2015.05.01

【ボリビア】

■エボ、ハーグへの説明書に署名 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ハーグの国際司法裁判所に提出する「説明書」に署名した。ボリビアはチリに対し、平和条約に基づき主権ある海岸線を求めている。この件についてハーグへ裁定を求めており、ボリビアの立場や要求の理由などを公式に説明した文書が作成されたものだ。モラレス大統領はこれに署名し、来週行なわれる聞き取り調査に期待を示した。

■メサ氏「ハーグ裁定は平和的解決」 Página Sieteの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、海岸線問題についてのハーグの国際司法への裁定依頼は、「平和的手段」であると強調した。ボリビアのこの要求に対し、チリ側から反発があり、非友好的との批判がある。しかしメサ氏は、この手段は両国が直接争うことを避ける上で有効な手段であると断じた。

■MAS、エボの翻意を模索 Página Sieteの記事
政府与党MASの議員らは、エボ・モラレス大統領の「翻意」を狙っている。モラレス大統領は2019年に行なわれる次期選挙に出馬しない意向を、早々と表明した。出馬する場合、憲法改正が必要で、先んじた意思表示が必要だったためだ。しかしMASの議員の間からは、モラレス大統領に代わるリーダーはいないとして、翻意を求める声が上がっている。

■在ネパールの男性、無事を確認 Los Tiemposの記事
大地震発生当時、ネパールに滞在していたボリビア人男性の無事が確認された。コチャバンバ出身で、ソフトウェア会社のエンジニアであるイバン・アングロ氏は仕事のため、4月4日から同国に滞在し、地震に遭遇した。アングロ氏は当時、仕事先のホテルで被災したが無事で、コチャバンバの勤め先とも連絡がとれているという。

■サンタクルス-イグアス、わずか40分 Globoの記事
アマスソナスの就航で、サンタクルスとブラジルのフォス・ド・イグアスはわずか40分で移動できるようになる。同社は7月15日からクスコ-サンタクルス-イグアス線を週4往復で開設する。同社はアレキパ、ウユニなど観光需要の高い路線を重視しており、この就航で南米旅行者の利便性が、さらに高まることが期待される。

■ラパス、COBの行進 El Deberの記事
ラパスではメーデーの1日、有力労働組合連合COBによる行進が行なわれる。COB側によるとこの行進は、労働者の祭典にふさわしいもので、労働者の権利向上や賃金アップなどを求めた動きだ。COB系の労働組合の行進はこのほか、サンタクルスやオルーロ、エルアルトでも計画されている。

■対アルゼンチン電力融通、来年にも La Razónの記事
アルゼンチンとの間の電力融通は、来年にも開始される可能性がある。両国は相互の電力融通について合意しており、タリハ県とアルゼンチン北部を結ぶ新たな送電網の整備が始まる。国営のENDEは、この送電網が2016年じゅうに完成する見通しを示し、融通が前倒しで行なわれる可能性があることを明らかにした。

■ウルグアイと税関協力 Página Sieteの記事
ボリビア、ウルグアイ両国の税関は、業務の共通化など協力関係を強化することで合意した。内陸国のボリビアは国外に外港を設ける必要があり、ウルグアイは大西洋側の港を売り込んでいる。国内企業がこの港湾を利用する機会が増えることを念頭に、両国の税関が協力体制をとり、ボリビアの貿易を後押しするという。

■UMSA衝突、12人負傷 La Razónの記事
コチャバンバのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)の学生らと警官隊が衝突し、学生ら12人が負傷した。学位授与や大学運営に対する要求行動で、学生らはデモを行なったが、これを鎮圧しようとした警官との間で衝突が起きた。負傷者のうち1人は、刃物で刺され重傷だという。

■ポマ社、ようやく動き出す La Patríaの記事
フランスのポマ社は、ようやく動き出した。オルーロで計画されている観光用テレフェリコ(ロープウェイ)建設を受注した同社は、予定ルートでの測量などを開始した。サントス・ティト知事がようやく、ゴーサインを出したものだ。このテレフェリコは市内と、聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶ。

