2015.07.12

【ボリビア】

■ボリビア-チリ、対話再開の機運 Página Sieteの記事
ボリビア、チリ両国間の対話の機運が高まっている。先週、ボリビアを訪れたローマ法王フランシスコ1世は、海の問題で対立する両国が「将来に向け、平和的に」話し合うことを求めた。この法王の発言を受け、四年にわたり途絶えていた両国間の対話が、再開する可能性がある。しかし両国は相互に不信感を持っており、対話が順調に進むかは疑問だ。

■ポトシ市民、対話を要求 El Deberの記事
ポトシの市民団体は、政府に対し直接対話の機会を要求している。市民団体は、公共事業実施などの26の要求を掲げ、ラパスまで行進し、市内でデモを繰り返している。フアン・ラモン・キンタナ大臣らが対応にあたったが、要求の具体性がないとして対話は進行しなかった。団体側はあらためて、政府側に要求をつきつける場を求めている。

■ポトシ市民らに催涙ガス El Deberの記事
ラパス市内でデモ行進を行なうポトシ市民らに、警察は催涙ガスを使用した。公共事業実施などの要求行動から、市民団体がラパス市内でデモを繰り返している。大統領府が面するムリーリョ広場に一団が入ろうとしたのを抑える際に一部が暴徒化し、ガス弾使用に至ったと警察は発表している。

■エボ、コスタスとは「良好な関係」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、政敵とも評されるサンタクルスのルベン・コスタス知事と「良好な関係」と語った。左派のモラレス大統領と右派のコスタス知事は水と油の関係と言われる。しかし公共事業実施やローマ法王を迎える際など、表だって協調路線を示す機会が増えた。モラレス大統領は、共通の目標がある場合、協調し合える関係にあると述べた。

■失業率、3.0%に El Deberの記事
ボリビアの失業率は、3.0%となったという。国立統計機構(INE)のデータを労働省が示したものだ。この数字は2013年のこの時季には3.2%で、0.2ポイント改善したことになる。国内では経済成長にともない雇用が増加し、この10年で劇的な改善を示している。2006年のこの時季のデータでは、失業率は8.15%だった。

■対米キヌア輸出、44%減 La Razónの記事
今年に入り、米国への国産キヌアの輸出が、大幅に落ち込んでいるという。1~5月の輸出は2496万ドルと、前年同期の4477万ドルから44%減少した。ペルーでキヌア作付けが無秩序に拡大し、同国からの輸出が激増したあおりを受けたとみられる。ペルー産キヌアは農薬漬けである実態が指摘されており、国産キヌアは今後、その品質をアピールする必要がありそうだ。

■サトウキビ、水に浸かる Eju.tvの記事
サンタクルス県ではサトウキビ畑が、大雨の影響を受けている。ノルテ・インテグラードでは、作付けされたサトウキビの実に99%が、浸水している状態にある。生産団体によるととくに県内北部の山地で、サトウキビが水の被害を受けているという。バイオ燃料ブームとともに、同県ではサトウキビ栽培が増加傾向にあった。

■ラパス、赤ちゃん連れ去り Entorno Inteligenteの記事
ラパスの病院から、生後5か月の赤ちゃんが連れ去られる事件が起きた。この事件が起きたのは市内ソナスールのチャスキパンパの病院で、母親が診察を受けている30分の間に、この赤ちゃんはいなくなっていた。国内ではラパスとオルーロで同様の事件が、これで3件起きているという。


【ペルー】

■ウビナス火山、3度の噴火 Correo Perúの記事
モケグア県のウビナス火山は11日、3度にわたり小噴火を起こした。観測機関によると、午前9時30分から10時過ぎの間に、3度にわたる火山性の爆発が火口で起きたという。これらの活動により、火口から2千メートルの高さに噴煙が立ち上った。この火山は先月以降、活発な状態が続いている。

■カニェテ、小型機が墜落 El Comercioの記事
リマ近郊のカニェテで11日午後、小型機が墜落した。現場はサンタロサの農地で、アロナ農場に向かっていたこの小型機が、飛行中に技術的問題が生じ、緊急着陸しようとしたという。しかし機体はバランスを崩し、ひっくり返った状態で落下した。唯一乗っていた53歳の操縦士に、負傷などはない。

■献血とセクシャリティは無関係 Perú21の記事
保健省は、献血とセクシャリティは無関係とのコメントを発表した。リマで、レズビアンの女性が、感染症のリスクが高いとの理由から、献血を拒まれる事件が起きた。同性愛者団体はこれが偏見に基づくもので、差別にあたると訴えている。保健省はこれを受け、同性愛などセクシャリティと献血は関係がない、との公式な見解を示した。

■アルパカ17万頭が死ぬ Los Andesの記事
国内のでは寒さのため、飼育されているアルパカ17万1千頭が死んだという。プーノ県など標高の高い地域では先週、朝の最低気温が氷点下20度に達するなど、厳しい寒さとなった。この影響で、地域で飼育されているラクダ類のアルパカに、大きな影響が生じた。また降雪による餌不足も、事態を悪化させているという。


