2015.08.28

【ボリビア】

■エボ、原子力センターは必要 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は「原子力センター」が必要と力説した。政府はラパス郊外のマジャシージャにこの施設を設ける計画だが、地元の自治会が反対の声を上げている。これに対しモラレス大統領は、この施設は原発ではなく危険性が低いと説明した。また南米各国で、原子力センターを持たないのはボリビアだけだ、とも述べている。

■エボ「痛みが出ても実行する」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、原子力センター建設構想について、国民や政権に「痛み」が生じてもやり遂げると断じた。ラパス郊外のマジャシージャにこの施設を設けるための土地取得法案を政府は議会に提出した。地元では反対運動があるが、国のエネルギー政策、科学政策の上でこの施設の実現は譲れないと強い覚悟を示した。

■エネルギー相も安全を強調 El Deberの記事
エネルギー担当のルイス・アルベルト・サンチェス大臣も、原子力センターの安全性を強調した。政府はラパス郊外のマジャシージャにこの研究施設を設ける方針だが、反対運動が起きている。同大臣は、この施設からの放射性物質汚染の可能性はなく、むしろ雇用が創出されると利点を強調した。

■エボ、イラン訪問か El Deberの記事
エボ・モラレス大統領はこの9月にも、イランを訪れる可能性がある。同国の首都テヘランでは3回めとなる国際ガス輸出国フォーラムが開催される。輸出国であるボリビアはこの会議への参加を決め、日程によってはモラレス大統領の同国訪問の可能性もあるという。すでに主催側から、モラレス大統領に招待状が届いている。

■コカ葉視察で米国を招待 El Deberの記事
外務省は米国に対し、国内のコカ葉視察を招待する文書を送った。国連薬物犯罪事務所は先日、南米各国のコカ葉生産や流通の実態を報告した。ボリビア国内では法令1008号に基づき、生産や流通は厳しく運用されているが、この報告書と実態に乖離があると政府は主張している。同機関に強い影響力を持つ米国に、実態を見るための視察を求めた動きだ。

■CBBA、鉄道反対スト Los Tiemposの記事
コチャバンバでは9月2日、24時間の交通ストライキが行なわれるという。ミクロやミニブスなどの交通事業者の団体が行なう社会闘争だ。政府は、現存鉄道網を活用する形で、近郊鉄道を設ける計画を示している。この計画が進められれば、車輌旅客交通が影響を受けることは必至で、これに反対する動きだ。

■キロガ氏、チリ外相を批判 La Razónの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、チリのエラルド・ムニョス外相の発言を批判した。ボリビアは1904年の平和条約に基づきチリに海岸線を要求しているが、同外相はこの要求の前提を否定する発言をした。キロガ氏は同氏の発言が、ボリビアに発展をやめろという暴言にあたると批判した。現政権と対峙するキロガ氏だが、海の問題では協調姿勢を示している。

■エボ再選は「既定路線」 El Deberの記事
与党MAS幹部のアルフレド・ラダ氏は、エボ・モラレス大統領の再選は「既定路線」と語った。同氏はボリビアの社会発展、改革を行なう上で、モラレス大統領の再選が必要と力説した。モラレス大統領の次期選挙出馬のためには憲法改正が必要で、与党MAS内ではこの事務手続きに向けた準備が始まっている。

■ブラジル国境道封鎖、続く El Deberの記事
サンタクルス県のブラジル国境、プエルト・スアレスへの道路の封鎖はまだ続いている。ムトゥン製鉄所の職員らが賃金の即時全額払いを求めた動きだ。この封鎖の影響で、国内とブラジルを結ぶ物流、交通に大きな支障が生じている。労使間交渉が再開する見通しが立っておらず、封鎖が長期化する可能性もある。

■オルーロのテレフェリコ駅、特色あるものに FM Boliviaの記事
オルーロで建設が着工されたテレフェリコ(ロープウェイ)の駅は、特色あるデザインになるという。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が明らかにしたもので、巡礼地をテーマとしたデザインが採用される見通しだ。このテレフェリコは市内と聖母ソカボン像が立つサンタバルバラ山を結ぶものだ。

■アーモンド加工工場 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は27日、アーモンド加工工場のオープンセレモニーに参列した。この施設はパンド県のセナに設けられたもので、地域産のアーモンドの一次加工が行なわれる。東部ボリビアではアーモンドの生産が盛んで、この工場立地で新たに180人の雇用が生まれることになる。

■ビジャ・トゥナリ、強風被害 Página Sieteの記事
コチャバンバ県熱帯地方のビジャ・トゥナリでは、強風による被害が出ている。27日未明、一帯では強風が吹き、地域の複数の住宅で、屋根が吹き飛ばされる被害が生じた。さらに倒木により、駐車中の車が押し潰される被害もあった。同様の被害は近隣のクリスタル・マユやエテラサマでも報告されている。


【ペルー】

■水道管破裂で床上浸水 Perú21の記事
リマ、スルコで水道管が破裂する事故があり、この影響で近くのコンドミニアムの1階部分が浸水した。27日、モンテス・クラロ通りに敷設してある水道管が破裂し、大量の水が噴出した。浸水したこの建物の1階に住む8世帯が、被害を受けた。消防も出動したが、自然災害による洪水と異なる状況のため、対応が後手に回ったという。

■リマ-ワンカヨ、大幅な遅れ Correo Perúの記事
リマとフニン県のワンカヨを結ぶバスの便では27日、大幅な遅れが生じた。通常、この区間を走行するバスの便は5時間以内で到着するが、この日は最大で12時間を要した。中央道のチルカ付近で三重衝突事故があり、交通量の多いこの道路区間の通行に支障が生じたためだ。


