2015.07.09

【ボリビア】

■法王、ボリビアに到着 La Razónの記事
ローマ法王フランシスコ1世が、ボリビアの地を踏んだ。8日17時27分、法王を乗せた国営ボリビアーナ航空(BoA)の専用機がエルアルト国際空港に到着した。空港のエプロンではエボ・モラレス大統領やアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が出迎えている。空港には多くの人が集まり、法王の降機とともに歓声が上がった。

■エボ「お迎えできてうれしい」 El Deberの記事
ラパスのエルアルト国際空港でエボ・モラレス大統領は、「法王をお迎えできてうれしい」と挨拶した。ローマ法王フランシスコ1世が8日17時27分、キトから専用機で到着し、モラレス大統領が出迎えた。この歓迎の場では、日程の忙しさと法王の体調への気遣いから、モラレス大統領は挨拶を5分程度で切り上げている。

■ムリーリョ広場は大群衆 Página Sieteの記事
ラパス中心部、大聖堂(カテドラル)が面するムリーリョ広場は、人で埋め尽くされた。8日17時27分、ローマ法王フランシスコ1世がエルアルト国際空港に到着し、この場所に移動する。法王を一目見ようと、市民のみならず国内外から人が集まり、広場はごった返した。法王は同日夜には、空路でサンタクルスに向かう。

■テラサス氏、立ち会えず El Deberの記事
ボリビア唯一の枢機卿、フリオ・テラサス氏はローマ法王フランシスコ1世の出迎えはできないという。同氏は病状の悪化などから、今もサンタクルス市内の医療機関に入院したままだ。市内で行なわれるミサへの参加も難しい状況にあると医師は説明した。法王はテラサス氏の自宅に宿泊する予定となっている。

■クリスト・レデントール、ドローンで監視 El Deberの記事
9日、サンタクルス中心部のクリスト・レデントールで行なわれる、ローマ法王フランシスコ1世のミサは、ドローン(無人航空機)で監視される。サンタクルス市側が明らかにしたものだ。当日この場には多くの人が集まるとみられ、安全性確保などのためドローン4機を用意したという。この警備には多くの警察官や兵が動員される。

■BoA、緊急増便 Opinionの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、サンタクルスへの国内線の便を緊急増便した。ローマ法王フランシスコ1世が8日来暮し、9日にはサンタクルス中心部でミサを行なう。このミサ参列のため多くの人がサンタクルスに駆け込み、航空便の需要が急に高まったための措置だ。ラパス-サンタクルス便は通常一日7往復の運航だが、8日には12往復が運行される。

■警察、封鎖を強制解除 Los Tiemposの記事
警察はラパス県ユンガス地方で行なわれていた道路封鎖を、強制解除した。アラパタのコカ葉農家らが、違法作付けのコカ葉が掃討されたことに抗議するため、ウンドゥアビで道路を封鎖していたものだ。警察は警察官250人を動員し、この封鎖を強制解除した。この解除を受け、滞っていた交通、物流は再開されつつある。

■ポトシ市民、アヤクチョ通りを封鎖 El Deberの記事
ポトシ市民はラパス市内中心部の、アヤクチョ通りを封鎖した。公共事業実施などの要求行動から、市民団体らがポトシからオルーロを経て、ラパスまで行進したものだ。一団は、ローマ法王フランシスコ1世の通り道となる、この街路を封鎖する手段に出た。政府側がこの市民団体の姿勢を批判しただけでなく、この日に封鎖を行なうことにラパス市民からの反発も起きている。

■チリ外相「法王は語らない」 Página Sieteの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、ローマ法王フランシスコ1世は海の問題について「語らない」と断じた。海岸線問題からボリビアとチリの関係が悪化している中、8日に法王の来暮を迎えた。チリ側は、法王の口からこの件についてのメッセージが出されることを恐れている。同外相は、「法王は外交問題に口を挟まない」とくぎを刺した。

■ティティカカ湖畔、都市ガス整備 La Razónの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の3つの町で、都市ガス供給に向けた基盤整備が始まった。ボリビア石油公社(YPFB)が行なうもので、アチャカチ、コパカバーナ、デサグアデーロの町への都市ガス実現に向け、供給施設の建設が着工されたものだ。国内では都市ガスの整備が遅れていたが、都市部を中心に現在、急速に整備が進められているところだ。

