2015.08.27

【ボリビア】

■エボ、原子力センター「やり遂げる」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はラパス近郊のマジャシージャへの「原子力研究センター」建設をやり遂げる、と断言した。政府はこの土地収用法案を議会に提出しているが、マジャシージャの住民自治会が立地への反対運動を展開している。モラレス大統領は26日、大統領府でメディアに対し、国の原子力開発上重要な施設になると、計画を推し進める姿勢を示した。

■「X線よりも線量低い」 Página Sitteの記事
ラパス近郊のマジャシージャに建設される予定の原子力研究センターの放射線量は、X線よりも低いという。原子力の専門家が明らかにしたものだ。国は2025年までの原発稼働を目指すが、この研究機関でデータなどを集める考えだ。マジャシージャの住民らは漠然とした不安を訴え、9つの自治会が反対集会を開いている。

■エボ再選反対署名 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領の再選に反対する署名集めが始まった。野党を中心に全国で行なうものだ。現行憲法の規定で2019年大統領選にモラレス大統領は出馬できないが、与党MAS内にこれを可能とするための憲法改正を図る動きがある。しかし世論調査によると国民の過半数は、モラレス大統領の続投には反対の考えを示している。

■靴の紐、権力濫用ではない Eju.tvの記事
エボ・モラレス大統領は「靴の紐問題」について、権力濫用ではないと語った。公務中、モラレス大統領が履いている靴の紐がほどけ、警備員がこれを結び直す映像が捉えられた。野党は靴の紐を結ぶ行為は公務員の仕事ではないと批判したが、モラレス大統領はこれに対し、この職員が気遣いから結んでくれたもので、命令したわけではないと反論した。

■エボ、インスルサ批判 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、米州機構(OAS)の前総裁、ホセ・ミゲル・インスルサ氏を批判した。同氏はボリビアがチリに求める海岸線問題について、「特定の立場を支援したことはない」と発言した。しかしモラレス大統領は同氏が総裁時代、この件について再三話し、一定の約束を得ていたと反論した。同氏に対してはガブリエラ・モンタニョ上院議長も厳しい批判を行なっている。

■MAS、サンタクルスとの約束守る El Deberの記事
与党MASは、サンタクルス市と市民との約束を守る姿勢だ。政府は同市内への鉄道網の整備などについて約束をしていた。市議会に対し、これらの計画を実現させる方針をあらためて伝え、協力を求めたものだ。鉄道整備については、トランビア(路面電車)と近郊鉄道を設ける計画だ。

■パラナ川で海軍演習へ El Deberの記事
ボリビア海軍はパラナ川で航行演習を行なうという。この川が面するブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイの軍隊との共同で、今月31日から来月3日にかけてこの演習を実施する。内陸国のボリビアだが、19世紀までは海岸線を有し、さらに海の回帰を諦めないため海軍を今も存続させている。

■ブラジル国境道、封鎖続く El Deberの記事
サンタクルスのブラジル国境の町、プエルト・スアレスに至る道路の封鎖が続いている。ムトゥン製鉄所の労働者らが、賃金の全額即時払いを求めた動きだ。この労使闘争は一度、労働省の斡旋で妥結したが、組合側はその後も賃金の支払いが行なわれていないとして、闘争が再燃した。

■パラグアイと対薬物協力強化へ La Razónの記事
ボリビア、パラグアイ両国は、両国間の薬物密輸や生産についての取締りの連携を強化することで合意した。両国の担当者がサンタクルスで会談を行ない、合意したものだ。薬物問題は現在、南米では国境を越えた問題で、この2国間国境も麻薬組織の暗躍が伝えられている。ボリビアはペルーやブラジルとも、この件についての連携を強めている。

■小麦自給率引き上げ政策 El Deberの記事
ボリビア政府は、小麦自給率を引き上げる政策を明らかにした。エボ・モラレス大統領は、小麦の自給率が48%にとどまっていることを嘆いた。この上で、小麦生産に対する助成を強化し、この比率の引き上げを政策的に図るという。さらに小規模農家からの小麦の政府買取も進める方針だ。

■東部、エル・ニーニョの影響大きい El Deberの記事
国防省は、東部ボリビアがエル・ニーニョ現象の影響を強く受けるとの見方を示した。現在、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象が過去最大規模で起きていることが伝えられている。同省はこの現象で雨の降り方が大きく変わり、サンタクルス、ベニ、パンド県などで大雨による水害や、渇水が起きる危険性が高いと予報した。

