2015.08.05

【ボリビア】

■エボ、チリ領事への圧力強める El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、在ラパスのチリ領事、ミレンコ・スコクニック氏への圧力を強めている。政府は文書などを提示し、同領事が国内の社会闘争指導者と連絡をとっていたことを明らかにした。これが立証されれば、同氏に対し国外退去が命じられる可能性がある。先月ポトシで行なわれた闘争の際、モラレス大統領は「背後にチリがいる」と語っていた。

■チリ側は静観の構え El Deberの記事
在ラパスのチリ領事、ミレンコ・スコクニック氏に対し政府が圧力を強めている件について、チリ政府側は静観の構えだ。国内の社会闘争をたきつけた疑いで、エボ・モラレス政権は同氏の国外退去の可能性を示している。チリ政府側は領事の活動は「限りがある」として容疑を否定する一方、同領事の派遣継続の姿勢を示した。

■チリは解決を百年遅らせようとしている Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、チリが海岸線問題の解決を「百年遅らせようとしている」と批判した。モラレス大統領は来暮したローマ法王の言葉を尊重し、対話の姿勢を示したが、チリ側は拒絶した。一方で在ラパスのチリ領事が、反政府社会闘争に関わった可能性が指摘されている。モラレス大統領は、海岸線問題が膠着した原因はチリにあると断じた。

■国産キヌアは質で勝負 La Razónの記事
ボリビア産のキヌアはその「品質」で勝負だという。統計機関がこの1~5月のキヌア輸出が、ペルーのそれに抜かれたことを明らかにした。この報道を受け、政府は国産キヌアの大半が有機栽培で、安易に作付けを増やせないため、と語った。ペルーでは急激な生産拡大で、農薬漬けのキヌアが告発されており、国産キヌアは量ではなく質で勝負、との姿勢を示した。

■トゥナリで林野火災 Correo del Surの記事
コチャバンバ県のトゥナリ国立公園で、林野火災が起きた。県消防によると、3日20時から4時未明にかけて消火活動が行なわれ、火は概ね消されたものの、2ヘクタールを焼いたという。火は2個所で発生しており、野焼きが原因ではないかとみられている。国内では冬から春にかけて、チャケオと呼ばれる焼き畑や野焼きが、各地で行なわれる。

■国内にも汚染牛乳か El Deberの記事
国内市場にも汚染牛乳が入っている可能性があるという。消費者保護行政が明らかにし、市民に対し注意を呼びかけたものだ。アルゼンチン産の「サンコール・べべ」銘柄の牛乳に、有害物質が含まれていることが報じられている。国内にもこの牛乳が輸入されている可能性があり、同行政は手元にあっても使用しないよう、呼びかけている。

■パラグアイ、コビッハを視察 Página Sieteの記事
パラグアイのエネルギー行政の担当者が、パンド県都コビッハを訪れた。この町の近郊には、国のエネルギー政策で太陽光発電公園が設けられ、稼働したばかりだ。同国担当者は、同国で同様の発電を行なう参考にしようと、この地を視察したものだ。ボリビアは電力を新たな輸出品と位置づけ、電源開発を積極的に進めている。

■アヤクチョ通り閉鎖に反発 Página Sieteの記事
ラパス中心部のアヤクチョ通りの車輌通行止め措置に、地域の住民や商店主などが反発を見せている。大統領府の南側に新たな大統領府である「カサ・デル・プエブロ」が建設されることになり、この工事のため1日から車輌通行が止められた。しかし周辺の人々にこの事実の説明すらなく、生活や商売が影響を受ける、と反発が起きているものだ。

■ワリ、謎のビクーニャ殺し La Patríaの記事
オルーロ県のワリでは、ビクーニャ殺し事件が謎のままとなっている。7月16日、地域で飼われていたこどものビクーニャ10頭が殺され、建物の天井に吊るされる事件が起きた。この異様な事件について警察が調べを進めているが、犯人像が浮かび上がらないだけでなく、犯行の目的もはっきりしていない。

