2015.12.16

【ボリビア】

■港湾と鉄道、ペルーと協力へ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、港湾と鉄道整備のメガプロジェクトをペルーと共同で進めると発表した。計画されているのはペルー南部のイロ港を太平洋岸最大規模の港とするものと、ブラジルとこの港を結ぶ鉄道を整備するものだ。ボリビアは外港をチリ北部からイロに移す計画を立てており、この港湾整備がボリビアの貿易に大きくプラスになると断じている。

■ポオポ湖、雨を待つしかない La Patríaの記事
ボリビア政府とオルーロ県は、ポオポ湖について「雨を待つしかない」というスタンスだ。雨不足の影響で、国内第2位の面積のこの湖が干上がり、地域コミュニティが「湖が消滅した」と宣言した。地域や漁業者は対応を求めているが、雨が降らない限り事態は改善しないと政府、県側は見ている。予算をかけても、対応の取りようがないと判断したものだ。

■漁業者は対応を求める La Patríaの記事
ポオポ湖の漁業者らは、政府やオルーロ県に対し、あらためて対応を求めた。雨不足でこの湖が干上がり、事実上「消滅」したと伝えられた。この湖で漁を行なう漁業者らの仕事は完全にストップし、先行きも不透明な状態となっている。漁業者らは県や環境省などに対策と、生活のための資金支援を求め始めた。

■オルーロ、事故で11人死亡 Los Tiemposの記事
オルーロとコチャバンバを結ぶ道路で交通事故があり、11人が死亡した。現場はオルーロ市から12キロの地点で、ダヌビオ社のバスとトラックが正面衝突したものだ。この事故で16人が負傷し、オルーロ市内の病院に搬送されている。また同日、コチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路でも事故があり、1人が死亡した。

■20日の航空ストは回避 Página Sieteの記事
航空各社側が20日の実施を通告していたストライキは、回避されることになった。団体側は、国税庁が多額の追徴を科したことに反発し、この日のストを通告していた。しかし両者間での協議で、一定の前進があったとして、航空会社側はストの回避を決めた。今後も両社は協議を続ける姿勢だ。

■TAM、書類を提示 Página Sieteの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、公企業化に向けた書類を提示した。空軍の一部門である同社は今年末までに公企業化され、監督が民間航空局に移ることになっている。TAM側はこの必要事項を記載し、公企業化の要件を満たしたことを証明する書類を提出し、メディアにも提示した。一部でこのプロセスが難航していることが伝えられている。

■コチャバンバ鉄道、43駅 Los Tiemposの記事
コチャバンバに整備される都市交通型の鉄道は、43の駅を持つことになるという。政府のこの計画を請け負ったスペインのホカ社が、政府側に計画を提示したものだ。既存鉄道を一部活用する形で路線を整備するもので、ホカ社は来年2~3月に着工する姿勢を示している。政府はサンタクルスでも、鉄道整備計画を進めている。

■スクレ、水浸し Correo del Surの記事
憲法上の首都スクレ市内は、一部で浸水被害があった。一帯では局地的な雨が降り、町の排水能力が限界に達したものだ。地域を流れる河川はいずれも激しく増水した。市内のティンタマユ地区では、公園や街路など広い範囲が浸水、冠水し、地域の交通が一時途絶えた。

■チャリャパタ、ストは終了 La Patríaの記事
オルーロ県のチャリャパタで行なわれていたストライキ、道路封鎖は終了した。雨不足の影響で、この地域への水道供給が絶たれていることに抗議、反発した動きだ。コミュニティの人々と水道会社の間で話し合いがもたれ、早期に打開するとの確約が得られたとしてストは終了した。封鎖されていたオルーロとポトシを結ぶ交通は再開している。

■コカ葉掃討、1万1025ha La Razónの記事
ボリビア国内では今年だけで、すでに1万1025ヘクタールの違法作付けコカ葉畑が、掃討されているという。エボ・モラレス大統領が15日、明らかにした数字だ。コカ葉はアンデス原産のハーブだが、コカインの原料になることから栽培や流通は法令1008号で規制されている。しかし現金収入になりやすいコカ葉の違法作付けは、止まらない状態だ。

■不明ドイツ人の遺体発見 El Deberの記事
ポトシ県のトゥピサで、不明となっていたドイツ人観光客の遺体が発見された。見つかったのは11月8日から行方が分からなくなっていた、52歳の女性観光客だ。ディアブロ渓谷で女性の遺体が発見され、調べの結果このドイツ人であることが分かった。女性は一帯の散策中に脱水症状を起こし、そのまま死亡したとみられている。

