2015.05.07

【ボリビア】

■ボリビア、チリに「履行」を求める Página Sieteの記事
オランダ、ハーグの国際司法裁判所で行なわれた口頭弁論で、ボリビアはチリに約束の「履行」を求めた。1904年の平和条約に基づき、ボリビアはチリに主権ある海岸線を求めている。この裁定に向けた弁論で、ボリビア側はこの平和条約の内容を守るべき、とこの主張の根拠を強く訴えた。

■チリは8度、海岸線を申し出 El Deberの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、1904年の平和条約締結以降、チリはボリビアに対し8度にわたり、海岸線を申し出ていたと明らかにした。太平洋戦争で海岸を奪われたボリビアにとって海岸線回帰は悲願だ。チリ政府は1920年以降、8度にわたりボリビアへの海岸線移譲について言及したと、メサ氏は語り、ボリビアの主張の正当性を訴えた。

■ポトシ、M4.4の地震 Los Tiemposの記事
ポトシ県南西部で6日朝8時48分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はサンクリストーバル鉱山の南西41キロで震源の強さはマグニチュード4.4だ。バルディビエソ郡内の広い範囲で揺れを感じたが、人や建物への被害はない。同県からオルーロ、ラパス県にかけてのアンデス山脈沿いでは、震源の深い地震が発生しやすい。

■チクングニヤによる初の死者 El Deberの記事
国内で初めて、チクングニヤ熱感染による死者が確認された。ベニ県の保健局が明らかにしたもので、リベラルタの医療機関で手当てを受けていた21歳の女性が、死亡したという。デングと同じネッタイシマカが媒介するこの感染症はサンタクルス県を中心に広がっているが、この感染症による死者は初めてだ。

■ユンガス道事故、9人死傷 La Patríaの記事
ラパス県のユンガス地方で事故があり、9人が死傷した。ラパス県警によると、コロイコに向かっていたミニバスが旧道のサクラメントで谷に落下したという。この事故で3人が死亡し、負傷した6人はラパス市内の病院に運ばれ手当てを受けた。ユンガス地方はアンデス山地とアマゾン低地の間の巨大な崖で、道路事情はきわめて悪い。

■プエルト・ビジャロエル、川が氾濫 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のプエルト・ビジャロエルで川が氾濫した。地域行政によると、5月1日地区とモラレス地区が水を被り、とくに農作物に大きな被害が生じているという。住宅にも被害が生じており、一部は避難を強いられた。現在地域行政が、被害の把握に努めている。

■UMSS闘争、1か月 La Razónの記事
コチャバンバのマヨール・デ・サンシモン大学(UMSS)の学生らによる闘争開始から、1か月が経過した、学生らは学校運営への批判を強め、改善を求めデモを続けている。この事態で数度にわたり衝突も発生した。ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学やオルーロ工業大学など各地の大学の学生らが、この動きに同調し始めている。

■16日は博物館の夜 Página Sieteの記事
ラパスでは16日、9回めとなる「博物館の夜」が行なわれる。市内の博物館や美術館、文化センターなどが営業を深夜で延長し、一部は無料化されるもので、毎年この時期に行なわれている。多くの施設の延長時間は24時までで、今年はこの移動に資するためテレフェリコ(ロープウェイ)の営業も深夜まで延長される。

■オルーロ県でチクングニヤ La Patríaの記事
オルーロ県で初めて、チクングニヤ熱感染者が確認された。保健局によるとエウカリプトに住む46歳の男性が感染したという。全体がアンデス高地にあるオルーロ県には、この感染症を媒介するネッタイシマカはいない。この男性はサンタクルスでこの感染症にかかり、帰還後に発症したとみられる。

■オルーロ街道3個所封鎖 Erbolの記事
ラパスとオルーロを結ぶ道路では6日、3個所で封鎖が行なわれている。エルアルトのターミナルによると、封鎖はアチカ・アリバ、ビジャ・レメディオス、ビアチャで行なわれているという。インガビ郡の市民が、地域への公共工事などの実施を求めた要求行動だ。現在、県側が市民側との交渉を模索している。


【ペルー】

■ティア・マリア、また衝突 La Repúblicaの記事
アレキパ県のティア・マリアでまた衝突があり、警官4人が負傷した。この地では鉱山開発への反対から社会闘争が2011年から続いており、現在また緊張が高まった状態にある。今回の衝突で、53歳の男性警察官は頭蓋骨骨折の重傷を負った。この社会闘争においては、これまでに5人が命を落としている。

