2015.03.06

【ボリビア】

■エボ、公務を病欠 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は5日、公務を病欠した。この日、参加予定だったエルアルトの公共事業着工の場には、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が現れた。モラレス大統領は体調不良のため、この日大統領府で休養をとることになったという。診断の結果は示していないが、副大統領は「風邪ではないか」と述べた。

■錫価格、19.8%下落 Página Sieteの記事
主要輸出鉱産物である錫(スズ)の国際価格が、昨年2月からの1年で実に19.8%下落している。新興国の景気減速などで、金属の国際価格は下落傾向だ。国内最大の錫鉱山であるオルーロ県のワヌニは、この価格下落の影響で収益が大きく落ち込んでいるという。ボリビアは1980年代、錫価格の暴落でハイパーインフレに陥った歴史がある。

■架橋工事始まる El Deberの記事
コチャバンバ県チャパレ地方クリスタル・マユの橋崩落現場で、仮設橋の架橋工事がようやく始まった。この崩落で、コチャバンバとサンタクルスを結ぶ動脈の新道は、通行止めとなっている。道路管理局によるとこの仮設橋は1週間程度で完成し、8トンまでの車輌が通行できるようになるという。

■アエロコン、免許剥奪へ Opinionの記事
民間航空局は、アエロコンの事業免許の剥奪方針を示した。同社は2月27日から、事業モデル再構築を理由に全便を停止した。交通通信監督庁は、同社が6日までの運航を再開しなければ免許を剥奪するとの最後通牒を出した。同社はそれでも再開の動きを見せておらず、6日には剥奪が確定するものとみられる。

width=■コビッハ、帰還始まる El Deberの記事
パンド県都コビッハでは、避難民の自宅への帰還が始まった。この町では先週、アクレ川の氾濫で洪水が発生し、多くの人が避難所に身を寄せた。この水が引き、事態が鎮静化しつつあることから、市側の把握では浸水域の248世帯が、自宅に戻ったという。一方、この水害の影響で、市内の10の教育機関は未だに休校が続いている。

■マルファ・イノフエンテス氏死去 La Razónの記事
アフロボリビアーノの人権活動家、マルファ・イノフエンテス氏が死去した。スペイン統治時代にアフリカから奴隷労働者として国内に移住させられた人々の末裔であるアフロ系の人々は、今に至っても差別に苦しんでいる。同氏は、この解放を訴え、生涯を通じて運動を続けていたという。同氏の葬儀はラパス市内で、6日に行なわれる。

■アマスソナス、タルタガルへ El Díaの記事
アマスソナス航空は、アルゼンチン北部サルタ州のタルタガルに乗り入れるという。同社はサルタ市に乗り入れているが、これを延伸する形で、タルタガルに乗り入れる。この人口15万人の町は、ボリビア国境から53キロの位置にあり、ボリビアとの関係も深いという。アマスソナスはアエロスール破綻後、近隣国へのネットワークを急拡大している。

■ペルーとの間に光ファイバー La Razónの記事
ペルーとの間に、光ファイバー網が新たに整備される。国営通信会社Entelが明らかにしたものだ。ペルーの太平洋岸との間にこの新たな通信網を整備し、国内のインターネット通信インフラを拡充し、価格を引き下げるという。Entelはボリビアの通信衛星を利用したネット通信インフラ整備を昨年発表しており、この計画はこれに続くものだ。

■いじめ相談はダイヤル156 La Raónの記事
ラパス市はいじめ相談を受けつける専用ダイヤルを設置した。国内でも、学校でのいじめは大きな社会問題となっている。親や学校に相談できない児童、生徒も多いことから、市側はこの対策として、無料相談に応じることになった。このダイヤルは「156」で、ラパス市内からの通話を受けつける。

■オルーロ、モレナーダ祭 La Patríaの記事
オルーロでは7日、モレナーダ祭が開催される。モレナーダはオルーロのカルナバルなどで欠かせない、フォルクローレのダンスだ。今回10回めとなるモレナーダ祭は、当初はカルナバルの前に行なわれる予定だったが、準備の関係などで延期されていた。


【ペルー】

■インカ古道、キャンプ場閉鎖 La Repúblicaの記事
クスコ市とマチュピチュ遺跡を結ぶインカ古道(カパック・ニャン)沿いのキャンプの使用が、禁じられた。県文化局が明らかにしたもので、雨季の雨による土砂崩れや泥流の影響による措置だという。対象はワニャイワイナの8個所で、このルートをトレッキングする観光客の宿泊地だ。このインカ古道は2月いっぱい、メンテナンスのため閉鎖されていた。

■クスコ観光、ストの影響 Correo Perúの記事
クスコ県の農業層によるストで、観光に大きな影響が出ている。農業政策を求めたこのストでクスコ市とオリャンタイタンボを結ぶ区間などで道路封鎖が行なわれている。クスコ市内の観光には影響はないが、バジェ・サグラド(聖なる谷)やマチュピチュ遺跡との間の交通が絶たれ、多くの観光客が足止めされているという。

■パートナーシップ行進 La Repúblicaの記事
リマでは、同性間でも婚姻と同等の関係を認めるパートナーシップ制導入を求めた行進が行なわれた。南米ではアルゼンチンやウルグアイなどで同性婚が認められるなど、同性愛者の権利擁護に向けた取り組みが広がっている。しかしペルーは保守性が強く、この分野での議論が進んでいるとは言い難い。

■フリアカ、大雨で浸水 Los Andesの記事
プーノ県最大の都市フリアカで、大雨の影響で街路が浸水した。3日夜から強い雨が降り、市内中心部のセルフィン・フィルポ通りなどが水に浸かった。同じく中心部のトゥパック・アマル市場は、この浸水の影響で営業が見合された。この事態による避難者などはとくに出ていない。

