2015.09.16

【ボリビア】

■エボ、米国を批判 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、再び米国を厳しく批判した。米国政府が、対薬物政策が不十分な国としてボリビア、ベネズエラ、ミャンマーを名指ししたことを受けたものだ。モラレス大統領は、ボリビアの実態を米国が見ておらず、薬物政策を政治目的に転嫁していると断じた。ボリビアと米国の関係は2008年のパンド県事件以来、冷え切ったままだ。

■エボ、カーター氏を訪問へ El Deberの記事
国連総会参列のため米国を訪れるエボ・モラレス大統領は、元大統領のジミー・カーター氏のもとを訪れるという。ボリビアと米国の関係が悪化する中、カーター氏は両国間のパイプ役を果たしてきた。また、ボリビアがチリに海岸線を要求している件にも同氏は理解を示し、解決案を示すなどの具体的なアドバイスをボリビア政府に送っている。

■チリ、裁定を静かに待つ El Deberの記事
チリ側は、ハーグの国際司法裁判所の裁定を、静かに待つという。在ラパスのミレンコ・スコクニック領事が15日、語ったものだ。ボリビアが平和条約に基づきチリに主権ある海岸線を求めている件について、同司法はこの24日に最初の裁定を出すことになった。この問題に関してエボ・モラレス政権は同領事への、国外退去の可能性を示している。

■エボ再選、是非は来年 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領の再選を可能にするかどうか、結論は来年に持ち越される。現行憲法の規定でモラレス大統領は次期選挙に出馬できないため、与党MASは再選を可能とするための憲法改正を図ろうとしている。この件についての議会での議論が始まるが、改正に向けた国民投票の是非について、来年初めまでに結論が出される見通しとなった。

■リオ・グランデ、新油田 La Razónの記事
リオ・グランデに新しく油田が見つかったことを、エボ・モラレス大統領が明らかにした。新油田はチュキサカ県とタリハ県にまたがるマルガリータ-ワンカヤ油田地帯で見つかったもので、ボリビア石油公社(YPFB)の分析によると地下3500メートルに存在するという。開発が進めば、1日65バレルの原油産出が可能になる。

■Tigo、トラブルを認める El Deberの記事
通信サービスのTigoは、同社のシステムにトラブルが起きていたことを認めた。同社のユーザーの間で、モバイル通信やインターネット接続ができないとの苦情が上がっていた。同社は、光ファイバー2個所にトラブルが生じ、この通信障害が起きていたことを認め、利用者に謝罪した。

■癌患者「5年待てない」 Página Sieteの記事
国内で癌と闘う人々は、5年の歳月は待てないという。医師や専門家らが指摘しているものだ。政府はラパス近郊のマジャシージャに原子力センターを設け、放射線治療の研究を進める姿勢を示している。しかしこの施設が稼働する5年の歳月を、多くの癌患者は待てないと指摘し、必要な対策をとるべきと指摘した。

■マジャシージャ、政府は楽観的 Página Sieteの記事
政府側はラパス近郊のマジャシージャの「危険性」について、楽観的だ。この地に原子力センターの建設が計画されているが、この地はラパス市が「地滑り危険地域」としており、市議会は放射性物質を扱う機関の立地上、好ましくないとの見解を示している。しかし政府側は危険性は理解するものの、計画そのものに支障が生じるほどではないとの見方を示した。

■ガスボンベにコカイン26キロ Página Sieteの記事
コチャバンバで、ガスボンベの中からコカイン26キロが発見されたという。警察によると、家庭用ガスボンベの底が二重になっており、ここに薬物が隠されていた。国内では都市ガスは普及途上で、今も多くの家庭がエネルギー源としてボンベを使用しており、この売買は一般的な光景だ。

■リフチャリイーのメンバーを逮捕 El Deberの記事
エルアルトの警察は、ポトシのフォルクローレグループ「リフチャリイー」のメンバーを逮捕した。犯罪グループ間の抗争で警官を襲撃したとして逮捕されたフェデリコ・リカウルテ・アンゴリータ容疑者が、このグループのチャランゴ奏者と判明したと発表したものだ。リフチャリイーは結成25年で、「声のないものたちの宣言」などのヒット曲を持つ。

■トゥヌパ山火災、44世帯に影響 La Patríaの記事
オルーロ県サリナス・デ・ガルシ・メンドサ郡のトゥヌパ山で発生した山火事で、農家など44世帯が被害を受けたという。この火災は先週末に発生したもので、すでに火は鎮火している。被害を受けた農家の多くは、飼育するリャマやヒツジなどの牧草を失い、家畜の維持が脅かされている状態だという。

■第1回国際カポラル祭開催 Página Sieteの記事
コチャバンバでこの10月10~13日、第1回国際カポラル祭が開催される。カポラルは国内に入植したアフリカ系移民と、アンデス在来音楽が融合したリズムで、国内でも人気の高いダンスの一つだ。このカポラル文化を発信するため、この祭がウリセス・エルモサ劇場で行なわれる。エボ・モラレス大統領も参加する見通しだという。


【ペルー】

■ラ・クルトゥーラ駅、9日間閉鎖 El Comercioの記事
リマのメトロ(電車)1号線のラ・クルトゥーラ駅は、10月3日から11日まで、閉鎖される。リマではこの期間、世界銀行・国際通貨基金の年次総会が行なわれ、警備などのため市内では交通規制が実施される。この都合上、会場となる国立図書館の最寄り駅である同駅は、期間中全面閉鎖となるという。

