2014.12.17

【ボリビア】

■チリ、ALBAに反発 El Deberの記事
チリ政府は、米州ボリバル代替統合構想(ALBA)の姿勢に反発を見せた。ハバナでサミットを開いたALBAで、メンバーであるボリビアは海岸線問題についての自国の立場を説明し、参加各国からの理解を得た。これに対しチリは「ALBAのメンバー国ではないし、政治的見解は受け入れられない」と拒否反応を示した。

■エボ、ティワナクで就任式か El Deberの記事
ラパス県のティワナクでエボ・モラレス大統領の「就任式」が計画されている。10月12日の選挙で再選されたモラレス大統領は、1月22日に新たな任期に入る。この前日の21日、アイマラの聖地ティワナクで、インディヘナやパチャママに向けた就任式を行なうことを、社会団体が計画しているという。

■ダカール、30万人来暮へ El Deberの記事
1月10~12日にオルーロ、ポトシ県を通過するダカールラリーに向け、30万人が来暮するという。パブロ・グロウクス文化相が見通しを示したものだ。初めて国内通過となった今年の1月には15万人が入国したが、こんどはその倍の観光客らが来暮するという。国内ではウユニ塩湖がラリーのハイライトとなる。

■アルゼンチン外相、ボリビアを歓迎 La Razónの記事
アルゼンチンのエクトル・ティメルマン外相は、ボリビアのメルコスル加盟が実現すると断じた。南米5カ国で形成される経済ブロックであるメルコスルのサミットが、同国のパラナで開催される。ボリビアの正規加盟の是非がこのテーマだが、同外相は「ボリビアの加盟はメルコスル各国の共通の利益になる」と歓迎の意向を示した。

■コカ葉農家200人が行進 Los Tiemposの記事
ユンガス地方のコカ葉農家200人が、コチャバンバ市に向けて行進を始めた。行進しているのは、法令1008号に添わない、非合法の農家らだ。2012年に政府や軍により、掃討を受けたことに抗議し、合法化などを要求しているものだ。コカ葉は伝統作物だが、コカインの原料となることから、生産や流通は厳しく制限されている。

■BoA、3億ドル投資へ Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、今後数年で機材に3億ドルを投資するという。ロナルド・カッソ会長が、参入5年を記念する式典で明らかにしたものだ。今年同社は新たにボーイング767型機を調達するなど1600万ドルを機材に当時だ。今後さらに機材調達や交換を進め、積極的な展開を行なう方針を示した。

■4刑務所で受刑者らがスト Los Tiemposの記事
コチャバンバ県内の4つの受刑施設で、受刑者らがストを行なっている。この事態が起きているのはサンセバスティアン、サンペドロ、サンアントニオ、サンパブロの4個所だ。いずれも定員オーバーで受刑環境が悪化しており、改善などをもとているものだ。一部の受刑者は、ハンガーストライキを始めている。

■アーティスト、火災を嘆く Página Sieteの記事
国内の音楽アーティストらが、火災を嘆いている。12日夜、ラパス中心部のCD店ディスコランディアから火が出て、この店の98%を焼いた。この店は、音楽レーベルの直営店で、国内のフォルクローレ音楽を支える立場だ。ロス・カルカスのゴンサロ・エルモサ氏は「われわれが誇るべき音楽が損なわれたことを悲しむ」と語っている。

■ラパス、長期観光展望 Página Sieteの記事
ラパスでは18日、長期的な観光の展望を話し合う会議が開催される。パブロ・グロウクス文化相によると、今後のラパスの観光戦略を練るもので、観光業関係者のほか県知事や市長も参加するという。ラパスは今年、世界都市七不思議(驚くべき世界の都市七選)に選ばれている。

■ノルテ・ポトシ、雹の被害 La Patríaの記事
ノルテ・ポトシで15日、雹が降り、農業に被害が出ている。地域行政によるとカラチャのアイリュ(コミュニティ)など23地域で、この雹による被害が報告されているという。ジャガイモやソラマメ、トウモロコシなどが被害を受けており、現在被害概要の把握が進められている。


【ペルー】

■侵入活動家、引き渡し要求も La Repúblicaの記事
ナスカの地上絵に違法侵入したグリーンピース活動家について、相手国に引き渡しを要求する可能性もあるという。文化省が16日、見方を示したものだ。この「実行犯」はすでに出国したとみられているが、相手国に犯罪人引き渡しと同じ手続きで引き渡しを求め、国内法で裁判にかける方針だという。

