2014.07.31

【ボリビア】

■エボ「イスラエルはテロ国家」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はイスラエルを「テロ国家」と表し、厳しく批判した。カラカスのメルコスルサミットから戻ったモラレス大統領は30日、閣議に臨み、この場で語ったものだ。イスラエルのガザ攻撃を「大量殺戮だ」と批判し、その上でイスラエル国民へのビザ免除を中止し、事前ビザ取得を求めることを発表した。

■メルコスル、ボリビアの加盟推進 Página Sieteの記事
カラカスで行なわれたメルコスルサミットで、ボリビアの正規加盟を各国首脳が支持した。ボリビアは現在、正規加盟に向けた手続き中ですでにウルグアイ、ベネズエラ、アルゼンチン議会が加盟を承認している。各国はボリビアの正規加盟の早期実現に一致した姿勢を示すことを確認した。またこの場で、アルゼンチンの経済政策への支援も確認されている。

■同性パートナーシップを求めた行進 Página Sieteの記事
同性間でも婚姻と同等の権利を認めるパートナーシップ制導入を求めたデモ行進がラパス市内で行なわれた。国内で活動する同性愛者団体や支援者らが行なったもので、オルーロで採択された現行憲法に基づき、性差別を婚姻関係においてもなくすよう求めたものだ。近隣国ではアルゼンチン、ブラジル、ウルグアイで同性婚が制度化されている。

■カトリック教会「モラルに反する」 El Deberの記事
カトリック教会は、国内で行なわれた同性パートナーシップ制導入を求めたデモを受け、「モラルに反する」とあらためて反対の姿勢を示した。同性間でも婚姻と同等の関係を認めるこの制度について、家族関係に保守的な同教会は「家族の枠組みを変えるべきではない」と反対した。

■小麦自給率26% La Pazónの記事
ボリビア国内の小麦の自給率は26%にとどまっているという。国内ではパンやフィデオ(パスタ)など、小麦製品は食生活に欠かせない存在だ。東部を中心に小麦が栽培されているが、需要が年間75万トンである一方、国内生産は20万トンにとどまる。国は2025年までに、小麦の輸出を実現させる方針を示している。

■Ecobol、組合と労働者のずれ Página Sieteの記事
Ecobol(ボリビア郵便)の労働組合と労働者の間で、意識のずれが生じている。Ecobolは経営危機に瀕し、労働者に対する給料の遅配や一部未払いなどが発生し、労働者らはデモやストを準備している。しかし組合側はストなどに後ろ向きで、労働者をなだめる立場となっているという。これまでオルーロでストが行なわれ、ラパスでも1日にスト実施が予定されている。

■31日、全土で医療ストへ Página Sieteの記事
国内医療機関は31日、一斉にストに突入する。議会は医療過誤などに対する責任を認める法改正を審議しているが、医療労働者らはこれに反対し、ストを行なうという。すでに30日、一部の医療機関は緊急医療を除き、業務を停止している状態で、31日にはこの措置が全土に広がることになる。

■ラパス、ゴミ分別工場 Página Sieteの記事
ラパスでは、ゴミの分別を行なう新しい工場が、稼働し始めた。この工場はスイス政府の協力を得て設けられたもので、市内で回収された資源ゴミの分別を行なうものだ。排出されるゴミの量の削減と、資源リサイクルの二つの目的を兼ねる。ゴミの分別回収は、近く市内全域で開始される予定だ。


【ペルー】

■パスコ、新たな石の森 Perú21の記事
パスコ県で新たな「石の森」が発見された。ワイリャイ国立公園内の石の森で知られる同県だが、新たにダニエル・アルシデス・カリオン郡のキシュアルカンチャ付近で、特徴的な石の景観の場所が見つかった。地質の専門家によると、6000年をかけこの形状が生まれたという。県側はユネスコに対し、ジオパーク選定を申請する方針だ。

■アヤクチョ、また薬物ボリビア機 La Repúblicaの記事
アヤクチョ県で、また薬物を積んだボリビアの小型機が摘発された。この小型機が見つかったのはワンタ郡リョチェグアのマヤポだ。機内からは300キロのコカインが見つかり、さらに薬物輸送用につくられた簡易の滑走路も発見されている。この地は、武装ゲリラ組織の活動が活発で、こうした薬物が組織の資金源になっていることが指摘されている。


【チリ】

■メトロ爆破予告で逮捕者 La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の駅に爆破予告の電話をした男が、逮捕されたという。ラ・フロリダの警察が明らかにしたもので、まだこの男の身元などは明らかにされていない。男はバケダノ駅とベジャビスタ駅に爆発物を仕かけたとの電話をかけ、花火らしき包みを持ってベジャビスタ駅に現れたという。

