2015.09.11

【ボリビア】

■エボ「吉報を待つ」 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は「吉報を待つ」と語った。ボリビアは平和条約に基づきチリに主権ある海岸線を求めているが、この件についてのチリの抗弁に対する裁定を国際司法裁判所が24日に示すことが明らかになった。モラレス大統領は、「ボリビアのみならず国際社会に法の正義を示すことになる」と、この裁定に期待を示した。

■ロドリゲス氏「裁定は通過点」 Página Sieteの記事
元大統領のエドゥアルド・ロドリゲス氏は、国際司法裁判所の24日の裁定は「通過点」との見方を示した。ボリビアがチリに海岸線を求めている件で、この日同司法はチリ側の抗弁に対する裁定を示すことになった。ロドリゲス氏は、この裁定が最終的な結論ではなく、ゴールはまだ先にあると語った。同氏は元最高裁長官で、この件についての特任大使を務めている。

■ボウドウ氏、ボリビアに海を El Deberの記事
アルゼンチンのアマド・ボウドウ副大統領はボリビアの海の必要性に言及した。来暮したボウドウ氏はアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領と会談し、ボリビアがチリに海岸線を求めている件に言及した。ボリビアの海の必要性に触れ、その上でボリビアとチリの関係が正常化することに期待を示した。

■マジャシージャ、政府への不信感 Página Sieteの記事
ラパス近郊のマジャシージャの住民らは、政府への不信感を示している。政府はこの地に、原子力センターを設ける計画を示した。住民らはこの計画に対し、放射性物質への不安から反対の声を上げ、政府に説明を求めている。政府側から、安全を強調する説明はあったものの住民側は納得しておらず、「初めに計画ありき」の件と政府への批判がさらに高まっている。

■オルーロ議会野党、誘致を批判 La Patríaの記事
オルーロ県議会の野党は、与党などの県内への原子力センター立地誘致を批判した。政府はラパス県にこの施設を設ける計画だが、地元の強い反対にあっている。同議会では地域振興などの目的で、この施設を誘致する声が上がっている。しかし野党は、この件についての情報、とくに危険性への説明が欠けていると誘致論を批判した。

■スアレス氏「エボなしでMASは勝てない」 Página Sieteの記事
先のベニ県知事選挙に野党から出馬したエルネスト・スアレス氏は、エボ・モラレス大統領の再選論を批判した。与党MASは次期選挙へのモラレス大統領出馬を可能とするための憲法改正を図ろうとしている。同氏は、MASはモラレス大統領がいなければ勝てないと語り、党存続のための続投だ、と与党の姿勢を厳しく批判した。

■エボ「再選は独裁ではない」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、自身の再選論に対し「独裁体制の構築ではない」と語った。現行憲法の規定でモラレス大統領は次期選挙に出馬できないことから、与党MASが改憲を準備している。この件への批判が多いが、モラレス大統領はこの再選について「独裁体制」につながることはない、と主張した。

■CNN、エボ再選反対94% El Deberの記事
米国のメディアCNNが、インターネットを通じた調査を行なったところ、エボ・モラレス大統領の再選に反対と答えた人が全体の94%にのぼったという。同社によるとこの投票は一人1回のみ行えるもので、国籍や居住地域に関わらず投票できる。ボリビア以外の国籍者の多くが投票したが、再選を支持したのは6%にとどまったという。

■ポトシ闘争、16日再燃か El Deberの記事
ポトシ闘争がこの16日にも、再燃する可能性がある。7月にポトシ市を中心に、政府への要求行動をとる市民団体による社会闘争が長期間行なわれた。同団体がこの16日から、再びストなどを行なう方針を示している。20日に行なわれる自治憲章の是非を問う住民投票へ圧力をかけることが目的とみられる。

■チモレ空港、運用開始延期へ Los Tiemposの記事
コチャバンバ県の熱帯地方、チモレに整備が進められている新空港の運用開始が、延期されることになった。政府が建設を進めるこの空港は進捗率が99.2%となり、この12日に開港予定だった。しかしこの空港運用に必要な電力供給の問題から、開港を延期せざるを得なくなったという。

■オルーロ空港、斜陽化原因は制限か La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港の「斜陽化」の原因は、滑走路運用や飛行ルートの制限が原因との指摘がある。この空港は2013年2月に開港したが、航空会社の撤退、運休が相次ぎ、現在は空軍航空(TAM)の便が週に数便、利用できるのみだ。空港設計と運用の条件から、利用に制限が課せられていることから、各航空会社がこの空港の利用を嫌っている可能性があるという。

