2015.08.20

【ボリビア】

■BoA機、ビルビルに引き返す Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機が、離陸15分後に、出発したサンタクルスのビルビル国際空港に引き返す事態が起きた。この便はラパスに向け離陸した直後、減圧装置に異常が発生し、キャビン内に酸素が行きわたらなくなったという。このためすべての乗客が酸素マスクを着用し、緊迫した状態で出発空港に戻った。

■警察、封鎖を強制解除 El Deberの記事
警察は、サンタクルス県のカミリ付近で行なわれてた道路封鎖を、強制解除した。タコボ・モラのインディヘナ(先住民)、グアラニの人々が自然保護区内の資源開発に反対し、道路封鎖を行なっていた。しかし警察は、封鎖の違法性が高く、貿易にも支障が生じるとして、この強制排除を展開した。

■グアラニ、26人の解放を求める La Razónの記事
タコボ・モラのインディヘナ(先住民)、グアラニの人々は26人の即時解放を求めている。このコミュニティの人々自然保護区内の開発に反対し、カミリ付近で道路封鎖を行なった。これが警察により強制解除され、この際に26人が逮捕拘束されたという。コミュニティ側は解放を求めるとともに、不当逮捕にあたるとて議会の人権委員会への申し立てを行なう方針だ。

■外国からの投資、7億ドル Página Sieteの記事
今年上半期のボリビアへの国外からの投資は、7億ドルに達したという。中央銀行(BCB)が明らかにしたものだ。ボリビアは現在、南米各国の中でトップクラスの経済成長率となっており、こうした状況から投資が積極的に行なわれたとみられる。一方でボリビアの信用力はまだ低く、国外からの信頼を得ることがさらなる投資の拡大につながると分析している。

■鉱産物輸出、量と額がともに減少 Página Sieteの記事
ボリビアからの鉱産物輸出は今年、量と額の双方が、減少しているという。ラパスの輸出業議会(CAMEX)が明らかにしたものだ。鉱産物はボリビアの主要輸出品だが、世界的景気減速と国際市場での価格低迷の影響を受けた。さらにポトシの社会闘争で、亜鉛や鉛、銀などの鉱物の産出そのものが減った影響も生じたという。

■小規模小麦農家らがデモ Los Tiemposの記事
サンタクルス県で、小規模小麦農家らが抗議デモを行なった。クアトロ・カニャダス、パイロンの農家らは、サンタクルス市とベニ県都トリニダを結ぶ道路を封鎖した。政府系機関が価格安定化策を講じているが、大規模農家が優先され、小規模農家の経営が難しい局面にあるという。

■サンフアン、60周年 Página Sieteの記事
サンタクルス県の日本人入植地、サンフアンが60周年を迎えた。このコミュニティは1955年、日本の87人が入植し切り開いたもので、現在は日本人や日系人1684人が居住している。農業での高い実績を示しており、2009年にはこのコミュニティは「ボリビアのコメの中心地」の称号を得ている。

■若い女性詩人が死亡 El Deberの記事
若い女性詩人が、エルアルトの病院で死去した。死亡したのはチリ、サンティアゴをベースに活動しているエンマ・ビジャソン氏だ。同氏はラパスで開催されているブックフェアに招待されたが、滞在中に脳卒中を起こしたという。1983年にサンタクルスで生まれた同氏はこれまで、2冊の書籍を刊行している。

■オルーロも電力輸出 La Patríaの記事
ビクトル・ウゴ・バスケス知事は、オルーロ県も電力輸出が可能との見方を示した。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内での電源開発を進めているところだ。同知事はオルーロ県でも、再生可能エネルギー開発などを進めて発電量を増やし、輸出用電力を産出することが可能と語ったものだ。

■薬物工場の91%はサンタクルス県 El Deberの記事
国内で摘発される薬物精製工場の実に91%は、サンタクルス県内だという。警察の薬物対策課が明らかにしたもので、2004年の発足以降の数字を分析したものだ。国内では違法栽培のコカ葉からコカインを精製する工場の摘発が多く、とくに東部はコロンビア系の組織の流入が多いことが指摘されている。


【ペルー】

■アヤクチョ、50人の遺体 Correo Perúの記事
アヤクチョ県チュンギ郡のオロンコイ近くで、合わせて50人の遺体が見つかったという。同県とワンカベリカ県の検察が確認したものだ。1985年頃、地域で起きた政治弾圧による殺戮の被害者らとみられる。これらの遺体は5個所に埋葬されており、両検察は身元の確認を含め、調べを進めている。

■ワルシュ遺跡、文化遺産に Andinaの記事
文化省はフニン県ワンカヨにあるワルシュ遺跡を、文化遺産に指定した。この遺跡は先スペイン時代のもので、当時の生活様式や農業、運河、道路、鉱山の跡などが残る。文化所は史跡としての価値を認め、国としてこの遺跡を保全する必要があると判断し、文化遺産指定を決めた。


【チリ】

■コパウェ火山で群発地震 La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州とアルゼンチン、ネウケン州の国境にあるコパウェ火山付近で、群発地震が起きている。地質鉱山局が明らかにしたもので、この事態を受け一帯に上から3番めのランクの警戒警報が出された。すでにこの地で、37度にわたる地震が観測されているという。この火山は2012年12月に噴火後、断続的に活発化している。

