2015.12.09

【ボリビア】

■ドリア・メディナ氏「投票中止を」 El Deberの記事
実業家で、エボ・モラレス政権と対峙する立場のサムエル・ドリア・メディナ氏は、国民投票の中止を呼びかけた。来年2月、モラレス大統領の再選を認めるかが焦点の憲法改正に向けた国民投票が行われる。ドリア・メディナ氏はベネズエラの議会選挙の野党勝利のように、この選挙では「No」が勝つとして、投票そのものを中止するべき、と語った。

■元フットボール選手らは「Sí」 El Deberの記事
1994年のワールドカップ出場のフットボール選手らは「Sí」(Yes)への意思を表明した。来年2月に行なわれる憲法改正の国民投票に向けたものだ。このメンバーらはサンタクルスで会見を開き、2019年選挙でエボ・モラレス大統領が再選されることを支持すると表明した。この憲法改正は、モラレス大統領の再選の是非が焦点だ。

■ブラジル大使、2年ぶり赴任 Los Tiemposの記事
ブラジル政府は2年ぶりに、ラパス大使館に大使を赴任させた。2013年、ロヘル・ピント元議員の同国への逃亡から両国の外交関係が悪化し、同国は大使を召還していた。しかし今年両国は関係正常化に合意し、大使を再赴任させたものだ。ライムンド・サントス・ロチャ新大使は大統領府を訪れて親書を手渡した。

■テラサス氏家族に「心の準備」 El Deberの記事
ボリビア唯一の枢機卿フリオ・テラサス氏の家族に「心の準備」が求められたという。同氏が入院している医療機関の医師が、家族に告げたものだ。同氏は健康状態が悪化し、すでに「危篤」の状態にあることが伝えられている。医師によるとテラサス氏はすでに末期の状態で、いつ何時容体が急変するか分からない状態だという。

■エボ、テラサス氏自宅を見舞う El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は8日、サンタクルスを訪れ、フリオ・テラサス氏の自宅を見舞った。14時30分過ぎ、モラレス大統領は15分間この場にとどまり、家族と話をしたという。ボリビア唯一の枢機卿であるテラサス氏は危篤の状態にあり、面会謝絶のため病院を訪れることは断念した。モラレス大統領は家族に、見舞いの言葉を述べたという。

■Rosatom、初期投資1億ドル Página Sieteの記事
ロシアの原子力機関Rosatomの初期投資額は、1億ドルになるという。政府がエルアルトに計画する原子力センターについて、同機関が全面協力し、出資することとなっている。近く建設が着工されるが、初期投資が1億ドル、投資総額が3億ドルとなることが明らかになった。ボリビア政府は2025年までに、国内に原発を稼働させる方針だ。

■カルナバル来訪者80万人 Los Tiemposの記事
来年2月のカルナバル時期に国内を訪れる外国人観光客は、80万人にのぼるという。エルネスト・ロッセル観光副相が見方を示したものだ。ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルを始め、各地の行事を多くの外国人が訪れるとみられる。オルーロ、サンタクルスについては、それぞれ100万人以上の人出が予想されている。

■ダカール、6つの道路が不通 El Deberの記事
来る1月のダカールラリー国内通過に合わせ、6つの道路の通行が制限される。マルコ・マチカオ文化相が明らかにしたものだ。1月4日から9日にかけ、タリハ-ベルメッホ、タリハ-カマルゴ、ポトシ-ウユニ、ウユニ-アトチャ、トゥピサ-ビジャソンの6ルートが、制限を受ける。今年のラリーはアルゼンチンとボリビアの2国開催で、国内ではポトシ、オルーロ県がルートとなっている。

■椿大使にコンドル賞 Opinionの記事
ダビド・チョケワンカ外相は8日、在ラパスの椿秀洋日本大使に「コンドル・デ・ロス・アンデス」賞を授与すると発表した。同外相はこの理由について、同大使と日本政府がボリビア国内のインフラ整備や再生可能エネルギー計画に大きく寄与し、両国関係を発展させたためとしている。同賞は外務省から出される「グラン・クルス」のクラスだ。

■BoAレヒオナル、1200万ドル El Deberの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)が新たに設立する「BoAレヒオナル」への投資は、1200万ドル規模だという。ロナルド・カッソ会長が明らかにしたものだ。新たに50人乗りクラスの小型航空機を導入し、ウユニやルレナバケへの路線を開設する計画だ。同会長はこの子会社を通じて、国内の航空網がさらに便利になると強調した。

