2014.04.04

【ボリビア】

■エボ-ウマラ会談、見通し立たず Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領とペルーのオリャンタ・ウマラ大統領の会談の実施見通しが立たない。この3月、モラレス大統領がリマを訪れ、会談を行なう予定だったが、直前にキャンセルされた。この理由としてペルー側は国内の社会闘争を挙げたという。この会談では、ペルー南部のイロ港を新たなボリビアの外港とすることなどが話し合われる予定だった。

■リャマにエンテロウイルス流行か La Patríaの記事
オルーロ県ではラクダ類のリャマに、エンテロウイルス(腸管ウイルス)が流行しているとみられるという。この事態が起きているのはワリのカラコタ、ナサカラで、これまでにリャマ200頭が死んだ。県保健局は流行の有無を調べ、ウイルス拡散を防ぐため、現地での調査を開始した。

■政府、オルーロで鉱山労働者と対話へ Página Sieteの記事
カルロス・ロメロ大臣は、政府と鉱山労働者の組合の間の対話を3日18時から、オルーロで行なうことを明らかにした。鉱山労働者らは、鉱山法の制定などを求めこの4月に入り、道路封鎖やデモなどを行なっている。政府側はこの事態を受け、鉱山労働者側との間の話し合いに応じ、オルーロでの対話がセッティングされた。

■封鎖、依然として継続 El Deberの記事
鉱山労働者による道路封鎖は国内複数個所で継続されている。鉱山法制定などを求めた社会闘争だが、政府側との間の対話が約束された。しかしオルーロ、ポトシ県やラパス県ユンガス地方などでは今もなお、封鎖が続いている。またベニ県トリニダ周辺では、水害からの復興、支援を求めたデモで、同様に封鎖が行なわれているという。

■オルーロ、TAMが大混雑 La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港を発つボリビア空軍航空(TAM)の航空便が、混雑している。国内では鉱山労働者のスト、ブロック封鎖が行なわれ、陸路交通が麻痺している。このためオルーロと各地の間を移動する人が航空便に集中している状態だ。TAMは緊急で増便を図っているが、現在のところ十分に対応できていないという。

■オルーロで脱走の3人拘束 El Deberの記事
オルーロ県内で、チリのイキケから脱走した3人が拘束された。1日のマグニチュード8.2の地震を受け、イキケの受刑施設から322人が脱走したことが伝えられている。オルーロ県警は、この脱走者3人を県内で捕えたことを明らかにした。この3人は近く、チリ側に引き渡される見通しだ。

■ウユニでフルマラソン実施へ La Razónの記事
この11月、ポトシ県のウユニ塩湖でフルマラソンが開催されるという。マルコ・マチカオ観光副相が明らかにしたもので、来年1月のダカールラリー通過のプレイベントとして行なわれる。この塩湖は標高3600メートルを超える高地であり、過酷なレースとなりそうだ。

■ラパス、肉が涸渇 Página Sieteの記事
ラパスの主な市場では、牛肉が涸渇しつつある。ベニ県の水害をきっかけに肉の供給が減り、同時に食肉供給体制の矛盾が指摘され、東部では食肉業者のストが行なわれている。このためラパスには3日間にわたり、牛肉の供給が途絶えた状態だ。このため市内の市場では価格高騰だけでなく、売り切れによる涸渇が生じつつある。

■鶏肉、豚肉にも波及 El Deberの記事
サンタクルスでは牛肉だけでなく、鶏肉や豚肉も得られにくくなっている。市内の食肉業者や販売店は、牛肉の流通安定化を求めたストライキを行なっている。この影響で牛肉の涸渇、価格上昇を招いているが、この影響は鶏肉、豚肉にも及び、いずれも品薄となっている。この事態打開の見通しは立っていない。

■水害復興、4億7666万ドル Página Sieteの記事
ボリビア政府はベニ、コチャバンバ県などの水害被災地の復興費用に、4億7666万ドルを支出する。この雨季、東部ボリビアを中心に大雨による川の氾濫、洪水、土砂崩れ被害が相次いだ。政府は住宅や生活インフラ、道路の再建などのため、この予算を計上した。


