2014.07.25

【ボリビア】

■ウユニ、兵糧攻め Página Sieteの記事
ポトシ県のウユニは、兵糧攻めの状態だ。バスターミナル建設の約束履行などを求める、周辺コミュニティの社会闘争で、オルーロ、ポトシとの道路の封鎖開始から10日となった。市内ではデモが相次ぐほか、食料やガス、ガソリンの涸渇が相次ぎ、市民生活にも深刻な影響が及んでいる。市内のパン店もガスがないためパンを焼くことができない状態だ。

■2カ国、ボリビアの対応を批判 La Razónの記事
アルゼンチン、パラグアイ両国はボリビアの対応を批判した。ポトシ県の鉱山から廃水が流出し、ピルコマヨ川の汚染を招いた問題についてだ。この汚染水は下流の両国にも影響を与えるとみられるが、ボリビアはこの汚染水に対する対策を怠っていると、両国が批判した。チュキサカ県内ではナトリウム、鉛成分の増加から、取水制限などの措置がとられている。

■スラソは週明けまで El Deberの記事
気象台は「スラソ」が週明けの28日頃まで、居座るとの見通しを示した。スラソは冷たい季節風で、東部ボリビアではこの風のため気温が低くなっている。熱帯のサンタクルス市でも、この風の影響で気温が摂氏10度以下まで下がることがある。気象台は29日以降は、気温は平年並みになりと予報した。

■ワクチン需要が急増 El Deberの記事
サンタクルスでは、インフルエンザワクチンを希望する人が急増している。現在冬を迎え、インフルエンザ感染が多い状態だが、市内でAH1N1型感染による死者が出た報道を受け、ワクチン需要が増えているものだ。市内のある医療機関では、1日あたりの摂取者が30人から、今は80人に増えているという。

■ポトシの地震、この10年で最大だった El Deberの記事
ポトシ県のチリ国境で23日に起きた地震は、国内で起きたものとしてはこの10年で最大だったという。ラパスのサンカリクスト地震機構が明らかにしたもので、この地震の規模はマグニチュード5.5だった。震源が深かったため被害はなかったとみられる。国内ではコチャバンバ県のアイキレで1998年、マグニチュード6.8の、メルカリ震度8の地震が起きている。

■スクレ空港利用、記録的 Correo del Surの記事
スクレ空港の利用者は今年、過去最高となる見通しだ。空港を管理するAASANAによるとこの上半期の利用者数は、前年同期比で67%もの増加となり、17万人となった。2012年にはアエロスールの破綻で落ち込んだが、アマスソナス、ボリビア空軍航空(TAM)の増便やエコジェットの就航を受け、順調に増加しているという。

■アイマラ語、消滅の可能性 Página Sieteの記事
インディヘナ(先住民)言語であるアイマラ語は、近い将来に国内から姿を消す可能性があるという。エルアルト公立大学が指摘したもので、アイマラ語の話者は年率2%ずつ減少している。話者はラパス、オルーロ県に多いが、都市部ではスペイン語のみを話す人が増加し、話者が顕著に減っている状態だ。

■モレナーダ、ギネスを目指す La Patríaの記事
オルーロのカルナバルに欠かせないモレナーダについて、世界記録を集めたギネスブック掲載を目指すという。ラパス県のティティカカ湖畔の町、グアキで過去最大のモレナーダの踊りが踊られるという。ダンスは2000人規模、音楽演奏は1000人規模という隊列になる。この催しは25日朝8時からのスタートだ。


【ペルー】

■ナスカ、強風被害 Perú21の記事
イカ県のナスカでは強風が吹き荒れ、被害が出ている。23日、一帯には最大で風速15メートルの風が吹き、木造住宅や壁が倒壊したり、テレビ、通信のアンテナが倒れる被害が続出した。これらの瓦礫に巻き込まれ、車輌が破損した被害も報告されている。月末のパトリアス祭の観光にも、影響が及ぶおそれがある。

■カジャオ、市民の交通デモ Perú21の記事
リマに隣接する港町カジャオでは、市民による交通へのデモが行なわれた。SNSを通じた呼びかけで、多くの市民がデモ行進し、市内都市交通への不満を訴えた。市内の交通機関では通常2ソルの運賃を、勝手に10ソルに跳ね上げるなどの扱いが横行しているという。このデモのため、市内交通は大きく乱れた。

■パトリアス祭、運賃162%上昇も La Repúblicaの記事
月末のパトリアス祭に向け、国内バス運賃は最大で162%の値上げとなる。消費者保護行政を管轄するINDECOPIが明らかにしたもので、需要の高い14ルートで、この値上げ幅を認めたものだ。旅行の繁忙期であるパトリアス祭には、需要増のため運賃値上げは毎年行われている。

■外国人観光客、4.8%増 La repúblicaの記事
ペルーを訪れた外国人観光客は今年上半期、前年同期比で4.8%増加した。観光議会(Canatur)が明らかにしたもので、この期間の来訪者は159万1787人だった。海岸線をめぐるハーグ裁定でチリからの観光客の減少や、ワールドカップ開催の影響を受けたが、6か月の期間を通じては増加となったという。


