2015.06.13

【ボリビア】

■エボ、法王と50分会談へ La Raónの記事
エボ・モラレス大統領とローマ法王フランシスコ1世の会談は、50分にわたる見通しだ。法王は7月8日から10日にかけ、ボリビアを訪れる。ラパス、サンタクルスを訪れるが、8日の到着直後、ラパスの大統領府でモラレス大統領との会談が予定されている。カトリック司祭の団体はこの日程を明らかにし、大統領との会談の時間を発表したものだ。

■エボ、アジア偏重に懸念 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、技術移転や工場立地がアジアに偏重していることに、懸念を示した。訪問先のイタリア、ミラノで語ったものだ。人口が多く、経済発展が続くアジアに、欧州などからの進出が相次ぎ、ラテンアメリカの相対的地位が低まっていることに懸念を示したものだ。またモラレス大統領はこの場で、移民向けの「ユニバーサル国籍」の導入の持論を展開した。

■チリ、ボリビアに反論 Página Sieteの記事
チリの外務省は、ボリビアに反論した。内陸国であるボリビアが外港として使用するイキケの港湾ストでボリビアの貿易が阻害されていると、ダビド・チョケワンカ外相が主張した。この事態は1904年の平和条約に違反すると断じている。これに対しチリ外務省は、イキケの貿易に占めるボリビアの産品の割合は5%程度で、条約の毀損にはあたらないとした。

■企業の89%、安全対策を怠る El Deberの記事
労働省は、国内企業の実に89%は、労働災害や事故を防ぐための配慮義務を怠っていると主張した。同省はラパス、コチャバンバ、ポトシの事業場について実地調査を行なったという。この結果、機械操作の安全に配慮した構造が欠如したり、適切な注意書きがないなど、配慮を怠った事例が多く報告された。

■トウモロコシ価格が続落 El Deberの記事
トウモロコシの価格が続落し、生産地は懸念を深めている。サンタクルス県など東部では、輸出向けのトウモロコシが多く生産されている。1キンタルあたりの価格がピーク時の63ボリビアーノから下がり続け、今はその半値近くの35ボリビアーノとなった。国際市場の値下がりが最大要因だが、生産地では得られる利益が減り、先行きへの不安が高まっている。

■アエロコン、10年の歴史に幕 Página Sieteの記事
コミュータ航空会社アエロコンは、10年の歴史に幕を閉じた。同社は事業モデル再構築を理由に2月27日に運航停止したが、採算の再開命令にも関わらず再開せず、民間航空局は事業免許を失効させた。同社は経営が行き詰まったとの見方が強く、今後運航を再開することはないとみられる。

■3県、IRAが増加 Página Sieteの記事
ラパス、オルーロ、タリハの3県では、急性呼吸器感染症(IRA)が増加している。保健省が明らかにし、注意を呼びかけたものだ。これまでに国内では117万人がこの症状を呈したが、3県にその数は集中している。国内の広い範囲は冬を迎え、とくに朝晩の冷え込みが強まるなど、この感染症が広がりやすい状況となっている。

■アマスソナス撤退は空港の欠陥 La Patríaの記事
有力労働組合連合COBのオルーロ支部は、アマスソナス航空のフアン・メンドサ空港からの撤退は、空港そのものの欠陥が原因と指摘した。同社は利用低迷を理由に、同空港に寄港していた路線を撤収した。組合側はこの空港の運営、戦略上の失敗がこの事態を招いたと航空行政を批判した。この空港は2013年2月に開港したばかりだ。

■アマスソナス、シャトル便運航へ FM Boliviaの記事
アマスソナス航空は、ラパスとサンタクルスを結ぶシャトル便の運航を開始する。この便の運航開始は6月15日からで、ビジネス、観光需要の開拓に同社は自信を見せている。また同社は、観光需要の多いラパス-ウユニ線、ラパス-ルレナバケ線の増便方針も示した。

■サルチーチャ55社を認定 La Razónの記事
ラパスの食料安全局、保健局はサルチーチャ(ソーセージ)製造55社を、安全と認定した。6月23日の「サンフアンの夜」には、国内ではサルチーチャを食べる習慣がある。しかし需要の多いこの時季、粗悪な品が市場に出回ることが毎年問題となっている。この日を前に、生産、流通現場を調べ、安全性が確認されたメーカーの情報を公開したものだ。


【ペルー】

■ボリビアへのゴールド・ローンダリング Eju.tvの記事
ペルーからボリビアへの「ゴールド・ローンダリング」が増えているという。国内で違法採掘された金を、ボリビアに密輸し、合法的にさいくつされたものとして売りさばく手口だ。デサグアデーロを通じて、すでに金100キロが、ボリビアに持ち込まれたと推定される。この違法採掘金をめぐり、何らかの組織の関与も疑われている。

■1万5千人がチリへ Correo Perúの記事
ペルー国民1万5千人が、チリに向かったという。同国ではコパ・アメリカ(南米選手権)が開幕し、各国から同国に向かう観光客が増えている。ペルー、チリ間の唯一の陸路国境であるチャカリュタは通常より、通過者が90%多い状態だ。チリ側によるとこの大会期間中、14の国境は人員を増員するなどの措置をとるという。

■ペルービアン、23.89%増 Aeronoticiasの記事
ペルービアン航空の利用者は2014年、前年比で実に23.83%も増えたという。欧州有数のLCC、ライアンエアー傘下の同社は、完全LCC化の姿勢を示し、運賃の低価格化などに取り組んでいる。今年の1~2月期の利用も、前年同期比で22%の増加を示しているが、一方でペルー国内線に占めるシェアは7.96%にとどまっている。