【チリ】

■領海での密漁が増加 La Terceraの記事
排他的経済水域内での密漁が、著しく増加しているという。チリ海軍が明らかにしたもので、このために太平洋上での船と航空機による、パトロールを強化している。とくに違法操業が多いのは中国船で、10日午後には第10(ロス・ラゴス)州のチロエ島付近で8隻が摘発されている。

■医師ら、マリファナの危険を訴える La Terceraの記事
医師らの団体は、マリファナ(大麻草)の危険性を訴えた。先週、上院議会がマリファナの個人や医療目的の使用、保持、売買、小規模な栽培を合法化する法案を可決した。医師らはこれに対し、マリファナの使用が人体に悪影響を及ぼすことを数字を示して指摘した。団体は、合法化により若者の将来やチリ社会に、重大な影響が生じると警告している。


【アルゼンチン】

■モロン、バーチャル誘拐 La Nacionの記事
ブエノスアイレス近郊のモロンで「バーチャル誘拐」事件が相次いでいる。拉致などの事実がないにも関わらず、こどもを誘拐したと金銭を要求する手口で、この町では48時間で20件、こうした事例が報告されている。この中には、誘拐されたはずのこどもが自宅内にいたケースもあった。警察が捜査を開始し、市民に対し注意を促している。

■60番コレクティーボ闘争、妥結 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの60番のコレクティーボ(路線バス)をめぐる労使間闘争は、ようやく妥結した。運営会社側が51人を解雇したことに組合が反発し、ストやデモなどを繰り返していたものだ。労働省の斡旋で労使間の話し合いが行なわれ、51人の職場復帰が認められたことから、組合側はスト終了を発表した。

■バリロチェ、雪が到来 La Nacionの記事
バリロチェ市内では11日朝、雪が降り、冬の観光シーズンが到来した。この朝、市内中心部もうっすらと雪化粧した状態となった。スキー場のあるセロ・カテドラルは積雪が80センチとなり、ゲレンデは全面で滑走可能となった。バリロチェは国内のみならず南米有数の冬の観光地で、ブラジルなどから多くのスキー客を迎える。

■偽結婚パーティが流行 Clar&iacut;en.comの記事
国内では「偽結婚パーティ」が流行しているという。正装した男女を祝うため、多くの友人たちが集まり、食事や音楽が提供される、一見普通の結婚パーティだが、実は誰も結婚しないというものだ。ロシア発祥で、単なるイベントとして開催されるもので、参加者の間でもとくに違和感はないという。


【エクアドル】

■グアヤス、M4.9の地震 El Universoの記事
グアヤス県で11日12時22分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はラ・トロンカル付近で、震源の強さはマグニチュード4.9、震源の深さは74.29キロだ。この地震の揺れは県都グアヤキルやドゥラン、モンタルボ、サンボロンドンなど県内のほか、クエンカやババオヨなど県外でも感じた。この地震による人や建物への被害はない。

■ペルーからの来訪者、137%増 El Universoの記事
エクアドルを訪れるペルー人が、実に137%も増えたという。この6日から8日まで、ローマ法王フランシスコ1世がエクアドルを訪れ、キトとグアヤキルに滞在した。法王の姿を一目見ようと、国内を訪れる外国人が増加したが、この6日には953人、7日には1305人、8日には556人のペルー人がエクアドルに入国した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、国外資本で風力発電 Caracol Radioの記事
キューバ国内7個所に、国外資本により風力発電公園が整備される。同国のエネルギー鉱山省が明らかにしたものだ。同国では2030年までに、電力の24%を再生可能エネルギーで賄う方針を示している。現在風力発電公園は4個所にあり、2個所が整備中で、最終的に13の公園を抱えることになる。

■キューバ観光客、200万人突破 Caracol Radioの記事
キューバを今年、観光で訪れた人は200万人を突破した。同国観光省が明らかにしたもので、昨年よりも39日早く、この10日に大台に乗ったという。昨年12月に米国との関係正常化交渉入りと制裁緩和が発表され、キューバを訪れる観光客は米国からを中心に大きく増えている。

■グアテマラ、殺人2824件 El Universoの記事
グアテマラでは今年上半期、合わせて2824件の殺人事件が起きたという。NGO団体GAMが明らかにした数字だ。同国では犯罪グループ間の抗争による殺人が後を絶たず、一日平均15.6件もの殺人が起きた計算になる。85.44%は銃器による事件で、6.46%は刃物による犯行だ。人口10万人あたりの殺人件数は35となっている。

■ニカラグアで洪水被害 Sin Embargoの記事
ニカラグアのカリブ海岸で、洪水による被害が生じている。水害に見舞われているのはエル・ラマで、この48時間にわたり激しい雨が降り続け、河川が氾濫しているという。地域行政によると、合わせて97世帯が避難を強いられている。同国の広い範囲は雨季を迎えており、6月初めには太平洋岸地域で雨被害が生じていた。