■保健省、ジカ熱への注意 Eju.tvの記事
保健省は国内の広い範囲に対し、ジカ熱への注意を呼びかけた。ネッタイシマカが媒介するこの感染症はブラジルで広がり、国内でも発生する可能性が高まっているという。この蚊は、すでに国内で広がっているデングやチクングニヤ熱を媒介するものと同じで、国内に広く棲息することから、蔓延する危険性もある。


【ペルー】

■リマ、住宅から手榴弾51個 El Comercioの記事
リマ市内の住宅から、手榴弾51個が発見、押収された。この事態が発覚したのはブレニャのアリカ通りに面する住宅だ。警察によると16個入りの箱3個と、ばらの3個の合わせて51個が見つかったという。この家に住むのは元警察官の51歳の男性で、反社会的な目的からこれらの爆発物を保持、保管していたとみられている。

■10月から、タラポト発着航空便 Andinaの記事
10月から、タラポトをハブとする小型航空機によるコミュータ便運航が始まるという。交通通信省が明らかにしたもので、この空港とチャチャポヤスやニエバ、リオ・サンティアゴ、バランカを結ぶ路線が運航される。同地域は陸路交通に限界があり、このタラポトハブ化による交通事情の大幅な改善が図られることになる。

■コカ葉をのどに詰まらせ死亡 Correo Perúの記事
プーノ県のフリアカで、コカ葉をのどに詰まらせた男性が死亡した。市内のサンタバルバラ市場で、男性が死んでいるのが発見され、市場関係者が警察に通報した。駆けつけた警察が遺体を搬送し、検死したところのどにコカ葉がつまり、窒息死したとみられることが分かった。酔っぱらった状態で「アクリク」と呼ばれる、コカ葉を噛む行為に至り、事故を起こしたとみられる。

■オルトゥルサ、ナスカで提携 Gestionの記事
大手バス会社オルトゥルサは、ナスカの地上絵の遊覧観光を手がけるアエロディアナ社と提携した。同社便でリマなどからナスカに向かう観光客が遊覧観光を利用しやすいよう、連携を図るものだ。ユネスコ世界遺産に登録される地上絵は人気の観光地で、観光客の利便性向上が図られることになる。この分野でのバス会社と航空会社の提携は、これが初めてだ。

■デサグアデーロ道で事故 Los Andesの記事
プーノとボリビア国境のデサグアデーロを結ぶ道路で、コンビ(バス)が事故を起こした。10日、この道路を走行していたコンビが、ワカニ付近で道路を外れ、側壁に衝突したものだ。事故当時この便には7人が乗っていて、このうち3人が重傷を負った。この車輌は事故当時、相当のスピードを出していたとみられている。

■ワンカベリカでバス強盗 El Comercioの記事
ワンカベリカ県内を走行していたバスが、武装強盗に襲われた。事件に巻き込まれたのはアヤクチョからワンカヨに向かっていたトゥリスモ・セントラル社の便だ。10人ほどの武装強盗団に襲われ、乗客らは金品のほか、着ている衣類までもが奪われたという。強盗団は威嚇のため発砲したが、負傷者は出ていない。


【チリ】

■スカイ、LCC型5路線拡充 La Terceraの記事
スカイ航空は、LCC型での運航をさらに5路線増やす。同社はLCC化の方針を示し4日から、4路線でLCC型運賃体系をとっている。同社は新たにサンティアゴとカラマ、プエルト・モント、アントファガスタ、バルディビアを結ぶ路線と、アントファガスタ-ラ・セレーナ線がLCC型に移行すると発表した。

■第9州、インフルエンザで5人死亡 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州では今季、インフルエンザにより5人が命を落としているという。同州保健局は、新たにテムコで36歳の男性が死亡したことを明らかにした。死亡したこれら5人はいずれも、2009年にメキシコを震源に広がったAH1N1型に感染していた。国内は現在、冬の終わりにあたるが、インフルエンザは各地で猛威をふるっている状態だ。


【アルゼンチン】

■スブテ駅入り口に足場落下 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)駅入り口に、崩落した足場の一部が落下した。この事故が起きたのはリネアAのアコイテ駅だ。アコイテ通りとリバダビア通りの交差点近くの入り口に組まれた足場が、何らかの理由で崩れ、入り口の階段部分に落ちたものだ。この事故で16歳の男性が骨折し、45歳の男性と53歳の女性の2人も負傷した。

