2015.08.12

【ボリビア】

■エボ、ブレナン氏と会談 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は11日午前、米国の外交高官ピーター・ブレナン氏と会談した。ラパスのケマード宮殿(大統領府)で行なわれたこの会談では通商やティティカカ湖保全、さらに海岸線問題などに話題が及んだ。2008年から両国関係は冷え込んだままで、この会談は関係正常化に向けた布石とみられている。

■カルテス大統領が来暮へ El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、パラグアイのオラシオ・カルテス大統領が来暮することを明らかにした。今月24日、グラン・チャコで液体分離プラントの竣工式典が行われる。このプラント稼働による液化ガスはパラグアイにも輸出される予定で、同国のエネルギー政策を担うことになる。これを祝うため、カルテス大統領がこの式典に参列するという。

■ボリビアーノは暴落しない Página Sieteの記事
ルイス・アルセ経済相は、ボリビアの通貨ボリビアーノについて、「暴落しない」と断言した。隣国ブラジルの通貨レアルは今年に入る42.33%、アルゼンチンの通貨ペソは12.0%下落している。同大臣はボリビアの現在の経済状況は、これら南米二大国よりも健全であり、このような暴落が起きることはない、と語った。

■ウルクピーニャ、4万人予想 Los Tiemposの記事
14日からコチャバンバで開幕する「ウルクピーニャ祭」に、国内外から4万人の観光客が集まる見通しだ。エルネスト・ロッセル観光副相が語ったものだ。ビルヘン・デ・ウルクピーニャを祝うこの祭は巡礼と、フォルクローレのパレードで知られる。会場となるキジャコジョを3~4万人が訪れる見通しで、交通機関やホテルは混雑すると予想されている。

■ペルー、エケコを不適切使用 La Razónの記事
ペルーが観光プロモーションで、またボリビアの文化を不適切使用した。アイマラ発祥の「エケコ人形」をペルー文化として、ポスターなどに使用したというものだ。アイマラはペルー国内にもコミュニティがあるが、エケコの文化はほぼないに等しい。アンデス文化をあたかもすべて自国文化のように扱うペルーとの間で、文化摩擦が繰り返されている。

■オイル漏れ、12キロの範囲に Página Sieteの記事
コチャバンバ県カラスコのパイプラインからのオイル漏れで、汚染範囲は12キロに及んでいるという。ボリビア石油公社(YPFB)が11日、明らかにしたものだ。トラクターがパイプラインの一部を破壊し、この事態が起きていた。漏れたオイルの一部が川に流入し、汚染範囲を大きく広げたという。

■野犬の群れ、ラクダ類を襲う Página Sieteの記事
エルアルトで、野犬の群れが飼育されているラクダ類を襲った。この事態が起きたのは第13区のアルト・ムリュニで、リャマ1頭とアルパカ3頭、さらにひな6頭が野犬に襲われ死んだという。飼育者によると、襲ったのは大型の犬2匹で、この近辺では初めて見る犬だった。地域では、同じような襲撃が繰り返される可能性があるとして、警戒が高まっている。

■キジャコジョで事故、5人負傷 Opinionの記事
コチャバンバ県のキジャコジョ付近でバスとトレーラーが衝突する事故が起きた。11日午前4時頃、事故が起きたのはコチャバンバ市とオルーロを結ぶ道路だ。ラパスに向かっていたボリバール社のバスが対向車線にはみ出し、トレーラーと衝突したものだ。この事故で5人が重傷を負っている。

■ボリビア郵便でスト El Deberの記事
ボリビア郵便(ECOBOL)のコチャバンバの職員らが、ストライキに突入した。職員らによるとこの4カ月にわたり、給与支払いの遅れが起きているという。同社は経営破綻状態で、国の指導の下で再建計画が進められ、郵便料金の大幅引き上げなどが行なわれている。職員らは、再建策にも関わらず労働環境が悪化していると訴えている。

