2015.12.12

【ボリビア】

■サンタクルス、涙雨 El Deberの記事
9日に死去したフリオ・テラサス氏の葬儀が11日、サンタクルスの大聖堂(カテドラル)で行なわれた。この日は午後から雨模様となったが、多くの市民がカテドラルに集まり、運ばれる柩を見送った。テラサス氏はボリビア生まれとして初めて、枢機卿となり、現在のローマ法王フランシスコ1世とも長年にわたり交流があった。

■上院議会、テラサス氏に黙祷 El Deberの記事
上院議会は11日、死去したフリオ・テラサス氏のために黙祷した。ボリビア唯一の枢機卿であったテラサス氏はサンタクルス市内の医療機関に入院していたが、9日夕方に病のため死去した。上院議会はテラサス氏が長年にわたりボリビア社会に貢献してきたことをたたえ、全会一致で祈りを捧げたという。

■エボ、マドゥロを気遣う El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領を気遣った。6日の同国の議会選挙で野党が大勝し、マドゥロ政権は難しい舵取りを迫られている。モラレス大統領は、マドゥロ大統領が「誰よりもラテンアメリカの政治について考えている」人物だとした上で、この盟友の立場を気遣った。

■エボ、個人的信頼関係構築目指す Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、10日に就任したアルゼンチンのマウリシオ・マクリ新大統領と、個人的な信頼関係を構築したいと語った。モラレス大統領は対立候補を支援していたことから、新政権との関係が悪化するとの観測があった。しかし就任式に先立ちマクリ氏とフットボール外交を展開するなど、関係構築は順調な滑り出しを見せている。

■チリ外相「工作ではない」 El Deberの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、「外交工作ではない」と語った。ボリビアがチリに主権ある海岸線を求めている件で、同国政府は議員を欧州などに派遣し始めた。ボリビアはこれを外交工作と指摘したが、同外相はこれを否定し、「チリの立場、考えを国際社会に周知させるための措置」と断じた。

■東西動脈、通行は再開 Los Tiemposの記事
サンタクルスとコチャバンバを結ぶ、ボリビア東西の動脈は通行が再開された。コチャバンバ県内で発生した土砂崩れで、この道路は通行ができなくなっていた。道路管理局(ABC)による復旧工事が完了したものだ。しかし同局は、これから雨季が本格化するにつれ、同道路区間では複数個所で土砂崩れのおそれがあると指摘している。

■サガルナガ、実は危険 La Razónの記事
ラパスの観光の中心地、サガルナガ通りは実は危険だという。この通りにはみやげ物店や旅行業者の店、さらに飲食店やペーニャなどが集まり、多くの観光客が往来する。しかし観光警察によると、一日1件は、観光客が盗難の被害に遭っているという。街路では警官がパトロールし、防犯カメラも稼働しているが、観光客は身周りに注意をする必要があるという。

■タリハでバス事故 Erbolの記事
タリハ県でバス事故があり、2人が死亡した。11日13時30分頃、チュキサカ県とを結ぶ道路のファルダ・デ・ケニュア付近で、3月23日社のバスが衝突事故を起こし、横転した。この事故で2人が死亡し、10人が負傷したと伝えられているが、詳細はまだ明らかになっていない。負傷者はタリハ市内の医療機関に搬送されている。

■ラパスで雹が降る El Deberの記事
ラパス市内では11日午後、広い範囲で雹が降ったという。天気が不安定になり、黒い雲が広がり雨が降り出した。しかしこの雨が数分間、雹に変わったという。この雹による人や建物への被害は報告されていないが、街路の一部が氷の粒に覆われ、一時通行に支障が生じる道路が相次いだ。

■オリノカ、観光開発を模索 La Patríaの記事
オルーロ県のオリノカ周辺では、観光開発の模索が続いている。エボ・モラレス大統領が生まれ、幼少期を過ごした寒村オリノカでは、国が新たに博物館を建設している。この施設と組み合わせ、周辺域での観光振興を図ろうとしているものだ。博物館は近く開館予定で、1月初めに迫ったダカールラリーと合わせ、人を呼び込みたい考えだ。


【ペルー】

■クスコ空港、着工秒読み El Comercioの記事
クスコ近郊のチンチェロへの空港建設は、着工がいよいよ秒読み段階だ。受注した共同企業体クントゥル・ワシが現地調査したレポートを、政府が承認したものだ。これを受け着工に向かう準備が整ったことになり、来年じゅうには着工される見通しとなった。新空港が完成すれば、北米や欧州などからの直行便も就航できるようになる。

■エル・ニーニョでビクーニャが危機 Correo Perúの記事
エル・ニーニョ現象による異常気象で、国内のビクーニャ飼育が危機に瀕するおそれがある。ビクーニャはアンデス原産のラクダ類の一種で、ペルーが世界最大の飼育数を誇る。しかし異常気象で必要な牧草が得られなくなり、ビクーニャが飢えに瀕するおそれがあるとワンカベリカ県の農政局が指摘した。

■プーノ、落書きで19歳男性を逮捕 Correo Perúの記事
プーノの大聖堂(カテドラル)の壁に落書きをしたとして、カハマルカ出身の19歳の男性が逮捕された。警察によるとこの男は10日21時30分頃、黒のスプレーでこの壁に、何らかの文字を書いていたという。男は当時、酒に酔った状態だった。文化財への落書きは、国内では重罪とされている。