■レシステンシアの病院が水浸し Clarín.comの記事
チャコ州都レシステンシアのペディアトリコ病院が、水浸しとなった。10日、この病院施設内の水道管が破損し、大量の水が館内に流れ込んだ。この水道管が敷設されている天井部分のコンクリートが落下していたという。この事態のため同病院は通常の診療体制をとることができなくなった。この病院ではコン族の14歳の少年が、栄養失調で死亡したばかりだ。

■カバジートの学校、メタノール中毒か Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、カバジートの学校の生徒10人が、中毒症状を呈しているという。保護者らが訴え出たもので、学校で出された給食に、消毒用のメタノールが残存していた可能性があるという。この同じ学校では半月前、水道水に漂白剤が混入し、20人の生徒が中毒を起こしたばかりだ。この学校の管理体制に、批判の声がある。

■手すり事故の周辺住民、7月9日通り封鎖 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの目抜き通り、7月9日通りがおよそ50人により封鎖された。デモを行なったのはビジャ・ソルダティの住民グループだ。この地では階段で遊んでいた少年3人が手すりの事故で6階から転落し、1人が死亡する事故が起きたばかりだ。住民らは、市の住宅関連団体に対し、事故再発防止や点検などの措置を求めた。


【エクアドル】

■通貨のドル化から15年 El Universoの記事
エクアドルの通貨が米ドルとなって15年が経った。2000年9月9日、当時の通貨スクレの暴落を受け、エクアドル政府は通貨の米ドル化に踏み切った。通貨として米ドルを使用する状況は今も続き、1ドル未満の硬貨はエクアドルが独自に発行している。ラファエル・コレア政権は独自通貨に戻すことを示唆していたが、今のところ実行されていない。

■ガラパゴス、ホテル3棟を承認 El Universoの記事
ガラパゴス諸島の地方議会は、諸島内へのホテル3棟の建設計画を承認した。観光産業が盛んな同諸島で新たに建設が計画されているホテルは、サンタクルス島に2棟、フロレアナ島に1棟だ。これらの計画を検討し、環境などへの影響を分析した上で、同議会が承認したものだ。


【コロンビア】

■LAN、プンタ・カーナへ Caracol Radioの記事
LANコロンビアはボゴタとドミニカ共和国の観光地プンタ・カーナを結ぶ直行便を開設する。同社が発表したものでこの12月1日から、火、木、土、日曜の週4往復の体制で174席のエアバスA320型機を使用し運航するという。同社によると、カリブ海のリゾート路線の需要が高いことから、この路線の開設を決めたという。

■ボゴタ空港で抗議デモ Portafolioの記事
ボゴタ、エルドラード空港のプエンテ・アエレオターミナルで政府に対する抗議デモが行なわれた。デモ隊が政府に対する公共事業の実施担保などを求め、声を上げたものだ。このデモの影響でアビアンカ航空の利用者ら500人が、航空便に向かうことができなくなった。同社は急遽、出発を別のターミナルに移す対応をとった。


【ベネズエラ】

■コンビアサ利用者、600人足止め El Paísの記事
国営航空会社コンビアサの便が飛ばず、およそ600人の利用者がスペイン、マドリードのバラハス国際空港で足止めされている。同社のマドリード発カラカス行きの9日以降の便が、飛べない状態だという。足止め客の中にはこども40人と、高齢者90人が含まれている。足止め客の中には、ブエノスアイレスなどへの乗り継ぎ客も含まれている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■コロンビア、ベネズエラ外相が会談へ Caracol Radioの記事
コロンビア、ベネズエラの外相が12日、キトで会談する。両国は「経済戦争」で8月19日から国境を封鎖するなど、緊張状態が続いている。仲裁を申し出たエクアドル側のはたらきかけで、この会談がようやく実現することとなった。リカルド・パティニョ外相は「両国は両国間のデリケートな問題についても、この場で話し合う」としている。

■パナマ大統領、キューバへ Cuba Síの記事
パナマのフアン・カルロス・バレラ大統領が、キューバの首都ハバナに空路で入った。空港へはキューバのアナ・テレシータ・ゴンサレス・フラガ副外相が出迎えている。同大統領はこの滞在中にラウル・カストロ議長と会談し、両国関係の強化をアピールする見通しだ。昨年就任したバレラ大統領は、初のキューバ公式訪問だ。

■エルサルバドル、渇水深刻 RPPの記事
エルサルバドルは、雨不足による渇水が深刻な状態となっている。同国環境省によると、この8月の同国の降雨は、1981年以来もっとも少ない水準となったという。例年は309ミリ程度降るが、今年はこの58%にあたる179ミリしか降らなかった。この異常な雨不足は、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象と関係があるとみられている。