2014.05.09

【ボリビア】

■TAMは国営企業へ Los Tiemposの記事
公営企業法の改正により、ボリビア空軍航空(TAM)は「国営企業」となる。TAMは空軍の一部門で、旅客航空を運航しながら民間航空局の管理下になかった。しかし二重行政や、TAMの営利化などへの批判が高まり、この体制の見直し方針が示されていた。TAMは今後、国営企業として航空便運航については民間航空局の管理、指導を受けることになる。

■エボ、まずキューバに La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は8日、まずキューバに降り立った。大統領はコスタリカの新大統領就任式に参加する予定で、これに先立ちキューバを訪れ、ハバナの空港に到着した。具体的予定は発表されていないが、同国高官との会談が予定されているとみられる。大統領には、ダビド・チョケワンカ外相も同行している。

■オルーロ街道、5人死亡事故 El Deberの記事
ラパスとオルーロを結ぶ道路で事故があり、5人が死亡した。事故が起きたのはカラコリョから25キロの地点だ。ラパスからポトシに向かっていたボリバール社のバスが衝突事故を起こした。この事故で5人が死亡し、少なくとも28人が負傷した。警察は運転手の、疲れによる判断ミスが原因とみている。

■新道、4時間にわたり不通 El Deberの記事
コチャバンバとサンタクルスを結ぶ新道は8日、4時間にわたり不通となった。この道路では小橋を含む70メートルの区間が流出し、この前日に代替区間が設けられ仮復旧したばかりだった。この仮道を重量のあるトラックが多く通過したため傷みが生じ、朝8時から12時まで、補修をする必要が生じたという。

■テレフェリコ、45万人が利用 Página Sieteの記事
ラパス-エルアルト間に整備が進むテレフェリコ(ロープウェイ)赤線を、試運転期間に45万人が利用したという。この赤線は今月下旬に開業予定で、4月から先週末まで、試運転が実施されていた。近く、公共事業省から正規開業日が発表される予定となっている。同じくテレフェリコ黄色、緑線も年内に開業の予定だ。

■錫輸出、66%減 Página Sieteの記事
この1~3月の錫(スズ)輸出額は、前年同期に比して66.8%も減少した。オルーロ県を中心に産出される錫は主要輸出鉱産物で、1980年代にはボリビアは錫のモノカルチャー経済だった。国際市場での需要低迷と価格下落で、輸出額が大幅な落ち込みを示したという。

■薬物輸送ルートを解明 La Razónの記事
ボリビア軍は、薬物の輸送ルートの一部を解明したことを明らかにした。海軍が明らかにしたのは、ティティカカ湖を通じた輸送ルートだ。ペルーから、湖岸のグアキを通じ、ラパス近郊のラハに至るルートが、輸送に使用されていたという。運ばれた薬物はブラジルやアルゼンチンなどの消費地に向かったと分析された。

■コチャバンバは汚れている La Razónの記事
ボリビア国内都市の中では、コチャバンバの大気がもっとも汚れているという。世界保健機関(WHO)が世界1600都市の大気の状況をまとめた。この結果、コチャバンバは44マイクログラムの指数を示し、南米でも4番めに大気が汚れた町となった。南米でもっとも大気の状況が悪いのはペルーのリマで、58マイクログラムだった。

■ラパス、高度恐怖症の可能性 Página Sieteの記事
ボリビアの医師2人が、「高度恐怖症」を起こす可能性を指摘する報告を行なった。標高3600メートルを超えるラパスは空気が薄く、訪れた人が高度障害(高山病)を起こすおそれがある。この高度障害への懸念から、高所恐怖症や閉所恐怖症のような心的な問題を抱えるおそれがあるという。南米では標高2500メートルを超える地域に3200万人が居住している。

■カラマルカ、窃盗被害 Página Sieteの記事
フォルクローレドゥオ「カラマルカ」のボーカル、ウゴ・グティエレス氏が窃盗被害に遭っていた。同氏は、元交際相手の女性に現金2万5千ドルを奪われたとして、警察に被害届を出した。警察はこの女を拘束し、容疑の裏づけを進めている。この女はグティエレス氏のカードを盗み、勝手に現金を引き出していたという。


