2015.01.17

【ボリビア】

■パナマ、暮智関係に言及 Página Sieteの記事
パナマ副大統領が、ボリビアとチリは対話を行なうべきと語った。チリのエドゥアルド・フレイ元外相と会談し、述べたものだという。ボリビアとチリは外交関係を持たず、またボリビアがチリに海岸線を要求している問題から、関係悪化が止まらない。同副大統領は両国の関係が地域の不安定要因になることに懸念を示した。

■就任式には40カ国から La Razónの記事
22日のエボ・モラレス大統領の実質3期めの就任式には、40カ国の首脳や閣僚、大使などが参列する。フアン・カルロス・アルラルデ副外相が16日、明らかにしたものだ。一部の高官らは、21日にラパス県のティワナクで行なわれる、アイマラの就任式にも参列するという。

■米国、就任式に名代 La Razónの記事
米国のバラク・オバマ大統領は、大統領の名代としてトム・マリノフスキー氏をボリビアに派遣することを明らかにした。この22日、ラパスではエボ・モラレス大統領の実質3期めの就任式が行われる。米国にも招待状が出されていたが、大統領本人の来暮はかなわず、民主主義、人権、労働担当の同国務長官が代理を務めることになった。

■受取送金、10億5千万ドル Página Sieteの記事
昨年1~11月、ボリビアが国内から受け取った送金額は、10億5千万ドルとなったという。中央銀行(BCB)が16日、明らかにした数字だ。移民から国内家族への送金は、ボリビアの国内総生産(GDP)のおよそ10%を占める。今季のこの額は、前年同期に比して、2.1%多い。

■ティティカカ、レーダー監視 El Deberの記事
ボリビア、ペルー両国は共同で、ティティカカ湖周辺での監視体制を強化する。両国間では麻薬組織による薬物や現金の輸送が増加し、国境を越えた問題となっている。両国の警察はこの対策として監視体制強化を確認し、新たにレーダーを導入することに合意した。

■輸出、5.3%増 La Razónの記事
ボリビアからの輸出は2014年、前年比で5.3%増加したという。国立統計機構(INE)が明らかにした数字だ。この年の輸出総額は128億5610万ドルで、この46.6%にあたる59億8650万ドルは天然ガスが占める。また金の輸出は3億3080万ドルと、前年比で311%の増加となった。

■封鎖でキヌアの印象悪化も La Patríaの記事
オルーロ県は、キヌア生産者らによる道路封鎖で、キヌアそのものの印象悪化をまねくおそれがあるとの見方を示した。キヌア生産者らはオルーロ市とポトシを結ぶ道路のチャリャパタで、2日間にわたり封鎖を行なった。この衝突で負傷者を出す事態も発生し、国産キヌアのイメージ低下につながるおそれがあると県側は警告した。

■水害地、新学期の延期も Los Tiemposの記事
教育省は、水害の影響を受けた地域について、学校の新学期を延期する可能性に言及した。ベニ県の広い範囲やラパス県北部、オルーロ、ポトシ県の一部で水害が起きている。国内の教育機関は2月2日から新学期が始まるが、これらの被害地域ではこれを延期する、柔軟な対応をとる方針だという。

■ベニ川、50センチ上昇 Página Sieteの記事
ベニ県を流れるベニ川は、雨季に入り水位が平均で50センチ上昇しているという。ベニ県では大雨の影響でこの川を含む複数の河川の増水が指摘されている。国防省によると、ベニ川の水位上昇は顕著で、今後氾濫が起きる可能性が高まっているという。観光地ルレナバケは、水害に対する厳戒態勢がとられている。

■ラパス市職員、パワハラを告発 Página Sieteの記事
ラパス市の職員組合が、パワーハラスメントを告発した。マウリシオ・マルドナード委員長によると、多くの職員が労働時間外の労働を、市役所側から強いられているという。とくに、在宅時などに携帯電話を通じて、こうした指令が届くことが頻発している。組合側は行政官庁に対し、この実態を告発した。