■ナスカの地上絵、やはり損傷 Perú21の記事
イカ県のナスカの地上絵は、やはり損傷していたと文化省が明らかにした。グリーンピース活動家らが違法侵入したことが伝えられ、同省は無人航空機(ドローン)を使用し、空から状況確認を行なった。この結果、ハチドリの地上絵の一部の損傷が、具体的に確認されたという。同省は国内法に基づき、検察に「実行犯」の立件を求める方針だ。

■クスコで衝突、1人死亡 La Repúblicaの記事
クスコで社会闘争による衝突があり、1人が死亡した。ヤナティレ郡のカルカのコミュニティの人々が行政区域の問題から社会闘争を起こし、16日16時頃、クスコ市のアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港へのアクセス道を封鎖しようとした。これを止めようとした警官隊との間で衝突が起き、1人が死亡、5人が負傷したという。

■夜のマチュピチュを提案 Gestionの記事
観光議会(Canatur)のホルヘ・ホチャモビッツ会頭は、夜のマチュピチュ観光を提案した。新たに午後時間帯の遺跡公園入場チケットが、国民向けに販売されているが、さらに夜の入場を認め、入場者を増やすべきとの考えを示したものだ。遺跡を傷つけない照明の導入などが必要との見方を示している。

■1ソル新硬貨はホテル La Repúblicaの記事
こんどの1ソル新硬貨のデザインは「ホテル・パラセ」だ。中央銀行(BCR)は、国内文化をデザインしたシリーズの、新たな硬貨を発表した。ロレト県にある、歴史的建造物であったこの建物を新たにモチーフにしたという。このシリーズではこれまでにマチュピチュやシリュスタニ遺跡、カラヒアなどのデザインが発表されている。

■フリアカの下水、議員が視察 Los Andesの記事
プーノ県最大都市フリアカの、下水整備事業を議会議員らが視察した。この町は急速な都市化の一方で下水整備が進まず、とくに大雨の後などに道路が冠水する事態が続いていた。この対策として、新たな下水網の整備が現在進められており、この状況を議員らが視察したものだ。


【チリ】

■イスラム国関与のチリ女性逮捕 BioBio Chileの記事
イラク、シリアで勢力を拡大させているテロ組織イスラム国に関与したとして、チリ国籍の女性が逮捕された。この女性はスペイン、バルセロナでほかの3人とともに当局に拘束されたという。イスラム国に対する捜査で、同国とモロッコで、合わせて7人が摘発され、この展開での逮捕だ。

■政府、チリ女性を確認 BioBio Chileの記事
政府は、イスラム国関与でスペインで逮捕されたチリ国籍の女性について、身元を確認したことを明らかにした。名前などは明らかにしていないが、16年前に両親とともに移民した20代の女性だという。この間、この女性には一度も帰国歴がない。捜査上の問題から、これ以上の詳細は伏せられているとみられる。

■サンティアゴ、テロ未遂 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ駅で16日、爆破テロが直前に防がれた。現場は1号線のエスクエラ・ミリタール(軍学校)駅で、イスラエルの国旗にまかれた不審物が発見されたものだ。警察の調べで、時限爆破装置があり、テロと断じられた。この駅では今年9月8日に爆破テロがあり、14人が負傷している。

■第4州、衝突死亡事故 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州で乗用車とトラックの衝突事故が起きた。現場は国道5号北線のラ・イゲラのブエノスアイレス付近だ。南に向け走行していた乗用車が工事用車輌を追い抜こうとした際、対向車線でトラックと正面衝突したという。この事故で乗用車の運転手と助手席の2人が即死し、後部座席の1人も搬送先の病院で死亡が確認された。


【アルゼンチン】

■Claro、大規模「停電」 Clarín.comの記事
通信会社Claroのサービスが16日、ブエノスアイレスで利用できなくなった。同社によると技術的問題の発生で、首都圏や州内で通話、インターネット接続ができなくなったという。この影響を受けた人は数百万人に達するとみられる。この問題発生から8時間が経過した時点でも、復旧は果たしていない。

