2015.03.28

【ボリビア】

■ペルーの越境警察官を拘束 El Deberの記事
ボリビアの警察は、越境したペルーの警察官9人を拘束した。この警察官はプーノ県コハタの警察署の所属で、スチェス川付近をパトロールした際、誤って国境を越えたという。この川付近では、ボリビアからの越境者が鉱山労働をしており、この取締りの行動中の事態だ。現在、両国外務省が連絡をとっており、警察官らは引き渡される見通しだ。

■ネット選挙、カオス状態 El Deberの記事
ボリビア選管は、インターネット上での選挙活動が「カオス状態」と表した。29日に地方統一選の投票が行われ、この選挙戦がSNSなどでも行なわれている。しかし選管によると、匿名による中傷合戦や過度の情報戦が行なわれるなど、ネット上は「荒れた」状態だ。選管は今後の選挙について、ネットの利用方法について再考する必要性を示している。

■バス運賃、上昇中 El Deberの記事
国内のバス運賃は、29日の地方選挙投票を控え、上昇している。この投票日は法の規制により移動が制限され、28日午後から30日朝にかけ、バスの便はほぼ全土でストップする。駆け込み移動需要のため、国内ではバス運賃が上昇しているものだ。サンタクルスのビモダルバスターミナルではラパス、オルーロ、コチャバンバ線などで上昇がみられている。

■アルゼンチンと原子力協定 El Deberの記事
ボリビア、アルゼンチン両国は原子力エネルギー開発における協定に調印した。天然ガス・エネルギー省によると、原子力の平和利用について、アルゼンチン政府はボリビアに、技術的協力を行なうという。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、ラパス県内に原子力発電所を設ける計画を具体化させている。

■ベネズエラに粉ミルク輸出 El Deberの記事
ボリビアからベネズエラに、粉ミルク4197トンが輸出される。ベネズエラは経済的混乱から物資の不足が深刻な状態となっている。今回のこの輸出は民間を通じたものだが、実質的にボリビア政府からベネズエラ政府への支援だ。輸出されるのはコチャバンバ県で生産された粉ミルクで、チリのアリカ港から運ばれる。

■仮設橋、増水で不通 El Deberの記事
コチャバンバ県クリスタル・マユの仮設橋は、川の増水の影響で一時、閉鎖された。コチャバンバ市とサンタクルスを結ぶ新道にかかるこの橋は、2月末に崩落した橋に代わるものとして設置されたものだ。しかし雨の影響で川が増水し、橋に危険が及ぶおそれがあるとして、26日夜から翌朝にかけて、閉鎖された。

■チリ、国境24時間化の可能性 Página Sieteの記事
ボリビア、チリ両国は、両国間の国境について、24時間化を図る方針で一致した。フアン・カルロス・アルラルデ副外相によると、両国間の通商問題についての協議で、この件が話し合われたという。実施時期は未定だが、将来的な実現をめざし、準備を開始するという。ボリビア、チリ両国は国交がないが、経済関係は強まっている。

■サンタクルス、チクングニヤ328件 El Deberの記事
サンタクルス県でのチクングニヤ熱感染例はさらに増えて、328件となった。デングと同じネッタイシマカが媒介するこの感染症は、昨年から南米各国で感染が広がっている。国内では感染例の大半がサンタクルス県で、とくに県都周辺での感染拡大が目立つ。県保健局によると、一日20件ほどの新たな感染が報告されているという。


【ペルー】

■クスコ新空港、1月5日着工へ Aeronoticiasの記事
クスコ郊外のチンチェロでの新空港建設は、2016年1月5日になる見通しだという。クスコ県の経済開発局が明らかにしたものだ。アレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港はキャパシティが限界で、この地への新空港建設が計画されている。この本体工事の着工見通しがついた。この工事については共同企業体クントゥルワシが受注している。

