2015.07.15

【ボリビア】

■ポトシ市民、要求行動さらに激化 Página Sieteの記事
ポトシ市民団体による要求行動は、さらに激化している。市民らは26項目の要求を掲げ、実質首都のラパスまで行進し、市内でデモを繰り返している。政府はウユニでの対話を呼びかけたが、大統領府内での交渉に固執しこれを拒絶した。ラパス市内では要求デモ行動が9日間に及び、市民の間からも「ポトシ疲れ」の声が上がっている。

■ポトシ市民、キンタナ大臣が窓口に La Razónの記事
要求行動を続けるポトシ市民団体との対話の窓口は、大統領府のフアン・ラモン・キンタナ大臣があたる。エボ・モラレス大統領が呼びかけたウユニでの対話を固辞したことから、同大臣は団体とモラレス大統領の対話の機会は「ない」と断言した。政府側は、地域振興のために公共投資が必要とする団体側の主張に反駁しており、政府側の態度も硬化している。

■ポトシ市も封鎖状態 El Deberの記事
ラパス市内のみならず、ポトシ市も混乱に陥っている。ポトシの市民団体が要求行動を激化させているが、大元のポトシ市でも周辺とを結ぶ道路の封鎖が行なわれ、交通や物流が途絶えている状態だ。市内では食料品や日用品の一部がすでに、品薄の状態となっているという。市民団体は公共事業実施など26項目を政府に要求している。

■エボ、テラサス氏を見舞う El Deberの記事
エボ・モラレス大統領はサンタクルス市内の医療機関を訪れ、入院中の枢機卿、フリオ・テラサス氏を見舞った。同氏は持病の悪化し、先週のローマ法王フランシスコ1世との会談は果たしたものの今も入院生活を送っている。モラレス大統領は法王来暮実現への協力に感謝を示し、今後も政府に助言をするよう同氏に求めた。

■法王、報道の一部を否定 El Deberの記事
ローマ法王側は、ボリビアの報道の一部を否定した。先週、法王フランシスコ1世が来暮した際、ボリビアに「主権ある海」が戻ることを熱望したと報じられた。しかし法王はこの報道を「正しくない」とし、あくまでチリとの間の問題が平和裏に解決することを望んだもの、とのコメントをバチカンが発表した。

■チリ枢機卿、法王の言葉を尊重 La Razónの記事
チリの枢機卿、リカルド・エサッティ氏は、ローマ法王フランシスコ1世の言葉を尊重するべきと語った。ボリビアが太平洋条約に基づきチリに海岸線を求めていることから、両国関係が悪化したままとなっている。来暮した法王は両国は対話を再開すべきと述べ、同枢機卿はこの言葉を尊重し、両国は対話の道を選ぶべきだ、と語った。

■アマスソナス、ヤクイバ線一時運休 El Díaの記事
アマスソナス航空は、サンタクルスとタリハ県のヤクイバを結ぶ路線を20日から一時運休すると発表した。同社はサンタクルスとラパスを結ぶシャトル便の運航を開始したが、この機材やりくりのための措置だという。運休は「長期ではない」と同社は説明したが、一方で再開時期については明らかにしていない。

■国産タマゴ、2県で93% Los Tiemposの記事
国産タマゴの実に93%は、サンタクルス県とコチャバンバ県で生産されている。養鶏業の団体が明らかにした数字で、国産タマゴの64%はサンタクルス県、29%はコチャバンバ県で産出されているという。国民の年間1人あたりタマゴ消費は140個で、米国の340個には遠く及ばない。

■受取送金、2.1%減 El Deberの記事
ボリビアが受け取った国外からの送金は今年、減少している。中央銀行(BCB)が明らかにしたもので、この1~5月に受け取った送金額は4億6050万ドルで、前年同期の4億7030万ドルから2.1%減少した。送金元の国別ではスペインが40.7%ともっとも多く、米国が16.0%、ブラジルが9.7%で続く。

■プエルト・セコ、暗礁に乗り上げる La Patríaの記事
オルーロのプエルト・セコ(乾いた港)計画は、暗礁に乗り上げている。太平洋に面するボリビアの外港、チリのアリカ、イキケに向かう中継地にあたるこの町は、物流のハブを設ける計画を進めていた。しかしこの工事は2014年からストップした状態で、再開の見通しは立っていない。国による、外港機能のペルー移転計画などもあり、環境も大きく変わりつつある。

■ボリビアとチリ、若者の交響楽 Página Sieteの記事
ボリビアとチリの青少年の交響楽演奏家らが、共同で演奏しようとしている。チリのアリカの青少年演奏家らがラパスを訪れ、チュルマニの交響楽団の青少年メンバーと演奏するものだ。両国は1978年の断交以来正規の外交関係がなく、海岸線問題をめぐり関係が悪化したままだが、音楽が両国間の新たな橋渡しをする。

■アラフパチャ、新譜を発表 Página Sieteの記事
ラパスのフォルクローレグループ、アラフパチャ(Alaxpacha)が新譜を発表した。県内のアウトクトナ(古典)音楽をベースとした演奏を行なう同グループが発表した新譜タイトルは「A La Paz, maravilla del mundo」(世界の驚くべき町ラパスへ)だ。この発表を記念して14日夜にラパス市民劇場でコンサートを行なう。


【ペルー】

■チンチェロ新空港、11月着工へ La Repúblicaの記事
クスコ近郊のチンチェロでの新空港建設は、この11月に着工されるという。現行空港のキャパシティが限界で、現在地での拡張が難しいことから、新空港が建設されることが決まっている。工事を請け負う共同企業体は8月中旬から予備調査を開始し、11月に本体工事に入る日程を発表した。

