2015.05.05

【ボリビア】

■ハーグ、口頭弁論開始 El Deberの記事
オランダ、ハーグの国際司法裁判所ではボリビア、チリ両国の口頭弁論が始まった。ボリビアはチリに対して主権ある海岸線を要求し、この裁定を同司法に求めている。初日は3つの点について議論がなされ、ボリビアは1904年の平和条約の内容を要求の根拠とする一方、チリ側は1948年のボゴタ合意をもとに、要求根拠がないと主張した。

■メサ氏、チリは弱腰 El Deberの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、チリ側の姿勢が弱腰であると指摘した。4日、オランダ、ハーグの国際司法裁判所で、ボリビアがチリに要求する海岸線の問題について、弁論が行なわれた。同氏はこの弁論に立ち会い、チリ側の説明が「逃げの姿勢」であると断じた。

■チリの記者15人、国内で取材中 Página Sieteの記事
チリの7つのメディアの記者15人が、ラパスなど国内で取材を行なっているという。4日、オランダ、ハーグの国際司法裁判所で、ボリビアがチリに要求する海岸線問題の裁定についての弁論が行なわれている。この件について、チリのメディアもボリビア国内で反応などを取材し、特別のチームを送り込んでいる。

■塩化ナトリウム工場、3社が応募 La Razónの記事
ポトシ県ウユニでの塩化ナトリウムプラント建設で、内外3社が応募しているという。ボリビア鉱山公社(Comibol)が明らかにしたものだ。ウユニ塩湖の資源を活用するこのプラント建設について、ボリビアとスペインの合弁会社、中国企業、ペルー企業が申請を行なっているという。

■UMSS闘争、対話再開 Los Tiemposの記事
コチャバンバのマヨール・デ・サンシモン大学(UMSS)の闘争の終結に向けた対話が、ようやく再開される。学生グループらは大学側の運営姿勢を批判し、闘争に入っていた。市内では警官隊との間で衝突が発生し、負傷者を出す事態となっている。事態の正常化に向け、学生グループと大学は対話を再開することで合意した。

■イチロ川が増水 El Deberの記事
サンタクルス県を流れるイチロ川が増水している。同河川の流域一帯で雨が増加し、この影響によるものだ。河川の管理事務所によると、多いところでは危険水準となる水位13メートルを超えているという。今の時点で氾濫などは起きていないが、流域一帯では警戒が必要と警告が出された。

■2件運輸業、国境封鎖へ El Deberの記事
サンタクルス、コチャバンバ両県の運輸業の団体は、国境封鎖に加わることを決めた。国の税関政策への批判から、ラパス県のペルー国境やオルーロ県のチリ国境、サンタクルス県のブラジル国境の封鎖などの方針が示されている。2県の運輸業の団体は、この社会闘争への全面参加を決めた。

■オルーロ、避妊運動 La Patríaの記事
オルーロ県保健局動物検疫課は、県内で飼われる飼い犬への避妊を行なうキャンペーンを実施する。県内では野犬の増加が深刻な問題となり、犬の妊娠そのものを防ぐため、避妊の手術を推奨するという。インディヘナ(先住民)の習慣で、オルーロでは犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が強く、犬の増加につながっているとの指摘がある。

■パラグアイ国境で大量マリファナ Página Sieteの記事
ボリビア警察は、パラグアイ国境で1216キロものマリファナ(大麻草)が摘発されたと発表した。警察はパラグアイの警察と共同で、国境エリアでの摘発を集中的に行なったという。ボリビア国内だけでこの量のマリファナが押収されたほか、複数のコカイン精製拠点も発見された。薬物輸送は、南米各国を横断する問題となっている。

■エルアルト献血運動 La Razónの記事
ラパスの血液銀行とエルアルト市は、市内で献血運動を行なう。国内では輸血血液は献血に依存しているが、ドナーは慢性的に不足している。献血の確保とともに、献血の重要性の高さを啓発するため、エルアルト市内に移動献血を出し、市民に協力を呼びかける。2010年のデータでラパスではO型が6割、A型が3割、B型が1割、AB型は1%程度だ。


【ペルー】

■ナティーボ、矢に射抜かれ死亡 La Repúblicaの記事
マドレ・デ・ディオス県マヌーで、伝統的な生活を踏襲するナティーボの20歳の男性が、矢に射抜かれ死亡した。文化省によると1日、シペティアニ族の男性が放った矢が、この男性の胸に刺さったという。この部族は30人ほどで構成され、周囲のコミュニティからは完全に断絶している。異例ながら、捜査当局はこの部族に、捜査官を派遣した。

