2014.03.22

【ボリビア】

■オルーロ検察、責任追及相手を特定へ Los Tiemposの記事
オルーロのオルランド・リベロス検察官は、今月1日の事故の責任追及の相手を特定する姿勢を示した。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルのパレード中に歩道橋が崩落し、5人が死亡、90人以上が負傷した事故だ。検察は全力を挙げてこの件について調べており、責任者の起訴を急ぐ方針だ。この事件についてはオルーロ市のロシオ・ピメンテル市長や、主催のフォルクローレ委員会の責任を挙げる声がある。

■国内930校が被災 El Deberの記事
ボリビア国内の930の学校が、水害に遭ったという。国内ではこの雨季、東部を中心に大雨による川の氾濫や洪水、土砂崩れが頻発した。教育省のまとめでは、国内の930の教育機関で施設などに被害が生じたという。被害件数がもっとも多いのは甚大な被害が出ているベニ県で、これにパンド県、ラパス県北部が続く。

■政府、キヌア価格助成実施へ El Deberの記事
ボリビア政府は、国内のキヌア価格維持のための助成を実施する。アンデス原産のキヌアはその栄養価の高さから注目され、昨年は国連が定める国際キヌア年だった。しかし国際価格の大幅な上昇から国内市場でも高騰し、この食材そのものが利用しづらくなっている状況だ。政府は国内のキヌア食文化を守るため、価格の維持のための助成制度導入を決めた。

■観光開発、30%止まり El Deberの記事
ボリビア国内の観光資源に対する、必要なインフラ投資が全体の30%にとどまっているという。ボリビア国際観光フェリアのマルティン・カリアガ委員長が指摘したものだ。政府はラパスやティティカカ湖、ウユニ塩湖などの観光開発、振興を図っているが、その投資はまだ偏った状態にあるという。同委員長はその例として、ユネスコ世界遺産に登録されているスクレの現状を指摘した。

■県境衝突で4人負傷 FM Boliviaの記事
オルーロ、ポトシ県の県境をめぐる衝突で新たに4人の負傷者が出た。問題が起きたのはオルーロ県サンタマリアとポトシ県コロマの間で、キヌアのプランテーション内の境界の線引きをめぐる対立が、衝突に至ったものだ。両県境同様の理由による対立、衝突が相次いでいるが、根本的な解決策が見いだせない状態にある。

■ティキーナ架橋、デザイン提示へ Página Sieteの記事
ティティカカ湖のティキーナ湖峡に建設される橋の最終デザインが示される。ラパス県のセサル・コカリコ知事が明らかにしたもので、全長1千メートル、総工費1750万ボリビアーノになるという。ラパス市とコパカバーナを結ぶ区間にあるこの湖峡では今は人や車が渡し船で渡る必要があり、地元が橋建設を求めていた。この建設において2割を県が、8割を国が負担する。

■金輸出は幽霊会社 Página Sieteの記事
ボリビアから金や金鉱を輸出する企業の多くは、幽霊会社だという。下院議会内で報告されたもので、2012年に輸出実績のあった24社を調べたところ、半数にあたる12社は経営実態のない幽霊会社だった。書類の上だけのこうした企業を通じることで、違法採掘の金が合法的に輸出されていた可能性がある。

■サンタクルス爆弾騒ぎ El Deberの記事
サンタクルス中心部では21日、爆弾騒ぎがあった。この日の朝、ナシオナル・デ・ボリビア銀行の支店に、爆発物を仕かけたとの電話があった。これを受け、この支店内からは職員や利用客らが一斉に避難する事態となった。警察と消防が店の中をくまなく調べたが結局、不審物は見つからなかった。


【ペルー】

■バルガス・ジョサ邸に遺跡 La Repúblicaの記事
ノーベル文学賞を受賞した作家、マリオ・バルガス・ジョサ氏のアレキパの生家内から、遺跡が発見された。この生家の建物は今後、博物館となる予定で、このための工事が行なわれている。この19日、作業員が敷地内で遺跡を発見し、地域の文化局に届け出た。考古学者らの調べで、先インカ時代の墓の跡であるとみられ、今後調べがなされることとなった。

