2015.05.10

【ボリビア】

■ボリビア「信じて待つ」 Página Sieteの記事
ボリビア側は結果を「信じて待つ」姿勢だ。オランダ、ハーグの国際司法裁判所で、ボリビア側がチリに求める海岸線についての弁論が行なわれた。ボリビア側はこの場で、根拠と論理にのっとった主張がなされたと評価し、司法裁判所側の裁定を待つ姿勢だ。ボリビア側は1904年の平和条約の内容を含め、20の「証拠」を提出している。

■チリ側は「静かに待つ」 Página Sieteの記事
チリ側はオランダ、ハーグの国際司法裁判所の裁定を「静かに待つ」姿勢だ。9日、同国のエラルド・ムニョス外相が語ったものだ。ボリビアがチリに対し、海岸線を求めている問題で先週、この場で弁論が行なわれた。同外相も、ボリビア側の主張に対するチリの適切な抗弁がなされた、との見解を示した。

■小和田氏の質問、見解分かれる Página Sieteの記事
国際司法裁判所の小和田恆裁判所長の質問について、専門家の見解が分かれている。ボリビアがチリに海岸線を求めている問題で、この場で先週、弁論が行なわれた。両国の国際司法などの専門家が分析しているが、小和田氏質問については双方のメリット、デメリットに対する評価が大きく分かれている。

■UMSSの16人、釈放 Los Tiemposの記事
コチャバンバのマヨール・デ・サンシモン大学(UMSS)の学生16人は、釈放された。同大学の学生らは、教員資格の問題や学校運営への要求行動から1か月前からストを行なっている。警官隊との衝突が新たに起こり、逮捕された16人について、県警は釈放したことを明らかにした。市民の間からも、事態の長期化に懸念の声が上がっている。

■電力使節団、コスタリカへ La Razónの記事
エネルギー省や電力会社の関係者らによる電力使節団が、コスタリカを訪れる。ボリビア政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内の電源開発を積極的に進める姿勢だ。再生可能エネルギー利用が盛んなコスタリカから、この事情などを調査するため、使節団が結成された。風力、太陽光エネルギー開発などについて、同国関係者と意見を交わすという。

■野党支持のコカ葉畑を掃討 Página Sieteの記事
コチャバンバ県のシナオタで、違法作付けのコカ葉が掃討された。この地の農家らは、野党支持を打ち出しており、政治的弾圧ではないかとの見方が起きている。エボ・モラレス大統領はチャパレ地方のコカ葉農家の元代表で、多くのコカ葉農家からの支持を受けている。今回の件は、反MASの農家への露骨な展開との見方が強い。

■ボリビア人運転手、依然逃走中 Página Sieteの記事
アルゼンチン当局が国際手配した、ボリビア国籍の男性運転手は、依然として逃走している。このティト・フランクリン・アイリョン・エスコバル容疑者は4月25日、ブエノスアイレスでタクシーを利用した若い女性に性的暴行をはたらいた。以後、闘逃走しており、アルゼンチン当局は懸賞金をかけて、行方を追っている。

■ジャガイモの病害増える Los Tiemposの記事
国内では、ジャガイモの病害が猛威を振るっているという。国立農業森林イノベーション機構が指摘したもので、「Lluphi」と呼ばれる病害が、国内生産の25%に及んでいる実態だ。国内の広い範囲ではこの8月頃に収穫のピークを迎えるが、この病害の影響が大きく懸念されるという。

■オルーロ、中古衣料押収 Página Sieteの記事
税関はオルーロ市内で、大量の中古衣料を摘発したことを明らかにした。市内南部の住宅内で発見したもので、チリから密輸されたものとみられるという。国内市場では中国産の中古衣料が増加し、国内産業を保護するため、輸入が制限されている。今回押収された量は、294袋にのぼる。

■コトカ、機関車に轢かれる El Deberの記事
サンタクルスのコトカで、31歳の男性が機関車に轢かれて死亡した。事故が起きたのは第8環状線付近で、男性が踏切以外の場所を渡ろうとした際、この機関車が通りかかったという。この男性は事故当時、酒に酔った状態だったとみられている。機関車側も、現場の見通しが悪く、男性の存在に気づかなかったとしている。