■メトロ2号、14日に着工 Perú21の記事
リマのメトロ(電車)2号線の第1工区は、この14日に着工されるという。この路線は市内のアテとカジャオを結ぶもので、ホルヘ・チャベス空港を経由する。着工されるのはエビタミエント通りとマヨリスタ・デ・サンタアニータ市場を結ぶ5キロ区間で、この工事期間中、道路の車輌通行が影響を受ける。

■アルマス広場の歩行者天国化、7日に議論 La Repúblicaの記事
クスコ中心部、アルマス広場の歩行者天国化の是非について7日、議会で議論がなされる。この4月、この広場への車輌進入を規制する実験的措置がとられた。一定の効果は認められたが、一方で中心部の車の流れが変わり、渋滞が慢性化するなどの事態も起きている。議会では部分歩行者天国化や、時間を限るなどの措置が話し合われるという。

■フェルナンド・ベラウンデ道、また土砂崩れ El Comercioの記事
アマソナス県のフェルナンド・ベラウンデ道でまた土砂崩れが発生した。3日19時30分頃、ペドロ・ルイスから13キロの地点で大規模な土砂崩れがあり、道路は完全に土砂に覆われた。道路交通は迂回を強いられている。大雨などの影響でこの道路では、土砂災害が頻発している状態だ。

■プーノ-フリアカ高速、6月着工 La Repúblicaの記事
プーノ市とフリアカ市を結ぶ高速道の建設が、6月にも始まるという。フアン・ルケ知事が明らかにしたものだ。県都と県下最大都市を結ぶこの高速道の建設は、国と県が5500万ソルを投じて行なうものだ。完成すると両都市は35分で結ばれ、プーノ市とフリアカの空港のアクセスも格段に向上する。

■パイプライン復旧には1週間 El Comercioの記事
アヤクチョ県のガスパイプラインの復旧には、1週間を要するという。30日、ラ・マール郡のアンコで、このパイプラインが壊れ、一部ガスが漏れ出る事態が起きた。ガス会社は現在、復旧作業を進めているが、完全に回復するには1週間を要するという。この事態で、リマなどの産業界に、影響が出ている。


【チリ】

■カルブコ火山、やや落ち着く La Terceraの記事
第10(ロス・ラゴス)州のカルブコ火山は、火口からの火山灰などの噴出は続くものの、やや落ち着きつつあるという。地質鉱山機構によると、火山活動は今も続くが、噴火時よりも収まりつつある状況にある。4月22日以降、同火山は3度噴火しており、今の時点では4度めの噴火の可能性は否定できないという。

■爆発物処理班出動、3倍に La Terceraの記事
不審物などへの対応で、警察の爆発物処理班が出動した件数は2014年、前の年の3倍に増えたという。首都サンティアゴでは昨年9月、不審物が連続して見つかるなどし、社会不安が高まった。爆破予告などのいたずらも増加し、出動件数の激増を招いたとみられる。


【アルゼンチン】

■ネウケン空港、灰の影響 Reporturの記事
ネウケンの空港がまた、火山灰の影響を受けた。3日、チリ南部のカルブコ火山の活動による灰がネウケン上空に到達し、一時空港は閉鎖された。アルゼンチン航空とLANアルゼンチンのブエノスアイレス便が欠航したが、その後空の状態は落ち着き、両社は運航スケジュールを組み直す対応をとった。

■ウサイ広場、男性が凍死か La Nacionの記事
ブエノスアイレス、レコレタのウサイ広場で、男性が死んでいるのが発見された。4日朝、警察が男性の遺体を発見したもので、死因についての調べが進められている。この男性は路上生活者で、4日朝は南極からの寒波が到達し、気温が低かったことから、凍死した可能性があるとみられている。

■南極からの寒波が到達 La Nacionの記事
国内の広い範囲には、南極からの寒波が到達した。現在国内は冬に向かう時季で、今回到達したこの寒波は、今季もっとも強いものだ。4日朝、リオ・ガジェゴスでは気温は氷点下8.5度を記録し、ブエノスアイレスでも6度まで下がった。気象台によると、この寒波は1週間程度、国内に居座ると予想されるという。

