2015.08.06

【ボリビア】

■チリ、ハーグ討議受け入れ El Deberの記事
チリ政府が、ハーグの国際司法裁判所での討議を受け入れると表明したことを、ボリビア政府は歓迎した。ボリビアがチリに主権ある海岸線を要求している件が、ハーグに持ち込まれ、5月には弁論も行なわれた。チリのエラルド・ムニョス外相が、ハーグでのボリビアとの討議を受け入れ、論戦が行なわれることとなった。

■バチェレ「ボリビアは信用できない」 Página Sieteの記事
チリのミチェル・バチェレ大統領は「ボリビアは信用できない」と語り、エボ・モラレス大統領の提案を拒絶した。1978年以来断交したままの両国関係だが、モラレス大統領は国交正常化と相互の大使派遣を突然、提案していた。チリ政府はこの提案を数日間無視していたが、やはり唐突に拒絶のコメントを出した。

■政府、チリ領事への捜査開始 Página Sieteの記事
政府は、在ラパスのチリ領事、ミレンコ・スコクニック氏への捜査を開始すると発表した。同領事は、ボリビア国内で反政府、社会闘争をするグループと連絡をとり、何らかの協力をしていた容疑が高まった。カルロス・ロメロ大臣は、同領事の不適切な外交行為があった可能性が高いとして、捜査機関が捜査を始めると発表した。

■チリによるスパイ行為の可能性 El Deberの記事
エクトル・アルセ検察長官は、チリ政府によるスパイ行為の可能性を指摘した。政府は在ラパスのチリ領事、ミレンコ・スコクニック氏の不適切な行動について捜査する方針を示しているが、同長官は同氏がボリビア政府に対するスパイ行為に加担していた可能性を指摘した。この行為そのものが、チリ政府の方針でなされた可能性もある。

■コスタス知事「海の問題に集中を」 El Deberの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、海の問題に集中するよう、政府に苦言を呈した。国民の悲願である海岸線回帰に向け、ハーグの国際司法裁判所での討議が決定したばかりだ。しかし在ラパスのチリ領事の不適切行為など、派生した問題で本来の海岸線問題が忘れ去られる可能性がある、とコスタス知事は政府に自制を求めた。

■キロガ氏、チリの態度に疑問 Página Sieteの記事
エボ・モラレス政権と対峙する立場の元大統領、ホルヘ・キロガ氏もチリ側の説明に疑問と不快感を示した。在ラパス領事への疑惑問題についてチリ外相がボリビアに責任をすり替え、「被害者面している」とキロガ氏は指摘した。同氏はこの上で、この問題についてチリ側も、事実を明確に示す必要があると語った。

■アマスソナス、サルタ線休止発表 Mensajeroの記事
アマスソナス航空は、サンタクルス、タリハとアルゼンチン北部のサルタを結ぶ路線を、8月末で休止することを発表した。この休止についてはすでにアルゼンチンのメディアが伝えていたが、就航から10カ月でのスピード休止となる。同社はこの理由について、利用低迷を挙げている。

■ラパス-コチャバンバ線も休止 Los Tiemposの記事
アマスソナス航空は、ラパスとコチャバンバを結ぶ路線もすでに、休止しているという。同社はこの路線を毎日1往復運航していたが、週3往復に減便し、そして6月15日からは運航していない。同社はラパス-サンタクルスのシャトル便開設など路線網の再編を行なっており、利用率の低い同路線を休止したとみられる。

■カリリで地滑り La Razónの記事
ラパス市内のカリリで大規模な地滑りが起きた。4日23時30分頃、この地の住宅地で地盤が動き、多くの建物が損傷した。中には全壊状態の建物もあり、今の時点で3世帯が避難している。市側の担当者は、エリア内で行なわれている建設工事が、地盤に大きな影響を与えた可能性があるとの見方を示した。

■LCペルー、ボリビアへ Eju.tvの記事
ペルー5位の航空会社LCペルーが、来年にもボリビアに乗り入れる。同社は新たにボーイング機を調達し、ボリビアとエクアドルに路線を拡大する方針を示した。就航するのはリマとラパス、サンタクルスを結ぶ路線が有力とみられる。現在この路線にはLANペルーとアビアンカ・ペルーが就航している。