■中央道、再開は20時頃か La Repúblicaの記事
リマと中央アンデスを結ぶ中央道の通行再開は、27日20時頃となる見通しだ。リマ県のチョシカで大規模な土砂災害があり、この道路は通行できなくなった。交通通信省は、瓦礫の除去作業などを急ピッチで行なっているが、再開は予定よりもやや遅れている。この道路はおよそ400メートルにわたり、土砂により塞がれた。

■学校の薬剤散布で30人倒れる La Repúblicaの記事
カハマルカ県サンタクルス郡の学校で、生徒ら30人が倒れたという。この事態が起きたのはカタチェのサンアグスティン学校で、サシチョウバエを駆除するための薬剤が原因とみられる。このうち6人は重症で、ランバエケ県チクラヨの病院に気有給搬送されている。地域警察と保健省が、この事態の経緯について調べを進めている。

■モケグアでも300世帯避難 El Comercioの記事
モケグア県では土砂災害で、合わせて300世帯が避難している。ヘネラル・サンチェス・セロ郡のラ・カピーリャでは大規模な土砂崩れが発生した。多くの住宅が被害に遭っているほか、コアラケとを結ぶ道路は、土砂に塞がれている状態だ。地域行政側は県や国に対し、支援を求めている。


【チリ】

■80年で最悪の水害、9人死亡 BioBio Chileの記事
この80年で最悪の水害に見舞われた北部では、合わせて9人が死亡した。防災機関が現時点での数字を示したものだ。第2(アントファガスタ)州では3人が死亡し、住宅400棟が被害を受け、州内392個所に避難所が設けられている。第3(アタカマ)州では6人が死亡、19人が不明、避難者は5400人を超えている。

■第3州、夜間外出禁止令 La Terceraの記事
水害、土砂災害に見舞われた第3(アタカマ)州では、夜間外出禁止令が発令された。政府が発令したもので、市民の安全を守り、また治安を維持するための措置だという。26日23時から、27日朝6時にかけて、外出することが禁じられた。国内でこの措置がとられたのは、2010年2月の大地震以来だ。

■ディエゴ・デ・アルマルゴ、極限状態 BioBio Chileの記事
水害、土砂災害がもっとも大きい第3(アタカマ)州のディエゴ・デ・アルマルゴは極限状態にある。イサイアス・サバラ首長は、食料や飲み水がまったくなく、政府からの支援も届いていないことを明らかにした。この行政地域では、今把握されているだけで17人が不明となっている。域内のスーパーや商店の多くが、略奪の被害にあっていることも明らかにした。

■被災地、感染症への対策 La Terceraの記事
保健省は、水害、土砂災害の被災地に対し、感染症対策を強化する。第2(アントファガスタ)、第3(アタカマ)州を中心に大雨による被害が報告されている。これらの地域では衛生状況の悪化により、今後感染症が爆発的に広がるおそれがある。保健省は第3州都コピアポに医師や専門家を派遣するなど、この抑止に全力を挙げる。

■停電、2万1千世帯 La Terceraの記事
水害、土砂災害に見舞われた第2(アントファガスタ)、第3(アタカマ)州では、合わせて2万1千世帯で、停電したままだ。地域の電力会社Elecdaが明らかにした数字だ。イキケ側からの送電が可能となり、第2州内では2万7千世帯への送電は復旧したという。また一方、両州では広い範囲で今も断水が続いている。

■邦人、タイで転落死 La Terceraの記事
タイを旅行中だったチリ国籍の男性が、死亡したという。外務省によると、死亡したのはカルロス・シルバ・エンリケスさん(28)で、滞在先のチェンマイで、崖下に転落したものだ。現在、在バンコクの大使館が、男性の遺体をチリに搬送するための手続きを行なっている。また家族が、同国を訪問することを希望しているという。


【アルゼンチン】

■サルタ、雪山で15人動けず Clarín.comの記事
サルタ州のチリ国境のユーヤイヤコ火山で、登山者15人が雪のため、動けなくなっている。登山者側から携帯電話で通報があったものだ。26日、この標高6739メートルの山の山頂付近で、突然の大雪により動けなくなった。現在、山岳救助隊と国防省が、この15人の救出に向け準備を開始した。