■TAM、路線維持へ La Razónの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、路線を維持するという。同社は年内にも公企業化されるが、政策的に維持されている不採算路線が問題となっている。フアン・ラモン・キンタナ大臣は、これらの路線について政府助成などの方法を含め、維持を前提に議論する方針を示した。この公企業化により、同社の監督権は国防省から民間航空局に移ることになる。

■ポオポ湖「関心を持って」 La Razónの記事
オルーロ県のポオポ湖周辺の住民が、国民や政府に「関心を持って」と要望した。この湖は、雨不足の影響で広い範囲が干上がり、漁業が全面停止する事態となっている。2012年にこの地はラムサール条約に加盟しているが、政府や県などはこの湖の維持などに関心を示していないと、漁業者や周辺住民が不満の声を上げ始めた。

■チリの音楽祭「信頼性を欠く」 Página Sieteの記事
マルコ・マチカオ文化相は8日、チリのビーニャ・デル・マールで開催される国際音楽祭について「信頼性を欠く」と指摘した。毎年初めに行なわれるこの音楽祭に、ボリビアからはフォルクローレグループが参加してきた。しかしこの音楽祭の評価などについて信頼ができないとして、次回についてボリビアからの参加を見合わせるという。

■アンデス鉄道、サービス向上へ La Patríaの記事
オルーロとビジャソンを結ぶ鉄道を運行するアンデス鉄道は、近くサービスや利便性の向上策を発表するという。国鉄民営化により誕生した同社は18年にわたり、チリ資本で運行されたが今年、資本がベネズエラ企業に売却された。新資本移行にともない現サービスの評価が行なわれ、この改善策が2月までに発表されるという。

■エルアルト、運転手らが衝突 Página Sieteの記事
エルアルトで、公共交通機関の運転手らの組合同士で衝突が発生し、12人が負傷したという。テレフェリコ(ロープウェイ)黄色線のミラドール駅近くで起きたこの衝突は、駅近くのバス停の使用方法などが原因とみられている。およそ40人が殴り合いなどになり、使用されているバス車輛にも損傷が出た。

■国内の鶏肉を保証 Página Sieteの記事
サンタクルスの養鶏業の団体は、クリスマスから年末年始の国内の鶏肉について「保証」した。この時季、国内では鶏肉の消費が拡大するが、同団体によると国内で必要とされる量は十分に供給されるという。同じく需要が増える豚肉については価格が上昇しているが、鶏肉については価格上昇は抑える方針と団体側は意思を示した。


【ペルー】

■マチュピチュ、32周年 Correo Perúの記事
国内随一の観光地であるクスコ県のマチュピチュ遺跡は、ユネスコ世界遺産登録からこの9日で32年を迎えた。このインカの遺跡は1983年のこの日、世界遺産の第一陣として登録が認められた。遺跡公園に近いアグアス・カリエンテスではこの日、これを記念する式典が催される。

■モケグア、水痘で男児が死亡 Perú21の記事
モケグア県で、水痘(水疱瘡)が重症化した10歳の男児が死亡した。この男児は高熱などを発し、チェンチェンにある自宅で療養していたが、家族が気づいたときにはもう死亡していたという。この男児が通っている学校では、ほかの児童7人も水痘の症状が出ており、学校は休校措置がとられている。保健省によると昨年一年間で、国内では3万800人がこの感染症に罹っているという。

■アレキパ、パンアメリカン道封鎖 El Comercioの記事
アレキパ県内を通るパンアメリカン道が8日、ブロック封鎖された。この事態が起きたのはカマナ郡のオコニャ付近だ。ラ・プランチャーダのコミュニティの住民らが、電力インフラの整備などを地域行政や県に求めた動きだ。この封鎖により、現場付近では数百台のバスやトラックなどの車輛が足止めされた。

■カジャオ、10個所は危険 El Comercioの記事
リマに隣接する港湾都市カジャオでは、市内10地域はとくに治安に問題があるという。先週この町の税関施設に手榴弾が投げ込まれる事件が起きている。カジャオはもともと治安に問題を抱えるが、カスティーリャ、コロンゴ、ガンベッタ、ロス・バランコーネス、カナダ、ブエノスアイレス通り、サリタ・コロニア、パカスマヨ、ボカネグラ、シウダー・サテリテの10地域はとくに注意が必要だという。