■タリハ、略奪発生 Erbolの記事
タリハでは今月12日、略奪が起きたという。この事件が起きたのはタリハ市内の、グアラニ委員会のオフィスだ。この施設内に人がなだれ込み、コンピュータなどの物品を奪ったという。同委員会はタリハ県警にこの件を告発し、捜査を依頼した。この委員会は、チャコ地方に多いグアラニの人々の団体だ。


【ペルー】

■マチュピチュ、上限再調査 RPPの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡公園の入場上限の見直しに向けた調査が、行なわれる。県文化局が米国のサイト・リサーチ・アンド・マネジメント社に委託し、遺跡公園とインカ古道(カパック・ニャン)の観光による環境への影響調査などを行なうものだ。遺跡公園は入場上限が決まっているが、文化省や観光業界には、これを増やしたい意向がある。

■アヤクチョ、水害で200人避難 El Comercioの記事
アヤクチョ県のワマンガでは水害で、200人が避難を強いられている。この一週間にわたり同県の広い範囲では強い雨が続き、アヤクチョ市やヘスス・ナサレノでは浸水や土砂崩れなどが各地で起きている。一連の水害で住宅5棟が倒壊し、30棟が損傷を受けた。同県を含む中央アンデスは現在、雨季だ。

■リマ、海水浄化システム La Repúblicaの記事
リマ県の海岸に、新たに海水を浄化する浄水システムが導入される。この浄水場からの水はプンタ・ネグラ、プンタ・エルモサ、サンバルトロなどに供給される。一般に淡水の浄化に比べて海水浄化はコストがかかるが、リマ県は降雨量が少なく、安定的な供給を目指すためこのシステム導入が決まった。このプラント建設は今年12月から始まる。

■盗難マントを取り戻す Perú21の記事
文化省は、1993年に国内で盗まれた文化財のマントを、取り戻した。このマントはパラカス文化期のもので、盗まれて行方が分からなくなっていたが、米国テキサス州内で見つかったという。文化省はこのマントを近く、リマの考古学、人類学歴史博物館に展示する方針だ。


【アルゼンチン】

■公式インフレ率、23.9% La Nacionの記事
国立統計機構(INDEC)は、2014年のインフレ率が23.9%であったと発表した。経済問題を抱えるアルゼンチンは、南米ではベネズエラに次ぐインフレ率となり、この数字に注目が集まっていた。民間のコンサルタントやアナリストは、この年のインフレ率が31~39%と予測しており、この公式の数字は「マジック」により低く抑えられたとの見方が強い。

■ドラーダスビーチ、1万人が避難 Clarín.comの記事
リオ・ネグロ州のドラーダスビーチから、水浴客や観光客1万人が避難する事態が起きた。山林火災が発生し、シエラ・グランデにあるこの観光地から、わずか5キロの地点まで火の手が迫ったためだ。地域にある宿泊施設からは、次々と宿泊客らが安全な場所に避難した。このビーチは州都ビエドマから350キロ、チュブ州境近くにある。

■AR機、超低空飛行 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州マル・デル・プラタの海岸にいた人々は、アルゼンチン航空機の超低空飛行に驚いた。同社のエアバスA330-200型機が低空飛行し、ビーチに接近した。多くの人がこの「異変」に気づき、携帯電話などで撮影したという。この低空飛行は、同社のコマーシャルフィルム撮影のために行なわれた。

■リネアC、空調つき車輌が到着 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCに使用される、空調つき車輌がブエノスアイレス港に到着した。日本の名古屋地下鉄で使用されていた中古車輌を調達したもので、最初の編成が上陸したものだ。スブテではリネアAで空調つき車輌が導入されて好評を博し、リネアB、C、Dなどで新たに調達が決まっていた。

■レコレタ、治水トンネル La Nacionの記事
ブエノスアイレスのレコレタ地区に、新たに治水用のトンネルが建設される。市内では近年、ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な雨の発生が増え、排水能力の向上が急務となっている。降った雨を一時的にためる治水トンネルをアウストリア通りの地下に建設するという。