■オルーロ県警、県境に派遣 Opinionの記事
オルーロ県警はポトシ県境に、警察官を派遣した。同県のロデオと、ポトシ県のコロマの間では、県境をめぐる紛争が起き、衝突が繰り返されている。また緊張が高まり、新たな衝突が起きる可能性があるとして、この派遣に踏み切ったものだ。ポトシ県警も同様の理由で、コロマへの派遣警察官を増員している。


【ペルー】

■ワイナピチュなど、来年4月は閉鎖 Correo Perúの記事
マチュピチュ遺跡に隣接するワイナピチュ、マチュピチュ山は来年4月、一時閉鎖される。遺跡公園側が明らかにしたもので、観光客に人気のこの地のメンテナンス作業のための措置だ。4月1~15日はワイナピチュ、16~30日はマチュピチュ山が閉鎖され、それぞれ観光客の立ち入りができなくなる。これらの期間、山への入域チケットの販売も停止される。

■大型スーパーに制裁 Perú21の記事
消費者保護行政のIndecopiは、大型チェーンスーパー「Tottus」に制裁を科した。同機関によると、同社のリマ、カジャオの店舗で、消費者の権利を著しく損なうような価格展開があったという。広告に安い価格を表示し、実質的にそれより高い価格を設定したものだ。同行政は制裁金として同社に、47万ソルあまりの支払いを求めた。

■クエラップ、テレフェリコ着工へ El Comercioの記事
アマソナス県のテレフェリコ要塞に向けたテレフェリコ(ロープウェイ)の建設が、開始される。このテレフェリコは要塞遺跡とティンゴ・ヌエボをわずか20分で結ぶもので、観光客の利便性が大きく向上することになる。チャチャポヤス文化のこの要塞は俗に「北のマチュピチュ」と呼ばれ、一帯は今後の観光開発が期待されている。

■組合間対立で18歳男性撃たれる El Comercioの記事
チンボテで、組合間の対立が原因で18歳のモトタクシー(バイクタクシー)の運転手男性が銃撃された。この男性は自宅を出たところ、ほかの組合のモトタクシーらに行く手を塞がれ、3発の銃弾を浴びた。男性は背中と右腕を撃たれたが、周囲の住民の通報で病院に運ばれ、命に別状はない。


【チリ】

■トコピーリャ、依然1人不明 BioBio Chileの記事
土砂災害に見舞われた第2(アントファガスタ)州のトコピーリャでは、依然として1人が不明となっている。北部を襲った今回の悪天候で、この町の3人を含む6人が死亡している。不明となっているのは71歳の女性で、居住していた10月5日地区を中心に警察と消防が捜索を続けている。一連の災害により4千人が被災し、800人が今も避難している。

■チリのパスポートは高い La Terceraの記事
チリのパスポート(旅券)取得にかかる費用は、南米ではベネズエラに次いで高くなるという。政府はこの9月から、パスポート発行費用の値上げを発表した。32ページのパスポート取得にかかる費用は従来の倍近い、8万9660ペソとなる。ベネズエラはこの発行費用は16万4千ペソ相当で、もっとも安いのはパラグアイの1万6515ペソ相当だ。


【アルゼンチン】

■大統領選、スシオリ氏が先行 El Universoの記事
10月に投票が行われる大統領選は、政治の刷新を訴える現ブエノスアイレス州知事ダニエル・スシオリ氏が先行している。世論調査でスシオリ氏は38.41%の支持を集め、現政権の継承を訴える現ブエノスアイレス市長マウリシオ・マクリ氏の30.07%を上回った。もう一人の候補、下院議員のセルヒオ・マッサ氏は20.63%となっている。

■10月4日に大統領候補討論 La Nacionの記事
10月4日に、大統領選候補者による公開討論会が行なわれる見通しとなった。25日の投票直前の、各候補者による最後のアピールの場となる。ダニエル・スシオリ候補、マウリシオ・マクリ候補、セルヒオ・マッサ候補の3人が、それぞれの政策や政治テーマなどについて意見を交わす。