■オルーロ、子犬販売を差し止め La Patríaの記事
オルーロ市は、市内のカントゥータ市場で売られていた子犬8匹の販売を差し止めた。市内では狂犬病の発生増加を受け、こうした犬の販売時にワクチン投与が義務づけられている。しかしこれらの8匹は接種を受けておらず、その上1匹は病気を抱えた状態だったという。インディヘナ(先住民)の考え方から、オルーロでは犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が強い。

■イグナシオ・バル氏、英語で歌う La Razónの記事
ボリビア出身の歌手、イグナシオ・バル氏は、英語で歌い上げた楽曲を収録したアルバムを発表した。同氏はスペイン語の歌を歌ってきたが、この新譜には英語の曲「All about you」が含まれている。同氏は米国をベースに活動しており、来年には凱旋帰国コンサートを予定しているという。


【ペルー】

■ケイコ氏、票固め中 Los Andesの記事
次期大統領選出馬が濃厚なケイコ・フヒモリ氏は、着々と票を固めているという。世論調査の結果、今選挙が行なわれれば、同氏に投票するとした人が30%に達した。前回選挙時の事前調査よりも五割ほど、投票したいという人が増えている。ケイコ氏はアルベルト・フヒモリ(フジモリ)大統領の長女で、前回選挙では決選で敗れた。

■リマ動物園、破綻寸前 El Comercioの記事
リマの市営動物園、ラス・レジェンダス公園の運営機関は、破綻寸前だという。監督官庁である農業省の調査で明らかになったものだ。同動物園では予算の不足から、飼育されている動物たちの餌代の捻出も難しくなっているという。一方で市側は、不必要な車輌の購入を進めるなど、運営予算の執行について現場との認識のずれがあると同省は指摘した。

■デサグアデーロ混みあう Correo Perúの記事
プーノ県のボリビア国境、デサグアデーロが混みあったという。ローマ法王フランシスコ1世のボリビア訪問から、法王を一目見ようとラパス、エルアルトに向かうペルー国民が増えたためだ。法王の到着日となった8日朝、国境が開く時間にはイミグレーションには長蛇の列ができた。

■レズビアン女性の献血を拒む La Repúblicaの記事
リマの病院が、レズビアン女性の献血を拒み、批判が起きている。この女性は、白血病の治療を受けている甥のため、アングロ・アメリカーナ病院で献血を申し出たが、同性愛者などには「潜在的危険」があるとして、拒まれたという。同性愛者の団体は、この病院側の姿勢は、同性愛者差別を禁じた法に触れる、として告発の可能性を示唆している。


【チリ】

■南部、大雨の影響 La Terceraの記事
国内南部では大雨が降り、市民生活に影響が及んでいる。気象台によると大雨となったのは第8(ビオビオ)州から第11(アイセン)州にかけての地域で、多いところでは24時間の雨量が190ミリに達している。域内ではこの雨のため停電が相次ぎ、合わせて3万6千世帯で電気の使用ができなくなった。

■若年層のマリファナ使用が増加 La Terceraの記事
下院議会がマリファナ(大麻草)合法化法案を可決したばかりだが、一方で心配なデータが示された。12~18歳の世代のマリファナ使用率は、2012年の6.7%から2014年には13.5%に増加したという。19~25歳の年代も同じく7.1%から11.3%に増えている。可決された法案では、18歳以下の若年層へのマリファナ販売などは、継続して禁止されている。


【アルゼンチン】

■BsAs、霧の影響 La Nacionの記事
ブエノスアイレスは8日朝、濃霧の影響を受けた。エセイサ国際空港は滑走路の視界不良のため一時閉鎖され、離着陸が完全に停止した。国際線、国内線の便に影響が広がったが、今はすでに正常化している。また都市周辺の高速道にも影響が生じ、ラ・プラタ道が閉鎖されるなど、陸路交通にも一時影響が生じた。この時間帯、ロサリオの空港も2時間にわたり閉鎖されている。

■青ドル、じわり上昇 La Nacionの記事
ブエノスアイレスでは、平行市場(闇市場)における通称「青ドル」がじわりと上昇している。8日、青ドルは4センターボ上昇し、13.63ペソとなった。この緩やかな上昇傾向は続いており、2週間前から16センターボ上昇しているという。一方の正規レートは、1ドルは9.12ペソのままとなっている。

