2015.09.06

【ボリビア】

■ボリビアはチリの虐待を受けている Página Sieteの記事
ダビド・チョケワンカ外相は、ボリビアが「チリによる虐待」を受けていると述べた。内陸国のボリビアは、チリとの間の平和条約で同国の港を外港として使用できる権益を得ている。しかしチリはこの条約を軽視し、ボリビアからの貨物の輸送や積み出しを阻害しているとあらためて指摘した。この上で「チリは、国際的な公約を守らない」と批判している。

■ダカール、タリハへ La Razónの記事
来年1月に開催されるダカールラリーは、タリハ県内を通過することが濃厚となっている。このルートはすでに発表されているが、開催国のペルーが離脱を表明したことから、関係筋が対応に追われている。公式発表はないが、国内ではラパス、オルーロ県がルートから外れ、代わりにタリハ県が入る見通しだという。

■アルゼンチン、ミサイルを申し出 El Deberの記事
アルゼンチンはボリビアに対し、ミサイルと航空機を申し出ている。両国の国防相会談が行なわれ、両国間の国防分野での協業、協調関係などについて話し合われた。この中で、アルゼンチン側は同国のミサイルと軍用機の導入をボリビア側に打診した。両大臣はこの件について、継続協議とすることに合意している。

■エボ、野党に「心配するな」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は5日、野党に対し「心配するな」と語った。現在与党MASは、エボ・モラレス大統領の再選を可能とするための憲法改正を図る準備を進めている。この動きを野党が批判しているが、「国民がNoと言えば、大統領としてのエボ・モラレスは終わる」として、その決定権限は国民にあるとの見方を示した。

■空軍パイロット、収監 El Deberの記事
薬物輸送に関わった容疑で逮捕された空軍のパイロットが、ラパスのサンペドロ刑務所に収監された。ジミー・ホセ・ウルサガステ・サバラ容疑者は、コカイン362キロを積んだ小型機を操縦した容疑で逮捕された。同容疑者は起訴の手続きがとられ、司法が収監を命じたものだ。国防を担う者の事件関与で、波紋が広がっている。

■BoA、737型機を新規調達 La Razónの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、新たに調達したボーイング737-300型機を報道にお披露目した。コチャバンバのホルヘ・ウィルステルマン空港で披露されたこの機体は、同社3機めの同型機だ。150万ドルを投じて調達したこの機体は、ブエノスアイレスやサンパウロへの路線に使用されるという。

■キヌア輸出、24%減 La Razónの記事
ボリビアからのキヌア輸出は今年、大幅な落ち込みを記録している。キヌア輸出業議会によると今年に入ってからの輸出額は1億5千万ドルと、前年同期の1億9664万ドルから24%減った。世界的景気の減速に加え、隣国ペルーが爆発的な増産に踏み切り、市場のバランスが崩れたことが要因とみられる。

■非識字、3.09% Página Sieteの記事
ボリビアの非識字率は3.09%まで下がったという。8日の識字の国際デーを前に、ノエル・アギレ教育副相が明らかにした数字だ。国内の非識字率は2001年時点では13.28%だったが、2005年に就任したエボ・モラレス政権による識字運動でこの比率は大きく下がった。現在、国内の非識字者の大半は60歳以上の女性だという。

■マディディ、新種5種 Página Sieteの記事
ラパス県アマゾン低地地方のマディディ国立公園では、5種の新種が確認されたという。科学者らによる巡検で発見され、その後新種と確認されたものだ。確認されたのはカエル1種、トカゲ1種、そして魚3種だ。国内の国立公園ではこの5年で、実に60の新種が発見、確認されている。

■歩行者の日は禁酒 La Razónの記事
6日にラパスで実施される「歩行者の日」には、同時に禁酒令も発令されている。自動車利用を控え、徒歩や自転車による移動を推奨するこの日は、市内を走行するバスの便なども限られる。市側は同時にこの日、アルコール飲料の販売や消費も規制しており、公共スペースでの飲酒などは処罰対象となる。

■船籍、3840ドル受取 El Deberの記事
ギリシャで摘発された船舶は、ボリビアの船籍を得るため3840ドルをこの国に支払っていた。この「ハダッド1」号は違法に武器を積載し、リビアに向かおうとしていた。内陸国のボリビアだが、便宜上船籍を置くケースは少なくない。ボリビア当局によると、自国船籍の船の不祥事について、ボリビアの責任はないという。

■ユンガス、バスが燃える La Razónの記事
ラパス県のユンガス地方で、乗客を乗せたバスから火が出る事故があった。事故を起こしたのはラパスからルレナバケに向かっていた、トランス・ルレナバケ社の便だ。カラナビとユクモを結ぶ区間を走行中、車体から火が出たという。この事態で乗客ら9人が火傷などを負った。原因は断線とみられるが、乗客らは避難誘導もなかったと、バス会社を批判している。

■薬物機摘発、34件 El Deberの記事
今年、国内で摘発された薬物輸送機は、34機にのぼる。警察の薬物捜査課が明らかにした数字だ。ボリビアにとどまらず、南米では現在、小型航空機による薬物輸送が大きな社会問題となっている。国内でも摘発が多く、その多くはブラジルに向かう機体だったとみられている。政府はペルー、ブラジル、パラグアイ各国と協力し、対応を強化している。

■オルーロ、189年 El Deberの記事
オルーロ県は5日、発足189年を迎えた。1826年のこの日、独立解放を進めたマリスカル・アントニオ・ホセ・デ・スクレが県の設立を宣言し、オルーロと命名したものだ。1825年8月6日の独立時にはチュキサカ、ポトシ、ラパス、コチャバンバ、サンタクルスの5県しかなく、オルーロはその1年後に独立したことになる。


