2015.07.27

【ボリビア】

■ポトシ闘争、交渉続く La Razónの記事
ポトシ闘争の収束に向けた交渉は、26日も続けられた。ポトシ市民団体が26項目の要求を掲げ、3週間にわたり道路封鎖やデモを続けているものだ。ラパス市内でダイナマイトが使用される事態が発生し、政府と団体側との間で、対話再開に向けた下準備の交渉が25日から始まった。この交渉では、要求項目の細部の確認などが行なわれている。

■ポトシ市では緊張緩和 La Razónの記事
ポトシ市では高まっていた緊張が、緩和した。市民団体が政府に要求行動をとり、幹線道路が封鎖されている事態が続いているが、政府支持を表明した農業層、インディヘナ(先住民)層が封鎖個所に近づいていた。しかし衝突発生の懸念などから、農業層らが接近を見合わせ、当面の衝突は回避した形となった。

■ポトシ闘争、スクレでも緊張 Página Sieteの記事
ポトシ闘争で、憲法上の首都スクレでも緊張が起きた。政府に対する要求行動がとられているが、政府側支持を打ち出した農業層により、在スクレのポトシ市民らが取り囲まれる事態が起きたという。この町では一部のポトシ市民が、ハンガーストライキを行なっている。実質首都のラパスでも、ポトシ市民によるデモ行進が激しさを増し、ラパス市民の間に疲労感が強まっている。

■ポトシ闘争の犬 Página Sieteの記事
ポトシ闘争のデモ行進に参加している一匹の犬が、話題になっている。政府に対する要求行動から市民団体はポトシからオルーロを経て、ラパスにデモ行進した。この際、犬がこの隊列に加わっていたという。この犬は野良犬とみられ、現在はラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)付近におり、デモ参加者らのマスコットとなっている。

■エボ「法王は国際社会の支持を示した」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、ローマ法王フランシスコ1世が、ボリビアの海の問題に対する「国際社会の支持」を示したと語った。今月初めに法王が来暮した際、この海の問題に言及したが、チリとの間でその見解に対する対立が起きている。モラレス大統領は、国際社会が、ボリビアが海を取り戻すことを支持し、期待している、と断じた。

■ワルネスにモスク建設へ El Deberの記事
サンタクルス県のワルネスに、モスクが建設されるという。国内のイスラム教信仰者の団体が明らかにした計画だ。イスラム教の国際機関とワルネス市の協力を得て、国内初の本格的なモスクが建造される。早ければ2016年の中盤までに、完成させる方針だという。ボリビア国内にはイスラム教信仰者が、200人いるとみられる。

■チャケオ、大幅減 El Deberの記事
国内ではチャケオと呼ばれる焼き畑が、大幅に減っている。母なる大地省が明らかにしたもので、7月24日時点でのチャケオ件数は、5年前に比して30%減った。焼き畑は伝統農法だが、その大規模化による環境破壊が問題となっていた。地域別ではサンタクルス県が47%を占めもっとも多く、ベニ県が43%で続く。

■ボリビア、4つの感染症を「退治」 Eju.tvの記事
ボリビアは4つの感染症を「退治」したという。世界保健機関(WHO)が明らかにしたもので、44年間にわたるワクチン投与により、国内では麻疹(はしか)、水痘(水疱瘡)、ポリオ、風疹の4つの感染症は、現在はほとんどみられなくなった。しかしチリやペルーで新たに麻疹感染が確認されるなど、保健政策による制御は今後も必要と、同機関は指摘する。


【ペルー】

■ウビナス、今年最大級の噴火 El Comercioの記事
モケグア県のウビナス火山は25日夜、今年最大規模の噴火を起こした。観測機関によると19時15分頃に起きたこの小噴火で、噴煙が3500メートルの高さに立ち上ったという。活発な状態が続くこの活火山では、同様の小噴火が続いている。今回の小噴火で、火口から半径20キロ圏内に、火山灰が降った。

■アレキパでバス事故、6人死亡 El Comercioの記事
アレキパ県で26日0時40分頃、バス事故が起きた。カラベリ郡のアティコ付近で、エンラセス・ブス社の便がコントロールを失い衝突事故を起こしたもので、この事故により乗客ら6人が死亡、15人が負傷した。この便はアレキパからリマに向かう途中で、警察はスピードを出し過ぎていたとみている。

■インカ古道、総量規制検討 Correo Perúの記事
インカ古道(カパック・ニャン)トレッキングの、総量規制が検討され始めた。クスコ市とマチュピチュを結ぶ区間のトレッキングは観光客に人気で、参加者が年々増えている。現在は年間6400人が参加し、200の業者が取り扱う状況だ。しかしマチュピチュ遺跡と同様に観光客増加による環境への影響も懸念されている。文化局は参加者の一日の上限を設けることを検討している。

■アイパテ遺跡の危機 El Comercioの記事
ピウラ県アヤバカ郡のアイパテ遺跡コンプレックスは、危機に瀕しているという。この遺跡に通じるインカ古道(カパック・ニャン)がユネスコ世界遺産に登録されたことから、この遺跡の来訪者が急増している。一方でこの遺跡の保全策は十分にとられておらず、このままでは遺跡そのものが崩落するおそれもあるという。


【チリ】

■アントファガスタ、高波に注意 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州の海岸に、高波に対する注意報が出された。海軍機関によると、波の高い状態が続き、とくに29、30日の両日は注意が必要だという。タルタルの港からは、小型船舶が周辺のメヒジョネスなどの港に、避難している状態だ。州内の港湾はこれから、大きく影響を受けるとみられる。

