2015.06.10

【ボリビア】

■イシボロ・セクレ道は緊急課題 El Deberの記事
ベニ県のアレックス・フェリエル知事は、イシボロ・セクレ道路について、優先順位の高い緊急課題と指摘した。政府はサンイグナシオ・デ・モクソスとビジャ・トゥナリを結ぶこの道路建設を進める方針をあらためて示した。住民の反対運動が起きているが、同知事はベニ県にとっても効果が高いとして、政府姿勢を支持する方針を示した。

■インディヘナ、法王に直訴も El Deberの記事
イシボロ・セクレ国立公園内のインディヘナ(先住民)らは、ローマ法王フランシスコ1世への直訴を検討している。政府はインディヘナ層の反対を押し切り、公園内を通る新道路建設の方針を示した。7月8日から10日まで法王が国内に滞在することから、政府に対し再考を促すよう、法王への働きかけを行なう姿勢を示した。

■トリニダ、パトロールを停止 Página Sieteの記事
ベニ県警は、県都トリニダ市内での警察官によるパトロールを停止した。地域メディアによると、市内では7日頃から、ガソリンが品薄状態となっているという。この影響で警察は、パトカーやバイクなどを動かす燃料の入手ができず、やむを得ずパトロールを停止した。この品薄の発生原因については、分かっていない。

■オルーロ、アマスソナス引き留めへ La Patríaの記事
オルーロの政財界は、アマスソナス航空の引き留めに躍起だ。同社はオルーロとチリのイキケを結ぶ国際線を運航しているが、同社社長はオルーロからの撤退の可能性を示唆した。県知事はフアン・メンドサ空港唯一の国際定期便の継続を求めアマスソナス本社を訪れ、財界も路線維持に向けた需要確保と各方面への働きかけを始めた。

■金輸出が激増 Página Sieteの記事
今年に入り、ボリビアからの金の輸出が激増している。国立統計機構(INE)によると、1~4月の金の輸出は前年同期比で87.5%もの増加となった。金は鉱産物輸出に占める割合が0.31%と低いものの、世界的な景気低迷で錫や亜鉛などが落ち込む中、まさに一人勝ちの状態だという。

■米国女性暴行で25年の刑 Página Sieteの記事
サンタクルス県のバジェグランデの裁判所は、米国女性に性的暴行を加えた男に、25年の刑を言い渡した。2013年11月、ホセ・エンリケ・モンテネグロ被告と弟のルイス・フローレス被告はサマイパタでこの女性観光客に暴行を加え、さらに金品を奪った。司法は主犯のモンテネグロ被告に25年、フローレス被告には4年の刑を言い渡した。

■キヌアセンター長を任命 FM Boliviaの記事
ネメシア・アチャコリョ農村開発相は、オルーロの「国際キヌアセンター」の所長を任命した。この施設は、アンデス原産の穀物キヌアの増産や活用方法を探る機関だ。所長を任ぜられたのはエドガル・ソリス氏で、この就任を受け同氏はとくに今後、キヌアの価格安定化に努める方針を示している。

■7県、冬休みは6月29日から El Deberの記事
タリハ、チュキサカを除く7県では、学校の冬休みは6月29日からとなる。教育省が今後の日程を明らかにしたものだ。冬休みは各県、およそ2週間の予定となっている。冬休み入りが遅れる2県は気温などの条件が理由で、チュキサカ県は7月2日から、タリハ県は7月3日からそれぞれ、冬休みとなる。


【ペルー】

■フリアカ、48時間スト La Repúblicaの記事
プーノ県最大都市フリアカは9日、48時間のストライキに突入した。オスワルド・マリン・キロ市長の辞任を求めた動きで、公務員らは業務を停止し、教育機関も休校となっている。市内ではデモやブロック封鎖も相次いでいる。市長側は事態鎮静化を図るため、市内の下水網工事の着手などを訴えたが、市民による市政への不信感は根強い。ストは10日まで行なわれる予定だ。

■チュリン、落石がミニバンを直撃 El Comercioの記事
リマのチュリンで、落石がミニバンを直撃した。この事故が起きたのはチュリンとワチョを結ぶ道路のパンパ・リブレ付近だ。巨大な岩石が落下し、通行していた車を押し潰した。消防が中に閉じ込められた人の救出を行なったが、4人が死亡、4人が負傷となっている。負傷者らはカジャオの病院に搬送されている。

■遭難したエストニアの3人は死亡 El Comercioの記事
アンカッシュ県のブランカ山群、トクリャラフ山で遭難したエストニア人グループ4人のうち、3人の死亡が確認された。この4人は、登山中に雪崩に巻き込まれたもので、山岳救助隊は1人は保護した。しかし捜索の結果、残る3人は遺体で発見されたという。救出された33歳のメンバーは、ワラス市内に搬送され、手当てを受けている。