【ペルー】

■カハマルカで地滑り被害 La Repúblicaの記事
カハマルカで地滑りが発生し、死者が出ている。この事態が起きたのは市内に隣接するセレナスゴの高台の住宅地、ヤナカンチリャ・バハだ。8日午前2時30分頃、大雨の影響で地盤が動き、住宅数棟が損壊した。この影響で、当時住宅内で眠っていたこども1人が死亡したという。このこどもの家族などに、負傷者が出ている。

■盲導犬訴訟、プラサ・ベアが敗訴 Los Andesの記事
司法は、盲導犬をめぐるスーパーの対応を退けた。視覚障碍者の男性が、インテルバンク傘下のチェーンスーパー「プラサ・ベア」に、盲導犬の入店を認めるよう求めた裁判を起こした。司法は、「すべてのペットの入店」を禁じたこのスーパーの対応に合理性がないとし、障碍者への配慮を命じる判決を下した。

■マチュピチュ、W杯の影響も Gestiónの記事
国内随一の観光地、クスコ県のマチュピチュ遺跡は、ブラジルでのワールドカップの影響を受けるおそれがある。同県の観光代理店の団体が明らかにしたもので、6月中旬からのこのスポーツイベント開催中、マチュピチュを訪れる観光客数が1.5~2.0%減少する可能性があるという。期間中に行なわれる「インティ・ライミ」も影響を受ける可能性がある。

■テレフェリコの観光経済効果 Correo Perúの記事
アプリマック県のエリアス・セゴビア知事は、テレフェリコ(ロープウェイ)による経済効果が大きいと断じた。同県ではチョケキラオ遺跡に至るテレフェリコ建設が予定されている。同知事はこの実現により直接、間接を含めて1万5千人の雇用が生まれるとした。また現在はアクセスが難しい遺跡が手軽に訪れるようになり、観光開発が劇的に進むと語った。

■リマック、犬の不始末で罰金 La Repúblicaの記事
リマ中心部のリマックの行政は、犬の糞の始末をしない飼い主に、罰金を科す。リマ市内でも犬を飼う家庭が増えているが、一方で糞の始末などマナーが新たな問題となっている。リマックの行政は、この不始末が摘発された場合、飼い主に3800ソルの罰金を科すことを決めた。同様の措置はサンイシドロやラ・モリーナでとられるが、いずれも額は安い。

■クスコ、80%がいじめ恐れる La Repúblicaの記事
クスコの学校に通う児童、生徒の80%は、いじめを受けることを恐れている。学校のいじめが社会問題となる中、NGO団体がクスコ市内の学校で調査を行なった結果だ。実際にいじめを受けた経験を持つ児童、生徒は20%で、同じ学校でいじめを目撃したことがある児童、生徒も40%となっている。


【チリ】

■二つの復興、11億ドル La Terceraの記事
チリでこの4月に起きた二つの災害からの復興に、11億ドルが必要だという。1日に北部でマグニチュード8.2の大地震が発生し、多くの住宅が損壊した。また12、13日にはバルパライソで大火事が起き、数千戸が焼け落ちた。この復興予算について大蔵省が試算したところ、10億ドルが必要と見積もられたという。

■メトロ2路線延伸計画 La Terceraの記事
ミチェル・バチェレ大統領は8日、サンティアゴのメトロ(地下鉄)2路線の延伸計画を示した。都市の輸送力強化のため打ち出したのは、2号線と3号線の延伸だ。両路線の延伸の計画を今後、具体化する方針だという。現在、建設が進められている3号線の延伸区間については2018年の開業を目指す。このほかメトロでは現在、6号線の建設も進められている。


【アルゼンチン】

■4月の自動車生産、21.6%減 La Nacionの記事
アルゼンチンでの自動車生産数はこの4月、前年同月比で21.6%のマイナスとなった。自動車生産業の団体が明らかにしたもので、この月の生産数は5万1346台にとどまったという。国内の新車販売はこの月、前年同月比で35%の減少だったことも明らかにされている。国内での需要低迷に加え、主な輸出先であるブラジルでの不振も、減少の大きな要因だ。

■メルロ、火災の悲劇 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのメルロの住宅火災で、一家6人が死亡した。死亡したのは30代の夫婦とこども4人で、いずれも消防や近所の人に助け出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。この妻の前の夫が、この家族に嫌がらせをしていた事実が周囲で知られており、この火災との関連が指摘されている。

