2014.04.20

【ボリビア】

■コカ葉、6か月の刑に軽減 El Deberの記事
スペインの司法は、コカ葉を同国内に持ち込んだボリビア人に対し、6か月の刑を言い渡した。この被告はバルセロナの空港への到着便に、7620グラムのコカ葉を持ち込んだ。コカ葉は国連が定める禁輸作物で、同国も持ち込みを禁止しており、重罪に問われるおそれがあった。しかし司法は、コカイン換算では30グラム程度で、コカ葉そのものに害は少ないとして、刑を軽減したという。

■在外投票登録、3万5千人 El Deberの記事
選管は、在外投票のための登録を済ませた人が3万5千人に達したことを明らかにした。ボリビアでは今年末、大統領、議会選挙が行なわれる。この在外投票が33カ国で行なわれ、この投票に向けた登録手続きが行なわれている。今回のこの登録手続きは5月10日まで実施される予定だ。

■オルーロ街道、複線化を「急げ」 La Patríaの記事
ウラジミール・サンチェス公共事業相は、ラパス-オルーロ道の4車線化工事に「急げ」との指令を出した。この区間の4車線工事は国の事業として進められているが、工事が遅々として進んでおらず、同大臣は社会的損失が大きく、費用ばかりがかさむと指摘し、「工事を急げ」と指示したものだ。この道路区間は、国内でもっとも交通量が多い。

■ヤカナ社、ラクダ毛工場 Página Sieteの騎士
ヤカナ社は、ラパス県のクリュタカに、ラクダ毛を加工する工場を新たに設ける。同社が2億6290万ボリビアーノを投じて建設するこの工場は、リャマやアルパカなどの毛を一次加工する施設だ。ボリビアは世界最大のリャマの産地で、アルパカでもペルーに次ぐ存在だ。ラクダ毛の産業化に資することが期待される。

■パラグアイ、もっとGLPを La Razónの記事
パラグアイは、ボリビア産液化ガス(GLP)のさらなる輸入を望んでいる。同国のメディアが伝えたもので、現在同国で消費されるGLPはボリビア産が50%、アルゼンチン産が50%となっている。同国はより費用の安いボリビア産を増やしたい意向だという。ボリビア国内のGLP工場が新たに稼働し、パラグアイへのGLP輸出は昨年、始まったばかりだ。

■デング1800件 Los Tiemposの記事
保健省は、今季国内で確認されたデング感染者数が1800人に達したことを明らかにした。蚊が媒介する感染症であるデングは、とくに東部で雨季後半に発生しやすい。例年感染者が多いサンタクルス県のほか、ことしは水害に見舞われたベニ県やラパス県北部での感染が目立つ。一方、感染者が記録的に増えた2012年同期の4500人よりは、今季は大幅に少ない。

■サンタクルス、M4.4の地震 El Deberの記事
サンタクルス県では18日23時47分頃、マグニチュード4.4の地震が発生した。ラパスのサンカリクスト地震機構のエンジニア、ペルシー・アリアガ氏によると、震源はアバポ、カベサス付近で、震源の深さは50~58キロと推定されるという。この地震による人や建物への被害はないが、同氏は余震発生の可能性を指摘し、注意を呼びかけた。

■肉売り場は閑散 La Patríaの記事
国内の市場の肉売り場は、閑散とした状態だ。セマナサンタ(聖週間)を迎えた今、カトリックでは赤身肉の消費を控える習慣がある。このため牛肉、豚肉、ヒツジ肉、リャマ肉を買い求める人は少ない。オルーロの市場では肉売り場の多くの店が営業を休止し、開いているのはごく一部のみだ。肉の需要は、週明けには戻るとみられる。


【ペルー】

■ウビナス、やや弱まる La Repúblicaの記事
モケグア県のウビナス火山は、活動の度合いをやや弱めたという。火山活動の監視にあたる機関が、この48時間の状況について報告したものだ。活動そのものは続いているものの、その状況はやや収まりつつある傾向だという。しかし再び激しさを増す可能性もあり、注意が必要な状態は継続している。

■トノアヤ、避難完了 Perú21の記事
モケグア県のトノアヤの集落の50世帯も、避難が完了したという。この集落は活動が活発化しているウビナス火山の近くにあり、噴火の影響を受けることから県側が避難を指示したものだ。住民らは近隣のサコアヤに一時身を寄せるが、一方で物資支援などの不足を訴えている。同様に火山に近いケラピの住民も、避難している。

■リマ、地震と津波の訓練 Perú21の記事
リマでは19日、地震と津波の発生を想定した訓練が実施されている。スサナ・ビジャラン市長の指揮のもと、14時15分に大地震が起きたとの想定で避難や誘導、救出などの訓練がなされている。環太平洋造山帯に位置するペルーは世界有数の地震国で、リマでも1974年に大地震が発生している。

■パートナーシップ、賛成33% Perú21の記事
ペルー国民間では、同性間でも婚姻と同等の権利を認めるパートナーシップ制への理解は十分得られていない。El Comercioが行なった調査で、議会で議論が進むこの制度について賛成は33%にとどまり、反対が61%を占めた。一方で、経済的関係に限り、同性間の権利を認めることについては、賛成が49%を占めた。多くの国民は権利を認めつつ、保守的な姿勢を崩していない現状だ。

■ワンカ列車、360人が利用 Correo Perúの記事
リマから中央アンデスのワンカヨに向かう観光列車が18日に運行され、360人が利用した。この鉄道は、チベットに次ぐ世界2番目の高所を通過し、多くのトンネル、橋、スイッチバックを繰り返すルートをとる。旅客便は随時の観光列車だけで、今年は6回の運転が予定されている。折り返し便はワンカヨを20日に出発する予定だ。