■高齢者虐待、3133件 El Deberの記事
2014年、国内では高齢者に対する虐待が3133件告発されたという。26日の高齢者の日の機会に、オンブズマン機関が明らかにした数字だ。女性、こども、若者に対する虐待に続き、高齢者への虐待告発も増加傾向にあるという。また同機関は、ボリビア社会では高齢者に対する虐待の実態が理解されていない、とも指摘した。

■弟を守ろうとした兄が殺害される El Deberの記事
サンタクルスで、23歳の弟を暴漢から守ろうとした27歳の兄が、殺害された。24日深夜、この弟は友人たちと会った後、歩いて自宅に向かっていた。家のすぐ近くでこの弟は暴漢に襲われ、殴られるなどした。物音に気づいた兄が駆けつけたが、代わりに暴行を受け、その後搬送先の病院で死亡が確認されたという。

■ボリビアのダンス、ユネスコで披露 Página Sieteの記事
ラパスのフォルクローレダンスグループ「Bafopaz」がパリのユネスコ本部で、ダンスを披露した。1250人の観衆の前で、チュータやワイーニョなどの踊りを踊ったという。ボリビア文化を各国代表に伝えるための場で行なわれたものだ。国内ではフォルクローレの祭典オルーロのカルナバルが、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。


【ペルー】

■リマ、小型機墜落 Perú21の記事
リマのビジャマリア・デル・トリウンフォに、小型機が墜落した。26日昼過ぎ、小型機がエル・ミラドール山の突っ込んだもので、この機に乗っていた3人全員が死亡した。事故を起こしたのはセスナ機で、飛行目的などは分かっていない。リマでは今月13日、空軍の小型機がカンデラリア山に墜落する事故が起きたばかりだ。

■ビバコロンビア、ペルー路線拡充検討 Gestiónの記事
コロンビアのLCCビバコロンビアが、ペルー路線の拡充を検討している。同社は8か月前にボゴタ-リマ線を開設したばかりだ。この路線が好調なことからリマとメデジン、カリ、カルタヘナを結ぶ路線や、ボゴタとクスコ、アレキパを結ぶ路線の新設を検討しているという。また同社はボゴタ-リマ線のデイリー化も今年末までに実施する方針だ。

■タクナ、ロゴ導入 RPPの記事
国内南端のタクナは、産品や観光をアピールするため町の「ロゴ」を新たに導入した。この「マルカ・タクナ」(タクナマーク)は、タクナのスペルをデザインしたもので、地域産品は許可を得て商品などにつけることができる。マーケティングのためのロゴ導入はペルー産品を促進するプロム・ペルーも実施しており、都市ではボゴタやバルセロナなどで導入例がある。

■マクド、キヌアバーガー El Comercioの記事
マクドナルドはドイツ国内の店舗で、ペルー産キヌアを使用したハンバーガー商品を発売する。この商品は「ベジー・クラブハウス」で、同国の1450店で販売される。同社はすでに、キヌアの高い栄養価などをアピールしたプロモーションフィルムを流している。ペルーではキヌアの増産が続き、今年は生産量がボリビアを抜き、世界1位となった。


【チリ】

■第4州、観光と農業に注力 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州は、観光業と農業に活路を見出そうとしている。中国に端を発した世界経済の混乱で、鉱山業が現在、厳しい局面に置かれている。同州の総生産の40%をこの分野が占めており、地域経済の活性化の上で観光業、農業に注力する必要があるとカトリック大学が指摘したものだ。

ペウェンチェ国境、閉鎖中 BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州とアルゼンチンを結ぶペウェンチェの国境は、閉鎖中だ。地域行政によると、この国境道である115号は大雪で、車の通行ができない状態となったという。同州内陸は悪天候に見舞われ、広い範囲で降雪があった。この道路の通行再開には、最低でも2日はかかる見通しで、通行を予定する人に対し迂回が呼びかけられている。


【アルゼンチン】

■サラド川氾濫、80万haが水没 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州を流れるサラド川の氾濫で、80万ヘクタールが水没したという。浸水は市街地、農地を問わず発生しており、26日朝の時点でも川の水量は依然として多い状態が続いている。集落によっては島のように孤立した状態のところもある。道路や鉄道など交通にも支障が生じており、正常化にはなお時間を要するとみられる。