■国内初の死体腎臓移植 Página Sieteの記事
ラパスでは先月28日、国内初となる死体腎臓移植手術が行なわれたという。心疾患で死亡した55歳の女性がドナーとなり、重度の腎臓疾患を抱える患者2人に移植されたものだ。保健の監視機関が4日に発表し、手術は成功したとした。国内では腎臓移植が必要な患者が増加する一方、ドナー不足が続いており、死体腎臓移植がこの解決に結びつく、と結論づけた。

■5日は通常の平日 La Razónの記事
ボリビアでは5日は、通常の平日だ。6日は190回めの独立記念日で、国内は休日となり、学校や公務員は全休となる。この前日である5日については、学校は通常通り授業が行なわれ、公務員も通常勤務となる。6日、国内では各地で記念日を祝う式典やイベントが行なわれ、ベニ県都トリニダでは移動議会が開催される。

■オルーロでAMUPEIフォーラム La Patríaの記事
オルーロでは女性の公正、平等ジョイント(AMUPEI)フォーラムが開催された。女性の人権や福祉の向上を目指す学術フォーラムで、オルーロ工業大学に国内各地から研究者や活動家らが集まった。国内では伝統的にマチスモ(男性優位主義)の考え方があり、女性の地位向上は進んでいるものの、今も差別が残存している実態がある。


【ペルー】

■LCペルー、国際線進出へ El Comercioの記事
コミュータ航空会社LCペルーは来年にも、国際線に進出するという。同社のカルロス・カルモナ会長が明らかにしたものだ。来年前半にもエクアドル、ボリビア路線を開設し、同年後半には米国に乗り入れたいという。この国際線開設に向け、ボーイング社の5機調達の準備を進めている。同社はこれまで小型機を使用し、地方路線を中心に展開してきた。

■ワスカラン、3人が不明 El Comercioの記事
アンカッシュ県のワスカラン国立公園で、エクアドルの観光客3人が不明になっている。在キトの同国大使館によると、不明になっているのは25歳から35歳のいずれも男性だ。3人は標高5700メートルのエル・エスクード登頂をめざし1日に出発してから、連絡がとれなくなっている。大使館側は遭難の可能性があるとして、公園側に捜索を要請した。

■アヤクチョ、アルパカの危機 Correo Perúの記事
アヤクチョ県で、アルパカが危機に瀕しているという。同県北部のラクダ類飼育者の団体が指摘したものだ。異様な寒さが続くチクリャラスを中心に、アルパカの死が相次いでいる。すでに同地域では200頭が死に、寒さが続けばさらに被害が拡大するおそれがある。アンデスのラクダ類4種のうちアルパカについて、ペルーは最大の飼育数を誇る。

■ウロス島に電気 La Repúblicaの記事
プーノ県のティティカカ湖で湖上生活を送るウロスの島々に、電気が通じるという。エネルギー・鉱山省が明らかにしたもので、このウロスのコミュニティの600人が、新たに電力を利用できるようになる。葦であるトトラの島々に、同省は発電用の太陽光パネルを設置するプロジェクトを進めている。


【チリ】

■失火の観光客に1万ドル請求へ BioBio Chileの記事
チリの司法は、第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園で火を出したイスラエル人観光客に、1万ドルの賠償を求める見通しだ。2011年12月、この23歳の男性は公園内で火の不始末を起こし、1万5千ヘクタールを焼く火災に発展させた。この件についての裁判が続いているが、司法はこの男性の責任を認め、賠償を求める見通しであることが明らかになった。

■サンティアゴ、雨の警報 La Terceraの記事
気象台はサンティアゴ都市圏に対し、雨への警報を出した。5日夜にかけて大雨が降る見通しで、多いところではその雨量は55~80ミリに達するという。今年一番の雨の降りとなる見通しで、警戒を呼びかけた。また隣接する第5(バルパライソ)州内でも先週から雨が続いており、さらなる雨や土砂災害に対する警戒が呼びかけられている。


