2015.09.18

【ボリビア】

■政府、チリに哀悼と連帯 El Deberの記事
政府は大地震に見舞われたチリに対し連帯、犠牲者に対し哀悼の意を示した。マグニチュード8.4の地震と津波で、海岸部を中心に大きな被害が生じていることが国内でも伝えられている。政府は、この被災地に対し人道援助を行なう方針を示し、チリに申し出ているという。ボリビアとチリは1978年の断交以来、正規の外交関係はない。

■チリ大地震、国内では揺れ感じず La Razónの記事
16日夕方にチリ第4(コキンボ)州沖で発生したマグニチュード8.4の地震と、これにともなう余震の揺れはボリビア国内では感じていない。この本震の揺れはアルゼンチンのブエノスアイレスやウルグアイ、ブラジルのサンパウロなどでも感じた。しかし地理的に近いにも関わらず、ボリビア国内の地震計はこの地震に反応しなかったという。

■ダカール修正ルート発表 Correo del Surの記事
ダカールラリー2016の修正ルートが、主催側から正式に発表された。来年1月のこのラリーの開催予定国だったペルーが離脱したことから、ルートの見直しが進められていた。新ルートはブエノスアイレスをスタートし、ロサリオをゴールとするもので、国内はポトシ県とオルーロ県南部がルートとなる。国内日程は1月7日から9日までだ。

■野党、再選阻止に動く El Deberの記事
野党勢力は、エボ・モラレス大統領の再選阻止に向け、動き始めた。与党MASはこの再選を可能とするための憲法改正を図る準備を進めている。野党各党はこの阻止に向け共同で、国民に対しこの憲法改正に「No」をつきつけるキャンペーンを開始するという。野党は多選規定の見直しで、政権の独裁化が進むとの懸念を共有している。

■CBBA、再選反対デモ Los Tiemposの記事
コチャバンバ中心部の9月14日広場では、エボ・モラレス大統領の再選に反対するデモが行なわれた。与党MASはこの再選を可能とするため、憲法改正を図ろうとしている。野党やその支持者、学生らは政権長期化による独裁化などに懸念を示し、この動きに反対するデモを行なった。

■裁定言い渡し、ロドリゲス氏のみ La Razónの記事
24日、ハーグの国際司法裁判所で言い渡される裁定について、ボリビア側は前大統領のエドゥアルド・ロドリゲス氏のみが出廷するという。ボリビアがチリに対し主権ある海岸線を求めている動きで、同司法はチリ側の抗弁に対する裁定をこの日、告げることになっている。ロドリゲス氏はこの裁定について、海の回帰のための入り口と位置づけた。

■10月5日、原子炉覚書 El Deberの記事
ボリビア、アルゼンチン両国は10月5日、ボリビアへの原子炉導入についての覚書に調印するという。アルゼンチンのフアン・デ・ビード計画相が明らかにしたものだ。ラパス近郊のマジャシージャに建設が予定されている原子力センターに、この原子炉が設けられる見通しだ。この投資額は2億5千万ドルにのぼるという。

■イシボロ・セクレ、パトロール警官殺害 La Razónの記事
コチャバンバ県のイシボロ・セクレ自然保護区内で、パトロール中の警官が殺害される事件が起きたという。カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたものだ。殺害されたのは制服警官で、胸部に銃弾を受けたことが死因だった。この公園内で活動する、薬物組織がこの事件に関与した可能性をコチャバンバ県警が捜査している。

■民間操縦士、育成を強化へ Los Tiemposの記事
民間航空局は、航空機の操縦士の育成を強化する方針を示した。民間の教育プログラムを拡充して操縦士を増やし、国内で増加する操縦士需要に応えたいという。空の交通は右肩上がりで増加しており、国内では操縦士が不足している上に、先進国などからの引き抜きも起きている。

■新空港は肉のため El Deberの記事
サンタクルス県東部に新設される空港は、「肉」のためだという。政府はサンイグナシオ・デ・ベラスコから5キロのカンデラリアに新空港を建設する方針で、スペイン企業がこの建設を落札した。この地域は国内有数の畜産地で、多くの牛肉が産出されている。新空港管制で、この空港から牛肉の輸送、輸出がより増えると期待されるという。