【ペルー】

■軍、ティア・マリア制圧展開 Perú21の記事
アレキパ県のティア・マリア闘争で、軍が制圧行動に本格参入する。この地では鉱山開発への反対運動が闘争化し、衝突により3人めの死者が確認され、多くの負傷者を出している。これを受け軍側はイスライ郡の制圧行動を指示し、警察ともに対処にあたることになった。この行動は9日から6月7日までの30日間の指令だ。

■H&M開店で長い列 Perú21の記事
リマの大型商業施設ジョッキー・プラサ内に、アパレルの「H&M」が国内初の店をオープンさせた。9日朝、この開店時には待ちに待ったリマ市民らが、長い行列を作った。先頭に並んだ人は、7日午後から待っていた。店側の発表では、行列に並んだ人の数は2千人に達したという。

■クスコ市議会、歩行者専用化の方針 Correo Perúの記事
クスコ市議会では、市内中心部のアルマス広場の歩行者専用化の方針が、強く打ち出された。議決を受けこの4月初め、2週間にわたり広場への車輌進入が規制された。この状況分析をもとに、この措置を恒久化するかどうかが話し合われたものだ。この結果、歩行者専用化が優勢となり、この措置がとられる可能性が高まったものだ。

■マドレ・デ・ディオス、観光客5人不明 El Comercioの記事
マドレ・デ・ディオス県のセルバ(ジャングル)で、外国人観光客5人が不明となっている。県の観光警察が明らかにしたもので、この5人は自然林の観光、巡検に入ったが、2日間にわたり連絡がとれなくなっている。不明となっているのはオランダの2人、米国、英国、オーストラリアのそれぞれ1人だ。

■ホテル・ボリバール、差別行為か La Repúblicaの記事
リマ中心部のホテル・ボリバールでの、差別行為が告発された。利用者の視覚障碍を持つ女性が、盲導犬とともに施設に入ろうとした際、職員により止められたという。国内法で、盲導犬をこうした施設に入れることを止めることは禁じられている。女性側は被害届の提出を検討している。サンマルティン広場に面するこのホテルは、由緒ある存在だ。

■タクナ-アリカ鉄道、6月再開か Correo Perúの記事
タクナ県は、国内南端のタクナとチリ北端のアリカを結ぶ鉄道の運転を、6月にも再開させる方針を示した。この鉄道は、施設老朽化などを理由に、現在は運転が停止されている。この補修工事が進められているが、5月じゅうにも終了する見通しとなり、6月には再開できるめどが立ったという。


【チリ】

■内閣改造は11日 BioBio Chileの記事
大統領府は、内閣改造が週明けの11日になるとの見方を示した。ミチェル・バチェレ大統領が先週末にも内閣改造を行なうとの観測が示されていたが、これが遅れている。一部では外相、内務相などの重要閣僚の留任も伝えられている。バチェレ政権は支持率低迷に喘いでおり、この改造で求心力アップを目指す。

■プンタ・アレーナス、水害警報 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州都プンタ・アレーナスに、水害の警報が出された。一帯では大雨が続き、地域を流れる複数の河川が増水し、氾濫の危険性があるという。州の防災機関はSNSなどを通じ、警報を最高度に引き上げたことを明らかにし、市民に避難などの準備にあたるよう、指示した。


【アルゼンチン】

■中央駅構想、18億ドル La Nacionの記事
ブエノスアイレスのマウリシオ・マクリ市長が提唱した中央駅構想には、18億ドルの予算が必要だという。7月9月通り、オベリスコの地下に中央駅を整備し、レティーロ、オンセなどに分散するターミナルを集中させるものだ。市長側はこの公共事業で、1千万人の利用者の利便性が向上すると断じた。

■AR、カラファテ-イグアス線 Territorioの記事
アルゼンチン航空は7月1日から、サンタクルス州のエル・カラファテと、ミシオネス州のプエルト・イグアスを結ぶ直行便を開設する。この新たな路線は月、水、金、日曜の週4往復の運航だ。従来のブエノスアイレス乗り継ぎよりも、移動時間は大幅短縮される。両都市とも観光拠点で、この路線就航による観光への効果が期待される。