■国産アボカド、東アジアへ El Comercioの記事
国産のアボカドが、中国と日本に輸出される見通しだ。農業省が明らかにしたもので、15~30日以内に、国産アボカドの両市場への輸出の道が開かれるという。アボカドはペルーの主要輸出農産物で、現在は北米やチリなどに輸出されており、欧州市場へも向かいつつある。

■リマ空港、爆弾騒ぎ Cronica Vivaの記事
リマのホルヘ・チャベス空港で、爆弾騒ぎが起きた。5日朝9時22分頃、ターミナル施設内に不審な箱が置かれているのが発見された。爆発物の危険性があるとして警察の爆発物処理班が出動したが、結局これは空箱であることが分かったという。この箱が見つかったエリアへの立ち入り制限は行なわれたが、大きな混乱には至らなかった。


【チリ】

■ビジャリカ、警戒範囲縮小 La Terceraの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のビジャリカ火山の警戒範囲が縮小された。3日未明に噴火したこの火山について、火口から半径10キロ圏内に最高度の警戒警報が出されていたが、防災機関はこの範囲を5キロ圏内に縮小した。火山活動が落ち着きを見せたことが理由だ。10キロ圏内は、上から2番めのランクの警報となっている。

■養殖サケ、916万匹を避難 El Universoの記事
養殖されるサケ916万匹が、避難させられた。第9(ラ・アラウカニア)州のビジャリカ火山が3日未明に噴火した影響だ。国内南部はサケの養殖が盛んで、火山の影響を受ける第14(ロス・リオス)、第10(ロス・ラゴス)州の養殖場は、対応に追われたという。養殖業者らは、この避難にかかる費用などの助成を政府に求めている。

■プコン、むしろ賑わう La Terceraの記事
第9(ラ・アラウカニア)州の観光地プコンは、むしろ賑わっているという。3日未明に、この町から10キロのビジャリカ火山が噴火し、観光客を含む4千人が一時、避難した。しかし火山の落ち着きとともに、この報で関心を持った国民が多く、この町を訪れているという。

■チリ南部、紫外線危険 BioBio Chileの記事
チリ南部の強い紫外線の危険性が、あらためて指摘された。農産業のUFRO社の研究機関が示したもので、多くのチリ国民が同地域の紫外線について、過小評価しているという。注意を払わずに過ごせば、皮膚癌を引き起こす可能性があるとして、市民に対し日焼け対策や肌のケアを勧めた。


【アルゼンチン】

■サンティアゴ、3200人避難 Clarín.comの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州では、大雨の影響で3200人が避難している。この事態が起きているのはサンタ・フェ州境に近いバンデーラやロス・フリエスだ。国内北西部を襲った悪天候で地域を流れる川が氾濫し、今も市街地の広い範囲が浸水したままとなっている。また同州の州都でもさらなる雨で浸水が起きるおそれがあるとして、警報が出されている。

■サンタ・フェ中西部、混乱続く La Nacionの記事
サンタ・フェ州の中西部では大雨による混乱が続いている。同州の広い範囲では1週間で、年間降雨量に匹敵する雨が降った。このため中西部の広い範囲は浸水し、その水位は下がっているものの混乱が続いている。サンティアゴ・デル・エステーロ州境の地域では、地域全体が水に浸かっているエリアも残存している。

■トゥクマン、400世帯が孤立 La Nacionの記事
トゥクマン州では、400世帯が孤立したままだ。国内北西部を襲った悪天候と大雨で、同州南東部のラ・マドリード、モンテアグード、ヌエバ・トリニダ、リオ・チコの各コミュニティは、川の氾濫などにより孤立状態だ。現在この地域には、国防省が食料や医薬品などの輸送にあたっている。

■チュブ火災、コントロール近い Diario26の記事
チュブ州の大規模山林火災のコントロールは近いという。2月中旬の落雷により発生した同州北西部の火災で、これまでに3万4千ヘクタールが焼失している。チョリラ付近の火災が制圧され、火が出ているほかのポイントも勢いを弱めることに成功し、全体のコントロールが近づいている。この火災による環境への影響については、今後評価がなされる。

■バリロチェ-ハコバッシ、鉄道サービス El Cordilleranoの記事
リオ・ネグロ州のバリロチェとハコバッシを結ぶ旅客鉄道サービスが開始されるという。現在バリロチェとビエドマを結ぶトレン・パタゴニコ(パタゴニア列車)を5月3日社が運行しているが、これとは別にバス会社ラス・グルータス社がこの鉄道便を新たに運転する。同社は144人乗りの列車の準備を進めている。

■アルゼンチン、投資リスク高い La Nacionの記事
アルゼンチンへの投資リスクの高さが指摘された。AON社が、世界各国への投資リスクについて評価したものだ。この地図においてアルゼンチンは「リスクが高い」と評価され、ボリビアやキューバ、エチオピアやコンゴ共和国と同レベルとなっている。アルゼンチンについては政治、政策リスクが高いと指摘された。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、水資源は脆弱 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアの太平洋岸地域の水資源が、脆弱であることが指摘された。環境団体は、太平洋岸地域を流れる36の河川が、乾季には涸れ川になると指摘し、渇水に直面しやすいと断じた。さらに、農薬の使用で、地域の地下水の汚染が進み、水資源の利用そのものができなくなるおそれがあると警告している。


【国際全般】

■タンザニア、洪水で42人死亡 News24の記事
タンザニア北西部で川の氾濫による洪水が発生し、これまでに42人の死亡が確認された。ビクトリア湖に近いカハマ地方で、30分にわたる嵐によりこの事態が生じた。地域では160棟の住宅が全半壊し、多くの人が避難を強いられている。東アフリカのこの地域では雨季は3~5月と11~12月だという。