2015.08.25

【ボリビア】

■ヤクイバ、分離プラント稼働 La Razónの記事
タリハ県のヤクイバで、原油の分離プラントが稼働した。このオープンセレモニーにはエボ・モラレス大統領に加え、パラグアイのオラシオ・コルテス大統領も参列した。このプラントから産出される液化ガスが、パラグアイに輸出されるためだ。モラレス大統領はこのプラントが、ボリビアと南米のエネルギー環境を変える、と語った。

■分離プラント、3200万ドルの収入 La Razónの記事
23日にヤクイバで稼働し始めた原油の分離プラント「カルロス・ビジェガス」で、今年国は3200万ドルを得るという。エネルギー担当のルイス・サンチェス大臣が見方を示したものだ。この額は年を追って増え、2020年には12億ドル、2025年には25億ドルに達するという。国産GLPは南米各国に供給される見通しで、この地が大陸のエネルギー供給基地となりそうだ。

■エボ、ケリー長官を招く El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、米国のジョン・ケリー国務長官をボリビアに「招く」と語った。先日国連薬物犯罪事務所が、ボリビアでのコカ葉栽培ついて報告した。モラレス大統領は、この報告内容が実態と乖離しているとして、ケリー長官にコカ葉生産の現場や現状を見てもらい、「コカ葉対策を実地で学んでほしい」と述べた。

■マジャシーリャ、住民会議 Página Sieteの記事
ラパス近郊のマジャシーリャの住民らは23日、緊急の住民会議を開く。政府はこの地に、原子力の研究機関を置く計画を示し、土地を収用する法案を議会に提出した。政府側は、この施設は原発とは異なると説明しているが、住民からは不安の声が上がり、この件についての話し合いの場を持つこととなったという。政府は2025年までに、原発を稼働させる方針だ。

■82%は未決囚 El Deberの記事
サンタクルス、パルマソラ刑務所に収監されている受刑者のうち82%は、未決囚だという。ボリビアでは法制度の混乱から、容疑者が裁判を受けないまま収監されるケースが今も多い。昨年、この刑務所に収監された受刑者の実に82%は、まだ判決を受けていない身だという。

■ベニ県の公務員2人を逮捕 El Deberの記事
ベニ県警は、同県の職員2人を、汚職の容疑で逮捕した。この2人は、昨年10月に県が、水害対策の機械を購入する事案に関わったが、業者から金品を得て、その便宜を図った容疑がかけられている。現在この2人の身柄は、モコビ刑務所に置かれている。県警はこの汚職事件について、追及する方針だ。

■インスルサ氏、海の問題に無関係 El Deberの記事
米州機構(OAS)のホセ・ミゲル・インスルサ前総裁は、ボリビアがチリに要求する「海の問題」に無関係と強調した。エボ・モラレス大統領との会談で同氏は、海の問題の解決などを支持、約束したと報じられたが、これを否定したものだ。元総裁の立場で特定の意見を支持したことはないと断言した。

■薬物輸送機、175機を捉える El Deberの記事
ペルー当局は、ボリビア国境で今年、薬物輸送とみられる小型機を175回、レーダーで捉えたという。薬物の空路輸送は、国をまたぐ密輸の上でもっともメジャーな方法となっている。ペルー、ボリビア両国間はとくにこの輸送が頻繁に行なわれているとみられ、両国は国の枠を超え、共同で対策を講じる方針を示している。

■オルーロ県警、ケチュアを学ぶ La Razónの記事
オルーロ県警の警察官1000人が、インディヘナ(先住民)言語であるケチュア語を学んでいるという。ケチュア語はボリビアの公用語の一つでもあり、法的な要請からこの勉強会が開かれることとなった。オルーロ県のインディヘナのコミュニティはアイマラ語が主流で、ケチュア語の話者は相対的に少ない。

■サンタクルス-ベニ道で事故 El Deberの記事
サンタクルスとベニ県都トリニダを結ぶ道路で事故があり、4人が死亡した。23日、この事故が起きたのはヨタウ付近で、乗用車同士が正面衝突したものだ。死亡した4人の身元は分かっておらず、生後7か月の乳児を含む6人が負傷している。警察は、事故当時それぞれがスピードを出し過ぎていたとみている。

