2015.08.15

【ボリビア】

■エボ、キューバへの制裁解除を願う La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、米国によるキューバへの経済制裁の早期解除を願った。13日、モラレス大統領はハバナを訪れ、フィデル・カストロ前議長の89歳の誕生日を祝っている。この翌日には米国のジョン・ケリー国務長官がハバナを訪れる歴史的転換点を迎えた。モラレス大統領は米国との関係改善が進み、同国議会が早期に制裁を解除するべき、と断じた。

■チリ「海の本」を禁じる El Deberの記事
チリは、ボリビア政府が作成した「海の本」と呼ばれる冊子の持ち込みを禁じた。ボリビアは太平洋条約に基づきチリに対し、主権ある海を求めている。この要求の根拠や歴史を示したこの冊子について、チリ側は国境で持ち込みを規制するなどの措置に出た。この冊子は、オルーロ県のタンボ・ケマードなどボリビア側国境で、無料配布されている。

■文化アイデンティティ確立を目指す La Razónの記事
マルコ・マチカオ文化相は、各国の文化アイデンティティの確立を目指す姿勢を示した。ペルーが、本来ボリビアの文化であるエケコを、自国の観光プロモーションのポスターに不適切使用した。同国はアンデス文化をすべて、あたかも自国の文化のように扱う傾向があり、マチカオ大臣は文化アイデンティティを確立する必要があると強調したものだ。

■タンボ・キルキンチョの絵画が戻る La Razónの記事
ラパス中心部のタンボ・キルキンチョから盗まれた絵画が、帰還した。施設を管理する市文化行政側が明らかにしたものだ。盗まれたのは1992年にペドロ・ムリーリョ賞を受けたマリオ・コンデ氏の作品だ。12日に同施設から盗まれたが、エルアルト市内の路上に放置されているのが発見され、タンボ・キルキンチョに戻されたという。この絵の価値は1600ドル相当だ。

■ウルクピーニャ、5万人が踊る La Razónの記事
コチャバンバではウルクピーニャが開幕し、キジャコジョのパレードでは5万人が踊った。この祭はビルヘン・デ・ウルクピーニャを祭るもので、行なわれるパレードはオルーロのカルナバルに並ぶ存在だ。今年は57のグループが、フォルクローレのダンスを披露しているという。マルコ・マチカオ文化相は、5万人の来訪を見込んでいる。

■野党、大統領機の情報開示を求める Página Sieteの記事
野党所属のノルマ・ピエロラ下院議員は、大統領機のコストについての情報開示を求めた。エボ・モラレス政権は、大統領の移動用に新たな機体を調達し、運用している。しかしこの維持管理と運航にかかるコスト情報は開示されておらず、「不当に高いコスト」が国費により賄われているとの憶測が流れている。同議員は、政府は国民に情報を開示すべきと語った。

■臓器のための拉致未遂で4人逮捕 Página Sieteの記事
ベニ県サンラモンで、臓器を目的にこども2人を拉致しようとした4人が逮捕された。県警によると逮捕されたのはボリビア国籍の2人とペルー国籍の2人だ。その臓器を売買するため、8歳と9歳のこども2人を連れ去ろうとしたという。警察はこの4人が、臓器売買の組織に関与した可能性が高いとみて、調べを進めている。

■日本、2県で新たに水道事業 Página Sieteの記事
日本政府とJICAは、新たにベニ、パンド両県の9つのコミュニティに水道を敷設する事業を開始する。在ラパスの椿秀洋大使が明らかにしたものだ。両県、環境省と協力し、ユクモやモクソス、イテネスなどの地域で、一般家庭に水道水を供給できるよう、環境を整える。同時にこれらの地域で、井戸を掘る事業も着手する。

■鶏肉、エクアドルに活路 El Deberの記事
国内の養鶏業者は、エクアドルに活路を見出そうとしている。国内では鶏肉の供給過剰で、市場価格が著しく下落する事態が起きている。このため養鶏業者らは新たな市場としてエクアドルに、この余剰分を輸出することを検討している。現在、国内から国外への供給はペルー向けのみで、実現すれば2カ国めの輸出相手となる。

■ソンゴ道で事故 Página Sieteの記事
ラパスとソンゴを結ぶ道路で、事故が起きた。県警によると事故現場は、アルト・ムリュニだ。乗客を乗せたミニバスがこの地のトンネルを通過中、誤って側壁に衝突したという。この事故により10人が負傷し、エルアルトの病院などに運ばれている。県内の標高の高い地域では積雪があり、当時この現場も雪が積もっていて、スリップした可能性があるという。


【ペルー】

■来訪観光客160万人 El Comercioの記事
今年上半期、ペルーを観光で訪れた外国人は167万4496人だった。通商観光省が明らかにした数字だ。この数は、前年同期比で12万1千人多く、率にして7.9%の増加だ。チリ、コロンビア、メキシコの「アリアンサ・デル・パシフィコ」(太平洋同盟)各国からの来訪者が37%を占め、過去もっとも高い割合となった。

■ワジャガ川、母子3人が不明 El Comercioの記事
ロレト県アルト・アマソナス郡を流れるワジャガ川で、21歳の母親と3歳の双子の合わせて3人が不明となっている。この3人はボートで、サポテからユリマグアスに向け航行していたが、難破して川に投げ出されたとみられる。現在警察などが、川の流域一帯で捜索を行なっている。

