2015.12.10

【ボリビア】

■米国、高レベル協議を目指す La Razónの記事
米国はボリビア政府との「高レベルでの協議」を目指すという。同国与党民主党のペーター・ブレナン議員がラパスを訪れ、エボ・モラレス大統領と会談したものだ。メディアの取材に対し同氏は、この年末から両国間の協議を開始することを明らかにした。2008年のパンド県での事件以降、両国関係は冷え切った状態にあり、大使も相互に召還されたままとなっている。

■エボ、ブエノスアイレスへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はアルゼンチン、ブエノスアイレスに向かう。10日、同国ではマウリシオ・マクリ新大統領が就任する。モラレス大統領はこの就任式に参列するため、同国を訪れる。この選挙戦ではモラレス大統領は、政治的スタンスが近い中道左派の対立候補を支援していたが、この就任式参列で新たな関係作りを開始する。

■テラサス氏、小康状態続く El Paísの記事
ボリビア唯一の枢機卿、フリオ・テラサス氏の容体は、小康状態が続いている。テラサス氏は持病の悪化などでサンタクルス市内の医療機関に入院しているが、診察した医師は「末期状態」であるとしている。医師によると9日の時点で、テラサス氏は呼吸を機械に頼っているものの心臓や血圧は落ち着いているという。テラサス氏は現在、79歳だ。

■コスタス知事はドイツへ El Deberの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は9日、ドイツに向かった。同国主催の民主議員議会が開催され、同国のメルケル首相からの招待に応じたものだ。またコスタス知事は、県民に対する同国からの奨学金についての折衝を行なう予定だという。コスタス知事はエボ・モラレス政権と対峙する勢力の、先鋒の一人だ。

■200Bs札、マイナーチェンジ Página Sieteの記事
国内で流通する200ボリビアーノ札が、マイナーモデルチェンジした。中央銀行は、新たに券番号が「J」で始まるシリーズの発行を開始した。このシリーズからは、ブラックライトをあてると光るなどの新たな偽造防止措置が導入された。同銀行によると、現在国内ではこの紙幣が3611万枚流通しているという。

■ブラジルとコカ葉削減について協議 El Deberの記事
ボリビア、ブラジル両国はボリビアでのコカ葉削減について協議するという。在ラパスのブラジル大使、ライムンド・ロチャ氏が明らかにしたものだ。国境を越えた問題となっている麻薬組織の暗躍を止めるため、ボリビア側がブラジルの要請を受け入れた。アンデス原産のハーブであるコカ葉はインディヘナ文化の上で重要な意味を持つが、同時にコカインの原料となる。

■タコパヤ、バスが谷に転落 El Deberの記事
コチャバンバ県のタコパヤで、バスが谷に転落する事故が起きた。8日22時30分頃、チャリャ・グランデ付近で乗客を乗せたバスが道路を外れ、150メートル下に落下した。この事故でこれまでに6人の死亡が確認され、18人が負傷している。運転手のハンドルを切る操作が遅れ、コントロールを失ったことが原因とみられている。

■ポオポ湖、最大30センチ La Patríaの記事
水位の異常低下が起きているオルーロ県のポオポ湖では、もっとも深いところでも水は30センチ程度だという。ポオポ湖やウルウル湖を守る活動をしている団体が明らかにしたものだ。雨不足による渇水で湖が干上がり、漁業が事実上、ストップした状態となっている。この地域は間もなく雨季が本格化するが、今季はエル・ニーニョ現象の影響を受けるおそれがある。

■オリノカ博物館、大統領の1万3千点 Eju.tvの記事
オルーロ県の寒村オリノカに建設されている博物館に、エボ・モラレス大統領から私物など1万3千点が寄贈されるという。この革命博物館は国が建設しているもので、大統領の衣類や帽子、ヘルメット、椅子などが展示される予定だ。このオリノカは、モラレス大統領が極貧の幼少期を過ごした村だ。

■2県、蚊の感染症への注意 Los Tiemposの記事
アマゾンに位置するベニ、パンド両県に対し、ネッタイシマカが媒介する感染症への注意が呼びかけられた。両県ではデング、チクングニヤ熱の感染が疑われる事例が140件に達し、今後雨季が本格化するにつれ増加する見通しだ。さらに同じ蚊が媒介するジカ熱の上陸の可能性もあり、警戒が必要と保健省は指摘した。