■サルミエント線、また脱線 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線で、また脱線事故が起きた。現場はカステラール駅併設の車庫と本線を結ぶ区間で、脱線により編成が動けなくなった。回送列車のため乗客はいなかった。この編成は、輸送力強化のために新たに調達されたばかりのもので、既存のレールなどとの不整合から、先日も同様の事故が起きたばかりだ。

■プエルト・イグアス大停電 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州の観光地プエルト・イグアスで、最大で15時間にわたる停電が起きた。15日18時30分頃、高圧送電線の鉄塔が倒壊する事故があり、この影響で市内の80%の地域で送電が途絶えた。この復旧には時間を要し、全域での供給再開には15時間かかった。

■サルタ、ダカール特需 La Gacetaの記事
サルタ市内のホテルは、ダカールラリーの特需を受けた。ラリーの州内通過で、サルタ市には10万人を超える人が訪れ、市内の主なホテルの客室稼働は平均で85%を超えたという。ラリーが去った後、この稼働率は60%程度と、通常のこの時季のレベルに落ち着いた。


【エクアドル】

■イバラ-オタバロ鉄道、観光への期待 El Universoの記事
イバラとオタバロを結ぶ鉄道の復活で、地域では観光振興への期待が高まっている。政府はこの27キロ区間のリバイバル工事を実施し、15日午前11時、蒸気機関車がこの区間を駆けぬけた。インディヘナの村オタバロは、地域有数の観光地でもあり、この鉄道再開の観光への効果が高いとみられる。この一番列車にはラファエル・コレア大統領も乗車した。

■ペルー国境でM5.3の地震 El Universoの記事
ペルー国境付近で16日朝6時39分頃、地震が起きた。観測機関によると震源は南緯3.39度、西経80.25度の地点で震源の強さはマグニチュード5.3、震源の深さは38.44キロだ。この地震の揺れはグアヤキルやクエンカ、マチャラなど国内南部の広い範囲で感じたが人や建物への被害はなく、津波の発生もなかった。


【コロンビア】

■アビアンカ、B787初飛行 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空のボーイング787型機が、初めてフライトに使用された。同社は初の同型機を昨年末に受領し、この16日にボゴタ発ニューヨーク行きの便に使用した。同社のファビオ・ビジェガス会長は「この機材を使用できたことを誇りに思う」と語った。同社は同型機を4機調達予定で、今後サンパウロ、メキシコシティ、サンティアゴ線に投入される。


【ベネズエラ】

■食料ストック、45日分のみ La Prensaの記事
ベネズエラの食料ストックは、最大でも45日分に限られるという。商工会にあたるフェデカマラスのホルヘ・ロイグ会頭が16日、語ったものだ。同国では経済問題から深刻な物資不足が生じているが、食料品については非常に厳しい状況にあるという。この状況の改善には、少なくとも3カ月を要するとの見方も同会頭は示している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ダカール2016は「未知の国」か El Gráficoの記事
2016年のダカールラリーは、未経験国での開催の可能性があるという。大会ディレクターのエティエンヌ・ラビーン氏がチリのメディアに語ったものだ。現時点で来年の開催ルートや概要はまったく未定だが、過去開催したことのない国、地域のラリー通過もあるとの見方を示した。コロンビアやエクアドルなどが、開催に名乗りを上げる可能性がある。

■ウルグアイ川、17歳男性が不明 El Paísの記事
ウルグアイ、ベジャ・ウニオンでウルグアイ川に入った17歳の男性の行方が分からなくなっている。この男性は友人とともに川遊びをしていたところ、流されたとみられている。現在、下流域付近で、ウルグアイ海軍による捜索が続けられているが、手がかりはまだ発見されていない。


【国際全般】

■マラウイ洪水、死者176人に News24の記事
マラウイで発生している洪水による死者数は、2日で3倍に増えて、176人となった。同国副大統領が16日、メディア向けに発表した数字だ。大雨による洪水で確認されているだけで153人が不明となり、20万人が避難している。警察と軍隊が共同で、被災地域での捜索、救出活動を続けている。同国28の行政地域のうち、15の地域で被害が生じている。