Travel Updateの記事
アヤクチョ県のワンタ郡では、初めてとなる「パカイ祭」が開かれた。パカイはアンデス原産のモクレンの仲間の樹木で、この木がつけるサヤエンドウのような形の実が、果物として消費される。産地でもあるサンガリで、このパカイの実やこの実を使用したアイスクリーム、ジュースなどを紹介したイベントが開催された。

■ワマチュコ、魚の中毒 La Repúblicaの記事
ラ・リベルタ県の内陸で、魚を食べた人々が、中毒症状を起こしている。この事態が起きているのは県都トルヒーリョから184キロのワマチュコだ。保健局によると10人を超える人が胃痛やじんましんなどの症状で、病院で手当てを受けたという。これらの人々は路上で格安で売られていた魚を食べたとの共通点があるという。中毒の原因物質、原因菌などは分かっていない。


【チリ】

■ロハ川、歴史的水位減少 La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州を流れるロハ川の水位が、過去最低となっているという。ロハ-トゥカペルの観測所では、1月の流量が秒あたり11.7立方メートルと、昨年の21.4立方メートルから大幅減少したことを明らかにした。この流域での農業灌漑に今後、重大な影響が生じるおそれがある。

■児童のリュックに警告 La Terceraの記事
発達学の専門家は、国内小学校に通う児童のリュックの重さに警告を発した。チリでは3月に新学期が始まり、多くの児童がリュック姿で通学する。しかしこの重さが重すぎて、発達上の問題が生じるおそれがあるとケネディ病院のアルバロ・ドーリング医師が指摘した。同医師はリュックの重さについて、児童の体重の10%以内にするべきと語った。

■タバコ規制法違反が激増 La Terceraの記事
サンティアゴ都市圏では昨年から、タバコ規制法違反捜査件数が激増したという。国内では昨年、規制が強化され、飲食店やバーなどの閉鎖的空間での喫煙が全面禁止された。この措置を受け告発や摘発が大幅増加したという。2012年には捜査件数が523件だったが、2013年は12倍の6908件となった。


【アルゼンチン】

■スブテ、値上げ阻止の動き Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)について、値上げを阻止しようという動きも出始めた。市側はこの3月から、運賃値上げを実施する姿勢で、すでに公聴会も開いた。野党の市会議員や市民団体が、値上げ差し止めを裁判所に申し出る姿勢で、この値上げ実施阻止を目指している。前回の値上げの際にも同様の方法がとられ、実施が8か月遅れた経緯がある。

■バリロチェ、回復宣言 La Nacionの記事
サンカルロス・デ・バリロチェへの観光は、回復したという。現在夏の観光シーズンを迎えているこの町は、ホテルの客室稼働率が週末には100%近くになるなど、今季は好調だ。2011年6月のチリ南部の火山噴火の影響で2年前のシーズンは来訪者が激減したが、この事態から完全復活した。とくに欧州などからの観光客の来訪が、増加しているという。

■サンタロサ、暴風被害 Clarín.comの記事
ラ・パンパ州の州都サンタロサ一帯では、暴風が吹き荒れた。地域気象台によると10日、市内では南から北へ、最大で風速30メートルの風が吹いたという。この風により家々の屋根が飛ばされたり、木々や電柱が倒れる被害が相次いだ。倒木の影響で国道5号、35号の通行にも支障が生じた。

■クマのぬいぐるみ盗難で逮捕 La Nacionの記事
ミシオネス州のレアンドロNアレンで、クマのぬいぐるみを盗んだ17歳と20歳の男性2人が、現行犯逮捕された。この2人は夜間に市内の店舗から、このぬいぐるみを奪い、逃走しようとした。このぬいぐるみは、14日の聖バレンタインデーのプレゼント用に店に並べられていた。

■1ドル、7.83ペソ La Nacionの記事
アルゼンチンの通貨ペソは11日、対米ドルで2センターボ下げた。この日の終値は7.83ペソとなっている。平行市場(闇市場)の通称「青ドル」はこの日、11.70ペソで終えている。


【エクアドル】

■トゥングラワ、活発な状態 El Comercioの記事
キトの南140キロのトゥングラワ火山は、今も活発な状態を維持しているという。この火山は1月末から新たな噴火周期に入り、1日午後の爆発以降は多量の火山灰を噴出していた。地質機構によると、表面的には今は落ち着いているものの、火山性の地震が頻発するなど、活発さを維持しているという。この火山灰によりトゥングラワ、チンボラソ県内を中心に農業被害が出ている。

■グアヤキル空港、1時間の閉鎖 El Comercioの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港では11日、1時間にわたり滑走路が閉鎖された。朝9時、飛行クラブ所有の小型機が故障し、滑走路を塞いでしまったためだ。この事態で同空港を発着する便に遅れが生じたが、大きな混乱に陥る事態は避けられた。