【ペルー】

■カマナで事故、7人死亡 El Comercioの記事
アレキパ県カマナ郡のパンアメリカン道で事故があり、これまでに7人が死亡している。9日未明、ケブラダ・エル・トーロ付近で起きたこの事故は、乗客を乗せたミニバンとトラックが正面衝突したものだ。この事故でこども2人を含む7人が死亡し、11人が負傷したという。事故原因などはまだ分かっていない。

■ワンカヨ、犬のセンソ Correo Perúの記事
フニン県の県都ワンカヨではこの13日から、犬の「センソ」(国勢調査)が行なわれる。市内の家庭で飼われる犬と、市内に棲息する野犬の両面の数などを調べるものだ。市内では野犬の増加が問題となっており、人が襲われる事故も発生している。狂犬病などの感染症対策のため、犬の実態を把握する必要があるとして実施されるものだ。

■ミスティ山麓違法入植 El Comercioの記事
アレキパのランドマーク、ミスティ山の山麓地域で違法入植が行なわれているという。本来、制限されている地域に住宅が設けられ、人が住んでいるというものだ。このミスティ山は火山で、噴火が起こればこれらの地域の入植者は命の危険にさらされる。県側は今後、これらの違法入植者の強制排除も検討している。

■ボンバルディア社、メトロに食指 El Comercioの記事
航空機などで知られるカナダのボンバルディア社は、リマのメトロ(電車)車輛の受注に関心を示している。2011年に1号線が開通したメトロは、現在2~4号線の建設が具体化している。将来的にこれらの路線で使用される車輛について、同社は受注をめざし各方面への働きかけを強めている。


【チリ】

■2017年、センソ実施へ BioBio Chileの記事
国内では2017年、センソ(国勢調査)が行なわれる。2002年以降、センソは10年おきに行なわれることになり、直近では2012年に実施された。しかし統計手法の誤りなどから、正確なデータが得られないという致命的なミスが起きた。これを補うため、中間点にあたる2017年に、センソが実施されることとなった。

■殺人事件のオスタル、閉鎖 BioBiio Chileの記事
第4(コキンボ)州ラ・セレーナのオスタル「レスト」が7日夜、営業停止命令により閉鎖された。11月、この施設内で28歳の男性職員が銃で撃たれ、死亡する事件が起きていた。当局側の調べで、このオスタル事態が宿泊機関としての基準を満たしていないことが明らかになり、今回の閉鎖命令に至ったという。


【アルゼンチン】

■クリスティナ、就任式欠席へ El Universoの記事
クリスティナ・フェルナンデス大統領は、10日のマウリシオ・マクリ新大統領の就任式を欠席する。規定により就任式を経ずとも、10日午前0時の段階で、大統領権限はマクリ氏に移ることになる。12年続いた「キルチネル体制」は終焉し、中道右派による新政権がこの国の舵をとる。

■空港バス、盗難の賠償へ La Nacionの記事
ブエノスアイレスで空港バスを運行するマヌエル・ティエンダ・レオン社は、車内で強盗に遭った利用客に賠償する。2012年、ロサリオからオーストラリアに向かうためエセイサ国際空港に向かっていたバス便内でこの事件が起こり、被害者は10万ペソを奪われた。裁判所は、同社側の監督責任を認め、賠償を命じる判決を下した。

■イグアス、記録更新秒読み Misiones Onlinesの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園の年間入場者数の記録更新が、秒読み段階だという。過去もっとも多かった2012年の入園者数は134万9804人で、公園側によると12月7日までの今年の来園者は130万8080人となっているという。公園側は少なくとも今週末までには、新記録を達成するとの見方を示した。

■ガレリア・グエメス、100周年 Carín.comの記事
ブエノスアイレス中心部の「ガレリア・グエメス」が100周年を迎える。フロリダ通りに面するこのガレリアは、アールヌーボー式の建築で1915年12月15日に開業した。ガレリアの一方の出口はサンマルティン広場にも面し、建物の14階にはミラドール(展望台)も設置されている。


