2015.12.04

【ボリビア】

■コカ葉工業化、フランスが協力 La Razónの記事
ボリビア政府が目指すコカ葉を使用した産品生産について、フランスの科学者らが協力するという。エボ・モラレス大統領が3日、明らかにしたものだ。コカ葉の効能を生かした治療薬や日用品、食品の開発について、同国の科学者らが研究し、助言を行なうという。コカ葉はコカインの原料となることから国連が禁輸作物に指定している。

■コカ葉で癌予防 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、コカ葉を利用した癌予防薬の開発が有力と語った。コカ葉を使用した産品開発で、フランスの科学者の協力が得られることになった。この中でモラレス大統領は、コカ葉の多様な効能を応用し、癌予防薬を開発するイメージができている、と述べた。コカ葉はアンデス原産のハーブで、インディヘナ(先住民)文化の上で重要な意味を持つ。

■エボ、マクリ氏とのスタンスを模索 El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ次期大統領とのスタンスに苦慮している。モラレス大統領は先の選挙で、中道左派の対立候補を支援していた。このたマクリ氏は当選後、ボリビアからの天然ガス輸入の見直しに言及するなどしていた。モラレス大統領は10日の就任式に参列するが、マクリ氏との今後の関係作りを危惧する声も上がっている。

■テレフェリコ現場襲撃 El Deberの記事
テレフェリコ(ロープウェイ)の建設現場が襲撃され、資材などが持ち出された。ラパスでは昨年3路線が開業し、新たに6路線が整備されることになっている。建設されているエルアルトの青線の駅現場でが襲われ、木材などに火が放たれ、資材置き場から物が盗まれたという。この事件のため、青線の建設工事は現在、中断している。

■キロガ氏、ベネズエラへ La Razónの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏が、ベネズエラを訪れる。同国ではこの6日、議会選挙が行なわれるが、南米諸国連合(Unasur)が派遣する選挙監視メンバーに、同氏が選ばれたものだ。この監視団員として、各国の大統領経験者などが選ばれており、ボリビアからはキロが氏が選出された。

■エチョ・エン・ボリビア推進 Página Sieteの記事
国民に対し「エチョ・エン・ボリビア」(メイド・イン・ボリビア)品が推奨される。エボ・モラレス大統領は、国産品を集めた展示会を訪れ、国民に対し国産品をより消費するよう求めた。とくに中小零細企業が生産する優れた産品について、ボリビア国民ももっと評価してほしいと語っている。

■再生可能エネルギー、3割に Página Sieteの記事
国内で消費される電力のおよそ3割は、再生可能エネルギーが占めるようになるという。国営電力会社ENDEが明らかにしたものだ。同社は来年にかけ、国内4個所に新たに風力発電公園を設けることを明らかにしたばかりだ。これが実現すると、消費電力に占める再生可能エネルギーの割合がより高まるという。

■オルーロ、運賃値上げ圧力 La Patríaの記事
オルーロの市内交通事業者らが、運賃の値上げ圧力を強めている。政府は労働者の生活向上を目的に、アギナルド(クリスマス手当)の倍払を企業などに科している。交通事業者らは、この原資を得るため交通運賃の値上げを認可するよう、市などに求め始めた。今後この運動が、ストなどに発展するおそれもある。

■BoAレヒオナル、新機材到着へ Eju.tvの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の子会社、Boaレヒオナルが使用する小型旅客機が来週にも、国内に到着する。この子会社は50人乗りの小型機を使用し、ルレナバケやウユニ、オルーロなどへの地方路線を運航する。来週に最初の機材が到着し、月末に2機め、そして2月に2機が到着し、4機体制をとるという。

■ポトシ県でバス事故、10人負傷 El Paísの記事
ポトシ県でバス事故があった。2日未明、事故を起こしたのはラパスからタリハに向かっていたエスプレッソ・タリハ社の便だ。ポトシ県のクチインヘニオ付近でブレーキが効かなくなり、衝突した横転した。乗客43人が乗っていたが、このうち10人が負傷し病院に運ばれている。運転手によるとこの車輛のブレーキは、オルーロ通過付近からすでに調子が悪くなっていたという。

■オルーロ財界、送電線移転求める La Patríaの記事
オルーロの財界団体は、高圧送電線の移転を県や電力会社に要請した。問題となっている送電線は、フアン・メンドサ空港の滑走路近くにあるものだ。この送電線の存在で離着陸に支障があるとして、この空港が「国際空港」としての基準を満たさない状態となっている。空港を通じた地域活性化のため、早期にこの送電線を移すべきと団体側は断じている。

■ヤパカニ、コメ増産 El Deberの記事
サンタクルス県のヤパカニでは、コメの増産に成功したという。もともとこの地ではコメの生産が盛んだが、作付け面積を広げることなく、生産性を上げることでコメ生産を増やした。これまで単位当たり生産量が37.5キンタルだったが、これが62.5キンタルまで増えた。地域の農家によると、エンジニアの指導などにより灌漑方法を変えるなどの工夫を行なったという。


【ペルー】

■マチュピチュ、ストリードビュー Correo Perúの記事
国内随一の観光地マチュピチュを、Googleの「ストリート・ビュー」で見ることができるようになった。同社の担当者が徒歩で撮影した映像を、このサービスを通じて誰でも見ることができる。標高2400メートルのこの遺跡はユネスコ世界遺産にも登録され、毎年多くの観光客を世界じゅうから集める。

