2015.09.02

【ボリビア】

■後任は前ラパス県知事 El Deberの記事
インディヘナ基金をめぐる汚職疑惑で辞任したネメシア・アチャコリョ農村開発相の後任に、前ラパス県知事のセサル・コカリコ氏が就任した。同氏は1日20時過ぎ、大統領府で就任式に臨み、宣誓を行なっている。アチャコリョ氏は疑惑への関与を否定しており、早期の辞任、後任就任で政府はこの件への幕引きを急ぎたい考えだ。

■ボリビアは地域のエネルギーセンターに El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は1日、ボリビアは南米の「エネルギーセンター」になると宣言した。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内での電源開発を進め、周辺国に輸出する準備を進めている。この上でモラレス大統領は、さまざまなエネルギーの開発可能性に触れ、原子力発電計画の重要性を暗にほのめかした。

■マジャシージャと対話へ Página Sieteの記事
政府側は、ラパス近郊のマジャシージャの住民代表との対話に臨む姿勢を示した。政府はこの地に、国内初となる原子力センターを建設する方針だ。しかし住民側は漠然とした不安から、この計画に反発、反対している。政府側は住民に対し丁寧な説明を行ない、理解を得たいとして対話を受け入れる姿勢を示した。

■イランも原子力開発に協力へ Página Sieteの記事
ボリビアは原子力エネルギー開発において、イランからも協力を受ける。同国のモハメド・ヤバド・ザリフ外相が来暮し、フアン・カルロス・アルラルデ副外相と会談し、合意したものだ。政府は原子力エネルギー開発を進める計画で、すでにアルゼンチンやロシアなどからの協力の約束を取りつけている。

■原子力施設はオリノカへ Correo del Surの記事
ラパス近郊のマジャシージャへの原子力センター立地に反対するグループは、この施設をオルーロ県の寒村オリノカに設けることを求めた。グループは人口集積地にわざわざ立地するよりも、人口も少なく用地も豊富なオリノカに設けるべき、と声を上げた。オリノカはエボ・モラレス大統領の出身地だ。

■女性閣僚、29%に Página Sieteの記事
汚職疑惑によりネメシア・アチャコリョ農村開発相が辞任したことにより、閣僚に占める女性の割合は29%に低下した。エボ・モラレス大統領は女性参画社会をめざし、閣僚の半数を女性としたい姿勢を示していた。しかしこの辞任により、女性閣僚の割合は33%からさらに下がることとなった。農村開発相の後任には前ラパス県知事が就任している。

■ポトシ、M3.8の地震 El Deberの記事
ポトシ県で1日朝6時28分頃、軽度の地震が発生した。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はサンアントニオ・デ・リペスの北東34キロ、ポトシ市の南西232キロで、震源の強さはマグニチュード3.8だ。この地震による人や建物への被害報告はない。同県では震源の深い地震が比較的多い。

■番号ポータビリティ、導入を発表 El Deberの記事
マルコ・アントニオ・バスケス交通通信副相は、携帯電話の番号ポータビリティシステムの導入を発表した。現在、国内の携帯電話利用者がキャリアをまたいだ場合、番号が変わる状況となっている。同じ番号を持ち運べるシステムの導入を、内閣が承認したという。この番号持ち運びは、2016年末にも実現する見通しだ。

■警察、フリアカ事件への関与を否定 El Deberの記事
ボリビア警察は、自国警察官の「フリアカ事件」への関与を否定した。ペルー、プーノ県のフリアカ空港で先週末、武装強盗が入り込み大量の現金や金塊を持ち去る事件が起きている。この事件でボリビア国籍の男を含む容疑者6人が拘束されているが、同国ではボリビアの警察官の関与が憶測されていた。盗まれた金の一部は、ボリビア国内に持ち込まれたとみられている。

■携帯ながら運転、処罰対象に La Razónの記事
ボリビアでは自動車の運転をしながら、携帯電話で通話をしたり、操作をしたりする行為が、新たに処罰対象となる。これまでもこうした行為は禁じられていたが、道路交通法の改正により、飲酒運転やスピード違反など同様に処罰の対象となることとなった。国内ではこうした「ながら運転」による事故が、増加傾向にあるという。