【エクアドル】

■国内コンドルは93羽 El Universoの記事
国内に棲息する野生のコンドルは、93羽だという。環境省が明らかにした数字だ。この9月29、30日の両日、コンドルの棲息地で165人体制でセンソ(国勢調査)が初めて、行なわれた。この結果、93羽の棲息が確認されたという。繁殖可能なつがいは26組で、93羽のうちの35%は、まだ繁殖年齢に達していない。


【コロンビア】

■飲酒は12歳から Caracol Radioの記事
国内の未成年者の飲酒開始年齢の平均は、12歳だという。ババリア財団が行なった調査の結果だ。ボゴタやメデジン、カリなど9都市、9677人を対象に飲酒についてアンケート調査を行なった。この結果、これまでに飲酒したことがあると答えたのは70%、飲酒の習慣があるのは55.7%、両親の前でも飲酒するのは46%となった。


【ベネズエラ】

■野党、自主的退陣を視野 El Universoの記事
6日の議会選で大きな勝利を収めた野党側は、ニコラス・マドゥロ政権の「自主的退陣」を視野に入れている。野党連合側のエンリー・ラモス・アリュップ氏が語ったものだ。一部で報じられた、大統領を「引きずりおろそうとしている」ことについて否定したが、同氏はマドゥロ大統領が現在の任期を全うできないと考えているという。

■マドゥロ、緊急閣議 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、緊急の閣議を開き、対応策を話し合った。6日の議会選挙で野党が大勝し、与党側が惨敗するに至った。議会での基盤を失った与党側は今後、難しい政権運営を迫られることになる。1999年のウゴ・チャベス前大統領による議会選勝利以降、同国の政治体制はもっとも難しい局面を迎える。

■初のトランスジェンダー議員 El Universoの記事
6日の議会選挙で、初めてトランスジェンダー議員が誕生することとなった。当選したタマラ・アドリアン氏はもともとは男性だが、性同一性障害などから女性として生活している。同氏は野党から出馬し、議員となることとなった。ラテンアメリカではアルゼンチン地方議会やメキシコシティ議会などでトランスジェンダー議員がいるが、国会議員の当選は初めてとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコ、イルカがうち上がる News24の記事
メキシコ、バハ・カリフォルニア州で浜に大量のイルカがうち上がった。環境当局によると7つの浜に23頭がうち上がっているのが発見された。21頭はシワハイルカ、2頭はマイルカとみられる。ボランティアや地域の漁業者などが海に帰す努力を続けたが、このうち16頭は死んだという。現在、死んだ3頭を地域の大学に持ち込み、原因の調べが行なわれている。

■アビアンカ・ブラジル、2社と提携 ATW Onlineの記事
アビアンカ・ブラジルは、トルコのターキッシュ・エアラインズ、エチオピア航空の2社と提携を結んだ。今後両社との間で、コードシェアなどを実施し、利便性向上を図るという。同社はこの7月に国際航空連合スターアライアンスに加盟しており、今回提携した2社もこの連合のメンバーだ。

■LATAM、インテルジェットと提携 Economia y Negociosの記事
LAN、TAM航空を傘下に持つLatam航空は、メキシコのLCCインテルジェットと提携した。相互の便でコードシェアなどを実施するというものだ。中米最大の人口を持つメキシコには、Latamが加盟するワンワールドのメンバーがなく、同社は成長著しいインテルジェットに接近を図っていた。同連合のブリティッシュエアウェイズやイベリア航空も、同社との提携を図っている。

■眞子さま、大統領と会食 W Radioの記事
ホンジュラスを訪れられている眞子さまは、同国のフアン・オルランド・エルナンデス大統領と9日、会食された。眞子さまはご到着時、大統領の妻であるアナ・ガルシア氏の出迎えを受けている。また眞子さまはこの会食に先立ち、日本のJICAから派遣されている協力隊員とも面会された。


【国際全般】

■キンシャサ、雨で31人死亡 News24の記事
コンゴ民主共和国の首都キンシャサでは11月19日以降、大雨が原因で31人が死亡し、2万人が住まいを失ったという。同国のエマヌエル・アクウェティ内務相が9日、明らかにしたものだ。市内南部、東部のコンゴ川沿い地域で、雨の影響で住宅が崩落する事故が続発しているという。一帯は12月いっぱいまでが雨季で、今後も同様の事態が続く可能性がある。