【ペルー】

■コカ葉に代わりヒマワリ Los Andesの記事
ペルーでは、コカ葉からヒマワリへの転作が提案されている。アンデス原産のハーブであるコカ葉は、インディヘナ(先住民)文化の上で重要な存在だが、コカインの原料でもあり、生産が規制されている。国内ではアプリマック・エネ・マンタロ谷で薬物向けコカ葉の栽培が続いているが、油脂需要が高いヒマワリへの転作が、国内農業機関から提案された。

■BQB、リマへ Travel Updateの記事
ウルグアイのBQB航空が、リマへの乗り入れ方針を示した。同社は新たにエアバスA319型機を調達し、リマのほかサンパウロ、アスンシオンに乗り入れる計画を示した。同社は同国とブエノスアイレスを結ぶフェリーを運航するブケブス傘下の航空会社で、プルーナ航空の破綻以後、ウルグアイ市場での存在感を示している。

■ウビナス、活発な状態続く RPPの記事
モケグア県のウビナス火山は、依然として活発な状態が続いている。昨年9月から新たな噴火周期に入ったこの火山は、3月下旬以降、火口での爆発が増加し、火口からの灰やガスの噴出も続いている。地質機構は活発さが続いているとして、上から3番めのランクの警戒警報を維持する姿勢を示した。一方、この火山とチリ北部の地震活動には、関係性はないという。

■マチュピチュ、ヌード監視カメラ Correo Perúの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡公園内に、新たに監視カメラが設置される。県文化局が空きかにしたもので、このカメラは防犯などが目的だが、この決断のきっかけとなったのは「ヌード写真」だった。観光客が公園内で全裸になり、写真や動画を撮影するケースが増え、文化省はこの取締りを強化している。

■チリ地震、国内では26人が負傷 Perú21の記事
1日にチリ北部で発生したマグニチュード8.2の地震の、国内被害の概要がまとまりつつある。この地震の揺れはタクナ、モケグア、アレキパ県で感じ、これらの地域では26人が負傷し、住宅53棟が損壊している。また国境のタクナ県では1613年に建造された古い教会が崩落の危機にある。


【チリ】

■バチェレ、被災地へ La Terceraの記事
ミチェル・バチェレ大統領は1日の大地震の被災地に入る。マグニチュード8.2の地震により建物が倒壊し、また海岸は津波の被害を受けた。大統領は震源地に近いイキケのカマロネスに入り、被害状況を視察する。この3月11日に就任したばかりの同大統領にとって、この事態は大きな試練だ。

■チリ政府、再建策検討を始める BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ政権は、地震被災地の再建策の検討を早くも始めた。1日の大地震を受け第15(アリカ・パリナコタ)、第1(タラパカ)両州では建物の倒壊、被害が広がっている。政府内では現地の再建策の検討が始まり、また相次ぐ余震への備えについても準備が始められた。政府側は「応急処置ではなく、恒久的な対策」を目指す姿勢だ。

■上院、新システムをスルーパス La Terceraの記事
上院議会は、新緊急システムに関する法案を事実上「スルーパス」した。セバスティアン・ピニェラ前政権時代に提出されたこの法案は、災害発生時などの緊急時の通報システムや、緊急委員会の招集などを定めたものだ。1日のマグニチュード8.2の地震を受け、上院議会は審議を打ち切り、そのまま可決させた。

■M7.6の余震発生 BioBio Chileの記事
北部では2日23時46分、マグニチュード7.6の余震が発生した。イキケ近海を震源とする1日のマグニチュード8.2の大地震発生以降、同地域では身体に感じる余震が相次いでいる。チリ大学はこの2日夜の地震が、大地震の余震である可能性が高いとの見解を示した。

■余震、3日昼までに262回 La Terceraの記事
1日にチリ北部で発生したマグニチュード8.2の大地震の余震とみられる揺れが、3日昼までに262回観測されている。国内では2010年2月に南部で大地震があったが、この地震による余震はこれまでに8500回を数えている。防災局は今後も、北部地域を中心に時には強い揺れが起きるおそれがあるとした。