【チリ】

■第4州、M5.7の地震 La Terceraの記事
第4(コキンボ)州で8日朝10時頃、やや強い地震が起きた。チリ大学によると震源はプニタキの西40キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.7、震源の深さは39.7キロだ。揺れは第3(アタカマ)州から第5(バルパライソ)州にかけて感じたが人や建物への被害はなく、津波の発生もなかった。同州では9月16日、マグニチュード8.4の大地震が起きている。

■メトロ駅でATM盗難未遂 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)駅で、銀行自動機(ATM)を狙った事件が起きた。サンミゲルにあるシウダー・デル・ニーニョ駅で8日朝8時頃、数人組がATMの機械を破壊し、中の現金を奪おうとしたという。この際には花火を改造したとみられる爆発物やガスバーナーが使用された。しかし結局現金強奪には失敗したという。


【アルゼンチン】

■マクリ氏、ベネズエラを祝福 Clarín.comの記事
10日に大統領に就任するマウリシオ・マクリ氏は、ベネズエラの議会選挙での野党勝利を祝福した。マクリ氏は同国の民主主義の勝利とのコメントを出している。マクリ氏は大統領選勝利後、民主主義が脅かされている同国について、メルコスルの資格停止や追放を考えるべき、と過激な発言を行なっていた。

■パラナ川が増水中 Clarín.comの記事
国内北部を流れるパラナ川が増水している。ブラジル南部の大雨の影響によるもので、増水地点はチャコ、フォルモサ州から下流のサンタ・フェ、エントレ・リオス州に移りつつある。先週には同じ理由で、ミシオネス州のイグアス川が増水し、イグアス国立公園の遊歩道の一部が閉鎖される事態も起きていた。


【エクアドル】

■マナビ、泥流の発生 El Universoの記事
マナビ県で、土砂崩れによる泥流が発生した。この泥流に見舞われたのは県都ポルトビエホの東、サンタ・アナのコミュニティだ。6日夜、泥流がこの村を襲い、10棟の住宅が床上浸水するに至った。現在泥の除去などの作業が続けられているが、泥流に見舞われた家々は、住める状態に戻れるという。


【コロンビア】

■LAN、プンタ・カーナへ Caracol Radioの記事
LANコロンビアは新たに、ボゴタとドミニカ共和国のプンタ・カーナを結ぶ路線を開設した。使用機材は174座席のエアバスA320型機で、週4往復の運航となる。プンタ・カーナはカリブ海岸にあり、リゾート地としてコロンビア国民間にも人気が高い。クリスマスから年末年始にかけ、高い需要が見込めるという。


【ベネズエラ】

■野党、議席の3分の1を占める El Universoの記事
6日に投票が行われた議会選挙で、野党は議席のおよそ3分の1を占めた。すでに野党の大勝利が伝えられているが、167議席のうち野党が110議席を占める見通しとなった。ウゴ・チャベス前大統領が率いた現与党は55議席に減らし、1999年からの第1党の座を失うこととなった。経済失政により現政権に対する厳しい批判が、国民間に広がっていた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ボラリス便に爆破の脅し News24の記事
メキシコのLCCボラリスの便に、爆破の脅迫があったという。メキシコシティの空港側によると、この事態が起きたのは8日朝8時に同空港を発ち、カンクンに向かう714便だ。爆破予告があり、出発を中止され機内が調べられたが、爆発物などは見つからなかった。この便には179人の乗客が乗っていた。

■サンサルバドル、強盗一日20件 El Slavadorの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルでは、一日平均20件の強盗事件が起きているという。警察が示したデータだ。もっとも多く被害に遭っているのは通行人で、車に乗車中の人がこれに続く。被害が多いのはベートーベン広場とトゥトゥニチャパ通りで、この2個所を含む37個所が、「危険な地域」として挙げられた。


【国際全般】

■イラン、豚インフルエンザが流行 News24の記事
イラン国内では、豚インフルエンザが流行している。同国保健省によると国内南東部で、2009年にメキシコを震源に感染が広がったH1N1型のインフルエンザが流行し、これまでに33人が死亡したという。感染者が集中しているのはケルマン州で600人が感染し、首都テヘランでも感染が確認されている。保健省は急遽、ワクチンの調達を開始した。