■ポトシ、祝賀行事など中止 Página Sieteの記事
ポトシでは6日、パレードなどの祝賀行事が中止となる。8月6日はボリビアの独立記念日で、各地でさまざまな行事、イベントが予定されている。ポトシでは市民団体による社会闘争がこの7月に行なわれ、団体側はこの日から「第2ステージ」に入ると発表している。このため異例ながら、パレードなどの行事が中止となったという。

■独立記念日でバス運賃上昇 El Deberの記事
6日の独立記念日を受け、国内のバス運賃が上昇している。この日のために移動する人が多く、需要の多さにより運賃が上がっているものだ。サンタクルスからラパスに向かう便は、ベッドタイプの座席で220ボリビアーノ、セミベッドで160ボリビアーノとなっている。ターミナル側によると7日の便については、運賃は通常に戻るという。

■アヤクチョ通り閉鎖は違法 P&aacue;gina Sieteの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、中心部のアヤクチョ通りの車輌通行止めが「違法」であるとした。大統領府の南側に、新大統領府の建物が建造される工事が始まり、この道路の車輌通行が差し止められた。市長はこの一方的通告に対し、正規の手続きがとられておらず、また通行車への配慮がないとして、違法との見方を示した。

■県議会、フォルクロードロモを支持 La Patríaの記事
オルーロ県議会は、オルーロ市内に「フォルクロードロモ」を設ける計画を支持し、法案を可決した。リオの「サンボードロモ」をモチーフに、ユネスコ無形文化遺産に登録されるカルナバルの専用観客席となるものだ。オルーロ工業大学が駅近くの工場跡地に、この施設を建設する計画を示している。


【ペルー】

■ワスカラン、2遺体発見 El Comercioの記事
アンカッシュ県のワスカラン国立公園で、2人の遺体が発見された。登山のため訪れたエクアドルの男性3人が先週末から行方不明になっており、このうちの2人とみられる。遺体はクレバスの中から発見され、1人は10メートル、もう一人は20メートルの深さから見つかった。残る1人の捜索とともに、この2遺体の収容が天候の回復を待って再開される。

■アルパカ、17万頭が死ぬ El Comercioの記事
プーノ県ではアルパカ17万頭が死んだという。県内の標高の高い地域では、異常な寒さが起きている。この寒さと、凍結による牧草不足で、県内では多くのラクダ類が危険な状態にあり、飼育団体によるとアルパカだけで17万頭がこの2週間に死んだという。団体側は餌の確保などについての支援を、県や国に求めている。

■リマ、エスカレーター緊急点検 Perú21の記事
リマ市は市内で使用されているエスカレーター、エレベーターの緊急点検を実施する。中国でエスカレーターで女性が死亡する事故が報じられ、国内にも衝撃が走った。これを受け、市内の商業機関などのエスカレーターについて、同様の事故を防ぐため点検を行なうというものだ。また設置使用許可などにかかる書類の再点検も行なうという。

■テレフェリコ、1.50~2.00ソル Perú21の記事
リマに新たに設けられるテレフェリコ(ロープウェイ)の運賃は、1.50~2.00ソルとなるという。先月オリャンタ・ウマラ大統領は、エル・アグスティンとリマ・ノルテを結ぶ都市交通型テレフェリコの建設を発表した。このテレフェリコは、メトロ(電車)と接続し、市民の足となる見通しだ。この運賃設定について、住宅省が明らかにした。


【チリ】

■ロス・リベルタドーレスで避難 BioBio Chileの記事
サンティアゴ首都圏とアルゼンチン、メンドサを結ぶルートのロス・リベルタドーレスの国境で、職員や関係者らが避難する事態となった。管轄するロス・アンデスの行政が、大規模な雪崩が起きるおそれがあるとして指示したものだ。このため国境と国境道は閉鎖され、物流や交通にも大きな影響が生じた。

■日本の津波の専門家、講演へ BioBio Chileの記事
第5州バルパライソで、津波の専門家が講演を行なう。カトリック大学の海洋科学機関で津波防災について話をするのは、日本の気象庁で地震津波予測モデル開発を進める尾崎友亮氏だ。日本と同様にチリの太平洋岸でも津波の潜在的危険は高く、減に2010年2月の大地震の際にも津波による被害が生じている。講演では津波防災のあり方や予知システムなどについて話される。