■1~5月の観光、140万人 El Comercioの記事
この1~5月にペルーを訪れた外国人観光客は、140万人に達したという。通商観光省が明らかにした数字で、2014年同期に比して7%増えたことになる。国別ではとくにチリからの来訪者が12%増加し、観光客全体のおよそ3割を占めるに至っている。またエクアドルも11.1%、アルゼンチン8.3%、メキシコ6.8%増と、ラテンアメリカからの観光客の増加が目立つ。

■バス、衝突して横転 El Comercioの記事
リマ近郊のヌエボ・カニェテのパンアメリカン道で、バスが衝突事故を起こして横転した。事故を起こしたのはタクナからリマに向かっていた、オルトゥルサ社の便だ。40歳の運転手が操作を誤り、縁石にぶつかり、横転したという。このバスには38人の乗客が乗っていたが、5人が負傷している。

■ラ・リベルタ県ではミニバスが転落 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県ではミニバスが谷に転落する事故が起きた。13日19時頃、サンティアゴ・デ・チュコからカチカダンに向かっていた便が、出発から10分後に道路を外れ、500メートル下に落下した。この事故で運転していた25歳の男性が、頭蓋骨を骨折するなど重傷を負っている。


【チリ】

■広場やビーチの喫煙、全面禁止に La Terceraの記事
上院議会は、広場や公園、ビーチでの喫煙を禁止する法案を14日午後、可決した。喫煙規制法の改正法案が審議されたものだ。先週には同議会は、メンソールやバニラなどの風味入りタバコの販売を禁止する法案も可決している。もともと喫煙大国であったチリだが、タバコ規制枠組み条約批准後、規制が段階的に強化されている。

■悪天候で87人が避難 BioBio Chileの記事
国内では北は第3(アタカマ)州から南は第9(ラ・アラウカニア)州にかけての広い範囲が悪天候に見舞われた。防災機関のまとめによると国内では87人が避難し、20人が孤立状態にあり、住宅22棟が損傷を受けたという。また5つの州の3300世帯が停電し、第4(コキンボ)州を中心に3万3千世帯が断水している。


【アルゼンチン】

■青ドル、14ペソ台に La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は14日、14ペソ台に到達した。ドル買いの傾向から前日の1ドル13.85ペソから20センターボ上昇し、14.05ペソとなったものだ。市場側では政府による新たな介入があるとの観測も広がっている。一方の正規レートもこの日、前日から2センターボ上昇し、9.14ペソとなった。

■6月のインフレ、1.53% La Nacionの記事
アルゼンチンのこの6月のインフレ率は1.53%と、民間コンサルタント会社が予測した。この12カ月のインフレは27.9%との数字を示している。アルゼンチンは南米ではベネズエラに次ぐインフレ率となっているが、国立統計機構(INDEC)が示す数字は政治的に低く抑えられており、実態を反映していないとの指摘がある。

■月の谷、「潜水艦」が崩れる La Nacionの記事
サンフアン州の奇岩が並ぶ「月の谷」の「エル・スブマリーノ」(潜水艦)が崩れた。この高さ40~50メートルの岩は、月の谷の岩の中でもとりわけ目立ち、イコン的存在だった。イシワラスト国立公園によると先週末に吹いた強風のため、この岩は崩れてしまったという。この「潜水艦」は1億8千万~2億3千万年前にできたと推定されていた。

■フアナ・アスルドゥイ像、15日お披露目 Clarín.comの記事
ボリビアから贈られたフアナ・アスルドゥイ像は15日、大統領府前でお披露目となる。ボリビア独立のヒロインの像は、南米の抵抗の歴史を今に伝えるものだ。この広場のコロン像に置き換わることへの批判から、この像の設置については二転三転し、贈られてから2年でようやく、この日を迎えることとなった。エボ・モラレス大統領の来訪に合わせて披露される。

■イグアス投身男性、遺体を収容 La Voz de Cataratasの記事
6日朝、イグアスの滝の「ガルガンタ・デル・ディアブロ」(悪魔ののど笛)から身を投げた男性の遺体が、下流で発見、収容された。収容されたのはドス・デ・マヨに住む46歳の男性で、精神疾患を負っていたことを家族が証言している。この男性の遺体はプエルト・マクコ付近で見つかった。

■ロサリオ、地下鉄議論再開 Rosario3の記事
国内第3の都市ロサリオの市議会は、地下鉄建設の是非についての議論を再開した。市内の交通網は自動車に依存しており、新たな大量輸送機関の整備事業として地下鉄が浮上していた。しかし巨額の建設予算を必要とすることから、実現性について疑問が投げかけられ、議論は停滞したままとなっていた。


【エクアドル】

■マナビ、強い雨 El Universoの記事
マナビ県のチョネ、フラビオ・アルファロの2地域では12日、強い雨が降った。チョネでは数週間ぶりの雨の激しい降りに多くの市民が驚いたという。チョネ中心部の街路は冠水する個所が続出したが、住宅への浸水被害はない。フラビオ・アルファロではこの雨によりランチョ・ケマド川が増水し、一時氾濫が懸念された。


【コロンビア】

■ヌキ空港、8月7日竣工 Caracol Radioの記事
チョコ県ヌキの空港で行なわれている工事は、8月7日までに終了するという。民間航空局が明らかにしたものだ。同空港の滑走路補修などの工事が、1270億ペソが投じられ行なわれている。この空港は、チョコ県太平洋岸のホエールウォッチング観光の拠点で、この時季までに工事は間に合う見通しだ。同空港からはメデジン、キブドからの便がある。