■青ドル、一時16ペソ台 La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は26日、一時16ペソ台に載った。25日、青ドルは過去最高値となる15.97ペソをつけたが、この日も続伸しピーク時には16.05ペソとなった。その後値を下げ、15.92ペソで終えている。一方の正規レートも上昇し、9.30ペソとなった。

■コルドバ、犬が増えすぎた町 Clar&aicute;n.comの記事
コルドバ近郊のエスタシオン・ヘネラル・パスでは、犬の「人口」が人のそれを上回ったという。コルドバ市の北30キロのこの町の人口は2300人で、市街にいる犬の数は3000匹と推定されている。もともと家庭で飼われる犬が多く、これに加え飼育放棄で野生化した犬も多いという。保健行政はこの状況に、懸念を示している。

■ビシタクシーがお目見え Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは自転車動力によるタクシー、「ビシタクシー」がお目見えした。営業しているこのタクシーはまだ1台のみとみられ、目撃した人によるSNSへの投稿が相次いでいる。欧米などで一般的なベロタクシーではなく、アジアなどでみられる手作り感の残る仕上がりだ。


【エクアドル】

■チンボラソの遺体、身元判明 El Universoの記事
チンボラソ山で22日に発見された3人の遺体について、身元が判明した。標高5650メートルで発見されたこれらの遺体は、1993年11月に発生した雪崩で不明となっていた10人のうちの3人とみられていた。調べにより、この3人はエクアドルの2人とチリの1人であることが分かり、すでに遺体は家族のもとに送られたという。


【コロンビア】

■アビアンカ利用、10.8%増 El Espectadorの記事
アビアンカグループのこの6月の利用は、前年同月比で10.8%増えたという。同社が26日、明らかにしたものでこの月の総利用者数は250万人だった。1~6月の利用者総数は1610万人で、この数は2014年同期比で9.4%の増加となっている。コロンビア、エクアドル、ペルー各国の国内線の利用が13.3%と高い伸びを記録した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■日本、ニカラグアの津波情報支援 El Paísの記事
ニカラグア、日本両国は、津波防災について調印した。ニカラグアの領土研究機構内に津波センターを設け、津波についての情報収集や有事発生の際の対応にあたるシステム構築において、日本側が技術協力するものだ。環太平洋造山帯に位置する両国はともに地震国で、日本は2011年3月の大地震で津波による甚大な被害を出している。

■モンテビデオで略奪 El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオで略奪が起きた。25日22時頃、マルビン・ノルテのスーパーに20人ほどのグループが押し寄せ、ガラス窓を破り閉店後の店内に侵入した。一団は、店内にあった酒瓶や携帯電話などを奪い、逃げた。店内に人はおらず、負傷者などはいない。警察はこの略奪に加わった5人を拘束している。

■メキシコ、LCCの明暗 Reporturの記事
メキシコのLCCの間で、明暗が分かれている。同国ではLCCであるボラリス、インテルジェットの2社の業績が急拡大し、シェアを伸ばしている。しかしもう1社のビバアエロブスについてはこの上半期、利用が前年同期比で1.7%のマイナスになるなど、業績が悪化している。相対的に同社の機体トラブルが多く、利用者がこの点を厳しく評価しているとみられる。

■エア・パナマ、コスタリカ新路線 Inside Costa Ricaの記事
パナマの航空会社エア・パナマが、10月からコスタリカへの新路線を開設する。パナマのリゾート地ボカス・デル・トーロとサンホセを結ぶ路線を週3往復で運航するもので、この便は中途のダビドを経由する。この路線の運航について、エア・コスタリカがジョイントベンチャーとして参加するという。

■ウルグアイ、殺人の増加 Caracol Radioの記事
ウルグアイでは今年上半期、殺人件数が増加した。同国の暴力犯罪オブザーバーによると、この1~6月に国内で発生した殺人件数は154件と、前年同期比で8.5%増えた。犯罪件数全体も43%増加しており、強盗事件は21%、家庭内暴力事件は14%増えている。また殺人のうち93件はモンテビデオ市内での事件だ。


【国際全般】

■カタール航空、「差別」撤廃へ El Universoの記事
カタール航空は26日、国際労働機関(ILO)に指摘された「差別」を撤廃することを明らかにした。同社は妊娠した客室乗務員に対し、契約解除を迫る態度をとり、ILOが問題視していたものだ。同社の広報はこの件について、この半年間でこの措置については全廃したことを明らかにした。同社の客室乗務員は9千人で、このうち75%が女性となっている。