【ペルー】

■プーノ、M4.4の地震 Los Andesの記事
プーノ県で5日午前2時37分頃、地震があった。地質機構によると震源はランパ郡内で、震源の強さはマグニチュード4.4、震源の深さは224キロだ。同機構によると、この地震の震源が深かったため地表ではほとんど揺れは感じず、被害も起きていないという。同県では時折、今回のように震源の深い地震が起きることがある。

■国立ルリン博物館、見通し立たず El Comercioの記事
文化省が昨年7月に発表した、リマ近郊のルリンへの国立博物館計画は、頓挫した状態にある。この博物館は、国内の遺跡から出土した物品などを展示するもので、今年の着工が予定されていた。しかし文化省によると、この建設の資金見通しが立たず、今の時点で着工できるかどうか不透明だという。


【チリ】

■バルパライソのメトロ、地下区間延長 La Terceraの記事
バルパライソとリマチェを結ぶメトロ(電車)の、地下区間の延長に向けた調査が行なわれる。この鉄道のバルパライソとビーニャ・デル・マールを結ぶ区間は2005年に地下化されたが、この地下区間をさらに5キロ延長する計画だ。この計画が進められると、全路線の3分の1が地下化されることになる。

■アントゥコ山で観光客救出 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のアントゥコ火山で、観光客2人が警察により救出された。この2人は山歩き中の事故で、標高1600メートル付近で身動きがとれなくなったという。通報を受けた警察官らが駆けつけ、この2人を山から降ろした。2人は負傷しており、病院での治療が必要な状態だった。


【アルゼンチン】

■ロカ線、代替コレクティーボ La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線の、代替コレクティーボ(路線バス)が運転される。この路線は電化、一部区間の複線化工事のため7日から90日間、運休となる。コンスティトゥシオンとラ・プラタを結ぶ全区間や、一部区間のコレクティーボが運転され、利用者の動線は確保されるという。

■タバコ、また値上げへ La Nacionの記事
国内では7日から、またタバコの価格が引き上げられる。インフレの進行にともなう値上げで、今回の上昇幅は平均8%だ。マールボロ・キングサイズは現行の25ペソから26ペソに、フィリップ・モリスは23ペソから24ペソに、ネクストは21ペソから22ペソにそれぞれ、改定される。今回の値上げは、今年に入り3度めだ。

■イグアス遊歩道が完成 La Nuevaの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園で整備が進められていた遊歩道「スペリオール」が完成した。イグアスの滝観光用に設けられたこの遊歩道は、全長1750メートルのうち1100メートルについて整備がなされた。この新遊歩道からは、イグアスの滝のダイナミックな景色が、安全に楽しめるという。

■新駅、学生たちは歓迎 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ベルグラノ・ノルテ線の新駅について、学生たちは開業を喜んでいる。2年前から政府が整備を進めていたシウダー・ウニベルシタリア駅がようやく開業したものだ。この駅は近くの大学の最寄駅で、ブエノスアイレス市内からの通学利便性が大きく向上する。


【エクアドル】

■コトパクシ、降灰続く El Universoの記事
コトパクシ火山の活動による降灰が続いている。標高5897メートルのこの火山は活発化し、周辺に対し警戒が呼びかけられている。国の防災機関によると4日には、ピチンチャ県のエル・チャピやマチャチに灰が降り、農家などが対応に追われた。今の時点で火山に近いキト、ラタクンガの空港への影響は生じていない。


【コロンビア】

■アルマグロ総長、ククタへ El Universoの記事
米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総長が、ベネズエラ国境のククタを訪れた。ベネズエラ、コロンビア両国は「経済戦争」により国境が封鎖され、緊張が続いている。同総長はマリア・アンヘラ・オルギン外相とともにこの国境地域を訪れ、避難者や送還者らの現状を視察した。OASもこの状況に懸念を示している。

■カルタヘナで停電 Carracol Radioの記事
カルタヘナ中心部、歴史的景観地区内で5日、停電が起きている。サントドミンゴ広場近くにある地下変電施設でトラブルが発生し、地域一帯への電力供給が絶たれたものだ。現在、電力会社エレクトリカリベ社の職員が復旧作業を進めており、同社はできるだけ早く回復させたい姿勢だ。

■ボゴタ、癌死亡率上昇 Caracol Radioの記事
ボゴタでは、癌による死亡率が上昇しているという。保健省によりコロンビア癌会議が開催され、その場で報告されたものだ。人口10万人あたりの癌死亡者数は2000年時点で72人だったが、2014年には98人まで増えた。もっとも罹患者が多いのは胃癌で、以下乳癌、前立腺癌が続く。ヒトパピロマウイルスが主たる原因の子宮頸癌については、件数が減少した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルセフ、欧州の移民政策を批判 News24の記事
ブラジル、ジルマ・ルセフ大統領は4日、欧州の移民政策を厳しく批判した。トルコの海岸で、シリア移民の男児が死亡しているのが見つかった件を受け、欧州各国が移民に対し「バリア」を設けようとしていると同大統領は断じた。この上でブラジルは多民族社会で、さまざまな移民を歓迎している、と述べた。

■エルサルバドル、安全への行進 El Salvadorの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルでは、若者らが安全を求めて行進した。若者らの団体が企画したもので、暴力が民主主義を脅かすとし、政府に対し強い対策を求めたものだ。ギャングの横行で同国では暴力事件が多発し、この8月には月間907件もの殺人事件が起きるなど、安全に対する懸念が国民間に広がっている。