2014.12.11

【ボリビア】

■ボリビア-ペルー、対話再開へ La Razónの記事
ボリビア、ペルー両国は対話を親密に行なうことに合意した。COP20参加のためリマを訪れたエボ・モラレス大統領と、ペルーのオリャンタ・ウマラ大統領が会談を行なった。ウマラ大統領の来暮が2月に中止されてから、初のトップ会談となったものだ。両国間に山積する課題に取り組むため、両大統領は対話の機会を今後設けることで合意した。

■エボ、来年に渡仏 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は2015年に、フランスを訪れるという。リマで開催中のCOP20に参加した大統領はこの場で、フランスの外相から同国への招待を受け取った。時期は未定ながら、2015年に同国を訪れ、フランソワ・オランド大統領と会談する見通しだという。両大統領の会談は、2013年9月の国連総会の機会以来となる。

■ボリビア軍、肥満排除 La Razónの記事
ボリビア軍は、肥満、体重過多の兵について、隊から排除する方針を示した。エボ・モラレス大統領がコチャバンバの軍施設を訪れ、身体を鍛えることも仕事の一つと語った。この件を受け、ボリビア警察は肥満、体重過多の者を制服警官から除外する方針を示している。軍もこの動きを受け、肥満者らを排除する姿勢を示したものだ。

■バス事故2件相次ぐ El Deberの記事
国内ではバス事故が2件相次ぎ、1人が死亡、15人が負傷した。ビジャソンからラパスに向かっていた、トランス・デル・スール社のバスがラパス県内で事故を起こし、負傷した10人がオルーロの病院に運ばれた。またコチャバンバ県のチモレではウルス社のバスがトラックと衝突し、1人が死亡、5人が負傷した。

■4県で渇水深刻化 El Deberの記事
国内ではラパス、オルーロ、チュキサカ、サンタクルスの4県で、渇水が深刻化している。国内の広い範囲は現在、乾季が終わり、雨季に向かう時季だ。これら4県はとくに渇水が進み、農作物や酪農に、影響が生じ始めている。雨季のまとまった雨が期待できるのは1月以降とみられ、渇水が解決するには時間を要するとみられる。

■ペルービアン、都市七不思議をアピール La Razónの記事
17日からラパスに乗り入れるペルービアン航空は、「都市七不思議」(驚くべき世界の都市七選)をアピールしている。6日までネット投票が行われ、ラパスはこの七都市入りを実現させた。リマ、クスコとラパスを結ぶ路線を就航する同社は、観光需要の掘り起こしのため、この七都市入りを広告でアピールしている。

■横断鉄道、70億ドル La Razónの記事
建設が計画されているブラジルとペルーを結ぶ大陸横断鉄道について、国内部分には70億ドルが必要だという。この年末までに基本計画が策定されるのを前に、政府側が明らかにした数字だ。国内の既存鉄道を活用する形で、鉄道網を整備する。ペルーはボリビアを通らないルートの策定を進めているが、南米諸国連合(Unasur)はボリビア通過を指示している。

■サンタクルス、停電の処分を求める La Razónの記事
サンタクルス県は、8日に発生した大停電を受け、電力調整機関などに対する処分、制裁を求めた。変電施設のトラブルから、県内の実に87%の地域で、電力供給が絶たれたものだ。県側は政府に対し、200万人が被害、影響を受けたとして、制裁などの発動を求めた。

■FAO、ボリビアを評価 La Razónの記事
国連食糧農業機関(FAO)は、ボリビアを評価した。エボ・モラレス政権の農業、食料政策により食料の安全性が増し、さらに飢餓への直面が50%軽減されたことを高く評価している。同様の取り組みが奏功したブラジルとともに、世界に向けて食糧農業政策の手本とする姿勢を示した。

■カルナバルプロモ、200万Bs La Patríaの記事
政府はオルーロのカルナバルのプロモーションに、200万ボリビアーノを投じる。来年2月14日にパレードか開催されるこのフォルクローレの祭典は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。観光省はこのイベントを国内外にアピールするため、この予算を計上したものだ。


【ペルー】

■検察、グリーンピースへの捜査着手 La Repúblicaの記事
検察は、環境活動団体グリーンピースへの捜査を開始した。同団体が、スローガンを含んだ写真を撮影するため、イカ県のナスカの地上絵に違法侵入したことが告発されている。検察によるとこの不法行為により、地上絵周辺の40平方メートルが損傷を受けたおそれがあるという。起訴に至れば、有罪となる可能性が高い。

■文化省、グリーンピースに謝罪要求 Perú21の記事
ルイス・ハイメ・カスティリョ文化副相は、環境活動団体グリーンピースに対し謝罪を要求した。同団体が写真撮影のためイカ県のナスカの地上絵に違法侵入したことを受けた動きだ。同副大臣はこの事態について「受け入れることはできない」と述べ、捜査や基礎は警察などの動きによるとしながら、ペルー国民に謝罪をするべきと断じた。

■グリーンピース騒動、過去にも Perú21の記事
ナスカの地上絵への違法侵入が告発されたグリーンピースは、過去にも国内でトラブルを起こしていた。2008年5月15日、クスコ県のマチュピチュ遺跡で、スローガンを無許可で表示し、やはり写真撮影を行なっていたものだ。この際にはチリ、アルゼンチン、ドイツ国籍の活動家3人が、現地警察に拘束されている。

■ペルービアン、17日からボリビアへ Opinionの記事
ペルービアン航空はこの17日から、ボリビアのラパスに乗り入れる。2009年に国内市場に参入した同社にとって、初の国際定期便の就航だ。開設するのはリマ-ラパス線とクスコ-ラパス線で、いずれも観光需要が高いと判断したという。リマ線は往復319ドル、クスコ線は219ドルのプロモーション運賃を設定している。

