2015.07.21

【ボリビア】

■エボ「ポトシ闘争をチリが支援」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ポトシの市民団体による社会闘争をチリ政府が「支援」している可能性があると語った。ポトシ側は26項目の要求を掲げ、デモとストを繰り広げている。海岸線問題をめぐり関係が悪化しているチリが、ボリビアの社会的混乱を狙ってこの市民団体を支援している可能性があるとモラレス大統領が指摘した。

■チリ、エボの発言に反発 Los Tiemposの記事
エボ・モラレス大統領の発言に、チリのエラルド・ムニョス外相が反発した。国内で起きているポトシ市民団体による社会闘争の黒幕にチリがある、モラレス大統領が語った。同外相はこれに反発、否定するとともに、この発言には「何の根拠、正当性もない」とモラレス大統領を批判した。

■政府、ポトシの分断を狙う El Deberの記事
政府側は、国内でデモやストを続けるポトシの市民団体の分断を狙っている。カルロス・ロメロ大臣は分野ごとに閣僚、一部はモラレス大統領との対話を行なう考えがある、と述べた。団体側がつきつける26の要求項目は多岐に及んでおり、これを分散させることで、団体側の統一性を失わせる戦略とみられる。

■ポトシ、あくまでエボとの対話 Página Sieteの記事
ポトシ市民団体側は、あくまでエボ・モラレス大統領との対話を求めている。26項目の要求を掲げデモ、ストを行なう団体側に対し、政府は対話の用意があるとの立場を示している。しかし団体側はモラレス大統領との直接対話に固執した状態だ。一方、先週初めにモラレス大統領がウユニで対話を行なうことを呼びかけたが、団体側はこれを拒んでいた。

■ラパス市内は混乱続く Página Sieteの記事
ラパス市民は、平和な社会生活を送ることが難しい状態だ。ポトシの市民団体による社会闘争で、ラパス市内でもデモが繰り返されている。支援に回った鉱山労働者らが大量に市内に押し寄せ、ダイナマイトを手に行進している状態だ。こうしたデモは、実質首都であるラパスに集中する傾向があり、ラパス市民の多くはこの状況に辟易している。

■ムリーリョ広場警戒、オルーロからも応援 Página Sieteの記事
ラパスのムリーリョ広場の警戒に、オルーロ県警も協力している。ポトシの市民団体が要求項目を掲げラパス市内でデモを繰り返している。ラパス県警はこの一団の、ムリーリョ広場への進入を阻止しているが、この体制強化のためオルーロ県警に協力を求めた。今後、ほかの県の警察に対しても、同様の要請を行なう可能性があるという。

■キンタナ大臣、ポトシの姿勢に疑問 Página Sieteの記事
大統領府のフアン・ラモン・キンタナ大臣は、ポトシの市民団体の姿勢に疑問を呈した。市民団体は26項目の要求を掲げ、ポトシ市やラパスでデモやストを行なっている。しかし同大臣は、要求項目の95%についてはすでに一定の進展がみられており、団体側が「ストを行なうための理由」として要求を掲げているとの見方を示した。

■米国会社、ストで破産の危機 El Deberの記事
ポトシ県で鉱山を運営する米国資本の企業が、破綻の危機にあるという。鉱山担当相が20日、明らかにしたもので、ポトシ市民団体のストの影響で資金繰りが悪化し、カー・ダレーン社が破産するおそれがある。同社は銀、亜鉛、銅を産出するマンキリ鉱山を運営しており、200人が雇用されている。

■コスタス知事、トリニダへ Eju.tvの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事がベニ県都トリニダに向かった。先週、ベニ県のカルメロ・レンス前知事が汚職を理由に逮捕されている。レンス氏は与党候補を破り当選した人物で、政府による弾圧の可能性が指摘されている。エボ・モラレス政権と真っ向から対峙するコスタス知事が、同前知事との面会のため、収監される刑務所があるトリニダに向かったものだ。

■7県で新学期始まる La Razónの記事
国内の7つの県では20日、冬休みが終わり、学校の新学期が始まった。ラパス県やオルーロ県では依然として寒さが強く、またポトシ県では社会闘争が続く中での始業となっている。チュキサカ、タリハ県についてはこの7県より1週間早く、13日から授業が再開されている。