【アルゼンチン】

■ブエノスアイレス異臭騒ぎ La Nacionの記事
ブエノスアイレス市内北部では5日、異臭騒ぎがあった。コレヒアレス、リニエルスなどでガス臭またはペットの小便のような臭いが立ち込めた。地域内でガス漏れなどは報告されておらず、地域を通った車輌から輸送中の化学物質が漏れた可能性が高いとみられている。現在のところこの臭いにより、体調を崩した市民などはみられないという。

■60番コレクティーボ、41日ぶり再開へ La Nacionの記事
ブエノスアイレスの60番のコレクティーボ(路線バス)は6日、41日ぶりに正常化する。この路線の運転手らの組合は、運営側の職員解雇に反発し、闘争を続けていた。労使間の交渉がようやくまとまり、6日午前0時から運転を通常体制で再開することに合意したという。解雇された53人については、職場復帰が認められた。

■客死日本人の家族、現地へ Misiones Onlineの記事
イグアス国立公園内で死亡したとみられる日本人の家族が、間もなくミシオネス州都ポサーダスに到着する。7月27日にこの公園を観光で訪れたマツヤマ・ケンタさん(33)が不明となり、アジア人男性の遺体がボセッティ滝付近で見つかったものだ。遺体はポサーダスのモルグに安置されており、身元の確認が行なわれる。この男性は公園内で事故死したとみられている。

■ウシュアイアで局地的雨 Info Fueguinaの記事
国内南端、ティエラ・デル・フエゴ州都ウシュアイアでは、局地的な豪雨が降った。現地気象台によると雷と強風をともなった雨雲が近づき、観測地点では短時間に13.5ミリの雨が降ったという。市内では住宅への浸水や道路冠水が相次ぎ、さらに倒木や停電が発生している。

■「ムラ」でペルーの男を逮捕 La Voz de Cataratasの記事
ブエノスアイレス、エセイサ国際空港で「ムラ」の容疑でペルー国籍の男が逮捕された。ムラはコカインなど薬物入りのカプセルを体内に忍ばせ密輸する手口だ。警察によると、リマからの便で到着したこの男の胃の中から、コカイン入りカプセル80個が見つかったという。不審な点があり、X線写真撮影でこの事実が発覚した。

■ミトレ線レティーロ駅が100年 En el Subteの記事
ブエノスアイレス、レティーロにあるミトレ線のターミナル駅がこの1日で、100年を迎えたという。このレティーロ駅舎は1909年6月に英国資本の鉄道会社FCCAにより着工され、1915年のこの日にオープンした。駅構内ホールとプラットフォームは、開業時の姿を概ねそのままとどめている。


【エクアドル】

■マチャラ、受刑者が脱走 El Universoの記事
エル・オーロ県都マチャラのリハビリテーション施設から、受刑者の男が脱走した。施設側によると、脱走したのは窃盗で有罪を受けた男で、15日前からこの施設に入所していたという。施設内の倉庫の壁を登り、脱出したとみられている。男は4日夜から5日未明にかけて脱走したとみられ、5日午前9時にこの事態が明らかになった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ラ・プラタ川、遺体収容 El Paísの記事
ラ・プラタ川で、23歳のダウン症の青年の遺体が発見、収容された。7月26日に、ブエノスアイレスからウルグアイ、コロニアに向かっていたブケブスのフェリーから、この男性は転落し行方不明となっていた。捜索にあたっていたウルグアイ海軍が遺体を収容したものだ。一緒に乗船し、転落したことを訴えていた母親が遺体を確認したという。

■ボラリス、20.6%増 El Economistaの記事
メキシコのLCC、ボラリスの利用者はこの7月、前年同月比で20.6%増加したという。同社が明らかにしたもので、この月の総利用者数は127万1千人だった。この月の同社便の座席供給数は17.4%増で、利用実績はこれを上回ったことになる。メキシコではLCCが急速に業績を伸ばしており、ボラリスはこれをリードする存在となっている。

■グアカリート・デ・ラ・イスラ空港、11月オープン E&Nの記事
ニカラグアのカリブ海岸の観光地、グアカリート・デ・ラ・イスラにはこの11月、空港がオープンするという。開業するコスタ・エスメラルダ空港の建設には、1300万ドルが投じられている。この地はリゾート開発が進んでおり、開業後には首都マナグアやコスタリカのリベリアとの間に、定期便が就航する見通しだ。