【チリ】

■学生デモの日 La Terceraの記事
27日、国内各地で学生によるデモ行進が行なわれた。大学生や中等学校の学生らの団体が企画したもので、教育制度改革などを政府に求めた動きだ。首都サンティアゴでは、エスパーニャ広場でこのデモ隊と警官隊の間で小競り合いが起きている。一方第10(ロス・ラゴス)州都プエルト・モントでは、行進は平和的に行なわれた。

■メトロトレン、緊急延長 La Terceraの記事
チリ国鉄(EFE)によるメトロトレンは27日、緊急に運転区間を延長した。現在、トラック輸送業者らによるストが行なわれており、サンティアゴと南部を結ぶ5号線が封鎖されている。この封鎖で移動できない人を救済するため、通常はリナレスまで運転されているメトロトレンが、第6(オイヒンス)州都ランカグアまで延長された。


【アルゼンチン】

■スーパー販売、12.3%増 La Nacionの記事
この7月の国内スーパーの販売額は前年同月比で12.7%増、ショッピングセンターに至っては25.7%増だったという。国立統計機構(INDEC)が明らかにした数字だ。しかしこの12月で、16.2%のインフレが起きており、販売は実質的にマイナスとの指摘がある。民間コンサルタントは、18か月連続で販売が実質、前年同月を割り込んでいると分析している。

■青ドル、反転して下落 La Nacionの記事
平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は27日、反転して下落した。今週に入り青ドルは上昇を続け、26日には一時、過去最高値の16.05ペソを記録したが、この日は下落し、15.63ペソで終えた。急激な上昇による政府介入などを警戒した動きとみられる。一方の正規レートは1ドルは9.30ペソとなっている。

■動物園、オタリア2頭が死ぬ Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市立動物園で、飼育されていたオタリア2頭が、相次いで死んだという。オタリアの寿命は20~25年ぐらいだが、死んだ2頭は10~15歳ぐらいだった。一頭は一日15回にわたるショーの直後、もう一頭は観客による餌づけの直後に死んだという。動物愛護のNGO団体は、これらのオタリアが大きなストレスを受けていた可能性を指摘している。

■7月の航空旅客、10.3%増 Minuto Unoの記事
この7月の航空旅客利用は264万8146人と、前年同月比で10.3%の増加だった。国内空港の管理業務を行なうアルゼンチン2000が明らかにした数字だ。国内線は16.5%増の165万6235人、国際線は96万8620人だ。空港別でもっとも多いのはブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)で97万9749人となっている。

■リネアH、新車輌到着 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHに使用される新車輌6輌が、国内に到着した。到着した車輌は、リネアAやBに導入されたものと同様に空調つきだ。同路線は現在も、路線延長に向けた工事が進められており、新車輌導入で輸送力の強化が図られることになる。

■モレノ、いじめ動画 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、モレノの学校で撮影された「いじめ動画」が波紋を広げている。13歳の女子生徒が、学校の中庭で同級生ら20人から、殴る、蹴るの暴行を受けるシーンを撮影したものだ。この女子生徒が、同級生男子の病死についてFacebookで言及したことが、いじめにつながったという。


【エクアドル】

■コトパクシ、噴出続く El Universoの記事
活発化しているコトパクシ火山からの、ガスや火山灰の噴出が続いている。地質機構によると25日18時から26日朝6時までの12時間に、火山性の地震が23回観測されるなど、依然として活発な状態が続いている。26日夜には、火口から1500メートルの高さまで噴煙が上がった。この火山は標高5897メートルで、国内ではチンボラソ山に次いで高い。


【コロンビア】

■ウィラ、畜産の危機 Caracol Radioの記事
国内南部、ウィラの畜産や酪農が、危機に瀕しているという。地域の畜産基金が明らかにしたもので、雨不足により地域の5行政地域で、飲み水や飼料が不足する事態が生じている。すでに牛200頭が死んだことが伝えられており、とくに今後牛乳生産が大幅に落ち込む可能性があるという。


【ベネズエラ】

■国境2空港、閉鎖 La Vanguardiaの記事
コロンビア国境の2空港が、無期限で閉鎖された。ベネズエラ政府は密輸対策などを名目にコロンビア国境を封鎖し、全長2219キロにわたる国境が大きく混乱している。この空港閉鎖は、この国境問題による混乱を受けた措置だ。現在、国境エリアで機能しているのはタチラ州都サンクリストーバルにある空港のみとなっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、渇水に直面 El Salvadorの記事
ユニセフは27日、ホンジュラスが雨不足により、深刻な渇水に直面しているとした。ユニセフのテグシガルパの事務所によると、同国の298の行政地域のうち164が雨不足に陥っており、今後トウモロコシや大豆など、農業に大きな影響が生じる可能性があるという。同機関は官民一体となって、この対策に乗り出す必要があるとした。

■反政府デモ、マクドも閉まる Jornadaの記事
グアテマラでは27日、全土で反政府デモが行なわれた。汚職報道が相次ぐオットー・ペレス政権の退陣を求めた全国的な動きで、先週検察が、立件方針を示したことを受け行なわれたものだ。この大きなうねりの中、マクドナルドやドミノピザなど外食チェーンもこの日、営業を見合わせる事態となった。

■ニカラグア地震会議 La Prensaの記事
ニカラグアでは26日から、3回めとなる地質会議が行なわれている。地質・地球物理学機関が主催するもので、地質や地震の専門家らが意見を交換する場だ。今回はとくに、首都マナグア近辺の活断層について、詳細な報告が行なわれた。環太平洋造山帯に位置する同国は地震国で、マナグアも繰り返し、大きな地震に見舞われている。