■イグアス、武器の不法所持 La Voz de Cataratasの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスで、武器の不法所持で男2人が逮捕された。市内で警察官が、不審な車輌を調べたところ、中からカリブ式22口径銃や銃弾などが見つかったものだ。この車に乗っていた25歳と38歳の男2人が拘束され、調べが行なわれている。2人は、野生動物の密猟を行なおうとしていたとみられている。

■ピザが増え、パリジャーダが減る Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市内ではピザ店が増えているという。市の計画局によると昨年1年間で市内のピザ店は、前年比で25%も増えたという。ピザが市民の嗜好に合い、とくにチーズの消費は6年で3倍に増えた。この煽りを受けたのは、伝統的な網火焼きであるパリジャーダで、専門店は漸減傾向にあるという。

■インフルエンザ予防接種始まる Clarín.comの記事
アルゼンチン国内でもインフルエンザの予防接種が始まった。現在、冬を迎えつつある国内では今後、インフルエンザが広がるおそれがある。保健省はこのワクチン接種を、医療機関60個所で無料で行なう。対象は生後6か月から2歳までのこどもと妊婦、保健医療労働者、65歳以上の高齢者などだ。


【エクアドル】

■高波、観光にも影響 El Universoの記事
太平洋岸を襲った2日の高波は、地域の観光にも影響を及ぼした。ラテンアメリカ一帯の太平洋岸はこの日、午後を中心に波が高い状態となった。国内でも海が荒れ、ビーチが閉鎖される事態などが生じた。エスメラルダス、マナビ、サンタ・エレーナ県を中心に、観光が低調となったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ、反政府デモ Tiempoの記事
グアテマラ西部で、インディヘナ(先住民)の人々による反政府デモが行なわれた。トトニカパン、ソララのインディヘナらは、税関を舞台とした汚職疑惑の責任追及の姿勢を示し、オットー・ペレス大統領とロクサナ・バルデッティ副大統領の辞任を求めた。同時に道路封鎖も行ない、ホンジュラス国境に伝わる道路の交通に支障が生じた。

■キューバ渡航メキシコ人が激増 Grupo en Concretoの記事
キューバを観光で訪れるメキシコ国民が、激増しているという。在メキシコのキューバ大使が明らかにしたものだ。2014年に同国を観光で訪れたメキシコ国民は2万5千人と、前年比で127.2%の増加となった。国別ではカナダに次ぐ数となっている。両国間ではアエロメヒコ、インテルジェット、クバーナ航空が定期便を運航し、チャーター便も運航されている。

■ウルグアイ、ボート事故 El Paísの記事
ウルグアイでボートの事故が起きた。海岸から1キロ内陸のタクアリ川で、漁をしていたボートが風に煽られ、衝突し転覆、沈没したものだ。この事故で21歳の男性1人は事故から1時間後に救出されたが、2人が死亡し、2人が不明となっている。現場では不明者の捜索活動が続けられている。

■ウルグアイ、ビール闘争 El Paísの記事
ウルグアイで、ビール闘争が起きる可能性がある。モンテビデオ市内に工場を持つ世界的メーカーAb In Bevが、大幅な雇用削減などの方針を示したものだ。この計画が実行されると、6月末で雇用契約を打ち切られる労働者が続出する。同社は人員調整の必要性を説明したが、組合側はこれに納得していない。

■ボラリス、カンクン路線増強 El Financieroの記事
メキシコのLCCボラリスは、ユカタン半島の観光地カンクンからの2路線を開設する。新設するのはこの町と、チアパス州のトゥストラ・グティエレスと、タバスコ州のビジャエルモサを結ぶ路線だ。この2路線を加え、カンクンからの路線数は17に増え、この空港の同社の拠点性がさらに高まる。

■アエロメヒコ、バンクーバーへ El Financieroの記事
アエロメヒコは、新たにカナダのバンクーバーに乗り入れる。同社はメキシコシティとトロント、モントリオールを結ぶ路線の復活を発表したばかりだが、12月9日からこの西海岸の町にも乗り入れるという。使用機材は124席のボーイング737型機だ。2016年から、カナダに入国する際、メキシコ国民はビザが免除される予定だ。


【国際全般】

■TAPスト、30%欠航 Rtveの記事
TAPポルトガル航空のストライキは4日も続き、30%の便が欠航した。19時までの時点で、国内線、国際線の便で運航されたのは189便、欠航となったのは83便だ。政府は同社を民営化する方針でスポンサーを募っているが、操縦士の組合がこれに反発し、1日からストを行なっている。組合側は賃金についての要求も、この動きに重ねている。