■被災地、物価が高騰 La Terceraの記事
1日のマグニチュード8.2の地震、津波で被害を受けた地域では、物価の高騰が早くも起きている。イキケ近郊のアルト・オスピシオでは5リットル入りの水が5千ペソ、パン1キロが千ペソまで上昇している。道路の分断などで物流が影響を受けているためだが、被災住民らはこの事態に不満の声を上げている。


【アルゼンチン】

■ラ・プラタ洪水、1年で行進 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州ラ・プラタでの洪水から1年となり、2日には行進が行なわれた。この局地的大雨による洪水で、同市内では建物の1階部分が水没する事態が続出し、合わせて89人が死亡している。多くの市民が、死者への追悼と事態の再発防止を訴え、行進したものだ。

■イグアス、ジャガー増える Misiones Catroの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園では、棲息するジャガーの数が増加したという。公園内のサラダに設置された監視カメラの映像解析で、大人のジャガー4頭が新たに見つかったという。公園側が把握するジャガーはこれで、大人6頭、こども2頭となった。同公園は野生のジャガーの棲息地だが、個体数の減少が指摘されている。

■フフイから物資支援 Jujuy al Díaの記事
フフイ州はチリ北部への物資支援を始めている。1日、イキケ近海で発生したマグニチュード8.2の地震と津波の被害が、同地域で報告されている。国境を接するフフイ州は同地域との関係が深く、地理的にも近いため、州側は緊急に物資支援を行なった。州側が備蓄していた水や食用油などを第1(タラパカ)州に送ったという。

■3月の小売、7.2%減 La Nacionの記事
この3月の中小商店の小売は、前年同月比で7.2%のマイナスとなった。アルゼンチン中小企業議会(CAME)が明らかにしたもので、月別では2009年以来、3番めに大きな落ち込みだ。国内では経済悪化やインフレが続き、モノが売れない状態が深刻化しつつある。


【エクアドル】

■国内では3万4千人が避難 El Universoの記事
1日のチリ北部の大地震を受け、国内では海岸部で、合わせて3万4千人が避難行動をとった。このマグニチュード8.2の地震を受け、国内海岸には津波警報が出された。エスメラルダス、マナビ、サンタ・エレーナ、エル・オーロ県とガラパゴス諸島で、海岸の住民が高台などに避難した。国内で観測された最大の津波は50センチだった。

■TAME、フロリダ新路線 El Universoの記事
公営航空会社TAMEは新たに、米国フロリダ州のフォート・ローダーデールへの乗り入れを計画している。同社のフェルナンド・ゲレロ会長が明らかにしたもので、早ければこの5月末から就航したいという。また同社は2015年には、米国第3の都市シカゴへの乗り入れることを検討しているという。


【コロンビア】

■チリへの支援準備へ Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、大地震に見舞われたチリへの支援に向け、準備を始めた。1日のマグニチュード8.2の地震により、チリでは北部を中心に被害が広がっている。コロンビアは物資支援、人的支援の双方を行なう方針で、この方法などについてチリ政府側と連絡を取り始めた。また同国居住邦人に対する支援も今後、行なう。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ観光、21%増 Caracol Radioの記事
キューバを訪れた外国人観光客はこの1~2月、前年同期比で21%増加した。同国統計機関が明らかにしたもので、この期に同国を訪れた観光客数は63万6146人だった。同国観光省は、年間訪問数が昨年の285万1千人から、今年は3百万人の大台に乗ると予想している。


【サイエンス・統計】

■ギニア、エボラで鉱山閉鎖 News24の記事
ギニア国内では外国資本の鉱山の操業停止、閉鎖が相次いでいる。同国ではエボラウイルスの流行が報じられ、これまでに127人の感染と83人の死亡が発表されている。外国人スタッフの国外への引き上げの動きも進み、同国経済は困難な事態に直面しつつある。同国にとってアルミニウム鉱は重要な産業となっている。