■テレフェリコ、来年7月開業へ El Comercioの記事
アマソナス県のクエラップ要塞へのテレフェリコ(ロープウェイ)は、2016年7月に開業する予定だという。ティンゴ・ヌエボと要塞を20分で結ぶこのテレフェリコの起工式が、オリャンタ・ウマラ大統領参列のもとで行なわれたばかりだ。このテレフェリコは標高2278メートルと2939メートルを結ぶもので、観光客の利便性向上が図られることになる。

■いじめ対策不備で制裁金 Correo Perúの記事
消費者保護行政のIndecopiは、アレキパの学校に対して15万4千ソルの制裁金支払いを求めた。同機関によるとこの学校に通う生徒が、同級生らから激しいいじめを受けていたという。両親が学校に対し対策を求めたが、学校側はとくに反応を見せず、同機関に申し立てを行なった。同機関は学校側の対応に問題があったとして、制裁金を科すことを決めた。


【チリ】

■キンテロ湾で油漏れ BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のキンテロ湾で、船から油が漏れる事故が起きた。州側によると13日、「ドーニャ・カルメラ」号から、燃油が漏れて海に流出したという。現在検察が油が漏れた状況の調べを進めているほか、流出した油の回収作業も並行して行なわれている。流出した油の量は分かっていない。

■サンティアゴ空港、新駐機場 BioBio Chileの記事
サンティアゴのアルトゥロ・メリノ・ベニテス国際空港では、新しい駐機場が完成し、運用が始まった。この新駐機場は12万平方メートルの広さに整備されたもので、16機の駐機が可能となる。この運用開始で、国内線、国際線の利用者の待ち時間が、平均で20分程度短縮される見通しだ。


【アルゼンチン】

■ルハン、住民の帰還始まる Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州のルハンでは、住民らの帰還が始まった。ルハン川の増水、氾濫などで広い範囲が浸水し、洪水被害が生じていた。この水が低まったことから、避難をしていた住民が家に戻り始めたものだ。しかし今も水に浸かった地域が残存し、さらに停電や断水も続いていることから、生活再建にはなお時間を要するとみられる。

■ロボス、不明青年の捜索 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のロボスでは、不明となっている23歳の青年の捜索が続けられている。水害に見舞われた12日夜、この青年は母親の薬を買い求めるため外出したまま、行方が分からなくなっている。警察は水に流された可能性があるとして、水が引きつつある今、100人体制で捜索を続けている。

■水害地域、ネズミとヘビへの注意 La Nacionの記事
保健当局はブエノスアイレス州の水害地域に対し、ネズミとヘビへの注意を呼びかけた。水は引きつつあるが、衛生状態の悪化でネズミが増加する可能性があるという。さらにこの水害により、思わぬ場所に毒を持つヘビが現れる可能性がある。対象地域の住民に、これらの危険性を周知徹底する方針を示した。

■メンドサで濃霧 Los Andesの記事
メンドサ市内は14日朝、濃霧に見舞われた。市内はすっぽりと霧に覆われ、市内の道路交通に支障が生じたほか、フランシスコ・ガブリエリ空港でも視界不良による影響が生じた。気象台によると、一帯で2日間にわたり降り続いた雨が蒸発し、この事態が起きたとみられるという。


【エクアドル】

■2空港、火山灰の影響なし El Universoの記事
キト、ラタクンガの二つの空港について、今の時点で火山灰による影響はないという。コトパクシ火山が14日朝10時50分頃に小爆発を起こし、周囲に火山灰を降らせた。火山周辺一帯では警戒が高まっているが、この灰による影響は今のところ、航空便には生じていない。キト空港を管理するキポートは、火山活動の状況を注意深く見守るとしている。


【ベネズエラ】

■タマゴ価格、130%上昇 Entorno Inteligenteの記事
国内ではタマゴの価格が、この1年で実に130%上昇しているという。経済問題などから国内では食料品や日用品の不足が続き、毎日スーパーの前には長い行列ができる状態が続いている。タマゴも例外ではなく、カラカス市内のスーパーでの価格は、一年で倍以上に上がったことになる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハバナの空に星条旗 El Universoの記事
14日、キューバのハバナの空に、星条旗がはためいた。7月20日に再開された米国大使館がこの日、「正規オープン」を迎えたもので、米国のジョン・ケリー国務長官が参列する中、式典が催された。ケリー長官は米国、キューバ双方の関係者の前でスペイン語で挨拶し、両国の関係正常化と発展を訴えた。

■アラス・ウルグアイ、視界開けず El Observadorの記事
ウルグアイの新たな航空会社、アラス・ウルグアイの視界が開けない。同国では長い間フラッグキャリアだったプルーナ航空が、2012年7月5日に運航停止に追い込まれた。政府は新会社アラス・ウルグアイの設立に動いたが、同社の運航許可が航空行政側から下りない状態が続いている。

■サンパウロ、暴力の連鎖 Caracol Radioの記事
ブラジル最大都市サンパウロでは、暴力の連鎖が起きている。13日夜、市内では組織犯罪によるものとみられる襲撃が相次ぎ、合わせて19人が死亡したという。市内では2006年5月に、同様の襲撃が相次ぎ、合わせて300人が死亡する事態が起きており、当局側はこの再燃に懸念を示している。

■ニカラグア、チクングニヤで死者 Naciónの記事
ニカラグアで、チクングニヤ熱感染による初の死者が確認された。保健省によるとマナグアの北西131キロの村で、生後22か月の幼児がこの感染症により死亡したという。国内では昨年7月に初の感染者が確認され、およそ3千人が感染しているが、死者は初めてだ。この感染症はデングと同じネッタイシマカが媒介する。