【チリ】

■バスターミナルに爆破予告 La Terceraの記事
サンティアゴではまた爆弾騒ぎだ。アラメダのTurbusのターミナルに24日16時頃、不審物が見つかり、施設が閉鎖され人が避難する事態となった。警察と消防の調べで、この不審物が爆発物と確認されたという。現在もターミナルは閉鎖されたままだ。市内では爆発や、爆発物を仕かけたとの電話が相次ぎ、市民の不安が高まっている。

■プンタ・アレーナス便、運休 La Terceraの記事
第12(マガジャネス)州の州都プンタ・アレーナスへの航空便は、運休となった。南極から張り出した強い寒気の影響で大雪となり、この町の空港の滑走路が全面閉鎖されたためだ。LAN航空のリマやプエルト・モントなどとの間の便はすべてキャンセルされ、運航再開の見通しも立っていない。

■公園、広場での喫煙も禁止 La Terceraの記事
チリでは喫煙規制が強化され、こども向け遊具のある公園や広場での喫煙も、今後禁止される。保健省が喫煙法の改正、規制強化方針を示したもので、このほか新たに車の運転時の喫煙も禁止となる。チリはもともと喫煙大国で、南米ではもっとも喫煙率が高かったが、現在は規制が年々、強化されている状況だ。


【アルゼンチン】

■7月9日通りのメトロブス、1年 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの7月9日通りに、メトロブスの専用軌道が設けられ、1年となった。現在この軌道を11路線のコレクティーボ(路線バス)が走行し、一日あたり20~24万人が利用している。一方、このメトロブス軌道と平行するスブテ(地下鉄)リネアCの利用者は、1年前に比して8%減少したという。

■税関ストで国際線に遅れ La Nacionの記事
税関職員の労働組合が48時間のストに入り、国際航空便に遅れが出ている。24日13時から始まったこのストライキは、28.15%の賃上げを求めた動きだ。輸出入産品の通関手続きのほか、国際線の荷物の扱いに遅れが生じている。労働省が斡旋の動きを見せているが、スト終結の見通しは立っていない。

■雲の列車、3カ月程度運休か Diario Unoの記事
サルタ発のトレン・ア・ラス・ヌベス(雲の列車)は、3カ月程度運休する可能性がある。この観光列車は19日、脱線事故を起こし、350人が足止めされる事態となった。州側は、運営権を持つエコトレンの財政状態、安全運転体制に問題があるとして、州が直接運行する方針を示している。この移行に一定の時間がかかることが予想され、観光への影響が懸念される。

■ウシュアイアは雪景色 Diario Jornadaの記事
国内南端、ティエラ・デル・フエゴ州の州都ウシュアイアは、雪景色となった。南極からの強い寒気の影響で、一帯の広い範囲は雪となり、ウシュアイア市内では10~20センチ積もった。この冬初めての本格的な降雪で、市側は観光への効果を期待している。一方、降雪はあと48時間程度続く見通しだという。


【コロンビア】

■アビアンカ機、バードストライク RCN Radioの記事
アビアンカ航空の国内線旅客機が、緊急着陸する事態が起きた。この事態に遭遇したのはボゴタ発ネイバ行きの便で、同空港に着陸しようとした際、片側のエンジンに鳥が飛びこんだ。機体は緊急着陸したが、乗客らに負傷などはない。この滑走路近くはゴミ捨て場の状態で、多くの野鳥が棲みついているという。


【ベネズエラ】

■コンビアサ乗客470人足止め Globovisiónの記事
コンビアサの乗客470人がスペイン、マドリードのバラハス国際空港で足止めされている。カラカスとマドリードを結ぶ便が運航されておらず、待つ乗客は日に日に増えている状態だ。同社は「スケジュールを組み直す」と発表しているが、新たな出発時刻は示されていない。またこの事態が起きた原因の説明もないという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドル、殺人急増 Caracol Radioの記事
エルサルバドルでは殺人件数が急増した。同国の警察によると7月23日の時点で、今年すでに2098人が事件により命を失っているという。昨年同期の殺人件数は1235件で、実に863件も増えたことになる。同国では組織犯罪や薬物関連による事件が多発している状況だ。

■ホモフォビア殺人168件 Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは2009年以降、168人の同性愛者が殺害されているという。同国で活動する同性愛者団体が明らかにしたもので、首都では法の正義を求める行進が行なわれる。団体によると同国は同性愛に対し保守的な考えが根強く、ホモフォビア(同性愛憎悪)による事件は後を絶たないという。


【サイエンス・統計】

■スペイン語、世界2位 Clarín.comの記事
スペイン語の話者は世界で5億4800万人となり、言語別で2位となったという。スペイン語教育推進をはかるセルバンテス文化センターが明らかにした数字だ。同機関によると米国でのスペイン語の浸透が進み、現在は5200万人が話者で、2050年には1億3前万人となる予想だ。さらにブラジルや西アフリカのフランス語圏でも着実に、浸透しつつあるという。