■ピスコ空港、視界の問題 La Repúblicaの記事
開業間近となっているイカ県ピスコの空港は、視界の問題が指摘された。リマのホルヘ・チャベス空港を補完し、LCCの拠点となることが期待される同空港は数か月以内に開業見通しだ。しかし管制塔近くに建造された建物の影響で、管制官の視界が制限される事態が起き、開業が危ぶまれているという。


【チリ】

■アルゼンチンとの20便が欠航 La Terceraの記事
9日、サンティアゴとアルゼンチン国内を結ぶ航空20便が欠航となった。アルゼンチンでは交通の労働組合によるゼネストが行なわれ、空港管制官らが同調してストに参加した。この影響で航空便の離着陸が全国的にストップし、ブエノスアイレスやコルドバ、メンドサへの便が軒並み欠航となった。

■サンティアゴ、麻疹の流行 La Terceraの記事
サンティアゴ都市圏では麻疹(はしか)が爆発的に流行する可能性がある。保健省は、市内で16人が感染し、感染が疑われる1402人について自宅待機などを命じたことを明らかにした。麻疹は感染力が強く、予防接種は有効であるものの実施から効果が表れるまで時間を要する。保健省は初期段階で、この流行を食い止めたい姿勢だ。


【アルゼンチン】

■ゼネストで都市交通が停止 El Intransigenteの記事
9日、アルゼンチン国内では交通の労働組合UTAによるゼネストが行なわれている。ブエノスアイレス都市圏では近郊鉄道、スブテ(地下鉄)、コレクティーボ(路線バス)がすべてストップし、都市交通は麻痺した。さらに管制官ストで航空便も止まり、長距離バスの運転も見合された。

■ブエノスアイレス、経済停止 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは9日、あらゆる経済活動が麻痺、停止した。交通ゼネストで都市交通、都市間交通が軒並みストップし、市内の事業場は臨時休業するところが相次ぎ、商店の多くも休業した。また教育機関は平日と同じだが、学校によっては児童、生徒が通学できず、閑散とした教室が続出した。

■エセイサ、管制機能が停止 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港とアエロパルケでは9日、航空管制機能が停止した。UTAによる交通ゼネストに同調し、航空管制官らがストに入ったためだ。早朝時間帯のLANアルゼンチン、ソル航空の便を最後に離着陸が停止する事態となった。今の時点で、これらのキャンセル便の代替運航などの見通しすら立っていない。

■テンペルレイ事故は人的ミス La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、ロカ線のテンペルレイで起きた鉄道事故は、人的なミスが原因と結論づけられた。乗客を乗せた編成が、工事用の機関車に衝突したもので、40人が負傷したものだ。フロレンシオ・ランダッソ交通相は、この事故原因が職員間の連絡の不備と技術的ミスによるものと断じた。


【エクアドル】

■インディヘナ、水の行進 El Universoの記事
アスアイ県の県都クエンカでは、インディヘナ(先住民)層が水を求めたデモ行進を行なった。参加したのはアスアイ県とカニャル県のインディヘナらで、農村部での水の使用、アクセス権を認めるよう求めた動きだ。このデモに合わせ、最高裁に対しこの権利についての要望書を提出している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、野球離れ WSJの記事
伝統的に野球熱が高いキューバでは、若い世代を中心に野球離れが起きている。年代でいえば、30歳以上は野球好きがデフォルトだが、若年層はフットボールのほうが人気が高いという。フットボールはボールが一つあれば楽しめる上、FCバルセロナなど欧州の強豪チームの動向が伝えられるようになったことが大きい。

■ヌエボ・レオン州、ジカ熱への注意 Publimetroの記事
メキシコ、ヌエボ・レオン州にジカ熱に対する注意報が出された。この感染症はデングやチクングニヤ熱と同じネッタイシマカが媒介するもので、保健当局はこれらの感染症と同様に、地域内で感染が広がるおそれがあるとしている。このジカ熱はブラジル国内で感染が起きており、蚊に刺されないようにするなど対策が必要と市民に呼びかけた。


【国際全般】

■エチオピア-ジブチ鉄道が竣工 News24の記事
エチオピアの首都アディスアベバと、ジブチを結ぶ鉄道のレールがつながったという。全長752キロのこの鉄道は中国からの協力を得て、1917年開通の鉄道をリバイバルしているもので、現行で2日を要する両都市間の移動が、10時間で可能となる。開業に向けた工事が続き、この10月にも運用が開始される見通しだ。