■コーヒー輸出、51%増 La Repúblicaの記事
ペルーからのコーヒー輸出は今年に入り、前年同期に比して51%もの増加を示している。輸出業協会が明らかにしたもので、この第1四半期の輸出量は50万508キンタルと、2013年同期の33万1351キンタルを大きく上回る。一方で、この期の国内コーヒー生産量は、前年同期比で13%のマイナスだった。


【チリ】

■2被災地、観光に打撃 La Terceraの記事
セマナサンタ(聖週間)の連休を迎えているが、2つの被災地の観光は落ち込んでいる。1日に大地震に見舞われたイキケではホテルの客室稼働率が50%程度に落ち込んでいる。また前の週末に大火事が起きたバルパライソも、ホテルは40%程度の稼働率だ。この2つの町は観光地だが、近隣地からの観光客のキャンセルが相次いだという。

■地震被災地、仮設500棟建造へ La Terceraの記事
1日の大地震による被害を受けたイキケ、アルト・オスピシオには合わせて500棟の仮設住宅が建造される。大統領府はこの被災地復興のための担当者を置き、対策にあたっているが、仮設住宅の建設地の確保を急いでいることを明らかにした。この地震により多くの建物が倒壊し、市民が避難生活を続けている。

■バルパライソ、被害は2900棟 BioBio Chileの記事
12日から13日にかけて、バルパライソで火災被害に遭った住宅の数は2900棟と発表された。政府とバルパライソ市は、この大火の被害エリアを調査し、被害概要をまとめていた。この結果、被災住宅数が2900と確認されたという。現在、復興計画の策定とともに、仮設住宅の建設など、被災者支援策が検討されている。

■災害見舞金支給、始まる BioBio Chileの記事
バルパライソでは19日、災害見舞金の支給手続きが始まった。12、13日の大火災で住まいを失った人などを対象に、政府は見舞金支給を決めている。この日、手続きが始まり、ブラジル通りの会場前には、長い行列ができた。支給されるのは一時金で、IDなどの提示が必要となる。


【アルゼンチン】

■自転車乗りの権利を訴える Página12の記事
ブエノスアイレスの自転車愛好家らの団体が、「自転車乗りの権利」を訴えている。平坦な道路が多い市内では、自転車は新たな交通機関に位置づけられ、利用者も増えている。行政による自転車道整備が進む一方で、道路は自動車優先の状態が変わらず、自転車の「通行権」が阻害されていると団体は主張する。またスブテ(地下鉄)車内への自転車持ち込みを認めるよう、訴えた。

■イグアス、27%減 Corrientes Hoyの記事
このセマナサンタ(聖週間)連休にイグアス国立公園を訪れた人は、昨年よりも27%程度少ないという。聖金曜日にこの公園に入園した人の数は8116人で、2013年同日の1万1089人、2012年の1万1421人よりも大幅に少ない。新世界七不思議に選出された効果で増加した分の、反動を受けたとみられている。一方、主なホテルは客室稼働が95%を超え、好調だ。

■メンドサ、財布のひもが固い Mendoza Onlineの記事
メンドサを訪れている観光客らの、財布のひもが固いという。セマナサンタ(聖週間)の連休を迎え、この町へは国内外から多くの観光客が訪れている。中小企業連盟(CAME)の試算では訪問客数は、2013年同時期を上回ったとみられるという。しかし一人あたりの消費額は落ち込み、全体としては経済効果は低まったとみられるという。

■サンティアゴ、勝手に婚姻手続きか La Vozの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で、勝手に婚姻手続きをとる詐欺とみられる事件が発覚した。州内で死亡した警官の妻が、年金受給手続きをしようとしたところ、まったく知らない女とこの夫が婚姻していたことが分かった。婚姻手続きは死亡のわずか4日前で、年金目的の詐欺とみられている。この事件に関わった容疑で警察は4人の女から事情を訊いており、このうち1人は市民登録課の職員だった。


【エクアドル】

■駐車場でトラックが暴走 El Comercioの記事
キトのレストランの駐車場でトラックが暴走し、3台の車輌を巻き込んだ。このトラックは、駐車場内に入ったところコントロールを失ったという。この事故によりトラックの70歳の男性運転手が負傷し、病院に搬送されている。巻き込まれた車輌には人はおらず、物損だけで人的被害はなかった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■男児、10階から落下 El Paísの記事
ウルグアイ、プンタ・デル・エステのマンサ海岸で2歳の男児が建物の10階から落下する事故が起きた。この男児はバルコニーで遊んでいたが、悪天候の影響で割れたガラスの隙間から、落下したという。しかしこの男児は軽傷を負っただけで、奇跡的に命は助かった。男児はアルゼンチンからこの地に、家族と来ていたという。

■リオ、車9台が燃やされる Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロ近郊のニテロイでは、若者らの抗議行動により車輌9台が燃やされた。この地ではファヴェラと呼ばれるスラム街で警官隊による展開により若者2人が死亡したという。この事態への抗議行動が激化し、車輌に火を放つ行為に至った。


【サイエンス・統計】

■ギニア、エボラ死下方修正 News24の記事
ギニア保健省は、この1月以来同国でエボラウイルス感染により死亡した人の数を、61人に下方修正した。検査体制の不備などから、エボラ感染ではない人がこれまでの発表の数に含まれていたという。地域別でもっとも感染者が多いのはゲッケドゥで58人、うち死亡は34人だ。首都コナクリは感染者36人、うち死亡者15人となっている。