■抵抗するグアラニ、資金の流れを捜査へ El Deberの記事
サンタクルス県タコボ・モラのインディヘナ(先住民)、グアラニの人々への公的資金について、捜査が行なわれることになった。このコミュニティの人々は、自然保護区での資源開発に反対し、社会闘争に入ったばかりだ。しかし警察の調べで、公的資金がこのコミュニティ関連で私的に流用されていた可能性があるとして、調べが行なわれることになったという。

■プロボリビア、ラクダ類に3900万ドル La Patríaの記事
ボリビアの地域開発への投資機関プロボリビアは、オルーロ県のラクダ類飼育に3900万ドルを投じる。アンデスに棲息する4種類のラクダのうちリャマはボリビアが最大の飼育国で、アルパカ、ビクーニャの飼育も増えている。同機関は県内のさらなる飼育や、新たな飼育技術の研究、応用に投資を行なうものだ。


【ペルー】

■コスタ・ベルデで落石 El Comercioの記事
リマ、バランコのコスタ・ベルデで落石があった。海岸を通る道路に大きな石が落下したもので、この道路を走行していたタクシーがこの石に衝突したが、運転手は無事だった。この道路は切り立った崖に面しており、落石の危険性が以前から指摘されていた。周辺住民や道路の利用者からは、早期の落石対策を求める声が上がっている。

■ケイコ氏、自転車に乗る Correo Perúの記事
次期大統領選挙の出馬が有力がケイコ・フヒモリ氏が、イカ県のチンチャを自転車で駆けぬけた。同氏が率いるフエルサ・ポプラールのシンボルカラー、オレンジの服をまとった一団を従え、市民に対し自身への支持を訴えた。2007年8月、この地はピスコ大地震で大きな被害を受けた。

■アプリマック県で事故、5人死亡 Perú21の記事
アプリマック県で事故があり、5人が死亡、40人が負傷した。23日朝10時頃、コタバンバスからクスコに向かっていたアンヘリート社のバスが崖に衝突し、その後谷に転落したものだ。負傷者らはメラの医療機関に運ばれ、重傷者はクスコ市内に移送された。運転手は走行中、ブレーキが利かなくなったと証言している。

■受刑者、SNSに自撮り ATVの記事
トゥンベスの刑務所の受刑者が、Facebookに自撮り写真を投稿していたことが明らかになった。投稿していたのは昨年、学生への強盗容疑で14年の刑を受けた21歳の男性受刑者だ。この受刑者は、禁止されている携帯電話を所内に持ち込み、この写真を撮影して投稿したとみられている。


【チリ】

■チリ大学、群発地震を否定 BioBio Chileの記事
チリ大学の地質研究機関は、群発地震の可能性を否定した。第4(コキンボ)州では23日夜から、身体に感じる地震が相次いでいる。チリはもともと地震が多いが、同州の市民の間で頻発する地震への不安が高まっていた。同機関は今回の地震は偶然が重なっただけで、群発地震や巨大地震の前兆である可能性を否定した。

■タバコ会社職員らがデモ BioBio Chileの記事
第6(オイヒンス)州のサンフェルナンドで、タバコ会社の職員ら500人が、デモ行進を行なった。政府は喫煙に対する規制法をさらに強化しようとしているが、職員らはこれにより会社の経営悪化や職員の生活困窮を招く、と訴え反対したものだ。チリはもともと喫煙大国だったが、喫煙規制が段階的に強化されている。


【アルゼンチン】

■青ドル、過去最高値に迫る La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は24日、過去最高値に迫った。世界的な経済の乱気流の中、この日青ドルは25センターボ上昇し、15.80ペソとなった。青ドルの最高値は昨年9月末に記録した15.95ペソで、この値に15センターボに迫っている。一方の正規レートは、1センターボ下落し9.26ペソとなった。

■ピラ、70%が水に覆われる La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のピラは、地域全体の70%が水に覆われているという。大雨の影響で州内を流れるサラド川が増水した影響だ。地域行政によるとこの川が氾濫し、市街地の4ブロックは、20センチほどの高さに水が達している。この地域で飼われている35万頭の牛も、危機に瀕しているという。

■マル・デル・プラタへの列車運休 La Nacionの記事
ブエノスアイレスとマル・デル・プラタを結ぶ鉄道は24日、運休となった。州内を流れるサラド川が増水、氾濫し、一部の線路区間が水没したためだ。また同じ理由で、州内の国道29号や46号などに不通区間が生じており、通行する車輌は迂回を強いられている。気象台はこの川の増水のピークは24日頃との見方を示している。

