2014.02.18

【ボリビア】

■雨の被害、5万8千世帯 Página Sieteの記事
ルベン・サアベドラ国防相は、今季の大雨による被害世帯数が5万8691に達したことを明らかにした。国内では東部を中心に大雨による川の氾濫、洪水、土砂崩れが頻発している。政府はこれを受け、政令1871号でベニ県に国家非常事態を発令した。同県には伝統的生活を踏襲する多くのインディヘナコミュニティがあり、この多くが雨の被害を受けている。県とともに国は、こうしたコミュニティへの支援活動を本格化させる。

■トリニダ、20センチの浸水 La Patríaの記事
ベニ県の県都トリニダの市街も、最大で20センチの高さまで水に浸かった。今季の雨で同県ではルレナバケ、レジェス、リベラルタなどで浸水被害が生じたが、ついに県都でも川の氾濫による浸水が生じた。県都付近ではマモレ川、モコビ川がそれぞれ増水している。県保健局は、この事態による衛生状態の悪化に、警告を発した。

■国内12個所で道路が不通 El Deberの記事
道路管理局(ABC)は、国内の幹線道路12個所が不通になっていることを明らかにした。国内では東部を中心に雨の被害が広がり、また土砂崩れも発生している。この影響でラパス県で4個所、サンタクルス県とパンド県で各3個所、ベニ県で2個所が不通となったという。また東西の動脈であるサンタクルス-コチャバンバ道は現在は通行可能だが、シジャール付近で不通となる可能性があるとした。

■豚を救おうとして2人が溺死 Página Sieteの記事
ベニ県で、飼っていた豚を救おうとした父子が、溺れ死んだという。フアン・ラモン・キンタナ大臣が明らかにしたもので、マモレ川が氾濫し、洪水被害を受けた地域で起きた、悲劇だという。同県は酪農や牧畜が盛んで、多くの家畜が飼われているが、牛だけで現在、10万頭が命の危険にさらされているとみられている。

■リチウム電池工場、竣工 Página Sieteの記事
ポトシ県のパルカに、リチウム電池のパイロットファームが竣工した。17日、エボ・モラレス大統領も参列し、この竣工式が行われている。この工場は、ウユニ塩湖産のリチウムを使用し、電池を生産するための施設だ。国は金属としてのリチウムだけでなく、このリチウムを使用した産品の開発、輸出も狙っている。

■ブドウ生産、10%増 El Deberの記事
国内のブドウ生産量は今季、前期に比して10%程度多いという。国内ではタリハ県がブドウやワインの産地として知られている。近年、これ以外の地域での生産が増え、とくに今季はラパス県北部ルリバイやサンタクルス県のサマイパタなどでの生産が伸びたという。

■デング、455件 Los Tiemposの記事
国内での今季のデング感染件数は、一気に455件に増えた。蚊が媒介する感染症であるデングは、雨季のこの時季、感染が広がりやすい。国内では大雨の影響で浸水、洪水が相次ぎ、衛生状態が悪化したことから、感染件数が激増したとみられている。しかしこの数は、2013年の同時期の855件よりは大幅に少ない。

■オルーロ、鉱山も雨の影響 La Patríaの記事
大雨は、オルーロ県の鉱山にも影響を及ぼしている。ハポ、サンタ・フェ鉱山では水が坑内に入り込むなどし、操業に支障が生じている。いずれも排水ポンプで水を出しているが、やはり大雨の影響で停電するなどし、このポンプすらも作動しない時間帯が生じた。同県はポトシ県と並ぶ、鉱山県だ。

■テレフェリコ、48~72秒おき La Razónの記事
ラパス-エルアルト間に建設中のテレフェリコ(ロープウェイ)は、48~72秒間隔での運転になるという。3路線のうち赤線はこの4月に開業見通しで、この運転体制が明らかになった。高さ2.1メートル、幅1.8メートルのゴンドラが使用されるが、この運転間隔は48~72秒だという。ゴンドラは秒あたり5~6メートルの速さで進む。


【ペルー】

■絵画盗難、チリのグループか Perú21の記事
アレキパの現代美術館で窃盗を行なったのは、チリの犯罪グループの可能性があるという。この美術館に展示してあった絵画3点が盗まれたもので、その被害総額は8万ドルにのぼるとみられる。この盗難発生直前、不審な男3人が入館しており、チリの犯罪グループとの関与が疑われているという。この3点の行方はまだ分かっていない。

■ウビナス、緊急訓練 Andinoの記事
モケグア県のウビナス火山から4キロのケラピでは来週、火山噴火を想定した避難、防災訓練が行なわれる。この火山は昨年9月から新たな噴火周期に入ったとみられ、1月下旬以降、活動の活発化が続いている。大きな噴火に至ればケロピへの影響は必至で、地域の住民参加の上で訓練が行なわれるという。