■アビアンカ機、降りられず La Nacionの記事
アビアンカ航空の旅客機が、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港に降りられなかった。ボゴタからこの空港に向かっていた87便の機長は、霧に覆われた同空港に着陸する「免許がない」として、ウルグアイのモンテビデオに降りたという。この機体は視界が800メートル必要だが、この当時100メートルしかなかった。

■フロンテーラ、麻薬拠点の町 La Nacionの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州の町、フロンテーラが麻薬取引の拠点となっているという。国内で暗躍する麻薬組織は、ロサリオやその周辺を拠点としてきたが、これがこの町に移りつある。この町では組織間抗争によるとみられる殺人などの件数が増加し、市民らが不安を強めている。この町はコルドバ州境に位置する。


【エクアドル】

■マナビ、小橋が壊れる El Universoの記事
マナビ県北部のフラビオ・アルファロ郡で、地域の住民の重要なルートとなっている小橋が壊れた。この橋はパスカディーリョ川にかかるもので、地域の住民500人や、学生670人の通り道となっている。住民らは大幅な迂回を強いられており、地域行政に対し橋の早期復旧を求めている。

■ペルーと国境散布 El Universoの記事
エクアドル、ペルー両国の保健当局は共同で、国境エリアへの薬剤散布を行なう。両国では昨年以降、チクングニヤ熱の感染者が増加しており、今後爆発的に拡大するおそれがある。この感染症はデングと同じネッタイシマカが媒介するため、この蚊の発生を抑えるため、共同でこの作業を行なうものだ。


【コロンビア】

■イベリア、カリへ El Paísの記事
スペインのイベリア航空は、国内第3の都市カリに乗り入れる。同社が開設するのはマドリード-カリの直行便で、7月3日から運航を開始するという。使用機材などは分かっていないが、これまで乗り換えが必要だった両都市間は、11時間のフライトで結ばれることになる。同社は183万4300ペソのプロモーション料金を設定した。

■マイカオ、M4.7の地震 Blu Radioの記事
ラ・グアヒラ県のマイカオ近くで9日朝9時31分頃、地震があった。震源はマイカオから12キロのベネズエラ国境近くで、震源の強さはマグニチュード4.7と推定されている。マイカオだけでなく、震源から65キロの県都リオアチャでも揺れを感じた。この地震による人や建物への被害はない。

■カビカ島に緊急着陸 Caracol Radioの記事
カビカ島に小型機が、緊急着陸した。この機はバランキージャ近郊のラ・ソレダーに向かっていたが、機体トラブルのため、この島に着陸したという。唯一乗っていた操縦士の男性は、脱出して無事だった。また機体は、島の住宅の壁に激突したが、住民にも負傷者は出ていない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テリカ火山、活発な状態続く Prensaの記事
ニカラグアのテリカ火山は活発な状態が続いている。首都マナグアの北西112キロにあるこの火山では、ガスや灰の噴出、火山性地震の発生が続いている。観測機関は「きわめて活発な状態ではない」とした一方、噴火の可能性については否定していない。国内ではコンセプシオン火山も、活発な状態となっている。

■キューバ、反ホモフォビア行進 El Nuevo Heraldの記事
キューバ、ハバナでは9日、反ホモフォビア(同性愛憎悪)を訴える行進が行なわれた。ラウル・カストロ議長の娘、アリシア・カストロ氏がトップを務める性教育センターはこの日、象徴的な「同性婚式」を行なった。これに合わせ、社会運動としてこの行進が行なわれたものだ。共産党政権はかつて同性愛を弾圧したが、現在はこの姿勢を改めている。


【サイエンス・統計】

■リベリア、脱エボラ El Salvadorの記事
西アフリカのリベリアは、エボラ終息を宣言した。潜伏期間にあたる42日(6週間)にわたり、エボラの新たな感染者が確認されていないという。隣国ギニアを震源に感染が広がったこの危険な感染症は、リベリア国内では4700人の死者を出した。保健行政は今後も、国境などでの警戒を続けるが、一方で国内の正常化を図る姿勢だ。