■ラパス、2日のストは中止へ Página Sieteの記事
ラパスの公共交通機関の運転手らが実施を通告していた2日のストライキは、中止となった。運転手らは、行政側に対し運賃の値上げを認めるよう求め、この日の朝からストを行なう方針を示していた。しかし運転手らの代表と市側が対話の場を持つこととなり、この日のスト実施については回避されることとなった。

■エルアルト、10人のシマウマ Página Sieteの記事
エルアルト市内では10人の「シマウマ」が活動している。ラパス市は若年層の雇用機会拡大と交通マナー向上を狙い、シマウマのきぐるみによる市街での交通指導事業を行なっている。これらのシマウマの活動が、エルアルトにも広げられることになり、現在は一日10人ほどが、指導などを行なっているという。


【ペルー】

■マチュピチュ村、橋の架け替え El Comercioの記事
クスコ県のマチュピチュ村にかかる橋の架け替えが決まったという。地域行政側が明らかにしたもので、老朽化したルイナス橋を新たにかけ直す計画が、国と県の協力で実現することとなった。この橋は地元住民だけでなく、観光客も多く利用し、安全保持のため喫緊の計画と国なども判断した。工事期間中、仮設橋が設けられる予定だ。

■ワンカヨ、犬が燃やされる El Comercioの記事
ワンカヨで、犬が生きたまま燃やされる事件が起きた。エル・タンボのリベルタ通りに住む60代の女が、犬にガソリンをかけ、街路で火をつけ殺した。この女は、この犬が皮膚病を患っていたため、この行為に及んだとしている。この事態に心を痛めた近隣住民が、この女の家の前で抗議デモを行なった。

■ランバエケ、オタリア大量死 El Comercioの記事
ランバエケ県の海岸で、オタリアが大量死した。サンタロサの海岸を中心とした58キロで、合わせて45頭の死骸が確認されたという。いずれも餓死したとみられ、ペルー海洋機構は漁船の魚群探知機の影響で方向感覚を失い、海岸にうち上がった可能性があるとの見方を示している。

■プーノ、大量の水銀を押収 Los Andesの記事
プーノの税関は、大量の水銀を押収した。フリアカの倉庫で発見、応手されたのは1035キロにのぼる水銀だ。この水銀は、県内で違法操業されている鉱山向けに準備されたものとみられている。水銀は人体に重大な健康被害をもたらすおそれがある金属で、この水銀が保管されるようになった経緯などが、慎重に調べられている。

■リマ、地下BRT El Comercioの記事
リマでは新たに地下BRTを設ける計画が浮上している。市内では2010年から、専用軌道を通るバスであるメトロポリターナ・ブスが運行されている。さらなる市内の交通網の整備の上で、地下鉄ならぬ地下バスを整備する計画だ。同様の事例はブラジルのリオデジャネイロにあり、この例にならい計画を進めるかどうかが判断される見通しだ。

■モノポリー、ペルー代表決定 Perú21の記事
世界的に人気が高いボードゲーム、モノポリーの世界大会に出場する、ペルー代表が決まった。マカオで行なわれるこの国際大会に出場するのは、エンジニアのルイス・カスティリョさんだ。この国際大会は9月7日から9日まで開かれ、世界114の国と地域から、選手が参加する。


【チリ】

■スカイ航空、思い切った低運賃も Economia y Negociosの記事
LCC化を発表したスカイ航空は、今後思い切った運賃値下げやプロモーションを展開する計画だという。同社CEOが明らかにしたもので、サンティアゴとテムコ、コンセプシオン、ラ・セレーナを結ぶ路線では片道1万ペソを切る運賃を提示する予定だ。同社は今後1年でLCCに移行し、この4日からは機内食が有料化される。

■第1州でM5.6の地震 La Terceraの記事
1日12時28分頃、第1(タラパカ)州でやや強い地震が起きた。観測機関によると震源はカミーニャの南51キロで、震源の強さはマグニチュード5.6、震源の深さは114キロだ。この地震により州都イキケやアルト・オスピシオでメルカリ震度5、第15(アリカ・パリナコタ)州のアリカでは同震度4の揺れがあった。