■ミシオネス、危険な毛虫 La Nacionの記事
ミシオネス州で、危険な毛虫に刺された22歳の男性が、重篤な状態となっている。この男性は州都ポサーダスの北、パラナ川沿いに済んでいるが、地域で「タトゥラナ」と呼ばれる毛虫に刺された。男性は毒がまわり、全身に痛みを訴え、病院で手当てを受けている。このヤママユガ科の毛虫は、触るだけで死ぬことがあるほど毒性が強いという。

■23歳青年、ボリビアで不明 La Nacionの記事
アルゼンチンの23歳の青年が、ボリビアで不明になっている。不明になっているのはレオネル・ネグレッテさんで、南米をバックパッカー旅行中、コチャバンバで家族と連絡をとったのを最後に、消息を絶った。レオネルさんがボリビアに入国したのは3月14日で、最後の連絡は4月21日だった。現在家族らが、Facebookなどを通じて情報提供を呼びかけている。

■リネアBでトラブル La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBでは8日、便の運行に遅れが生じた。同路線は市内中心部とビジャ・ウルキサを結んでいるが、運営によるとアンヘル・ガジャルド駅で技術的な問題が生じ、多くの利用者が不便を強いられたという。同路線は車輌の交換のため、週末には運休し、平日は運転時間が短縮される措置がとられている。


【エクアドル】

■グアヤキルでゲリラ豪雨 El Universoの記事
グアヤキルは7日夜、いわゆるゲリラ豪雨に見舞われた。グアヤキル湾一帯では、5月の雨量として各地で過去最高を記録した。短時間に空港では92ミリ、ウニベルシタリアで73ミリ、ドゥランで120ミリの雨が降った。この激しい雨を降らせた雨雲は北へ移動し、今後マナビ県やエスメラルダス県で、同様の雨が降るおそれがある。

■グアヤキル豪雨、死者4人 El Universoの記事
7日、グアヤキルを襲ったゲリラ豪雨の影響で、これまでに4人が死亡し、1人が不明となっている。死者のうち2人はこどもで、いずれも溺死したという。この雨によりドゥランやサンボロンドンなどで、住宅60棟が損壊している。また地域の川や運河が溢れ、流域周辺では街路の損傷などの被害も生じている。


【ベネズエラ】

■デモ隊を一斉検挙 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権は7日夜から8日未明にかけ、反政府デモ隊の一斉検挙に踏み切った。国内ではマドゥロ政権に対峙する学生らの勢力を中心に、デモが2月から断続的に行なわれている。警官隊はこの夜、4つの抗議行動を一斉検挙し、ピケの解除などを行なった。この夜だけで合わせて243人が逮捕されたという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコでM6.8の地震 El Universoの記事
メキシコシティで8日昼頃、強い地震が起きた。米国の地震観測機関によると、震源はゲレロ州のテクパンの西23キロ、震源の強さはマグニチュード6.8、震源の深さは10キロだ。この強い揺れを受け、住宅やオフィスからは多くの市民が、表に飛び出す姿がみられた。今のところ、この地震による人や建物への被害報告はない。

■空から投げ捨てられたマリファナ El Paísの記事
ウルグアイのソリアノで、小型機からマリファナが投げ捨てられた。近所の人の通報で警察がかけつけたところ、煉瓦状になったマリファナ18個を発見した。この小型機はパラグアイかボリビアのものとみられ、薬物組織が国内レーダーの「穴」をめがけ、この犯行に及んだとみられている。

■旅しやすいのはアルゼンチン旅券 Caracol Radioの記事
南米各国が発行するパスポート(旅券)で、もっとも旅しやすいのはアルゼンチンのものだという。ヘンリー・パートナーズ社が世界各国の人々の、ビザなどにかかる条件などをまとめた。この結果、南米ではアルゼンチンのパスポート保有者がもっとも旅行しやすく、チリ、ブラジルが続くという。世界トップはフィンランドで、下位はアフガニスタンやイラクなどだ。


【国際全般】

■スペイン、同性愛観光伸びる El Universoの記事
スペインでは、同性愛カップルの観光が、大きく伸びているという。国の観光局が明らかにしたもので、同性愛観光は毎年、10%程度の伸びを示している。マドリードでは8日から10日まで、世界の同性愛者団体の会議が開かれ、同国はこの場で、スペインへの観光を広くアピールする方針だ。