■アエロパルケ、LAN便に遅れ La Nacionの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)では16日にかけて、LANアルゼンチンの便に遅れや欠航が出た。同社の整備士の組合員らが、会合を持ったためだ。コモドロ・リバダビア便がキャンセルとなり、また一部の乗客はアルゼンチン航空便への振り替えとなった。LAN側はこの事態について、ストライキではないと説明している。

■バラカス、40棟を保全 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市議会は、バラカスにある古い建物40棟の保全を図る法案を、12時間にわたるマラソン審議の上、可決した。19世紀に建てられた邸宅などが対象で、持ち主が維持を諦めたり、管理放棄する事例が相次いだための措置だ。ミクロセントロなどでは保全が図られているが、市内北部の同地区では、初のケースとなる。

■トゥクマンでチクングニヤ La Nacionの記事
トゥクマン州内で初めて、チクングニヤ熱の感染が明らかになった。同州保健局によると、感染したのは38歳の男性で、この感染症が流行するコロンビア、カルタヘナからの持ち帰りとみられるという。デングと同じネッタイシマカが媒介するこの感染症は、今の段階では国内感染事例は起きていない。

■20歳、82歳の元彼を殺害 La Nacionの記事
ロサリオで、82歳の男性を殺害したとして、20歳の女性が逮捕された。この事件は市内北部、エンパルメ・グラネロ地区の住宅内で発生したものだ。2人はかつて交際しており、仲間三人と共謀して女性が男性を殴り、さらに刃物で切りつけるなどして殺したという。

■ウサイ広場、リモデルへ La Nacionの記事
ブエノスアイレス、レコレタにあるウサイ広場のリモデル工事が行なわれるという。この広場は、ブエノスアイレス大学の医学部前にあり、普段から学生らが集う場となっている。しかし長年にわたりメンテナンスがなされず、荒廃した姿だ。市側によると、大学側の提案により、新たに緑地公園として整備されることとなった。

■ジェネリック医薬品、20% Clarín.comの記事
ジェネリック医薬品の処方は、依然として全体の20%にとどまるという。ブエノスアイレス州が行なった調査で明らかになった数字だ。国内では12年前から、ジェネリック医薬品の処方が可能となったが、認知が進まないことなどから、依然として処方されるケースが少ないという。

■ネウケン産さくらんぼ、香港へ La Mañana Neuquénの記事
ネウケン州産のさくらんぼが、香港に輸出された。セントゥリアンカーゴ社の貨物機でマイアミ経由で運ばれたのは、州内で収穫された100トンだ。これまで州内産のさくらんぼはチリや一部の欧州に輸出されていたが、香港への販路拡大は初めてだという。生産者側は、アジア販路の拡大に期待を示している。


【エクアドル】

■チクングニヤ、初の国内感染 El Universoの記事
チクングニヤ熱の初の国内感染の事例が報告された。マナビ県モンテクリスティに住む42歳の女性の、この感染症の感染が明らかになった。これまで国内での感染例は、いずれもカリブ海などの流行地からの持ち帰りだったが、この女性は渡航歴がなく、国内での感染とみられる。この感染症は、デングと同じ蚊が媒介するため、国内定着が懸念されている。


【コロンビア】

■アビアンカ、バルセロナ線デイリー化 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空は、ボゴタとスペインのバルセロナを結ぶ路線をこの18日から、デイリー化する。現在同社はこの路線を週4往復運航しているが、これを7便に増やすものだ。使用機材はエアバスA320型機で、週あたり3350席の供給となる。同社のコロンビア国内からスペインへの路線は、これで週30便の運航体制となる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■TAM、イベリアとシェアへ Caracol Radioの記事
ブラジル最大手のTAM航空は、イベリア航空とコードシェアで合意した。イベリア航空が乗り入れるサンパウロ、リオデジャネイロから10都市へのTAM便、またTAMが乗り入れるマドリードからの9都市便で、それぞれコードシェアを実施する。両社はともに航空連合、ワンワールドに加盟している。


【サイエンス・統計】

■カーボベルデ、火山の影響 El Universoの記事
アフリカ、セネガル沖のカーボベルデで、火山噴火の影響が出ている。標高2900メートルのピコ・ド・フォゴ火山が14日に大きな噴火を起こし、麓のチャ・ダス・カルデイラスからは1500人が避難している。この火山は11月下旬に噴火し、その後一旦は静まったが、この日の噴火に至った。観測機関は、当面は厳重な注意が必要と指摘している。