2015.11.27

【ボリビア】

■アルゼンチン、ガス輸入停止も El Deberの記事
アルゼンチンは、ボリビアからの天然ガス輸入を停止する可能性があるという。在ラパスのアリエル・バステリオ大使が明らかにしたものだ。22日の選挙でマウリシオ・マクリ氏が当選し、中道右派政権が誕生する。この交代によりエネルギー政策が変わり、輸入体制が見直される可能性がある。またボリビアからの移民流入の抑止に動く可能性も指摘した。

■トラック1600台が足止めか Página Sieteの記事
チリ国境道で、ボリビア産品を積んだトラック1600台が、足止めされているという。オルーロ県とラパス県と同国との間の3つの国境で、チリ税関がストを行なっているためだ。内陸国のボリビアはチリ北部のアリカ、イキケ港を外港として使用しており、この通関の停止は貿易上、大きな影響が生じる。すでに通関停止は36時間にわたっている。

■政府、チリに解決要請 El Deberの記事
ボリビア政府は、チリに対し同国の税関ストライキの打開を要請する。オルーロ、ラパス両県のチリ国境で税関がストを行ない、多くトラックが足止めされている問題だ。このストにより、ボリビアからの貿易がストップする状態で、即時の通関再開をボリビア政府はチリに要請する。ボリビアとチリは正規の外交関係はないが、経済関係は強まっている。

■ウユニで観光客が事故 La Razónの記事
ポトシ県のウユニ塩湖付近で、カナダ国籍の観光客が事故を起こした。ポトシ県警によるとこの56歳の男性は、オートバイでサンクリストーバルからウユニに向かう途中、岩に激突したという。男性は重傷を負い、ウユニのホセ・エドゥアルド・ペレス病院で手当てを受けている。警察は事故当時この男性が、スピードを出し過ぎていたとみている。

■ホカ社、12月から現地調査 Los Tiemposの記事
スペインのホカ社は、12月からコチャバンバで現地調査と測量に入るという。ボリビア政府は既存鉄道を活用する形で、コチャバンバに都市型の鉄道を導入する計画だ。この工事を請け負ったホカ社は市内に事務所を設け、着工に向けての準備を始めている。しの鉄道ルートでの調査を12月に開始することを明らかにした。

■チモレ空港、運用は3月から Los Tiemposの記事
コチャバンバ県の熱帯地方に建設されたチモレ空港の運用は、来年3月からになるという。空港を運営するAASANAが見方を示したものだ。この空港は10月17日に竣工式が行われたが、今はまだ運用は開始されていない。細部の工事が必要なこともあり、運用開始がずれ込むことになった。米軍基地跡につくられたこの空港は、4100メートル滑走路を持つ。

■コカ葉、1万400ha掃討 La Razónの記事
国内では今年、1万400ヘクタールの違法作付けコカ葉畑が、掃討された。フェリペ・カセレス副大臣が明らかにしたものだ。アンデス原産のハーブであるコカ葉は、インディヘナ(先住民)文化で重要な意味を持つ。しかしコカインの原料となることから生産や流通は法令1008号で規制されており、違法作付け分は掃討展開がなされている。

■コパカバーナ道ブロック封鎖 La Razónの記事
ラパスとティティカカ湖畔のコパカバーナを結ぶ道路では25日、ブロック封鎖が行なわれた。ロス・アンデス、オマスヨス、ラレカハの3つのコミュニティの人々の動きだ。この人々は、ソラタに至る道路の舗装や改善を政府や県に求めている。今後、この動きを大規模な社会闘争に発展させる可能性も示している。

■モンテロ、局地的な地震 El Deberの記事
サンタクルス県のモンテロで24日17時45分頃、局地的な地震が起きたという。農業技術支援機関が明らかにしたもので、震源はサンタクルス市から75キロの地点で、震源の強さはマグニチュード5.0と推定されている。震源近くでは強い揺れがあり、住宅10棟の壁にヒビが入るなどの被害が生じた。

■警察の救出展開に批判 El Deberの記事
サンタクルスで犯罪グループから13歳の少年が救出された際の警察の行動が、批判を受けている。ビジャ・プリメーロ・デ・マヨで助けを求める少年が救出されたが、この際に少年は全裸で、この姿が白日の下にさらされた。少年の身体を隠すなどの配慮がなされなかったことに市民からの批判が殺到し、担当警察官の処分が求められているという。

■聖母ソカボン像、現地視察 El Deberの記事
オルーロ、サンタバルバラ山頂の聖母ソカボン像について、市の技術担当者らによる視察が行なわれた。先週、この像の土台にヒビが入っていると市民から告発がなされた。2013年2月の竣工したこの像は観光地であり影響が懸念されている。視察を行なった担当者らはヒビの存在を確認したが、今の時点で原因などは分からないという。

■パルマソラ、水圧の問題 El Deberの記事
サンタクルス市内南部のパルマソラで「水圧」の問題が起きているという。この一帯の水道で、水を送る水圧が下がり、広い範囲で水道が利用しにくくなっている。市や水道会社に苦情が殺到しているが、現時点で原因が特定されていない。一部の利用者の間では、水道料金の不払い運動の動きもある。