■モケグア、フリーWiFi Radio Onda Azulの記事
モケグア市内中心部のアルマス広場では12日、「フリーWiFi」が導入された。この広場では誰でも、無料でWiFiを通じ、ネットへのアクセスができるようになった。国内ではこうしたフリーWiFiポイントが増えつつあるが、モケグアでは初めてだという。モケグアでもスマートホンやタブレットの普及で、WiFiの需要が増している。


【チリ】

■ヘリ墜落、操縦士が重傷 La Terceraの記事
第5(バルパライソ)州のエル・ロサリオ飛行場でヘリコプターが墜落する事故が起きた。12日15時25分頃、ビタクラからこの飛行場に向かっていた「ロビンソン44」型機が、滑走路わきに墜落した。この事故で操縦していた男性が重傷を負ったが、乗客は負傷を免れている。民間航空局が、事故原因についての調べを進めている。

■麻疹対策、各州でも Diario de Valdiviaの記事
麻疹(はしか)への対策は、各州で取り組まれている。首都サンティアゴで麻疹の感染者が相次ぎ、大流行に至る可能性が指摘されている。第14(ロス・リオス)州では、州内での麻疹発生は今のところないものの、感染抑止に向けた取り組みを開始している。予防接種を受けていない年代の人々に対し、今の時点から接種を受けるよう、呼びかけも始めた。


【アルゼンチン】

■ガソリン、1.5%値上げ La Nacionの記事
国内では12日未明から、ガソリン価格が平均1.5%値上げされた。シェア55%のYPFは、「スーペル」のガソリン価格をリッター11.80ペソから、11.97ペソに値上げした。昨年以降、原油価格の低迷が続いているが、国内ではインフレの進行などから、今回の値上げが行なわれたものだ。

■AR、トゥクマン増便 El Diario24の記事
アルゼンチン航空は、ブエノスアイレスとトゥクマンを結ぶ路線を7月から増便する。サンパウロで行なわれたブラジル-アルゼンチン間の観光フェアで明らかにされたものだ。同社は現行一日5往復を運航しているが、これを6往復に増やす。この路線はLANアルゼンチンも一日6往復を運航しており、この増便で一日12往復体制となる。

■スブテ、時間延長提言 Diario Registradoの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の運転時間の大幅延長が提言された。ブエノスアイレス大学は、都市機能の拡張や利便性向上のため、この計画を示した。日曜から木曜は午前0時まで、木曜と金曜は午前3時まで運転時間を延長するというものだ。路線メンテナンスの関係で24時間化は難しいが、この範囲の延長であれば可能と断じている。

■コルドバ、泥棒リンチ La Nacionの記事
コルドバで、リンチを受けた窃盗犯が重体となっている。ケブラダ・デ・ラス・ロサスの住宅に、23歳の男が玩具の拳銃を持って押し入り、窃盗しようとした。この男は近隣住民らに取り押さえられ、殴る、蹴るの暴行を受けたという。この男は頭蓋骨を骨折する重傷を負い、市内の病院で今も意識混濁の状態にあるという。


【エクアドル】

■ガラパゴス、航空情報が錯綜 El Universoの記事
ガラパゴス諸島の航空便の情報が錯綜している。諸島の特別措置法への抗議行動から、TAME、LANエクアドル、アビアンカ各社は一部の便のキャンセルを報じた。しかし行政側はバルトラ島のシーモア空港、サンクリストーバル島の空港ともに「通常どおり」運航されていると発表している。

■漁船員3人は無事 El Universoの記事
エスメラルダス県の沖合で遭難していた漁船の乗組員3人は、無事だった。この漁船は海岸から20マイルの沖で海賊船に襲われ、エンジンなどを盗まれた。その後漂流していたが、37時間後に発見され、27歳、58歳、60歳の男性3人は無事保護された。3人はすでにエスメラルダス港に帰還しているという。


【コロンビア】

■ホモフォビアが増加 Caracol Radioの記事
2013年から2014年にかけて国内では、ホモフォビア(同性愛憎悪)などによるセクシャルマイノリティへの暴力、脅迫、殺人が増加したという。同性愛団体が明らかにしたもので、2014年には暴力事件は440件、殺人は実に162件が報告されている。地域別ではアンティオキア県、バジェ・デル・カウカ県、そしてボゴタで件数が多い。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、また雨被害 Informadorの記事
ニカラグアでは11日午後、また強い雨が降り、各地で被害が報告されている。首都マナグアでは合わせて21の地域で浸水などの被害が生じ、住宅400棟が損傷を受け、1600人が被害を受けた。この雨の影響で、マナグアを含む各地で停電が発生した。道路浸水、冠水も相次ぎ、陸路交通も大きく支障を受けた。

■ウルグアイ、ボリビアを買う El Observadorの記事
ウルグアイ資本による、ボリビアの農場、農地への投資が相次いでいる。農業分野の投資としては、これまではとくにパラグアイが多かったが、ボリビアの農地はより安価で、かつ安い労働力が得られることから、投資が急増しているという。ボリビア経済の成長力も高く、資本家の間でも有力な投資先として認識されている。


【国際全般】

■ナイジェリア、密造酒死 News24の記事
ナイジェリアで、密造ウイスキーが原因で68人が死亡したという。同国南部リバー州が明らかにしたものだ。松やにからつくるムーンシャインと呼ばれるウイスキーがよく飲まれるが、5月31日以降、この飲料による健康被害が相次いで報告されている。この事態を受け地域行政は、ムーンシャインの販売などを一時、禁止する措置をとった。