■爆破予告で巨額コスト BioBio Chileの記事
国内で相次ぐ爆破予告は、社会不安を煽るだけでなく、巨額のコスト負担も強いている。いたずらを含めたこうした電話、連絡を受け、多くの警察官が出動し、対象地点から人々から避難するなどの行動をとる。警察の試算では、平均して1件あたり3百万ペソほどのコストがかかっているという。


【アルゼンチン】

■アエロパルケ、霧の影響 La Mañana Córdobaの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)はまた、霧の影響を受けた。30日の朝の時間帯、濃霧の影響でコルドバやモンテビデオなどへの便に、遅れが生じた。空港側は、便の正常化には少し、時間を要するとの見方を示している。一方のエセイサ国際空港については、天候の影響は一部にとどまっている。

■電力、ウルグアイへの依存 La Nacionの記事
アルゼンチンは電力において、ウルグアイへの依存度を強めている。国内電力の不足分を同国から輸入しているが、7月の月間輸入電力は、2013年の年間輸入量を22%上回ったという。強い寒波の影響でこの25日に、電力需要が過去最高となったことなどが影響している。冬の寒さ、夏の暑さのたびに、国内電力は逼迫する状況が続いている。

■米国ビザ、発給停止中 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの米国大使館では、ビザの発給が現在、停止中だという。この事態は、ビザの発行にかかるコンピュータシステムのトラブルが原因で、すでに10日間続いている。アルゼンチンだけでなく、ビザを必要とするすべての人に影響が生じている。南米ではチリ国民だけが、ビザなしで米国に渡航できる。

■カラファテ、氷点下115時間 Ahora Calafateの記事
サンタクルス州のエル・カラファテはすでに115時間にわたり、気温が氷点下のままとなっている。南極から張り出した強い寒気の影響で、パタゴニアは気温が低い状態が続く。しかし山間部ではない都市部で、氷点下の時間がこれほど続くのは、きわめて珍しい。市内では27日に、氷点下21度を記録している。

■ロサリオ、メトロ調査 El Litoralの記事
国内第3の都市ロサリオでは、メトロ(地下鉄)建設に向けた調査が始まった。この調査はロサリオの交通当局と交通省、さらにベルグラノ貨物線の運営会社、中国企業などが参加して行なわれているものだ。市内の交通の新たな軸としてメトロかトランビア(路面電車)を建設する計画があり、この計画づくりなどのため地質などを調べる作業だ。

■労使対立で放送休止 La Nacionの記事
ケーブルテレビなどでニュースを放送する「CN5」が3時間にわたり、放送を休止した。同社の職員やスタッフ20人が、経営者に対する要求行動をとり、この労使対立が影響したという。30日13時30分から、このチャンネルでは放送中止の理由が書かれた画面が映った。


【コロンビア】

■アビアンカ、放射性物質ではない La Tardeの記事
アビアンカ航空機内の異臭騒ぎについて同社は、漏れたのは放射性物質ではないと断言した。ボゴタからカリに向かっていた便内で異臭が立ち込めた事件だ。この機の貨物室内で、瓶から化学物質が漏れたことによる事故だが、同社は放射性物質を輸送していた事実はない、とした。この異臭騒ぎについては消防などによる捜査が、今も続けられている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メルコスル、パレスチナ支持 El Universoの記事
カラカスで開催されているメルコスルサミットでは、パレスチナへの支持が採択された。イスラエルによるガザ攻撃により多数の死傷者が出ていることを受け、パラグアイを除くメルコスル各国は国際社会が一致して同国に圧力をかける必要があるとの認識を共有した。このサミットには加盟5カ国と、正規加盟を目指すボリビアの6カ国首脳が参加した。

■ソノラ、トラックが流される News24の記事
メキシコ北部のソノラ州で、ピックアップトラックが川に流された。この事故が起きたのは米国との国境のアグア・プリエタで、35人が乗ったトラックが川の流れに飲まれたという。この事故で6人が死亡し、今も4人が不明となっている。現在現場一帯では、200人体制で捜索活動が行なわれている。


【サイエンス・統計】

■リベリア、全学校閉鎖 News24の記事
エボラウイルスの感染拡大が続くリベリアでは、すべての学校が閉鎖された。接触や飛沫により感染が広がるため、これを防ぐためのそちだ。また職務を離れることが可能な公務員についても、30日間出勤を停止する措置がとられた。今月23日の時点でこのウイルスに感染した人は西アフリカでは672人で、このうち129人を同国が占める。