■日本、スクレの水道に投資 FM Boliviaの記事
日本政府は、スクレの水道供給システムに6万9千ドルの投資を行なった。投資を行なったのはスクレ市内や周辺に水道を送る浄水場の水質管理システム導入についてだ。在ラパスの椿秀洋大使が現地を訪れ、このシステム導入を祝った。日本政府はボリビアの水道システムに1990年以降、3700万ドルを投資している。

■ポオポ湖、干上がる La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖が干上がっているという。オルーロ市に近いこの湖では、通常のこの時期の湖岸から15キロにわたり、水が涸れた状態となっている。現地を視察した環境保護機関は、地域の環境と生態系を維持するため、早急な対応が必要と指摘した。今後国や県に対し、対応を求めるという。


【ペルー】

■マドレ・デ・ディオス、封鎖続く Perú21の記事
マドレ・デ・ディオス県でのゼネストは続き、県内の幹線道路の封鎖が継続されている。この23日から始まったこのゼネストは、県内の違法鉱山の労働者らが国や県に、認可を求めた動きだ。クスコ、プーノ県とプエルト・マルドナードを結ぶ道路や、ブラジル、ボリビアとの国境道が封鎖され、陸路交通は麻痺している。

■Canatur、ゼネスト批判 El Comercioの記事
観光議会(Canatur)は、マドレ・デ・ディオス県で続くゼネストを批判した。同県では違法鉱山の労働者らが認可を求め23日から、同県内で道路封鎖などを行なっている。同県はマヌー国立公園を抱えるなどアマゾン観光が盛んで、このゼネストによりペルーの観光が大きな影響を受けていると断じた。

■プクリャナ、人骨が出土 El Comercioの記事
リマ、ミラフローレスのワカ・プクリャナで、600年前のものと推定される人骨が出土した。ピラミッド状の遺跡であるこのワカでは、今もなお発掘調査が行なわれている。新たに埋葬跡が見つかったもので、4人分の人骨が発見された。これらの人骨は西暦1000~1450年頃のイチマ文化期のものと推定されている。

■アマゾン地震、モケグア県に影響 El Comercioの記事
今週、ブラジル国境のアマゾンで起きた大地震により、遠く離れたモケグア県に被害が出ている。このマグニチュード7.3の地震で、県都モケグア6キロの貯水ダムが被害を受け、取水が制限される事態が起きているという。ダムを支える岩盤に影響が生じたとみられる。このダムの水はモケグア市内の生活用水や、周辺の農業用水として使用されている。


【チリ】

■大学講師、殺人と断定 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のラ・セレーナ大学の51歳の男性講師が変死した事件で、警察は殺人と断定した。授業時間に姿を見せないことから関係者が自宅を訪ねたところ、この講師が死亡しているのが見つかったものだ。この男性は首に刃物で切られたような傷があったことから、警察は殺人事件と断定し、捜査を続けている。


【アルゼンチン】

■ムーディーズ、マクリ氏当選を好感 Cronistaの記事
米国の格付け会社ムーディーズは、アルゼンチンの政権交代を好感している。22日の決選で、中道右派のマウリシオ・マクリ氏が当選を決めたが、同社はこれをプラスに評価し、停滞してきたアルゼンチン経済に一定の効果をもたらすと分析した。この政権交代にともない、同国への外国資本の投資が増える可能性を指摘している。

■キャメロン首相からも電話 Clarín.comの記事
22日の大統領選で勝利したマウリシオ・マクリ氏のもとに、英国のキャメロン首相からも祝いの電話が入ったという。26日午後にあったこの電話で同首相は、経済分野での協力強化などを呼びかけた。マルビナス(フォークランド)諸島問題から、現左派政権と英国との関係は悪化したままで、同首相はこの政権交代による改善に期待を示したとみられる。

■500ペソ札発行の可能性 La Nacionの記事
新政権で内務相に内定したロヘリオ・フリヘリオ氏は、500ペソ札発行の可能性に言及した。早ければ2016年にも、この最高額紙幣を発行したいという。現在の最高額である100ペソは、かつては100ドルに相当したが、今は平行市場(闇市場)では6~7ドル程度で、生活において大量の札を必要とする状態が続いていた。

■民家に大量の隕石 El Universalの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州の民家内から、大量の隕石が見つかったという。警察が摘発したもので、押収された隕石は重さが実に250キロにものぼる。国内で隕石は保護対象となっており、売買は禁じられているが、この家の者はこれを国外に販売していたとみられる。見つかった隕石は、400年前にチャコ州に大量落下したものとみられる。

■ブエノスアイレス、殺人増加 La Nacionの記事
ブエノスアイレス市内では、殺人件数が増加した。市議会内の委員会で報告されたものだ。昨年一年間に発生した殺人件数は198件と、2013年の176件から22件増えている。人口10万人あたりの殺人率は2010年時点では5.81だったが、昨年には6.85に増えた。議会では安全対策の強化の必要性が指摘された。


