2014.12.18

【ボリビア】

■副大統領「チリは孤立を恐れている」 El Deberの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領はメディアに対し「チリは孤立を恐れている」と述べた。ボリビアは1904年の平和条約に基づきチリに海岸線を求めているが、この件について米州ボリバル代替統合構想(ALBA)各国からの理解を得た。この報道にチリが反発したことを受け、副大統領が語ったものだ。

■メルコスル加盟は2015年 El Deberの記事
クラレンス・エンダラ通商副相は、ボリビアのメルコスル正規加盟は2015年前半になるとの見方を示した。ボリビアは正規加盟を目指しており、アルゼンチンのパラナで開かれるサミットで、何らかの動きがある可能性がある。ただし、パラグアイの承認の遅れの影響を受ける可能性もあると同副大臣は指摘した。

■メルコスル、原油価格も議題に La Razónの記事
アルゼンチン、パラナで開催されるメルコスルサミットで、原油価格問題も議題になるとエボ・モラレス大統領は語った。この出発直前にメディアに語ったもので、原油価格の下落の影響なども、主要なテーマとなるという。このサミットでは、正規加盟を目指すボリビアについて、議論の進展があるか国内からも注目されている。

■原油下落、13億ドル減収も Página Sieteの記事
原油の国際価格の下落により、ボリビアは13億ドルの減収となる可能性があるという。マウリシオ・メディナセリ元天然ガス相が見方を示したものだ。OPECには加盟していないがボリビアも産油国だ。エボ・モラレス政権は、国内への影響は小さいと説明しているが、同氏は大幅な収益減につながる可能性があると警告した。

■ペルービアン、ラパス就航 El Deberの記事
ペルーのペルービアン航空が17日、ラパスに就航した。同社が開設したのはリマ-クスコ-ラパス線で、ボーイング737型機を使用し、毎日1往復の運航となる。同社にとっては初の国際定期便で、ボリビアに乗り入れるペルーの航空会社としてはLANペルー、アビアンカペルーに続き3社めだ。

■アマスソナス、運賃収入60%増 La Razónの記事
アマスソナス航空が絶好調だ。同社のセルヒオ・デ・ウルオステ氏によると、今年の同社の運賃収入は4千万ドルと、2013年の2500万ドルから60%増となる見通しだという。ウユニ線が好調なほか、アエロスール破綻後には国際線を強化し、今年はオルーロ-イキケ線、タリハ-サルタ線などを次々と就航させている。

■コンコルディアの丘への道、警備強化 Los Tiemposの記事
コチャバンバの警察は、市内のコンコルディアの丘に至る道について、警備を強化する方針を示した。クリスト像が立つこの丘は市内有数の観光地だが、女性が性的暴行を受ける事件が明らかになり、治安面への不安が高まっている。警察はこの安全性を守るため、パトロールを強化するなどの措置をとるという。

■グランデ川、国内最長の橋 El Deberの記事
サンタクルス県を流れるグランデ川に、国内最長となる橋がかけられる。2か月後にも着工される見通しなのは、オキナワとサンフリアンを結ぶバネガス橋だ。この橋は全長1460メートル、幅7.3メートルで、23本の橋脚が設けられる。総工費は4990万ドルで、35か月をかけて建設される予定だ。

■ユキ族、あらためて支援求める El Deberの記事
コチャバンバ県熱帯地方のインディヘナ(先住民)、ユキ族があらためて支援を求めた。この部族は伝統的な生活を踏襲してきたが、低栄養と結核菌の蔓延で、民族存亡の危機にある。支援を求め、大人23人、こども45人がサンタクルス市内でデモ行進を行なった。経済、医療の援助を要求している。

■ティティカカ薬物ルートを解明 La Razónの記事
ラパス県警の薬物捜査課は、ティティカカ湖をめぐる4つの薬物輸送ルートを特定したという。この湖はボリビアとペルーの国境に位置し、この湖上が薬物輸送のルートとなっていることが指摘されていた。警察はプエルト・アコスタ、コパカバーナ、デサグアデーロなどを経由するルートを特定し、今後取締りを強化するという。

■新大統領府、着工延期を Página Sieteの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、政府が近く着工する新大統領府「カサグランデ・デル・プエブロ」の着工を遅らせるようも求めた。市内を含む国内の広い地域は間もなく雨季に入り、建設するには適切な時期ではない、と同市長は主張している。この新大統領府は現行のタンボ・ケマードの南側に建設される予定で、22階建てとなる計画だ。

■救急車など702台を購入へ La Razónの記事
ボリビア政府はアルゼンチンから、救急車や消防自動車など702台を購入する。メルコスルサミットのためエボ・モラレス大統領はアルゼンチンを訪れるが、この際にクリスティナ・フェルナンデス大統領と、この売買の調印を行なうという。アルゼンチン産のこれらの車輌は、国内の各地域行政などに渡される予定だという。


【ペルー】

■検察、グリーンピースから聴取 La Repúblicaの記事
イカ県検察はグリーンピースからの聴取を行なう。同団体の活動家らがナスカの地上絵に違法侵入し、一部をん損傷させた事件について事情を聴くものだ。この事件で来秘しているクミ・ナイドゥ代表からの聴取も視野に入れている。またこの侵入を指導したアルゼンチン国籍の活動家について、引き渡しの手続きをとる準備を進めている。

■アンカッシュ、M5.0の地震 La Repúblicaの記事
アンカッシュ県で17日朝9時24分頃、地震があった。観測機関によると震源はワルメイの東86キロで、震源の強さはマグニチュード5.0、震源の深さは11キロだ。この地震の揺れはアンカッシュ県の広い範囲で感じたが、人や建物への被害はなく、また混乱も起きなかった。