【アルゼンチン】

■イグアス、日本人が死亡か Misiones Onlinesの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園内で、日本人男性のものとみられる遺体が発見された。この遺体はボセッティ滝付近で収容されたもので、27日夕方から不明になっているマツヤマ・ケンタさん(33)とみられている。この男性は19日に入国し、27日にホテルシェラトンに到着し、公園内のカメラ映像を最後に消息を絶っていた。大使館は状況から、男性が事故に遭ったとの見方を示している。

■クジラ、ドックを脱出 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロのドック内に迷い込んだザトウクジラは、脱出してラ・プラタ川に向かった。3日、ブケブスターミナル近くの第4ドック内でクジラが見つかり、多くの人が驚いた。この体長6メートルのクジラは、ヨットクラブ付近で目撃された後、行方が分からなくなったが、ラ・プラタ川を経由し海に向かったとみられている。

■対ブラジル貿易が悪化 La Nacionの記事
対ブラジル貿易は、悪化の一途だという。この1~6月のブラジル貿易におけるアルゼンチンの貿易赤字は12億4千万ドルと、前年同期比で213%も増加した。この期、アルゼンチンから同国への輸出は前年同期比で16.7%落ち込んでいる。さらにアルゼンチンの通貨不安や外貨準備不足などが、この状況に追い打ちをかけた。

■エコビシ、車輌更新の必要性 La Nacionの記事
ブエノスアイレス市営の貸自転車エコビシの車輌について、更新する必要が生じているという。この無料の事業は人気が高く、利用者は年々増加している。しかしこの車輌が壊されたり、落書きをされるなどの被害も、増加傾向にあるという。市側は、この事態を受け新たに車輌500台を導入し、壊れたものと置き換える方針を示した。


【コロンビア】

■アンティオキア、軍用ヘリ墜落 Caracol Radioの記事
アンティオキア県の山中に、軍用ヘリ「ブラックホーク」が墜落する事故が起きた。現場はウラバの山中で、現地警察はこのヘリに乗っていた兵ら15人の死亡を明らかにした。この機はカレパからチゴロドに向かっていたが、墜落した原因などについては分かっていない。国内では先週にも、軍用機の墜落事故があったばかりだ。

■洪水対策を日本で学ぶ Caracol Radioの記事
クンディナマルカ県の職員が、洪水対策について日本で研修を受けるという。県防災局とJICAが協力し、実施するものだ。県内では2010年にラ・ニーニャ現象が起きた際、大規模水害に見舞われた。日本の先進的な技術や対策について、県の専門担当者が実地で学ぶという。


【ベネズエラ】

■ファーストレディ、議会選出馬へ El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領の夫人、シリア・フローレス氏が、同国の下院議会選に出馬するという。マドゥロ大統領が3日、明らかにしたものだ。この12月に同国では議会選が予定されており、フローレス氏は与党から出馬する。マドゥロ大統領は公式行事に妻を同伴することが多く、フローレス氏のメディアへの露出も多い。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アスンシオン空港ターミナル、9月入札 La Naciónの記事
パラグアイ、アスンシオンの空港の新ターミナル建設に向け、この9月にも請負業者を決める入札が行なわれるという。同国の民間航空局が4日、明らかにしたものだ。昨年の同空港利用者は98万7千人だが、30年後には300万人を超えると試算されている。この増加に対応するため、新ターミナルの建設計画が進められているものだ。

■コパ航空、ビジャエルモサへ Anna.aeroの記事
コパ航空は3日、パナマシティとメキシコ、タバスコ州都ビジャエルモサを結ぶ路線を開設した。同社はエンブラエル190型機を使用し、週3往復の体制でこの路線を運航する。同社はパナマシティを中心にネットワークを拡大しており、この12月には中米のベリーズに乗り入れることを発表している。

■機内で酔っ払いが暴れる Caracol Radioの記事
コパ航空の機内で、酔っ払いの男が暴れたという。この事態が起きたのはパナマシティ発ウルグアイ、モンテビデオ行きCM283便の機内だ。コロンビア国籍の男が酔っ払い、暴れた。ほかの乗客や乗務員に危害を加えるおそれがあるとしてこの機はパラグアイ、アスンシオンの空港に緊急着陸し、男は降ろされたという。