■サンタクルス、医療ストを短縮 El Deberの記事
サンタクルスの医療機関の職員の組合は、予定していたストライキの期間を短縮した。賃上げや待遇の改善を求め、この組合は72時間の時限ストを通告していた。しかしポトシのストの長期化の影響などから、これを24時間に短縮することを発表した。組合側は平均で8.5%のベアなどを求めている。

■保健省、2県で狂犬病注意 La Patríaの記事
保健省は、サンタクルス県とオルーロ県で、狂犬病感染のリスクが高いと指摘した。国内では依然として、狂犬病の発生が続いているが、9県のうちのこの2県は、とくにそのリスクが高いという。人口200万人のサンタクルス県では今年の発生は50件、40万人のオルーロでは40件発生している。


【ペルー】

■不明の4人、食料持たず El Comercioの記事
ピウラ県の山間部で不明になっている4人は、食料を持っていないとみられる。リオ・ブランコ・カッパー社の男女4人が、資源探索のため山に入ったまま、この11日から連絡がとれなくなっている。関係者によると4人は飲み水は持っているものの、すでにそれも尽きたとみられるという。現地は悪天候が続いており、捜索隊による活動も難航している。

■動物園不祥事、書類が裏づけ El Comercioの記事
リマの動物園、ラス・レジェンダス公園の不祥事が、書類により裏づけられた。資金難による餌代捻出の難航から、飼育されている動物が餌に転用されたとの疑惑だ。内部の文書から、水牛、ヒツジ、ヤギが実際に「いけにえ」にされたことが裏づけられた。また入場料徴収時のイレギュラーな扱いをうかがわせる記述も、判明している。

■バジェ・サグラドで三重衝突 Correo Perúの記事
クスコ県のバジェ・サグラド(聖なる谷)で、車3台がからむ事故が起きた。現場はクスコ市とウルバンバを結ぶ道路のサンタアナ付近で、ヌエバ・イマヘン社のミニバスとタンクローリー、乗用車が衝突したものだ。この事故で21歳の女性1人が死亡し、少なくとも6人が負傷している。事故原因はまだ分かっていない。

■メトロ駅で予防接種 La Repúblicaの記事
リマのメトロ(電車)駅で、予防接種が行なわれている。投与されているのは麻疹(はしか)、風疹、B型肝炎の混合ワクチンで、保健省は700本を用意した。メトロ1号線のグラウ駅に設けられた特別スペースで、10歳から60歳の市民を対象に接種が行なわれている。この実施は23日までの予定だ。


【チリ】

■バチェレ支持、好転せず BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領への支持低迷は続いている。Cademが行なった世論調査の結果、バチェレ大統領を支持すると答えた人は25%、支持しないとした人は66%となった。この数字は前の月の調査結果とほぼ変わっていない。コパ・アメリカの国内開催とチリ代表の優勝という好材料はあったものの、支持は好転しなかった。

■ボリビア女性2人、「ムラ」で逮捕 BioBio Chileの記事
薬物入りのカプセルを胃の中などに入れ輸送する「ムラ」で、ボリビア国籍の女性2人が逮捕された。この41歳と28歳の女性2人はコチャバンバから、ジェットノルテ社のバスの便でチリに入国しようとした。不審に思った税関が調べたところ、この2人の身体の中から、コカイン入りのカプセル158個、1キロ945グラムが見つかったという。


【アルゼンチン】

■現市長の後継が勝利か Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市長選では、マウリシオ・マクリ市長の後継候補が勝利したとみられる。選管が発表したもので、オラシオ・ロドリゲス・ラレタ候補が開票99%時点で51.64%を獲得し、与党系候補の48.36%を3ポイント上回っている。この選挙は10月に行なわれる大統領選、議会選の前哨戦にあたり、マクリ市長は大統領選への出馬を準備している。

■青ドル続伸、14.55ペソ La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は20日、続伸した。青ドルは数か月にわたり安定した状態だったが、ここにきて再び上昇を続け、20日は15センターボ上昇し、14.55ペソとなった。米ドルの国際相場の上昇と、需要の増加が背景にあるとみられる。一方正規レートは1センターボ上昇し、9.15ペソとなっている。