【アルゼンチン】

■Claroに制裁へ Clarínの記事
大規模な障害を起こした通信会社Claroに対し、制裁が発動される見通しだ。16日、ブエノスアイレスで同社の携帯電話通話、インターネット接続などのサービスが利用できなくなった。この障害は10時間にも及び、影響を受けた利用者は数百万人に達する。当局はこのトラブルの原因調査とともに、同社へ制裁金を科す方針を示した。

■北部内陸、ピラニアの季節 Clarínの記事
国内北部内陸の河川は、ピラニアの季節を迎えたという。ミシオネス州のガルパ川で川遊びをしていた20歳の女性と11歳の少年が、ピラニアの一種であるパロメタに噛まれ、負傷した。夏を迎え、川で泳ぐ人が増える一方、この数年にわたりパロメタに噛まれる被害が、各地で相次いでいる。各地で、川遊びの人に対し警戒が呼びかけられている。

■キルメスではサソリ Clarín.comの記事
ブエノスアイレス都市圏のキルメスでは、4歳の女児がサソリに刺された。この女児は病院で手当てを受け、重傷には至っていない。地域保健局によると、夏が到来するとサソリの活動が活発になり、人が刺される例が増加するという。同局は、サソリに刺された場合は速やかに治療を受けるよう呼びかけている。

■悪魔ののど笛、22日から Misiones Cuatroの記事
ミシオネス州イグアス国立公園の展望ポイント、ガルガンタ・デル・ディアブロ(悪魔ののど笛)への遊歩道は、22日正午から完全再開となる。この遊歩道は今年6月の大増水の際に被害を受けた。80%は復旧していたが、この日から残る20%部分も利用できるようになる。

■サルミエント公園、閉鎖中 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのサアベドラにあるサルミエント公園は現在、閉鎖中だという。この公園は地域の人々の憩いの場だが、市側によると10日程度、全体を封鎖するという。この公園内の緑地を活用し、大雨が降った際の一時的な貯水スペースを整備するための措置だ。


【エクアドル】

■エミレーツ、エクアドルへ El Universoの記事
中東ドバイをベースとするエミレーツ航空が、キト、グアヤキルへの路線開設を発表した。しかし路線展開や乗り入れ時期は今の段階では示されていない。同社は新たに大型機エアバスA380-800型機を大量発注中で、この機材の受領を経たうえでの開設となるという。同社のはサンパウロ線とリオ-ブエノスアイレス線の、南米2路線を運航中だ。


【コロンビア】

■アビアンカ機、機内食が原因で引き返す El Colombianoの記事
アビアンカ航空の旅客機が、機内食が原因で引き返す事態が起きた。この事故が起きたのはボゴタからリマに向かっていた便だ。離陸後、客室乗務員が機内食を温めようとした際、機械のトラブルで加熱しすぎとなり、一部の容器が焦げたという。このため警報装置が作動し、ボゴタに引き返して緊急着陸した。

■ボゴタ空港、霧の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は18日、濃霧の影響を受けた。民間航空局によるとこの日の朝、天候の問題から滑走路の使用を制限する事態が起きたという。このため朝6時から8時40分にかけ、便の運航に影響し、平均で90分程度の遅れとなった。LANコロンビアのカルタヘナ便、サンタマルタ便に欠航も出ている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、米国と国交正常化へ El Universoの記事
キューバ、ラウル・カストロ議長は米国との国交正常化交渉を開始することを明らかにした。米国、バラク・オバマ大統領がキューバの孤立化政策の失敗を認め、同じく正常化の道の選択を表明したことを受けた発言だ。米国側のこの判断について、カストロ議長は敬意と感謝の意を示している。

■OAS、正常化を歓迎 El Universoの記事
米州機構(OAS)のホセ・ミゲル・インスルサ総長は、米国とキューバの国交正常化交渉開始を歓迎した。18日、両国トップがそれぞれ、この交渉にあたることを明らかにした。同総長は「歴史は進んでいる」と語り、この正常化の意義は高いと評価した。米国の主張を受け、キューバはOASから資格剥奪された状態が続いている。

■ローマ法王「歴史の転換点」 El Universoの記事
ローマ法王フランシスコ1世は、米国とキューバの国交正常化交渉開始の報を受け、「歴史の転換点だ」と評価した。バチカンの広報を通じて発表したもので、この正常化交渉についてカトリック教会としても期待し、後押ししたいと語った。また政策的敵対を乗り越える判断をしたことに、敬意を表している。

■オルテガ大統領「祝福する」 Caracol Radioの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、米国とキューバの国交正常化交渉開始を祝福した。「バラク・オバマ大統領、ラウル・カストロ議長の判断は、米州の歴史の新たな始まりになる」とこの決定を評価し、歓迎した。この上でこの決定は、双方の国民の利益になると断じている。

■マイアミ、「裏切り」と反発 El Universoの記事
フロリダ州マイアミのでは、バラク・オバマ政権の「裏切り」への反発も起きている。18日、2009年に拘束されたアラン・グロス氏の解放に合わせ、政権は国交正常化を図る姿勢を示した。しかしキューバ系移民やその二世の間から、この政策の転換は裏切り行為との批判がある。一方で、この報道に無反応を貫く移民も少なくないという。

■ニカラグア、M5.2の地震 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアで18日12時19分頃、地震が起きた。観測機関によるとコシグイナの太平洋沖で震源の強さはマグニチュード5.2、震源の深さは59キロだ。震源に近いチナンデガやレオンでやや強く揺れ、エルサルバドル、ホンジュラスでも揺れを感じた。津波の発生はなく、人や建物への被害報告もない。