【エクアドル】

■トゥングラワ、活発さ増す El Universoの記事
キトの南140キロのトゥングラワ火山の活発さが増しているという。観測機関が25日、明らかにしたものだ。この火山は1999年以来断続的に活発化しているが、今月13日頃から火山性の活動が増えていることが指摘されていた。同機関は火山が今後、大きな噴火を起こすおそれがあるとして警戒を呼びかけた。

■チンボラソ山で米国人が死亡 El Universoの記事
チンボラソ山で米国人の登山客が死亡した。環境省が明らかにしたもので、この米国人は標高5100メートルにある、山小屋近くで死亡が確認されたという。この登山客はほかのメンバーとともに、山頂から下山する途中だった。今の時点で、この観光客の死因など詳しいことについては分かっていない。

■キト南部で地盤沈下 El Universoの記事
キト市内南部で地盤沈下が報告された。この事態が起きているのはチリブロ地区のタルキ通りの一帯だ。地盤沈下により、地域の住宅14棟で、壁や柱にヒビが入ったり、ガラス窓が破れるなどの被害が生じている。この沈下は今月4日頃から顕著になっており、現在市当局が原因などの調査に入っている。


【ベネズエラ】

■野党指導者、殺害される El Universoの記事
野党指導者の1人が、選挙運動中に殺害された。25日夜、グアリコ州都アルタグラシア・デ・オリトゥコで、野党ADのルイス・マヌエル・ディアス氏が殺害された。同氏は選挙運動のため、拘禁されている野党リーダー、レオポルト・ロペス氏の妻リリアン・ティントニ氏とこの町を訪れていた。数人組がディアス氏に近づき、発砲したという。

■Unasur、徹底捜査を求める El Heraldoの記事
南米諸国連合(Unasur)は、ベネズエラ当局に徹底捜査を求めた。選挙運動中の野党指導者ルイス・マヌエル・ディアス氏がグアリコ州都で、何者かの発砲を受け死亡した。同国では野党リーダー、レオポルド・ロペス氏に対する「弾圧」が各国からの批判を受けており、Unasurはこの事態に重大な懸念を示し、当局に事態の早期解明を求めた。

■マドゥロ、マクリ氏に反発 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、22日のアルゼンチン大統領選に勝利したマウリシオ・マクリ氏の発言に反発した。マクリ氏は野党への弾圧が行なわれている状況に触れ、民主主義を共有しないベネズエラのメルコスルからの追放や資格停止の可能性を示した。マドゥロ大統領は「ベネズエラの国際的な権利を阻害する」とこの発言に強い不快感を示した。

■国民の95%、物資不足に直面 Economia Hoyの記事
ベネズエラ国民の95%は物資不足に直面し、73%は現政権の責任と考えている。ケリェール・イ・アソシアードス社が行なった調査の結果だ。経済失政などにより同国では物資不足が続いているが、国民全体の95%がこの状況を認識している。また国民の74%は、現政権にこの問題の解決能力がないと考えている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、M6.4の地震 Perú21の記事
ブラジル、アクレ州で26日午前0時45分頃、やや強い地震が起きた。米国の観測機関によると、震源はタラウアカの南西130キロで、震源の強さはマグニチュード6.4、震源の深さは599.4キロと推定されている。この震源に近い、ペルーのアマゾン地方ではマグニチュード7.3の地震が起きたばかりで、この地震の余震ではないかとみられている。

■ウルグアイ、タバコ広告規制強化 El Paísの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、インターネット上でのタバコ広告の規制を強化する方針を示した。同国では喫煙の抑止に向け、放送や路上などでのタバコ広告が規制されている。同政権は、SNSなどでのタバコの広告を今後帰省し、タバコや喫煙の画像、動画などについても一定の規制を図る方針を示した。

■バスケス、キューバへ Caracol Radioの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は来年2月、キューバを公式訪問する。ロドルフォ・ニン・ノボア外相が26日、明らかにしたものだ。ハバナでは国際書籍フェアが開催され、バスケス大統領は招待を受けているという。ウルグアイの首脳としては、キューバの公式訪問はこれが初めてとなる。

■ホンジュラスでゼネストか La Tribunaの記事
ホンジュラスでは、全土でゼネストが行なわれる可能性がある。交通事業者の団体であるSTUが、この可能性を否定しなかった。国内では治安悪化が続き、交通事業者や利用客が犯罪に遭遇するケースが増えている。国や行政機関に対し、この対策を求めるため、ストライキを行なう用意があるという。

■フエゴ火山、活発化か TVN2の記事
グアテマラの活火山、フエゴ火山が活発化しているという。首都グアテマラシティの南西50キロにあるこの火山について、観測機関が注意を促したものだ。25日夜から26日未明にかけ、数度の小噴火が起きており、今後大きな活動に至る可能性があるという。また火山灰も4500メートルの高さまで登っており、周辺に今後降灰が起きるおそれもある。