■大西洋岸、オタリアの危機 Clarín.comの記事
国内大西洋沿岸に広く棲息するオタリアが、危機に瀕している。マル・デル・プラタ大学のディエゴ・ロドリゲス氏が警告したもので、ブエノスアイレス州沿岸でオタリアの子の死骸が多く見つかっているという。水温の低さから餌が得られず、餓死するケースが増えているためとみられる。

■車の修理劇場 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、ビセンテ・ロペスにある車の修理工場が、劇場となっているという。地域にある工場「キコ」を舞台に、市内で活動する劇団が公演を行なったものだ。劇の舞台そのものが修理工場で、もともとこの場にある設備がそのまま大道具として活用できるという。この公演は28日から30日まで、この工場で行なわれる。

■35歳女性、娘の同級生に暴行 La Nacionの記事
コルドバで35歳の女性が、娘の同級生を暴行したとして逮捕された。この女は21日午後、娘たちが通う学校の校門で待ち伏せし、この12歳の少女を捕まえ、殴るなどしたものだ。この少女が、女の娘を脅したことに腹を立てた犯行とみられる。少女は病院で手当てを受け、これを目撃した生徒らの間には動揺が広がった。


【エクアドル】

■3遺体、20年前の登山者か El Universoの記事
チンボラソ山で発見された3人の遺体は、20年前に遭難した登山者のものとみられるという。23日、標高5650メートルでこれらの遺体が発見された。雪や氷に覆われた状態から、相当の時間が経過したものと推測されているが、警察は20年前に起きた遭難事故との関連を調べているという。


【コロンビア】

■6歳児、カイマンに襲われる Caracol Radioの記事
スクレ県で、ワニの一種カイマンに、6歳児が襲われた。スクレ川の流域で、突然川から現れたカイマンが、こどもたちが遊んでいた場所に現れたという。襲われた児童は負傷したものの命に別状はなく、病院で手当てを受けている。警察がこのカイマンを捕獲したが、重さは100キロもあったという。

■ボヤカ、大雨被害 Caracol Radioの記事
ボヤカ県で、大雨により住宅が損傷を受ける事態が起きた。被害が大きいのはサンタナの行政地域内で、これまでに住宅1棟が全壊し、20棟が一部損壊したという。この地域内では浸水や道路の冠水なども相次ぎ、被害の概要はまだ完全には把握されていない。雨季に入った同県では、雨が多い状態が続いているという。


【ベネズエラ】

■カラカス、老人ホーム火災 El Uniersoの記事
カラカスの老人ホームで23日夜、火災があった。この事態が起きたのはモエダノ通りに面する施設「チバコア」で、現在までに入所者ら8人が死亡し、10人が煙を吸うなどして病院に搬送された。また消防は、32人を救助している。火が出た原因などについては、まだ明らかになっていない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、OAS再加盟 El Universoの記事
米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総裁は、同機関へのキューバの「再加盟」の実現に意欲を示した。北中南米各国が加盟するこの機関だが、米国の強い意向によりキューバは資格停止の処分を長期間、受けていた。しかし米国とキューバの関係が正常化に近づき、OASのこの処分の解除の機運が高まっていると同総裁が見方を示した。

■コスタリカ医大、消極的安楽死を支持 Caracol Radioの記事
コスタリカの医科大学は、「消極的安楽死」の法制化を支持した。大学の学長が、この法案の検討を進める議会で、支持を表明したものだ。消極的(受動的)安楽死は、末期患者などに家族の合意を得て行なう安楽死で、現在はコスタリカでは認められていない。同学長は、ターミナルケアの新たな選択肢として、この制度化を求めた。

■モンテビデオ空港、大量MDMA El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオのカラスコ国際空港で、大量の合成麻薬MDMA(エクスタシー)を保持していたスペイン人の男が逮捕された。この66歳の男はアルゼンチンに向かおうとしたが、預け荷物の中にMDMA1万4619錠を入れていたという。見つかった錠剤は白色の「オメガ」と呼ばれるもので、重さは4.4キロ、時価73万ドル相当だ。


【国際全般】

■ベイルート、デモで市街戦 CNNの記事
レバノンの首都ベイルートは、市街戦のような状況だ。先週末から、若者らによる反政府デモが行なわれているが、これを鎮圧しようとする警官隊との間で戦闘状態となった。デモ隊側は石や火炎瓶を投げ、警官は催涙ガスで応戦している。これまでに数十人が負傷し、病院で手当てを受けている。若者らは仕事を求め、貧困から脱することを政府に求めている。