■フランス人夫婦殺害で30年の刑 Página Sieteの記事
スクレの最高裁は、フランス人夫婦を殺害した容疑で30年の刑を言い渡した。2010年、フランス人夫婦が旅行中に消息を絶ったもので、殺人容疑でハイメ・マルティネス容疑者が起訴されていた。このフランス人夫婦はラテンアメリカを旅行中、ブラジル国境のグアヤラメリンで行方不明となり、未だに遺体は発見されていない。

■オルーロ、ミニカルナバル開催 La Patríaの記事
オルーロではこの16日、「ミニカルナバル」が開催される。カルナバルを主催するACFOが明らかにしたもので、この祭のユネスコ無形文化遺産登録14年を祝う動きだ。シビカ通りを舞台に、カルナバルのパレードに準ずる「ミニパレード」が開催されるという。この祭は2001年5月18日に、無形文化遺産となった。


【ペルー】

■マチュピチュトンネル、進展なし La Repúblicaの記事
昨年マチュピチュで発見された2本のトンネルについて、研究や調査などがまったく進展していないという。昨年、インカ古道(カパック・ニャン)の巡検で見つかったこれらのトンネルは、500年前につくられたものと推定されている。高さ3メートルの石壁による頑丈なつくりで、大発見とされたが、その後主だった考古学的調査は行なわれていない。

■アンダワイラス、セクハラデモ El Comercioの記事
アプリマック県最大都市アンダワイラスで、セクシャルハラスメントに対する抗議デモが行なわれた。ホセ・マリア・アルゲダス大学で、講師が生徒に対し、性的嫌がらせをしたことが明らかになった。生徒らは抗議し、セクハラを行なった講師に対し法的な制裁を科すべきと市内を行進した。


【チリ】

■カルブコ、3度めの噴火 La Terceraの記事
第10(ロス・ラゴス)州のカルブコ火山は30日、3度めの噴火を起こした。13時頃、観測機関はこの噴火を確認した。4月22日以降の2度の噴火に比べるとその規模は小さいという。それでも大量の火山灰が周囲に降った。火口から20キロ圏内には避難指示が出されたままで、人的な被害報告はない。

■大きな噴火の可能性、否定できない BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のカルブコ火山について、観測機関は今後の噴火の可能性が否定できないとの見方を示した。30日13時頃、22日の最初の噴火以来3度めの噴火が確認されている。同機関は、今回の噴火は過去2回に比して規模が小さいものの、今後前の噴火と同規模の大きな噴火が起きる可能性が少なからずあるとの見解を発表している。

■第10州、また休校 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州内の学校は30日、また休校措置がとられた。カルブコ火山の3度めの噴火が伝えられ、この影響を受けるおそれがあるためとられた措置だ。22日の噴火開始以降、州内の教育環境は落ち着かない状態となっている。またこの日、プエルト・モントの大学などでも、授業の見合わせがあった。

■道路インフラ、300億ペソ BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のカルブコ火山噴火にともなう被害、影響で、道路インフラの整備、改修に300億ペソが必要だという。被害状況視察などのため同州を訪れたロドリゴ・ペニャイリーリョ内務相が明らかにしたものだ。噴火活動による道路インフラの復旧は急務で、政府として早期の平常化を図る方針だ。


【アルゼンチン】

■バリロチェ、ネウケン便また停止 Clarín.comの記事
バリロチェ、ネウケンの空港はまだ閉鎖された。チリ南部のカルブコ火山が再噴火した影響だ。両空港は先の噴火による火山灰の影響で数日間、閉鎖されていたが、再び灰の影響を受けるに至った。アルゼンチン航空やLAN航空の便は決行となり、利用者に影響が広がっている。

■エル・ボルソン、大量の灰 La Nacionの記事
リオ・ネグロ州のエル・ボルソンには大量の火山灰が降っている。チリ南部のカルブコ火山が再噴火し、国内でこの火山に最も近い同地域に、降灰があったものだ。チリ当局は、この火山への警戒レベルを再び最高度に上げている。今後、この町や同州、ネウケン州を中心に、再び多くの灰が降るおそれがある。