■プコン、住宅の屋根が飛ばされる BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州の観光地プコンでは、悪天候で住宅の屋根が飛ばされる事態が起きた。この町では雷が響き、強風が吹き荒れた。この影響で、ロス・アラヤネス通りに面する平屋の住宅の屋根が、吹き飛ばされた。南部一帯は悪天候が続き、第10(ロス・ラゴス)州都プエルト・モントの一部地域では、停電も発生した。


【アルゼンチン】

■ボリビアで男女が不明か La Nacionの記事
ボリビアを旅行しているアルゼンチンの19歳の男女とが不明となっている。家族らが明らかにしたもので、この19歳のバックパッカー二人はベニ県のトリニダで盗難被害に遭った後、連絡がとれなくなった。2人は2月28日にアルゼンチンを発ち、南米各国を周遊していたという。

■やはりオーバーブッキングがあったか Perfilの記事
アルゼンチン航空では、やはりオーバーブッキングがあったとみられる。冬の観光シーズンの始まりとなった1週前の週末、国内の航空便は混乱した。ブエノスアイレスの2つの空港で、管制官がストを行ない、多くの便に欠航や遅れが生じた。アルゼンチン航空だけで300便が影響を受けたが、同社は否定するものの予約の重複があったとみられるという。

■コモドロ、豚の逃走劇 La Mañana Neuquénの記事
チュブ州のコモドロ・リバダビアでは、豚の逃走劇があった。飼われている豚1頭が男2人組に盗まれる事件が起きた。その後この豚が逃げ出し、国道39号付近を走り回ったという。出動した警官らが2時間にわたり追い続け、豚の身柄はようやく取り押さえられた。この豚は最後には、飼い主のもとに戻ったという。

■イグアス、およそ80万人に Misiones Onlineの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園を訪れた人は、今年1月からこの25日までで、すでに79万3201人に達しているという。この公園は国内を代表する観光地だが、22日には過去最高の入園者1万1635人を記録するなど、人気は衰えていない。公園側によると、来訪者の74%はアルゼンチン国民で、国内を除くメルコスル各国民が14%を占めるという。


【エクアドル】

■国内鉄道、ドイツで放送へ El Universoの記事
国内の鉄道についてのドキュメント番組が、ドイツで放送されるという。同国のTVアルテが、この番組制作のための取材、撮影を行なっているものだ。キトとグアヤキルを結ぶ450キロ区間を中心に、この準備が進められ、8月30日に放送が予定されている。エクアドルは南米有数の鉄道大国で、一時は斜陽化したが現在はリバイバルが進められている。


【コロンビア】

■ボゴタ空港は正常化へ Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は、正常化に向かいつつある。25日午後、2つの滑走路のうち北滑走路の照明器具が故障し、数時間にわたり閉鎖された。南滑走路のみの運用となり、あわせて700便に遅れなどが生じた。26日にかけてもこの影響が残ったが、状況は正常化に向かいつつあるという。

■ラ・ヌビア空港閉鎖で700人に影響 Caracol Radioの記事
マニサレスのラ・ヌビア空港が閉鎖され、利用者700人に影響が生じた。この事態は、現場に近いネバド・デル・ルイス火山の活発化で、滑走路を含む一帯に火山灰が降ったことが原因だ。このためボゴタなどとの間の14便がキャンセルされている。利用者らは陸路で目的地や、ほかの空港に向かった。


【ベネズエラ】

■カラカス空港で停電 Entorno Inteligenteの記事
カラカスのマイケティア国際空港で26日、停電が発生したという。同空港の利用者が、FacebookなどのSNSでレポートしているものだ。空港側からの発表はないが、この停電により国内線、国際線の便に遅れが生じている。利用者の投稿によると、ターミナル内は完全に電力供給が途絶えた状態だという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ラ・プラタ川、捜索続く El Paísの記事
ラ・プラタ川では23歳ダウン症青年の捜索が続いている。ブエノスアイレスからウルグアイ、コロニアに向かっていたブケブスのフェリーボートから、この男性が転落し不明となっているものだ。現場となったファラジョン島付近を中心に、ウルグアイ海軍船が捜索にあたっている。この青年は、母親と一緒に、このフェリーに乗っていた。

■モンテビデオ、ロットワイラー禍 El Paísの記事
モンテビデオの住宅の中庭で、ロットワイラーに襲われた4歳の女児が死亡した。24日夜、この事故が起きたのはマティルデ・パチェコの住宅で、この女児はほかのこどもたちと一緒に遊んでいたところ、この犬に襲われた。医師によると、女児の死因は頭部を噛まれたことによる負傷だという。

■苦悩するコロニア El Paísの記事
ラ・プラタ川沿いの町コロニアは、悩んでいるという。ポルトガル人により建設され、スペインとの間の戦争になったこの町の旧市街は、ウルグアイ唯一のユネスコ世界遺産に登録された町だ。しかし古い建物のメンテナンスが十分に行なわれておらず、このままでは「危機遺産」になるおそれもあるという。この問題についての、官民間での話し合いも進んでいない。

■ブケブス、新フェリーボート購入か El Paísの記事
ウルグアイとブエノスアイレスを結ぶフェリーの便を運航するブケブスは、新たなボートの調達を検討している。同社が購入を検討しているのは、より環境に適合した型の船で、3千万ドルの投資となる見込みだ。南米出身者初のローマ法王、フランシスコ1世にちなみ、「フランシスコ号」とする考えも示されている。