■太陽のワカ、車の不安 Correo Perúの記事
トルヒーリョの「太陽のワカ」の傍らを通る道路で、通行する車輛の運転手が不安を抱いている。モチェ文化のこのワカは、道路を通行する車の振動でヒビが入るなどの指摘がある。このため、通り過ぎる車はその都度、壁が崩れるのではないかとの不安を抱くという。ラ・リベルタ県の文化局は、このワカの補修を検討し始めた。


【チリ】

■盗難トラックでボリビア人逮捕 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州の警察は、盗難届が出ているトラックを運転していた容疑で、ボリビア国籍の男2人を逮捕した。摘発があったのはカラマの東145キロのリテン・イナカリリだ。オホス・デ・サンペドロに向かっていたこのトラックは、今月1日に盗難されたものだった。警察はこの23歳と18歳の男2人が、トラックを密輸しようとしていたとみている。


【アルゼンチン】

■悪魔ののど笛、閉鎖 El Litoralの記事
ミシオネス州イグアス国立公園の観光スポット「悪魔ののど笛」への遊歩道は3日、通行できなくなった。公園側によると、イグアス川の増水の影響で、このスポット付近は危険と判断し、遊歩道が閉鎖されたためだ。ブラジル南部の大雨の影響で、このイグアス川やパラナ川の増水が発生していた。イグアス川の水量は、現在は通常の2倍相当だという。

■マクリ氏、2カ国電撃訪問 Caracol Radioの記事
10日に大統領に就任するマウリシオ・マクリ氏は4日から、ブラジルとチリを電撃訪問するという。就任前に、関係性の強いこれらの国を訪れ、ジルマ・ルセフ大統領、ミチェル・バチェレ大統領と会談するという。新政権は、政治、経済双方においてこの2カ国との関係を重要と考えていると読み取れる。

■さらに3社がペソ停止 Reporturの記事
航空3社がさらに、運賃支払いなどでのアルゼンチンペソの受け入れを停止した。新たにこの措置をとったのはアエロメヒコ、デルタ航空、アビアンカの3社だ。レートの二重性やドル不足などからペソへの不安が高まり、同様の措置をすでにアメリカン航空とコパ航空がとっている。

■国内、血液が不足 La Nacionの記事
国内の血液銀行の輸血用血液のストックが、大きく減っているという。国内で使用される輸血用血液の36%は献血に依存しているが、この時季に献血者が減少し、一方で血液の需要が増えているためだ。血液銀行と保健省は、18歳以上の健康な国民に対し、緊急に献血への協力を呼びかけた。

■ミトレ線が止まる La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ミトレ線が3日、運転を見合わせたという。この日の朝7時頃、レティーロターミナルとビセンテ・ロペスを結ぶ区間が運休し、多く利用客に影響が生じた。労働者の組合によると、この路線の駅の警備員が、利用者により脅される事件が発生し、これを受けた措置だという。


【エクアドル】

■各地で大雨の影響 El Universoの記事
国内では各地で、大雨による影響が出ている。マナビ県北部の広い範囲で強い雨が降り、チョネの市街が浸水したほか、エル・カルメンでは土砂崩れが発生した。またサント・ドミンゴでは雨の影響で、浄水施設が影響を受け一部の地域で断水している。またアマゾンのナポでも雨の影響で、幹線道路の一部区間が不通となっている。


【コロンビア】

■ビール価格上昇か Caracol Radioの記事
国内でのビール価格が上昇するとの観測が強まっている。SabMillerはこの12月1日から、人気のビール「アギラ」を瓶あたり100ペソ値上げした。通貨ペソが米ドルに対して下落していることから、この値上げがほかの銘柄のビールにも波及するとの見方が強まっている。年末から年明けにかけ、ビールの値上げラッシュが起きる可能性がある。


【ベネズエラ】

■議会選、野党が優勢 El Universoの記事
6日に投票が行われる議会選挙では、この16年間で初めて、野党が優勢となっている。167議員の改選が行なわれるが、政権の経済失政による物資不足などの問題を受け、1999年のウゴ・チャベス政権誕生以来初めて、野党側の勢いが与党を上回っている。ニコラス・マドゥロ政権への支持率も22%と低迷しており、野党に追い風が吹いている状態だ。

■欧州議会、監視送らず El Universoの記事
欧州議会は、ベネズエラに監視ミッションを送らないという。同議会は、6日に行なわれる議会選挙について、選挙が公正に行なわれているかを監視するミッションを送る予定だった。しかしベネズエラ国内の、監視員の安全性が確保できないとして、今回の派遣を見送る決定をした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、殺人減る La Tribunaの記事
ホンジュラス国内での殺人件数は今年、顕著に減っているという。安全省が明らかにしたものだ。今年1~11月に発生した殺人件数は4678件で、前年同期の5418件から780件、率にして13.6%減った。それでも一日平均14人が殺害されている計算になる。首都テグシガルパと北部の中心サンペドロ・スーラが、とくに殺人の多い町となっている。

■ウルグアイ、アルコール政策 Caracol Radioの記事
ウルグアイ政府は、アルコールについての新たな政策に取り組む。保健省が明らかにしたもので、とくに若者の過度のアルコール摂取を避けるための、新たな政策を議会とともに進めるという。今年就任したタバレ・バスケス大統領が指示したものだが、商業や国内産業と関係もあり、政策課題とするにはデリケートな問題を含むという。