■チュブ火災、焼失2500ha La Nacionの記事
チュブ州のロス・アレルセス国立公園、プエロ湖付近で起きている林野火災による焼失面積は、2500ヘクタールに達した。23日頃に出火したこの火災は、高温と強風により広がり、未だにコントロールできていない。今も300人体制での消火活動が続けられている。チュブ州では2月下旬、大規模な林野火災が起きたばかりだ。

■ナット落下で作業員死亡 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロの高層建物の建設現場でナットが落下し、直撃を受けた作業員が死亡した。現場はマルタ・リンチ通りに面する「ル・パル」で、45階から重さ500グラムのナットが落ちたという。フフイ出身の46歳の男性作業員の頭部を直撃し、男性は搬送先の病院で死亡が確認された。

■BsAs、自転車利用地域4位 La Nacionの記事
ブエノスアイレスでの交通手段としての自転車利用は、ラテンアメリカで都市別で4番めに多いという。インターアメリカ開発銀行が地域内の57都市について分析した結果だ。自転車交通は市内の交通の3.5%を占め、また公共貸自転車の利用が高いことも評価されている。もっとも利用が多いのはロサリオ、次ぐのはコロンビアのボゴタだった。

■BsAs、犬泥棒が増加 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは、犬が盗まれる事件が増加している。NGO団体によると人気の犬種を中心に、年間1000件の盗難が起きているという。その多くが転売目的で、車の中やスーパー前などから連れ去られるケースが多い。被害が多いのはトイ・プードル、ヨークシャテリア、フレンチブルドッグ、パグ、コッカースパニエルといった犬種だ。

■フフイ、3都市でSUBE La Gacetaの記事
フフイ州の3都市のコレクティーボ(路線バス)で、ICカード「SUBE」が利用できるにようになる。SUBEはブエノスアイレスで導入されたカードで、新たに地方都市でも使用できるようになった。州内では州都サンサルバドル・デ・フフイとパルパラ、ペリコの3都市で、導入が進められることを州側が明らかにした。


【エクアドル】

■ロハ、雨と土砂災害 El Universoの記事
ロハでは大雨と、これにともなう土砂災害が起きている。27日未明、県内の広い範囲で激しい雨が降り、各地で冠水、浸水の被害が生じた。この雨で地盤が緩み、シエラ・ネバダの山間部では、土砂が住宅を飲み込み、家族6人が死亡した。この雨の影響で、同県とペルーを結ぶ国境道の通行も、一時見合されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、密入国摘発 La Tribunaの記事
ホンジュラスの移民局は、密入国の疑いでガーナ国籍の6人と、スリランカ国籍の3人を拘束した。この9人は、首都テグシガルパから、グアテマラ国境のアグア・カリエンテにバスで向かう途中、検問で密入国であることが発覚した。9人は、米国への密入国を図ろうとしていたとみられる。

■キューバ、5人死亡事故 El Nuevo Heraldの記事
キューバで交通事故があり、5人が死亡した。現場は首都ハバナから32キロの、高速道路上だ。貨物トラックが対向車線にはみ出し、労働者ら10人を載せた冷凍車と正面衝突したという。この事故で負傷した5人も、重傷だ。警察は、貨物トラックの運転手が、事故当時居眠りをしていた可能性を指摘している。


【サイエンス・統計】

■ブルガリア、鳥インフルエンザ News24の記事
ブルガリア北東、ルーマニア国境に位置する自然保護区で、二羽のニシハイイロペリカンが鳥インフルエンザにより死んだ。同国の食品安全局によると、この二羽からは高病原性のH5N1型ウイルスが検出されたという。この事態を受け、二羽が見つかった地点から3キロ以内について、立ち入り規制が敷かれた。