【アルゼンチン】

■ラ・プラタ川、キルメスで氾濫 La Nacionの記事
ラ・プラタ川が1日、ブエノスアイレス近郊のキルメスで氾濫した。市街地の街路が浸水するなどの被害が生じ、この周囲の学校は休校措置がとられた。この川の水位が高い状態は続いており、ティグレやサンフェルナンドなどでも、同様の氾濫が起きる可能性がある。州内では8月、サラド川の氾濫による大きな被害が出たばかりだ。

■サルミエント線で脱線事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線で1日朝、脱線事故があった。アエド駅を出ようとした編成が線路から外れたもので、転覆などには至らず、負傷者はない。この脱線車輌はやがて線路上に戻ったが、混雑時間帯であったことから、便は25~30分遅れ、多くの利用客に影響が広がった。

■ビシタクシー、営業禁止 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスに出現し、話題となっていた「ビシタクシー」について、行政側が営業を禁止した。自転車動力によるこのタクシーは、旅客営業上の許可を得ておらず、安全性も確保されていなかったという。パレルモでこの車輌が「摘発」され、運転していた男に営業の禁止が通告されたという。

■新駅、未だ開かず Clarín.comの記事
ブエノスアイレス近郊路線ベルグラノ・ノルテ線に開業したはずの「シウダー・ウニベルシタリア駅」が、未だ開かないという。先週末、クリスティナ・フェルナンデス大統領やフロレンシオ・ランダッソ交通相参列のもと、開業式典が行われたが、その後この駅は開かず、利用できない状態だ。今の時点で、いつから一般客が利用できるか、分かっていない。


【エクアドル】

■コロンビア-ベネズエラ、平和的解決を求める El Universoの記事
エクアドル外務省は、コロンビア、ベネズエラ両国間の平和的解決を求めた。両国間では「経済戦争」により国境が封鎖され、緊張が高まっている。外務省は「緊急の、正義に基づく解決」を両国に求める声明を出した。南米諸国連合(Unasur)はこの問題を話し合うため、本部のあるキトで緊急会合を行なう。


【コロンビア】

■ICパスポートがスタート Caracol Radioの記事
1日、IC搭載の電子化パスポートの発行が始まった。この日から、発行されるパスポートは新型に移行し、発行手数料は13万7千ペソ、緊急発行は15万5千ペソに値上げされる。来年からの欧州連合(EU)のシェンゲン協定加盟国へのビザなし渡航について、このIC搭載パスポートの保持が条件となる。

■カルタヘナ、ヘビ問題 Caracol Radioの記事
カリブ海岸の観光地、カルタヘナ市内北部の市街地に相次いでヘビが現れている。市側が市民に対し、緊急に注意を呼びかけたものだ。エル・ニーニョ現象による異常気象の影響で、本来は市街地にはいないヘビが拡散しているとみられる。ラファエル・ヌニェス空港の滑走路にもヘビが現れ、空港側も神経をとがらせている。


【ベネズエラ】

■刑務所火災、17人死亡 El Universoの記事
カラボボ州トクジートにある刑務所で火災が起きた。31日未明、この施設から火が出たもので、これまでに17人の死亡が確認され、11人が火傷などを負い、バレンシアの病院で手当てを受けている。この出火原因は、断線ではないかとみられている。NGOによると国内の刑務所では2014年、事故や事件などで受刑者309人が命を落としているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグア、日本式地デジ調印 Telesemanaの記事
ニカラグア、日本両政府は、地上デジタル放送技術導入についての覚書に調印した。ニカラグア政府は8月上旬、同国で日本式の地デジを導入することを決定していた。ニカラグア通信郵便機構は、国内への導入についてこの技術がもっとも適切と評価している。ラテンアメリカでは多くの国が、日本式技術を導入している。


【国際全般】

■カーボベルデにハリケーン News24の記事
西アフリカ、セネガル沖の大西洋上の島国、カーボベルデをハリケーンが襲った。同国気象台によるとハリケーン「フレッド」が31日、この諸島を直撃し、風速40メートルの風が吹きつけた。この影響で地滑りが発生し、海岸を高波が襲い、航空便はすべてキャンセルされた。この島国をハリケーンが襲うことは、きわめて珍しいという。