■スクレ、新生児連れ去り El Deberの記事
スクレの病院で、新生児が連れ去られる事件が起きた。15日20時頃、看護師姿の女が出産を終えたばかりの母親のもとを訪れ、予防接種のため新生児を連れだした。その後この女が戻らないことから、連れ去りが明るみに出た。この病院の防犯カメラに、不審な女が新生児を連れだす姿が映し出されていたという。

■カポラル祭、外国人招待 La Razónの記事
コチャバンバで10月10~13日に開催される「第1回国際カポラル祭」には、外国人も招待される。カポラルはユンガス地方のアフリカ系移民の音楽とアンデス文化が融合したもので、国内で人気の高いダンスだ。主催側は国外のダンサーやダンスグループに対し、参加をいざなう招待状を送る方針だという。


【ペルー】

■5県、エル・ニーニョ予算なし La Repúblicaの記事
アヤクチョ、アプリマック、モケグア、ワヌコ、ワンカベリカの5県は、エル・ニーニョ現象対策の予算がないという。この現象の発生を受け国内各県では、この対策のための準備や宣言発令が相次いだ。この動きのないこれら5つの県は、予算を講じるだけの予算がない状態だという。この中には、現象の強い影響を受けると分析される県も含まれている。

■クエラップ、10万人越えも Andinaの記事
アマソナス県のクエラップ要塞を訪れる人は、年間10万人を超える可能性がある。地域観光局が明らかにしたものだ。この要塞遺跡に向かう新たなテレフェリコ(ロープウェイ)建設が着工され、来年には開業見通しだ。さらに2010年にLCペルーが運休して以来旅客定期便がないチャチャポヤス空港に、定期便が就航する見通しだ。同要塞はこうした追い風を受けると分析された。


【チリ】

■コキンボ地震、死者11人に BioBio Chileの記事
16日19時54分、第4(コキンボ)州沖で発生した大地震による死者は11人となった。ホルヘ・ブルゴス内務相が明らかにしたもので、死者は第4州のほか、第5(バルパライソ)州や首都圏でも確認されている。地震、津波での避難者は一時100万人を超え、防災局のまとめでは全壊住宅30棟、半壊170棟となっている。

■カネラ、アドベ住宅は100%損傷 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のカネラでは、アドベ(日干し煉瓦)による住宅は100%、何らかの損傷を受けたという。今回の大地震の震源に近いこの町の、フェルナンド・レイトン首長が明らかにしたものだ。地域ではこのアドベを使用した住宅は一般的だが、今回の地震であらためて耐震性に問題があることが明らかになったと同首長は指摘している。

■バチェレ「難しい対応だった」 BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は今回の地震について、とくに津波への対応が難しかったと述懐した。今回第4(コキンボ)州沖で発生した地震から、わずか30分後に津波の第一波が海岸に到達したとみられる。バチェレ大統領は政府としても対応できる時間が限られ、限界があったと語った。津波被災地域では、今も不明者がいるとの情報がある。

■コキンボ地震、72年ぶり La Terceraの記事
今回発生した地震は、72年ぶりのものだったという。環太平洋造山帯に位置するチリは地震国で、同じ海域を震源とする地震は、一定間隔で繰り返される傾向にある。今回の第4(コキンボ)州沖の海域では1943年にマグニチュード8.2の地震が起きており、カトリック大学は今回の地震が、この地震に類するものだったとの見方を示した。

■法王、被災者に祈り BioBio Chileの記事
ローマ法王フランシスコ1世は17日、今回の地震のすべての被災者に対する見舞いを出した。バチカンから出されたこのメッセージの中で法王は「親愛なるチリ国民に心から祈りを捧げる」とし、犠牲者への哀悼を示すとともに被災した人々に「神の加護」があることを念じている。

■スーパー「リーデル」に批判 La Terceraの記事
チェーンスーパー「リーデル」に批判が起きている。今回発生した大地震の直後、サンティアゴ市内の店舗で店側がシャッターを下ろし、中にいた利用客が外に避難できないようにしたという。商品の持ち出しや略奪を防ぐ措置とみられるが、この対応に対しSNSなどで批判が殺到している。