■ペルー北部、コメの危機 RPPの記事
ペルー北部の渇水で、コメ生産が危機に瀕しているという。国内北部コスタ(海岸)地方はコメの産地だが、今季同地域は雨が極端に少なく、渇水、旱魃が起きている。この影響でトゥンベス、ピウラ県ではコメの生産に必要な水が不足し、不作となる可能性があるという。トゥンベス県のバジェでは、8千ヘクタールの稲田が、実をつけなかったとみられる。

■ワラル、牛泥棒 Correo Perúの記事
リマ県のワラルで、牛100頭が盗まれる事件が起きた。パカラオスのビチャイコチャで酪農を営む企業が被害届を出したものだ。パスコ県境のこの酪農場に8人組が入り込み、牛を次々と奪ったという。この企業の、盗難による被害総額は5万ソルにのぼるという。


【チリ】

■ピューマ、また逃走 BioBio Chileの記事
1月下旬、サンティアゴ近郊のビタクラの民家に侵入したピューマが、また別の民家に入り込んだ。このピューマは捕獲され、施設に保護されていたが、再びここから逃走した。職員が行方を追っていたところ、ラ・クアルタの民家の台所にいるのが分かり、また捕獲された。メディアなどでこのメスのピューマは「逃走ピューマ」と呼ばれている。


【アルゼンチン】

■AR、GOLとコードシェア Centre For Aviationの記事
アルゼンチン航空とブラジル2位のGOL航空は、この3月からコードシェアを実施する。両社は2011年に提携し、便の共同運航を模索していたが、ブラジル側の承認が遅れていた。両社はLatam航空グループとして経営統合したTAM航空、LAN航空の包囲網を狙う。またブエノスアイレス-サンパウロ間に「エア・ブリッジ」を展開する計画だ。

■オリーブ、史上最低 Clarín.comの記事
アルゼンチン産オリーブの収穫は今季、過去最低となる見通しだという。サンフアン、メンドサ、ラ・リオハ、カタマルカ各州で、天候の影響などにより収穫量が著しく減少している。現在、ペソ安により輸出の上では好条件だが、収穫そのものが少なく、生産者、輸出業者とも頭を抱えている。

■ブエノスアイレスで通信障害 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは16日午後、一部の地域で通信障害が発生した。問題が起きたのは市内南部とアベジャネダで、Personalのサービスが完全に使用できなくなり、Movistar、Claroもつながりにくい状態となった。この事態は、通信システムトラブルによるものだという。この状態は2時間ほど続き、20時30分頃には解消した。

■カラファテ、観光絶好調 Sin Mordazaの記事
サンタクルス州のエル・カラファテの観光は、絶好調だという。観光機関が明らかにした数字では、この1月の前半のホテル客室稼働率は80.16%、後半は82.25%、月平均でも81.21%と、過去最高の水準となったという。大統領の「お膝元」でもあり、観光インフラ整備が進んだことなどが、理由とみられる。

■コモドロは悪い手本 Diario Cronicaの記事
社会学の専門家、マリアステリャ・スバンパ氏は、チュブ州のコモドロ・リバダビアについて「社会発展、計画の悪い手本」と表した。この町はオイル産業が集積し、急速に都市化が進んだことで知られる。しかし同氏は、経済発展と社会性のバランスがとれず、不平等感を生んだほか、犯罪の多発や依存症などの問題を生んでいると指摘した。町づくりの時点から、すでに失敗していたと断じている。

■公的機関のエレベーターが危ない La Nacionの記事
アルゼンチン国内の公的機関のエレベーターが危ないという。ヌニェスで開催された大学セミナーで報告されたもので、予算カットなどの影響で維持、管理費が引き下げられ、安全性がないがしろにされているケースが多いという。ブエノスアイレスでは市の関連の建物や公立病院のエレベーターの中には、危険と隣り合わせのものもあると指摘された。

■プンタ・タンボ、ペンギン減る La Nacionの記事
マゼランペンギンの繁殖地として知られるチュブ州のプンタ・タンボでは、巣作りするペンギンの数が、減少傾向だという。この地は観光地でもあり、観光行政が警告を発したものだ。このペンギンについてはGPSを通じた観測が行なわれていて、ペンギンの巣がより南に移動しているという。温暖化など、地球規模の気候変動の影響が指摘されている。

■ペソ、きわめて安定的 La Nacionの記事
アルゼンチンの通貨ペソは週明けの17日、安定した状態を保った。1ドルは、先週末の終値からほとんど動かず、7.79ペソで終えている。平行市場(闇市場)における通称「青ドル」も3センターボ上昇し、11.72ペソで終えた。


【エクアドル】

■サルマ、土砂崩れで孤立 El Universoの記事
エル・オーロ県のサルマが、土砂崩れにより孤立している。陸路での移動ができなくなっているのはグアナサンの14のコミュニティだ。ウスクルミとグアナサンを結ぶ道路で16日午前4時頃、土砂崩れが発生し、50メートルにわたり道が塞がれている。復旧作業には数日を要するとみられる。