■BsAs、現時点で影響なし Clarín.comの記事
ブエノスアイレスやコルドバ、ロサリオなどには現時点で、火山灰の影響はない。8日前にチリ南部、カルブコ火山が噴火した際、数日後にはこれらの都市圏に火山灰が到達した。30日、再噴火を起こしたが、この灰の影響は今の時点では生じていない。今後、風向きによっては再び灰が到達し、航空便に支障が生じるおそれもある。

■小包から大量MDMA La Nacionの記事
ブエノスアイレスで、小包の中から大量のMDMAが見つかった。レティーロの国際郵便センターが明らかにしたもので、ドミニカ共和国から送られた小包の中から、2万4千錠が発見されたという。俗にエクスタシーとも呼ばれるMDMAは合成麻薬の一種で、アルゼンチンでは使用や売買、保持は禁止されている。

■ボリビア人運転手に懸賞金 La Nacionの記事
手配されたボリビア国籍の運転手に対し、ブエノスアイレスの警察は20万ペソの懸賞金をかけた。このフランクリン・エスコバール・アイリョン容疑者(44)はパレルモで、タクシーを利用した若い女性に性的暴行を加えた。逮捕につながる情報を提供した者に対し、この懸賞金を支払うという。警察はこの男について、国際手配も行なっている。

■若者の失踪、84%は家出 La Nacionの記事
国内で発生する若者の失踪事件のうち、84.6%は単なる家出だという。ブエノスアイレスでは今週初め、14歳の少女の消息が不明となり、公開捜査となったが、後に家出であることが分かった。国内で届け出られる若者の失踪のほとんどは家出で、誘拐や人身売買など、事件性の高い事案は少ないという。


【エクアドル】

■サモラ、土砂災害 El Universoの記事
サモラ・チンチペ県で土砂災害が発生した。大雨の影響でこの事態が生じたのはサモラ、サルビアス、ギザギニャ、シンサオの各地域で、合わせて1500世帯が避難した。さらに20代の女性の死亡が確認され、30代の男性1人が不明となっている。とくに大規模な土砂災害が起きたのはナマクンツァだが、全体の被害規模は分かっていない。

■バーニョス、アクティビティ停止 El Universoの記事
トゥングラワ県の温泉保養地バーニョスでは、スポーツアクティビティの実施が停止された。この地は観光地で、周辺の自然を活用したさまざまなアクティビティが観光客に人気だ。しかし大雨の影響による川の増水や土砂災害のおそれから、アクティビティが停止されるに至った。川の増水により、温水プールの営業にも支障が生じている。


【ベネズエラ】

■アエロポスタル機、引き返す Entorno Inteligenteの記事
アエロポスタルの旅客機が、カラカスのマイケティア国際空港に引き返した。この便は同空港を発ち、マルガリータ島に向かったが、強風のため目的地に降りられなかったという。マルガリータ島の空港管制の指示を受け、機長はカラカスに戻ることを決断した。この機の乗客は、天候が落ち着くまでカラカスで待ったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ジャマイカ、DND銀行 Caracol Radioの記事
ジャマイカは、新たにDNAデータを管理する銀行を設けることを検討している。政府安全省が明らかにしたもので、国民のDNAデータを管理し、個人の特定や事件発生の場合の捜査に役立てるという。犯罪の抑止と、検挙率を高めることが目的だが、国民から反発が起きるおそれもある。同国の人口は、およそ270万人だ。

■ニカラグア、日本建築展 La Prensaの記事
ニカラグアの首都マナグアではこの5月、「現代日本建築写真展」が行なわれる。日本国内の特徴的な建築物の写真126点が展示、紹介されるイベントで、日本大使館や日本財団が主催するものだ。この展示会は7日から29日まで、市内のルベン・ダリオ国立劇場で開催される。


【国際全般】

■Latam、TAP買収断念 Ch-Aviationの記事
TAM、LAN航空を傘下に持つLatam航空グループは、TAPポルトガルの買収断念を発表した。ポルトガル政府はTAPを民営化する方針で、スポンサーを求めている。ブラジル政府がこの買収を後押ししたが、経営判断として断念したという。この買収についてはアビアンカ航空やスペインのエア・ヨーロッパも断念を表明している。