■タクナ-アリカ鉄道、来年再開へ Correo Perúの記事
国内南端のタクナとチリ北端のアリカを結ぶ鉄道は、来年にも運転を再開するという。開業から100年以上が立つこの鉄道は、老朽化などを理由に2012年3月から、運休している。交通通信省によると、来る1月から改修工事を始める予定で、この工事には3カ月を要するという。

■スルキーリョ、犬の糞の始末 La Repúblicaの記事
リマのスルキーリョでは、犬の散歩の際の糞の始末が義務化される。国内では犬を飼う家庭が増えている一方で、散歩の際のマナーが新たな問題となっている。こうした中、スルキーリョでは糞の始末が条例で義務化され、違反した場合には罰金が科せられることになった。この動きは、国内各地に広まる可能性がある。


【チリ】

■メトロ4号、区間運休 La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)4号線は10日、車輌のトラブルのため一部区間で運休となった。40分間にわたり運転を見合わせたのはタバベラとロス・オリエンターレスの区間で、5千人に影響が及んだ。メトロの運営側は、同日13時40分には、運転が正常化したと発表している。

■年越し花火、概要決まる BioBio Chileの記事
バルパライソで年越し時に行なわれる花火の概要が決まった。ホルヘ・カストロ市長が明らかにしたもので、複数の打ち上げ個所などを決定し、この20日から設営などの準備に入り、26日にはリハーサルも行なうという。この花火大会は南米最大規模で、およそ4万5千発の花火が用意される予定だ。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレス、強風被害 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスは9日夜、強風に見舞われ、市内では倒木が相次いだ。市内で観測された最大風速は32.5メートルで、倒れた木の数は200本、さらに負傷者を5人出している。この倒木の影響で、市内の道路は多くの個所で塞がれ、通行ができない状態となった。またラヌス・オエステでは倒木が住宅を破壊したが、奇跡的に負傷者はない。

■2つの空港も風の影響 Clarín.comの記事
9日夜、最大風速32.5メートルの強風が吹いたブエノスアイレスでは、2つの空港も影響、被害を受けた。ホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)では20時30分から23時にかけ、ほとんどの便に遅れが生じた。アルゼンチン航空の9便は、行き先をモンテビデオやロサリオに変更する措置をとっている。

■各地で停電、港ではクレーンが倒れる La Nacionの記事
最大風速32.5メートルの強風に見舞われたブエノスアイレス一帯では、停電も発生した。電力会社によるとパレルモやアルマグロ、カバジート、バルバネラなどで電力供給が途絶えた。また港湾では、貨物つり上げに使うクレーンが倒れ、4人が負傷する事態となったが、命に別状はないという。

■サルタでも強風被害 El Tribunoの記事
サルタでも強風による被害が報告されている。地域気象台によると10日、市内では最大風速19.7メートルを観測し、各地で倒木が相次いだほか、住宅の屋根が飛ばされる被害が続出した。またこの強風の後、市内では強い雨が降り、気象台は市民に対し、警戒を呼びかけている。

■マル・デル・プラタ便に新車輌 La Nacionの記事
フロレンシオ・ランダッソ交通相は、ブエノスアイレスとマル・デル・プラタを結ぶ鉄道便にこの19日から、新車輌が使用されることを明らかにした。この新車輌は輸送力強化のため、政府が13億ペソを投じて購入したものだ。コンスティトゥシオン駅からマル・デル・プラタまで、運賃は240ペソ、プルマンクラスは290ペソとなる。

■国外への旅行、減る La Nacionの記事
アルゼンチン国民の国外への旅行が、減っているという。国立統計機構(INDEC)が明らかにしたもので、この10月に国外に旅行を目的に出国した国民は、前年同月比で17.1%減った。またエセイサ国際空港の利用も8.1%のマイナスだ。とくに国外でのクレジットカード利用が28%減るなど、経済問題が大きく影響したとみられる。

■銀行、11日はスト Clarín.comの記事
国内の多くの銀行は11日、ストライキのため営業を見合わせる見通しだ。労働組合による、賞与、年末一時金の支払い額の要求行動の一環で、この日、ほとんどの銀行の組合がこのストに参加するとみられるためだ。組合側は1月5日まで、平均7500ペソの一時金の支払いを各行経営に求めている。


【コロンビア】

■チクングニヤ、脅威続く Caracol Radioの記事
保健省は、国内にあらためてチクングニヤ熱への警戒を呼びかけた。カリブ海岸地域を中心にこの感染症の感染拡大か続いているが、新たにトリマ県で感染者が明らかになるなど、内陸でも感染が広がりつつあるという。デングと同じネッタイシマカが媒介するこの感染症は、カリブ海各国で蔓延後、南米各地を蝕み始めている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンパウロ、豪雨と渇水 Caracol Radioの記事
ブラジル最大都市サンパウロは、豪雨に見舞われたものの渇水を脱していないという。一帯では激しい雨が降り、地域メディアは浸水した道路で自動車が水没する映像を流している。しかし今年半ばから続いている渇水は深刻で、今回の大雨も「焼け石に水」の状態にあるという。気象台は、渇水から脱するにはさらにまとまった雨が必要との見方を示した。


【サイエンス・統計】

■マラリア死、13年で47%減 Caracol Radioの記事
世界保健機関(WHO)は、マラリアによる死亡がこの13年で、47%減少したことを明らかにした。ハマダラカが媒介するこの感染症は、アフリカやアジアなどで依然として脅威だ。しかしサハラ以南アフリカでのこの感染による死亡が54%減少するなど、環境が大きく変わってきている。一方で、死亡者の78%は5歳以下のこどもであるという。