■エル・ニーニョ対策、3千万ソル Correo Perúの記事
ペルー政府は、エル・ニーニョ対策工事予算として3千万ソルを計上した。太平洋沖の海水温が上昇するエル・ニーニョの発生が指摘され、国内各地が気候変動の影響を受けるおそれがある。国はトゥンベス、ピウラ、ランバエケ県を中心に、想定される被害を防ぐための公共工事を実施する。

■チクラヨ、大規模断水 La Repúblicaの記事
ランバエケ県の県都チクラヨでは、大規模な断水が起きている。地域水道会社によると、市内では4万人が、3日間にわたり水道水を使用できない状態だという。この事態は、送水にかかるシステムトラブルが原因で、断水となっている地域には、市内中心部も含まれている。今のところ復旧の見通しは立っていない。


【チリ】

■コパウェ火山、噴火の可能性 La Terceraの記事
地質機構はコパウェ火山が活発化し、噴火に至る可能性があると発表した。この火山は第8(ビオビオ)、第9(ラ・アラウカニア)州と、アルゼンチンのネウケン州の境にあり、昨年も5月から6月にかけて活発化した。同機構によると活動活発化を示す火山性の地震が周囲で、連続発生しているという。


【アルゼンチン】

■首都周辺で降雹 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス周辺部で21日、雹が降った。気象台によるとこの日の朝、メルロ、モレノ、カステラール、ルハンなど市内の西側の地域で降雹が記録されたという。この日は一帯の大気が不安定で、地域によっては局地的な雨が降った。この日の天気は悪く、22日には回復がみられる見通しだという。

■この連休、90万人が移動 La Nacionの記事
連休となるこの週末、国内では90万人近い人が旅行などで移動すると予想された。観光省が見通しを示したもので、旅行者の平均旅行期間は3.2日、消費額は1人あたり1144ペソだ。この週末だけで旅行による経済効果は9億2千万ペソに達すると試算された。

■40年ぶりの国産機関車 La Nacionの記事
アルゼンチンでは40年ぶりとなる、国産機関車が生まれた。国内メーカーMaterfer社が、コルドバ市内の工場で機関車10輌を製造したものだ。メディアTélamの取材に対し同社のマキシモ・タセリ氏は、こうした技術を維持、継承することが何よりも必要だ、と語った。

■カッパドキアで気球の事故 Clarín.comの記事
トルコ、カッパドキアを訪れたアルゼンチンの観光客4人が、事故に直面した。この地では熱気球による遊覧が人気のアトラクションだが、ブエノスアイレス州のラ・プラタからこの地を訪れた4人がのった気球が落下した。4人に大きな負傷はない。この事故は、操縦ミスから起きたとみられるという。

■1ドル、8ペソ目前 La Nacionの記事
為替市場では21日、1ドルがまた8ペソ台目前となった。この日、ドルは3センターボ上がり、7.99ペソで取引を終えている。1月下旬にペソが急降下し、その後回復して以降、ドルは1か月半にわたり7ペソ台で推移していた。一方、平行市場(闇市場)における通称「青ドル」はこの日、10.93ペソで終えた。


【エクアドル】

■キトが自転車文化を牽引 El Comercioの記事
エクアドル国内で自転車がブームとなった源は、キトだ。キトでは1990年代から自転車の利用者が増え、国内で初めてとなるシクロビア(自転車道)も整備された。自転車を交通機関として活用するモデルが徐々に確立され、こうした動きはグアヤキル、マンタ、イバラ、クエンカといった他都市に広がった。各地で自転車愛好家の団体が設立され、自転車の専門店も増えている。


【コロンビア】

■ボゴタ近郊、3年以内にトランビア Caracol Radioの記事
クンディナマルカ県は、3年以内のトランビア(路面電車)の実現を目指す。アルバロ・クルス県知事が明らかにしたもので、ファカタティバ-ラ・サバナ間、ラ・サバナ-ソアチャ間の既存鉄道路線を活用し、旅客用トランビアを運転したいという。県側はこの事業化により10万人の利便性が向上すると試算している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、医師給与を倍増 El Universoの記事
キューバ、ラウル・カストロ政権は、医師や歯科医師の給与を倍増させることを閣議決定した。機関紙によると、専門医の給与はこの6月から、現行の627ペソ(25ドル相当)から1600ペソ(64ドル)に増やされる。この措置は医師らの生活安定により、医療の質の向上を狙ったものだ。同様に看護師の給与も、やはり倍額となる。