【アルゼンチン】

■チリ地震、メンドサなどで強い揺れ La Nacionの記事
チリ第4(コキンボ)州沖で16日夕方に起きた大地震の揺れは、国境に近いメンドサ、サンフアン州などで強い揺れを感じた。メンドサ市内でもメルカリ震度4~5の揺れがあり、地震発生後建物から人が飛び出すなどの動きがあった。またこの地震を受けメンドサ空港は一時閉鎖されていたが、同日21時30分に再開している。

■チリ地震の揺れ、BsAsでも La Nacionの記事
チリで発生した大地震の揺れは、遠く離れたブエノスアイレス市内でも感じた。市防災局のダニエル・ルソ氏によると、揺れは比較的強く、市内の建物や大学施設から多くの人が街路に飛び出したという。またSNSなどで、多くの市民が感じた揺れなどについてレポートした。市内ではこの地震による人や建物への被害は報告されていない。

■プエルト・マデーロ、今度はオタリア Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのプエルト・マデーロに、こんどはオタリアが出現した。このドック内に姿を見せたのは、まだ若いオタリアとみられ、多くの見物客を集めた。このドック内では8月3日に海からザトウクジラが迷い込み、やはり多くの見物客が集まった。今回もやはり、何らかの理由で海から迷い込んだとみられる。

■学校でクーデター「訓練」 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、ラ・プラタの学校で政府に対するクーデターのシミュレーション、訓練が行なわれたという。学校内で、クリスティナ・フェルナンデス政権に対するクーデターを起こす模擬訓練で、12歳から18歳の生徒らの多くが参加した。この訓練について生徒の保護者や周辺住民から批判と説明を求める声が上がっている。


【コロンビア】

■ラ・ヌビア空港また閉鎖 Caracol Radioの記事
マニサレスのラ・ヌビア空港は、また運用が中止された。活動が断続的に活発化しているネバド・デル・ルイス火山の活動の影響で、同空港一帯に火山灰が降ったための措置だ。アビアンカ、ADAのボゴタ、メデジン線が欠航になるなどの影響が出ている。同空港はこの火山活動の影響を受けやすく、降灰のたびに閉鎖となる状態が続いている。

■サンアンドレス島、コカイン押収 Caracol Radioの記事
サンアンドレス島の空港でコカインが発見、押収され、男女が逮捕された。警察によるとカリからの航空便で到着した23歳の男と2歳の女の荷物の中から、コカイン33.9キロが見つかったという。この2人が、これらの薬物を自ら使用しようとしていたのか、運搬が目的だったのかは現時点では分かっていない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、54年ぶり駐米大使 El Universoの記事
キューバは54年ぶりに、駐米大使を任命した。ホセ・カバニャス外交官がワシントンのホワイトハウスを訪れ、バラク・オバマ大統領に親書を手渡した。これにより両国は1961年7月20日以来初めて、外交関係を回復したことになる。キューバ、米国は昨年12月、関係正常化交渉に入ることを明らかにし、正常化に向けた議論が進められていた。

■アラス・ウルグアイ、試験運航へ Repúblicaの記事
ウルグアイ政府が新たに設立したアラス・ウルグアイは18日、試験運航を開始する。同社はすでに機材を調達しており、旅客運航を想定した飛行と、さらに飛行中の緊急訓練などを実施する。モンテビデオとブエノスアイレス、アスンシオンを結ぶ区間での運航が想定されている。同国では2012年、プルーナ航空が破綻し、空の交通が影響を受けていた。

■カタール航空、パラグアイ産の肉 Ultima Horaの記事
カタール航空は、機内食にパラグアイ産の牛肉を使用するという。国内業者と同社の間で新たな契約が結ばれたもので、国産牛肉は年間8万キロを供給する。同社はこれまでアルゼンチン、オーストラリア産牛肉を使用していたが、パラグアイ産が新たなオプションとなる。国産牛肉の最初の便が、この14日に中東に向かったという。


【国際全般】

■モザンビーク、地雷フリー News24の記事
モザンビーク政府は17日、国内が「地雷フリー」となったことを宣言した。1990年代前半まで内戦が続いた同国では、国内に多くの対人地雷が敷設された。NGO団体や国際協力によりこれらの地雷の除去が進み、国内の地雷原はすべて消滅したという。内戦終結後、同国は高い成長を示したが、地雷の存在はこの成長率にも翳を落としていた。