■シポレッティ鉄道が開業 Río Negroの記事
ネウケンとシポレッティを結ぶ鉄道便の運転が20日、始まった。1990年代初めに旅客便運転が休止したこの路線について2006年のシポレッティの住民らが再開に向けた運動を起こした。交通省がこれを事業化し、新車輌導入によりサービスを再開することを決めた。今月初めから試運転が行なわれていたが、20日に正規開業となった。

■空の便、ようやく正常化へ La Nacionの記事
ブエノスアイレスの2つの空港を発着する空の便はようやく、正常化に向かいそうだ。先週末から航空管制官によるストが行なわれた影響で、両空港を発着する便に遅れやキャンセルが相次いだ。この状態は19日午後まで続いたが、20日には体制は正常化し、今後便の運航も平常に戻るとみられる。

■ARからバスに切り替え Clarín.comの記事
アルゼンチン航空の便から、バスに移動手段を切り替える人がこの週末、続出した。航空管制のストでブエノスアイレスの2つの空港を発着する便が影響を受け、最大手の同社の103便に欠航などの影響が出た。このため、急ぐ乗客らは時間はかかるものの、確実に移動できるバスに切り替えたという。

■ウルキサ線で事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ウルキサ線の踏切で、事故が起きた。運営するメトロビアによるとビジャ・ボッシュの踏切で、乗客を乗せた編成とトレーラーが衝突したという。この事故による負傷者はない。事故当時、この踏切の遮断機は下りており、何らかの理由でトレーラーが踏切内に侵入したことが事故原因とみられる。


【エクアドル】

■キト-ラゴ・アグリオ道、土砂崩れ El Universoの記事
キトとスクンビオス県のラゴ・アグリオを結ぶ道路で、土砂崩れが発生した。現場はリオ・チャルピ・グランデのバエサとクユハを結ぶ区間で、土砂が道路を200メートルにわたり塞いでいる。現場では復旧作業が始まっているが、通行再開には時間を要するとみられる。スクンビオス、ナポ県への道路としてはバーニョス-プヨ道への迂回が必要な状態だ。

■アスアイでバス事故 El Universoの記事
アスアイ県でバス事故が発生した。現場はクエンカとクンベを結ぶ道路のズルカイ付近で、県内の都市間を結んでいるバス会社の便が衝突事故を起こしたものだ。警察によるとこの事故により、1人が死亡し、10人が負傷したという。このバスが狭い道路を塞いだため、この道路の通行が支障を受けた。


【コロンビア】

■暴言、差別的言動で調査へ Caracol Radioの記事
カルタヘナのタクシー運転手の男性に対し、差別的暴言を浴びせた女に対し、司直の手が入る見通しとなった。この男性が申し立てたもので、オブザーバー機関はこの女の言動が対差別法に抵触すると判断した。この女への有罪が確定すれば、1~3年の刑が言い渡される可能性がある。

■警官、手榴弾を投げられる Caracol Radioの記事
ボゴタ市内の路上で、交通取り締まりにあたっていた警官に手榴弾が投げられた。現場は17番街とボヤカ通りの交差点で、オートバイに乗った何者かがこの行為に及んだという。この警官は無事だったものの、手榴弾の爆発により周辺の建物の窓ガラスが破れるなどの被害が生じている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ケリー長官、キューバへ El Universoの記事
米国のジョン・ケリー国務長官は8月14日にキューバ、ハバナを訪れる。20日、米国とキューバは相互の大使館を54年ぶりに再開させた。昨年12月に関係正常化交渉入りが発表され、これで一応の結果を見たことになる。この動きを受け、ケリー長官のキューバ訪問が明らかになったもので、閣僚の同国訪問は1945年以来となる。

■エア・ヨーロッパ、アスンシオンへ Prensa Latinaの記事
スペインのエア・ヨーロッパが新たに、パラグアイのアスンシオンに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、今年の12月16日からマドリード-アスンシオン線を、水、日曜の週2往復で運航する。またコロンビアのアビアンカもボゴタ-アスンシオン線を開設する方針を示したが、運航開始時期は明らかにされていない。