■国産アボカド、日本へ Gestiónの記事
ペルー産アボカドが、日本に輸出されるという。在リマの株丹達也大使が明らかにしたものだ。日本側は検疫などを理由に、国産アボカドを制限していたが、これを解除するという。この措置を受け、アボカドのほか国産みかんやオレンジなども、日本に輸出することができるようになるという。両国は交渉が進むTPPの枠組みに含まれる。

■マチュピチュ訪問者センター La Voz Interiorの記事
クスコ県マチュピチュ遺跡近くに「訪問者センター」を建設する計画があるという。遺跡公園側が明らかにしたもので、遺跡訪問者の満足度向上のための、さまざまなサービスを手がけるものだ。アグアス・カリエンテスの、現博物館の場所に、この施設を設けたいという。総工費などは明らかにされていない。

■グリーンピース事件、起訴手続き遅れる El Comercioの記事
イカ検察は、グリーンピース活動家らの起訴に向けた手続きが、進んでいないことを明らかにした。昨年12月、ナスカの地上絵に活動家らが違法侵入し、スローガン写真を撮影し、史跡に損傷を与えた。検察は容疑者を特定し、捜査を続けているが、目立った進展がないまま5か月が経過しているという。

■サクサイワマン、世界遺産へ La Repúblicaの記事
クスコ市に隣接するサクサイワマン要塞が、ユネスコ世界遺産に登録されることが濃厚となった。この要塞はオリャンタイタンボ遺跡とともに、登録が妥当との答申がなされたものだ。次回ユネスコの総会で、登録が決定する見通しだ。クスコ旧市街はすでに登録済みだが、サクサイワマンは独立した遺跡として登録申請が出されていた。

■教員の37%、副業を持つ La Repúblicaの記事
国内の教員の実に37%は、副業を持っているという。教育省の調査で明らかになったものだ。全教員の90%は何らかの負債を抱えており、これが副業を持つ理由になっているという。教育にかかる予算の問題から、教員の給与は安く据え置かれている現状があり、同省は改善を図る必要があるとの見解を示した。


【チリ】

■タトゥー2店に閉鎖命令 La Terceraの記事
サンティアゴの保健局は、市内のタトゥー2店に対し、営業停止を命じた。この処分を受けたのはユーロセンター内の1店と、パセオ・アウマダにある1店だ。同局によると、衛生基準を満たさないなど、利用者の健康に重大な影響が起きるおそれがあるためだという。タトゥー店はアートだけでなく、保健衛生に配慮するべきと指摘した。

■チロエ、うち棄てられた船 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島の港で、桟橋の上に船がうち棄てられていた。この事態が起きたのはダルカウエのケムチ港だ。港湾側によると、この「リオ・マウレ2号」の内部には、サケ20トンも残されていた。この船はコンスティトゥシオンで登録されたものだが、まだ持ち主と連絡がとれていないという。

■冷凍庫内で男性死亡 BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州のクリコの冷凍庫内で、男性が死んでいるのが発見された。この事故が起きたのは国道5号沿いのサンエンリケにある冷凍施設だ。4日未明、男が死んでいるのを現場のスタッフが発見した。警察の調べでこの33歳の男は、盗みを目的に冷凍庫内に侵入し、凍死したとみられるという。

■13歳少年、線路で感電死 BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州のタルカでは、13歳の少年が鉄道線路で感電して死亡した。この少年は仲間とともに、鉄道駅近くの5番街との踏切付近にうち棄てられていた古い車輌で遊んでいた。この際、少年はケーブルに触れて感電したという。通報を受けた救急が出動したが、現場到着時にはすでに死亡していた。


【アルゼンチン】

■BsAs、建設10分の1に Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは大型物件の新規建設着工が大きく落ち込んでいる。この第1四半期の1000平方メートル以上の物件の建設申請は23件と、2011年同期の201件のおよそ10分の1まで減少した。国内では経済悪化が続き、不動産や建設業もこの煽りを受けている。

■BsAs、2つの空港で遅れ Minuto Unoの記事
ブエノスアイレスの2つの空港では6日、便の出発に遅れが生じた。両空港への通勤用に運行されるバスサービスで、運転手らによるストライキが起きたためだ。両空港を発つ便の多くに遅れが生じ、空港を管理するアルゼンチン2000は利用者に、運航状況を確認するよう求めた。