■ウマラ「クーデターは誰の得」 Correo Perúの記事
オリャンタ・ウマラ大統領はメディアの取材に対し、クーデターは「誰の得になる」と聞き返した。現在各方面で、軍側がクーデターを企図しているとの噂が広まっている。ウマラ大統領はこの噂の発信源となったメディアに言及し、「無責任な言動だ」と切り捨て、報道の責任についても強く訴えた。


【チリ】

■LAN、16日午前0時から再開 La Terceraの記事
最大手のLAN航空は、16日午前0時から便の運航を再開すると発表した。15日、航空管制のストで国内全空港は機能停止となり、すべての国内線、国際線の便が停止した。LAN航空はこの24時間スト終了直後に運航を再開し、16日には31便を追加することを明らかにした。スカイ航空も同様の体制で、15日のチケット保有者の便変更を無料で受けつけている。

■暴行の場合の中絶合法化へ BioBio Chileの記事
下院議会保健委員会は、女性が性的暴行を受け、望まない妊娠をした場合の中絶を合法化することを議決した。カトリックの強い影響で国内では中絶が厳しく規制されている。同委員会でも協議が続けられ、最終的に賛成8、反対5で可決された。今後、本議会に諮られることになる。国内では保守層を中心に、合法化に反対する声も根強い。


【アルゼンチン】

■レコレタ、夫婦が一酸化炭素中毒死 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、レコレタで、夫婦が一酸化炭素中毒により死亡した。現場はベルティ通りに面する集合住宅の6階の一室だ。35歳の夫と29歳の妻が、浴室で全裸の状態で死亡しているのが発見された。警察の調べで、風呂釜の不完全燃焼による一酸化炭素中毒と断定されたという。

■ブラジルの観光人気が戻る La Nacionの記事
アルゼンチン国民の間で次の夏に向け、ブラジルへの観光人気が戻りつつある。観光業者によると、ブラジルへ向かう夏の旅行パックの販売が好調に推移しているという。ブラジル経済の拡大でレアル高が続き、旅行先として割高な状態だったが、このレアルが下落したことから割安感が広がったとみられる。

■メンドサ、チリ便すべて欠航 Mendoza Onlineの記事
メンドサの空港とチリを結ぶ航空便は15日、全便が欠航した。国境に近いメンドサからはサンティアゴとの間に、多くの旅客定期便がある。しかしこの日、チリでは航空管制のストがあり、すべての空港が機能停止の状態となった。サンティアゴとの間のLAN航空、スカイ航空の便は早々とキャンセルが通知されたという。

■ウシュアイア、雪が多すぎ El Patagónicoの記事
国内南端、ティエラ・デル・フエゴ州のウシュアイアは今季、雪が多すぎるという。現在国内は冬から春に向かう時季だが、ウシュアイアでは16日にかけて、さらに40センチの積雪が予報されている。この冬の累積降雪量は3メートルを超えており、市側の雪対策予算が逼迫した状態にあるという。


【エクアドル】

■キトに山火事が迫る El Universoの記事
キトの市街地に15日、山火事が迫った。市周辺の複数個所で山林火災が起きているが、このうちのエル・アウキ山の火災が、市街地に接近したものだ。市内北東部のこの山周辺はアクセスが難しく、消火活動が難航している。火は2個所で上がっており、この煙は中心部から目視で確認できる状況にある。

■中国社、国内花卉を視察 El Universoの記事
中国企業の経営者らが、国内の花卉生産現場を訪れる。国内を訪れているのは上海に本部を置く、花卉輸出入を扱う貿易業者のトップだ。3日間の日程でキト、ラタクンガ、カヤンベの花卉工場や流通現場を視察する。花卉はエクアドルの主要輸出農産物で、アジア市場の開拓が急務となっている。


【コロンビア】

■アビアンカ機が緊急着陸 Vanguardiaの記事
アビアンカ航空の旅客機が、ブカラマンガの空港に緊急着陸した。14日19時59分、アルーバ島からボゴタに向かっていたAV8381便が、この空港に緊急に降り立った。同社によると機体の緊急事態を知らせる警告が鳴ったため、この措置をとったという。結局この機は同空港に4時間いたが、その後ボゴタに向かった。負傷者などはない。

■タタコア沙漠で救出劇 Caracol Radioの記事
ラ・グアヒラ半島のタタコア沙漠で、観光客の救出劇があった。ボゴタからこの沙漠を訪れていた男性観光客が遭難したものだ。男性は写真を撮ろうとこの沙漠に入ったが、ガイドなども同行していなかったという。男性は8時間にわたり沙漠を彷徨したが、その後救助された。この沙漠は330平方キロメートルの広さがある。


【ベネズエラ】

■エステラール航空が再開 El Universalの記事
エステラール・ラテンアメリカ航空が運航を再開した。民間航空局によると同社はカラカスはヌエバ・エスパルタ州のポルラマールを結ぶ路線を再開したという。同社は昨年、航空当局側からの「制裁」発動を受け、運航を停止していた。当面、保有する2機を使用し、この路線を運航する方針だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、1.8%成長 El Paísの記事
ウルグアイのこの第2四半期(4~6月)の経済成長は、1.8%だった。ウルグアイ中央銀行が、この期の国内総生産(GDP)の伸びについて明らかにした数字だ。この分析によると、この第1四半期に発生した雨不足による渇水で水力発電が影響を受けたが、この期もこの影響を引きずる形となったという。第1四半期の成長率は1.6%だった。