■商業施設で4歳児が転落 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州プンタ・アレーナスの商業施設「モール・エスパシオ・ウルバノ・ピオネロ」で16日、事故が起きた。母親とこの施設を訪れていた4歳の男児が、転落したという。この男児は頭蓋骨骨折と脳内出血の重傷で、今も病院で手当てを受けている。転落の経緯については、分かっていない。


【アルゼンチン】

■コモドロ、油流出事故 La Nacionの記事
チュブ州のオイル産業の集積地コモドロ・リバダビアで、油が流出する事故があった。YPFのタンクから2000立方メートルが流出したもので、同社によるとすでに80%は回収済みだという。同社は現在、残る油の回収に努めるとともに、流出を招いた原因の調査を進めている。油の一部は小川であるベルグラノ川に流れ込んだ。

■ラ・プラタ川が増水 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス州が面するラ・プラタ川が、増水している。海軍の機関が注意を呼びかけているもので、河口に近い州南部で、この増水による氾濫などが生じるおそれがある。州内では先週、大雨による河川の増水で水害となり、40都市で洪水が起きたばかりだ。同機関はこの川の水位を慎重に見守る必要があるとした。

■農業被害、10億ペソか La Nacionの記事
先週ブエノスアイレス、サンタ・フェ州で発生した水害による農業の被害額が、10億ペソに達するおそれがある。各地で洪水被害が起きたが、住宅地だけでなく農地も水を被るなどの被害を受けた。農業省によると、被害を受けた農地面積は400万ヘクタールにのぼり、巨額の損失を出したとみられるという。

■タマネギ消費が減る La Nacionの記事
メルカド・セントラルによると、国内でのタマネギの消費が、大きく減っているという。主要な産地の一つであるサンティアゴ・デル・エステーロ州で、エル・ニーニョ現象の影響とみられる気候の変動により生産が落ち込んだ。この影響で価格が上昇し、タマネギの消費を控える国民が増えたためとみられる。

■AR、記録更新 Télamの記事
アルゼンチン航空の一日あたり利用者が、過去最高となった。この14日、同社の便を利用した人の総数が3万5449人となったという。連休直前にあたり、旅行や移動の需要が伸びたためとみられる。同社によるとこの日、ブエノスアイレスとバリロチェ、コルドバ、メンドサ、イグアス、サルタを結ぶ路線が好調だったという。

■レティーロ、列車とコレクティーボが衝突 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのレティーロで、貨物列車とコレクティーボ(路線バス)が衝突する事故が起きた。18日18時頃、ミトレ、ベルグラノ線を通じてラモス・メヒアに着いた貨物列車と、9番のコレクティーボの車輌がぶつかった。この事故でコレクティーボの乗客3人が負傷したが、命に別状はない。

■大量薬物でイタリア人逮捕 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、荷物の中に大量の薬物を隠し持っていたイタリア人の男が逮捕された。警察によると、預け荷物の二重底から、合成麻薬のMDMA(エクスタシー)1万993錠、LSD500錠、さらに液化した麻薬であるケタミン1.5リットルが見つかったという。税関による荷物検査で不審な点があり、あらためたところ見つかったものだ。

■80歳女性、暴行を受ける Diario Unoの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州のロレトで80歳の女性が、55歳の男に性的暴行を受けた。警察によるとこのエル・レマンソの住宅内でこの事件が起きたのは、先週末のことだという。男は酒に酔った状態で女性を暴行し、さらにこの女性の金品を奪った。この女性は事件後、精神的に追い詰められ、体調を崩した状態にある。


【エクアドル】

■カカオ、緊急事態を求める El Universoの記事
カカオ生産者らの団体は、この分野への「非常事態」の発令を政府に求めた。中央銀行によると今年、カカオの輸出は3億7580万ドルと、前年同期比で25.4%も増えている。しかし団体によるとエル・ニーニョ現象の影響で4万トンのカカオが損なわれたという。国産カカオの多くは有機栽培で、国際市場でその品質が高く評価されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、避難5856人に El Paísの記事
ウルグアイ国内では、水害により避難を強いられている人が5856人に増えた。大雨の影響で国内を流れる河川が増水、氾濫しているものだ。ドゥラスノ、トレインタ・イ・トレス、タクアレンボ、ソリアノ、リベラ、アルティガスでこの被害が報告されている。川の水位の状況が落ち着くには、まだ時間を要するとみられる。

■アマスソナス機、アスンシオンに Ultima Horaの記事
ボリビアのアマスソナス航空とスペイン企業が設立した、アマスソナス・デル・パラグアイが使用するボンバルディア機が19日、アスンシオンの空港に到着した。同社は9月23日から、この空港とシウダー・デル・エステを結ぶ路線を運航する。同社はすでに操縦士、副操縦士、客室乗務員との契約も済ませているという。


【国際全般】

■ザンビア、カリバ湖の危機 News24の記事
ザンビアの人造湖、カリバ湖の水位が下がっている。この湖により発電された電力はザンビア、ジンバブエに供給されるが、この電力が絶たれるおそれがあるという。この湖は1995年にも渇水に見舞われたが、現在はこの時よりも状況が悪化しているという。ザンビアの主要産業の一つである銅の精製が、この電力難でできなくなるおそれもある。