■リマ、ドクイトグモが広く分布 Perú21の記事
毒性がきわめて強いドクイトグモの地域種が、リマの多くの住宅に棲みついているという。保健省の機関である保健機構が指摘し、リマ市民に注意を呼びかけたものだ。同機関の調べによると、市内の住宅のおよそ70%に、この危険な毒グモが棲みついているという。このクモは夜行性で、刺されると命を落とすこともある。


【チリ】

■コキンボ、妊婦が「ムラ」 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州で、妊婦が「ムラ」の容疑で逮捕された。ムラはカプセル入りのコカインなどの薬物を胃に入れ、輸送する犯罪の手口だ。警察によるとラ・セレーナの検問で不審な点があるこの女性を調べたところ、胃の中からカプセル140錠が見つかった。この妊婦はボリビア国籍で、同国から薬物を持ち込んだとみられている。

■サンティアゴ、電気タクシー BioBio Chileの記事
サンティアゴでは11日から、電気自動車によるタクシーが営業を始めた。このタクシーは運賃などは通常のものと変わらないが、外観は白と緑色の特別の配色がなされている。サンティアゴ市は、温室効果ガス排出を削減するため、市内で営業するタクシー車輛の電気自動車への転換政策を進めている。今回導入された電気タクシーは、3台だ。


【アルゼンチン】

■イグアス、遊歩道が土砂被害 Territorio Digitalの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園で、遊歩道の一部が土砂崩れの被害を受け、閉鎖されている。10日午後から通行できなくなっているのは遊歩道の一つである「ベジャ・ビスタ」だ。崩れた土砂により遊歩道の一部が完全に損傷しており、復旧には時間を要するとみられる。このため公園側は、歩行ルートの変更措置をとった。

■ブラジル渡航者に注意喚起 La Nacionの記事
保健省は、ブラジルに渡航する国民に対し蚊についての注意喚起を始めた。レアル安を受け、この夏に同国に向かう国民が増えると予想されているが、同国ではネッタイシマカが媒介するジカ熱の感染が増えており、蚊への対策が必要と保健省は呼びかけている。虫よけの使用や長袖の着用などを勧めている。

■エセイサ、コカイン8.7キロ摘発 Minuto Unoの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港の預け荷物の中からコカイン8.7キロが摘発され、イタリア国籍の男が逮捕された。税関によるとこの男の二重底になったスーツケースから、薬物が発見されたという。男はミクロセントロの宿に滞在し、アビアンカ航空の便でローマに向かうところだった。

■ブエノスアイレス、真夏の暑さ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスは11日、真夏の暑さとなった。この日は気温がぐんぐん上昇し、気象台の発表では気温が摂氏33度に達し、地域によっては温度計が40度を示したところもある。突然の気温上昇に市の保健局は、熱中症などへの注意を呼びかけた。この暑さは12日も続く見通しだが、同日夕方からは雨が降りやすくなるという。


【コロンビア】

■定時運航が増える El Colombianoの記事
国内空港を発着する航空便の、定時運航率が上昇しているという。民間航空局が明らかにしたものだ。航空便の定時発着を実現するため、同局は遅延発生時の制裁金をおよそ3倍に引き上げた。この結果、航空会社各社が遅延抑止への意識を高め、結果的に定時運航率が上がったという。


【ベネズエラ】

■野党、政策方針を確認 El Universoの記事
野党は11日、議会開会に向け政策や方針を確認、決定した。6日の選挙で大勝利を収めた野党は、議会の3分の2を占めるに至った。この会合で野党は、今後議会を指導し、経済改革などを進めることを確認した。しかしニコラス・マドゥロ政権はこの野党方針を否定しており、今後大きな対立に至る可能性が高い。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■各国にシリア人への注意呼びかけ El Paísの記事
ウルグアイ政府はラテンアメリカ各国に対し、シリア人への注意を呼びかけた。今月3日、コロニアの港から盗まれたパスポートを使用し、3人のシリア国籍者が入国しようとしたという。偽造パスポートなどを使用し、シリア国民が入管をすり抜けるケースが多発している可能性があると同国は指摘している。同様の事例はホンジュラスなどでも確認されている。

■キューバ-米国、直通郵便 Caracol Radioの記事
キューバ、米国両政府は、郵便物のやりとりを直接行なうことで合意した。米国政府と、在米キューバ大使館との間で、この件についての話し合いが行なわれていたという。およそ50年ぶりに、両国間を直接郵便物が往来することになる。昨年12月、両国は関係正常化交渉入りを発表し、今年には相互に大使館を再開している。

■ホンジュラス代表選手、撃たれ死亡 CNNの記事
ホンジュラスのフットボールナショナルチームで活躍していた選手が、銃で撃たれ死亡した。この事件に見舞われたのは国内リーグのオリンピアに所属するアルノルド・ペラルタ選手だ。地元のラ・セイバの商業施設近くで銃撃を受けたという。同選手は26歳、ミッドフィールダーとして2012年のロンドン五輪にも出場した。容疑者はまだ特定されていない。


【国際全般】

■アディスアベバ、モスク襲撃 News24の記事
エチオピアの首都アディスアベバ最大のモスクが11日夕方、攻撃を受けた。金曜日の礼拝中の施設に手榴弾が投げこまれ、この爆発により中にいた24人が負傷したものだ。アルカイダ系のソマリアの武装組織、アル・シャバーブの犯行とみられている。エチオピアは、この過激派掃討のためソマリアに派兵している。