■ルハン大聖堂が浸水 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のルハンのバシリカ(大聖堂)が浸水した。大雨の影響でルハン川が増水、氾濫したもので、州内きっての巡礼地であるこのバシリカ周辺も、水に覆われる事態となった。ルハン川の水位は5.37メートルと、危険水位の4メートルをすでに大きく上回っており、さらに水位が高まる可能性もある。

■州内、1800人が避難 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州内では現在、合わせて1800人が避難している。大雨の影響で河川の増水、氾濫が起き、各地で浸水や冠水などが報告されている。ルハンやサルト、アレシフェス、アレコなど州南西部を中心に被害が広がっている。またこの水害により、各地で停電や断水などの事態も起きている。

■サンタ・フェ、鉄橋が崩落 Clarín.comの記事
サンタ・フェ州では大雨のため、鉄道用の橋が崩落した。10日17時30分頃、ソルディニにあるサラディリョ川にかかる鉄橋が、崩落したという。この橋は建造から130年が経過しており、増水した川の勢いに負けたとみられている。またこの橋と平行する国道14号の橋も増水の影響を受け、不通となっている。

■サルミエント線ストで混乱 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線で11日朝、突然のストライキが行なわれた。同路線労働者の組合が、安全性の確保、向上を求めた動きだ。朝のラッシュ時間帯も運転が止まり、この路線に平行するコレクティーボ(路線バス)に利用者が流れ、大混雑に至った。同路線では2か月前から、警察に代わり民間警備会社が警備を行なっている。

■AR旅客機に落雷か La Mañana Neuquénの記事
飛行中のアルゼンチン航空の旅客機に、落雷があったとみられる。トゥクマン発ブエノスアイレス行きのAR1471便が10日朝7時25分、コルドバの空港に緊急着陸した。同社によると、この機体の片側エンジン付近に落雷があった可能性が高いという。国内ではこの4月、ブエノスアイレスの空港でLANアルゼンチンの機体に雷が落ちた。

■注射を嫌がり刃物で脅す La Nuevaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロの病院で、注射を嫌がった24歳の男性患者が、女性看護師を刃物で脅す事件が起きた。現場はレコンキスタ地区の病院で、この看護師は男性に、精神安定剤を注射しようとしたという。叫び声を聞いた関係者の通報で警察官が駆けつけ、この男性は拘束されている。


【エクアドル】

■インディヘナ層、キトに向けて行進 El Universoの記事
国内のインディヘナ層が、反政府行動による行進を開始した。サモラ・チンチペ県の人々がキトに向けて歩き出したものだ。インディヘナ層の団体は、ラファエル・コレア政権の運営で利益を受けるのは特定層だけだとして、この改善を求めている。とくに教育改革などを求めており、この社会闘争を無期限化する用意があるとしている。


【ベネズエラ】

■ポラール社、ビール生産再開 El Nuevo Heraldの記事
最大手のポラール社は、国内工場でのビール生産のフル稼働を発表した。同社はビール生産の原材料となるオオムギ、ホップの不足から、国内工場の一部を休止していた。同社によると原料調達の目処が立ち、生産できる体制が整ったという。国内ではビール人気が高く、ビールが涸渇の事態に至れば、反政府行動が激化する可能性が指摘されていた。

■モノ不足は時限爆弾 Univisiónの記事
国内で続く物資不足は、ベネズエラ経済だけでなく政治の安定においても時限爆弾だ。国内では食料や日用品の不足が続き、連日スーパーの前には長い行列ができている。NGOによると今年に入り国内では56件の略奪があり、76件の未遂事件があった。一方でこの7カ月でインフレは87%進行している。国民のフラストレーションは、すでに臨界点に達しつつある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■スタバ、パナマへ El Salvadorの記事
スターバックスは先週、パナマに同国1号店をオープンさせた。新店舗はパナマシティにあるショッピングモール「ムルティプラサ」内に設けられた。同チェーンは中米には5年前に進出し、エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカに続き4カ国めの出店で、これで合わせて19店を展開することになる。