■イグアス投身男性、身元を特定 La Vol de Cataratasの記事
6日朝、イグアスの滝の「ガルガンタ・デル・ディアブロ」(悪魔ののど笛)から身を投げた男性の身元が特定された。入場口の映像やデータなどから分かったもので、ドス・デ・マヨに住む41歳の男性とみられるという。この男性は投身自殺のため、この滝を訪れたと推測されている。周囲の人の証言では、男性は精神疾患を患っていたという。

■スブテ、痴漢で男を逮捕 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCの車内で痴漢を行なった39歳の男が、警察に逮捕された。車内で男に身体を触られたとして26歳の女性と、ディアゴナル・ノルテ駅で言い争いをしていたという。駆けつけた警察官に女性が訴え出て、男は身柄を拘束された。警察によると男はリネアEのボエド駅から乗車し、「標的」を探していたとみられる。

■列車とトラクターが衝突 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サンマルティン線の列車と、トラクターが衝突する事故が起きた。現場はサンミゲルのベジャ・ビスタのサンマルティン通りの踏切だ。このトラクターは工事現場で使用するため踏切を渡ろうとした際、列車とぶつかったという。この事故による負傷者などはないが、サンマルティン線の運転は一時中断した。

■インフルエンザで死者 La Nacionの記事
サンタ・フェ州ではインフルエンザにより、2人が死亡したという。同州保健局が明らかにしたもので、一人はH1N1型、もう一人はH3N2型に感染していた。この2人はいずれも高齢の女性で、予防接種などは受けていなかったという。国内の広い範囲は冬を迎えており、インフルエンザに対する警戒が高まっている。


【エクアドル】

■KLM、B787機投入か El Universoの記事
KLM航空は、エクアドル路線に新たにボーイング787-9型機を投入する姿勢を示している。同社はアムステルダム-キト-グアヤキル線をB777-200型機で運航している。この路線の使用機材を、新しいB787型機に切り替える可能性があるという。この機材が就航すれば、同型機のエクアドルへの初めての定期路線使用となる。


【コロンビア】

■ボゴタ、美容整形死 Caracol Radioの記事
ボゴタで、美容整形を受けていた29歳の女性が、施術中に死亡した。この女性はスバのミランデラ地区でこの整形を受けていたが、警察はこの施設が無許可の、違法営業であった可能性があるとして調べを進めている。現在この施設に関わった女2人、男1人の合わせて3人が拘束されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■CAN国際航空便利用、7.7%増 Caracol Radioの記事
アンデス共同体(CAN)各国のこの1~4月の国際航空便利用は、前年同期比で7.7%増加した。4カ国中もっとも高い伸びを示したのはコロンビアで9.9%、ボリビアが7.7%で続き、以下ペルー7.4%、エクアドル2.6%となっている。一方国内線に限ると高い伸びを示したのはペルーの14.1%で、以下コロンビアが8.4%、エクアドル3.9%、ボリビア0.5%だった。

■ニカラグア、警察が催涙ガス使用 Caracol Radioの記事
ニカラグアの首都マナグア中心部で行なわれたデモ隊に、警察は催涙ガスを使用した。同国野党が、公正、自由選挙を求めたデモを行なった。デモ参加者らは警察が突然使用したと語る一方、警察側はデモ隊が議員に危害を加えようとしたと主張している。同国では来年11月に、選挙が予定されている。


【国際全般】

■ユナイテッドでシステム障害 El Universoの記事
8日、ユナイテッド航空のコンピュータシステムで障害が発生し、およそ2時間にわたり便の出発が見合された。同社によるとこの障害でネット網への接続ができなくなったという。影響を受けた航空便は国内線、国際線を含め3500便にものぼる。SNSでは、同社便の利用者の長蛇の列などの投稿が相次いだ。

■オアシス都市で戦闘 News24の記事
アルジェリア南部のオアシス都市で、戦闘が起きた。ユネスコ世界遺産にも登録されるガルダイア周辺で、アラブ人とベルベル人との間での衝突が戦闘化し、この48時間で合わせて18人が死亡したという。両者間の衝突は昨年にも発生しており、緊張状態が続いていた。