■バリロチェ観光界は楽観的 Río Negroの記事
バリロチェの観光業界は、楽観的だという。4月22日、チリ南部のカルブコ火山が噴火し、この火山灰到来で航空便が欠航となる事態が起き、ホテルの稼働率が低い状態だ。しかしこれから本格化する冬の観光に向け、観光業界は楽観的だという。2011年のプジェウェ火山噴火の際にも大きな影響を受けたが、今回は「軽微」との見方が強い。

■40歳以上の出産、増える Clarín.comの記事
国内では40歳以上の女性の出産が、増加している。ブエノスアイレス州のデータによると、州内では昨年、40歳以上の女性による出産件数が9749件と、前年比で5%増加した。国内でも晩婚化が進んでいることと、医療技術の進歩がこの傾向を生んでいるとみられる。


【エクアドル】

■ガラパゴス観光、6%増 El Universoの記事
ガラパゴス諸島に観光で入域した人の数は2014年、21万5691人と、前年比で6%増加した。ガラパゴス国立公園が明らかにした数字だ。70%に相当する14万9997人は外国人で、国別では米国が26%を占めもっとも多く、以下英国6%、カナダ、オーストラリア各4%、アルゼンチン3%となっている。

■エル・オーロ、薬剤散布機が墜落 El Universoの記事
エル・オーロ県で、薬剤散布用の小型機が墜落する事故が起きた。民間航空局が明らかにしたので、エアビック社の小型機が、サンフアン・デ・プエブロビエホ付近に墜落し、操縦士が死亡したという。同機関の事故調査委員会が、原因などの究明にあたっている。国内の農場では、薬剤散布に小型機が使用されることが多い。


【コロンビア】

■3歳女児、10階から落下 Caracol Radioの記事
ボゴタ近郊で、3歳の女児が建物の10階から落下し、死亡した。この事故が起きたのは、ケネディのビジャ・アルサシア地区の集合住宅だ。母親が買い物のため、一時家を離れた際に、部屋に残された女児が、窓から落下したという。警察が詳しい経緯について、調べを進めている。


【ベネズエラ】

■ウレニャ、民家から13遺体 Noticia al Díaの記事
コロンビア国境のウレニャの民家の敷地内から、遺体が次々と見つかっている。当局側は当初、男性の6遺体と女性の1遺体の、合わせて7遺体が見つかったと発表した。捜査の末、この数は13遺体まで増えている。昨年末から不明になっている若者らのものとみられるが、死亡に至った原因など、まったく分かっていない状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ジェットブルー、キューバへ Business Insiderの記事
米国のLCC、ジェットブルーがキューバ乗り入れを決断した。昨年12月に米国が、キューバへの制裁緩和を発表し、航空会社は同国への直行便開設を模索していた。こうした中同社は、7月3日からニューヨーク-ハバナ線を週1往復で開設する方針を固めたという。米国のメジャー航空会社の中で初めての、キューバ乗り入れ表明となる。

■キューバ、海底油田を模索 Caracol Radioの記事
キューバ政府は、メキシコ湾領海での海底油田開発を模索している。同国の領海では、220億バレルの油田開発の可能性があるが、調査を行なっている国営オイル会社はまだ、産出の目処を立てていない。米国からの経済制裁緩和を受け、この開発に向けて国外からの投資を呼び込みたい姿勢だ。

■キューバ、同性婚デモ Independentの記事
キューバ、ハバナではこの週末、同性婚のデモンストレーションが行われる。同国では同性間の婚姻は認められていないが、ラウル・カストロ議長の娘、マリアナ・カストロ氏が率いる団体が主導となり、「将来に向けた活動」として同性婚を示すという。共産党政権は、かつての同性愛者弾圧を「過ち」と認めている。


【国際全般】

■ニジェール、髄膜炎で265人死亡 News24の記事
西アフリカのニジェールでは髄膜炎が流行し、今年に入り265人が死亡したという。同国保健省が明らかにしたもので、1月から今月4日にかけ、髄膜炎にかかった人は3856人にのぼる。感染は首都ニアメイを含む8地域で広がっており、4月からは保健省主導でワクチン接種も行なわれている。同国は西アフリカの「髄膜炎ベルト」の一角を占める。