■バス運賃、年末は上昇へ El Deberの記事
国内のバス運賃は年末にかけ、上昇する。国内でもクリスマスから年末年始に、帰省する人が多く、バスの利用者が大幅に増える。サンタクルスのビモダルバスターミナルによると、路線によっては利用者は最大で7割ほど増えるという。このため需要の増大に合わせ運賃が上昇するという。

■ダカールでカルナバルプロモ La Patríaの記事
1月に国内を通過するダカールラリーに合わせ、オルーロのカルナバルのプロモーションが行なわれる。ラリーの際、中継地となるポトシ県のウユニには国内外から多くの観光客が集まる。この際、ダンスを披露するなどし、2月6日に行なわれるユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルをアピールする。

■デリシア、アイスのパネトン Página Sieteの記事
ラパスのアイスクリームメーカー「デリシア」は、アイスのパネトン(パネットーネ)を新たに発売する。クリスマスに、国内ではこのスポンジケーキが広く食べられるが、同社はこの菓子の形のアイスクリームを発表した。ケーキではなくアイスクリームで、クリスマスを過ごすことを消費者にアピールする。


【ペルー】

■通貨ソル、硬貨は来年から El Comercioの記事
新通貨単位「ソル」と記載された硬貨は、2016年から流通が始まるという。中央銀行(BCR)側が15日、明らかにしたものだ。11月に議会承認されたこの変更を大統領が承認し、15日から通貨単位が「ヌエボ・ソル」から「ソル」に変更された。紙幣については今後、セキュリティ強化の仕様変更時に通貨名を変えていく方針だという。

■タヤハカ、強風被害 El Comercioの記事
ワンカベリカ県のタヤハカで、強風による被害が生じた。スルクバンバ、ワリバンバの一帯でハリケーン並みの強風が吹き、合わせて42棟の住宅が屋根を飛ばされるなどの被害を受けた。地域気象台によると、この時に吹いた風は、風速20メートルを超えていたとみられるという。

■ウカヤリ川の汚染 El Comercioの記事
ペルー水道局(ANA)は、ウカヤリ川の汚染について警報を発した。ウカヤリ県都プカルパ付近で水質を調べたところ、きわめて高い濃度の大腸菌群が検出されたという。川の流域一帯のコミュニティから、生活排水がそのまま川に流されている状態で、これが汚染を高めているとみられる。

■トトラでクイを育てる Correo Perúの記事
プーノ県ではトトラで、クイ(テンジクネズミ)を育てる取り組みが進められている。トトラはティティカカ湖などで取られ、浮島生活を支える葦の一種だ。このトトラを、地域の伝統的食材であるクイを育てる餌とするものだ。県側はこのトトラの各方面への活用策を検討しており、クイの餌への応用に地域は期待をかけている。


【チリ】

■17、18日に航空スト BioBio Chileの記事
民間航空局はこの17、18日の両日、国内すべての空港でストライキを行なうことを通告した。航空便や利用客の管理体制などについて、政府や国防省などと6カ月にわたり協議したが、決裂したという。ストが実施されればこの両日、すべての航空便がキャンセルされる見通しで、航空会社の団体は10万人に影響が及ぶと分析した。

■航空会社、スト対応策 Terra Chileの記事
17、18日に国内空港がストによりすべてストップする見通しとなり、航空会社は対応策を示している。最大手のLAN航空は、この両日のチケット販売を即時停止した。また2番てのスカイ航空は、この両日のチケット保有者に対し、1月中旬までの便への振り替えを無料で行なうことを明らかにした。

■メトロ2号、1時間止まる La Terceraの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)2号線は15日、1時間にわたり運転を見合わせた。運営側によると6時58分、編成の一部が不具合を起こし、動けなくなったという。この影響で3つの駅の区間について1時間、運転が見合された。5号線との乗換駅であるサンタアナ駅が含まれていたため、多くの利用客に影響が生じた。


【アルゼンチン】

■2017年末までエネルギー危機 La Nacionの記事
フアン・ホセ・アラングレンエネルギー相は、アルゼンチンは2017年末まで「エネルギー危機」にあると宣言した。ガス、電気などのエネルギー分野に多額の助成が行なわれ、国家財政を圧迫している。10日に発足したマウリシオ・マクリ政権はこの標準化を進めており、助成の見直しにより料金が上昇すると同大臣は語った。

■停電は18日頃まで Clarín.comの記事
ブエノスアイレス市内南部を中心に起きている停電は、18日頃まで続く可能性があるという。電力会社Edesurが明らかにしたものだ。先週末、気温が急上昇し電力需要が増したことから、停電が発生した。ラヌスなどではすでに72時間、停電が続いているが、さらに数日継続する見通しだという。この停電に抗議するデモや道路封鎖が、市内で行なわれている。

■サルタの惨事、状況解明 La Nacionの記事
サルタ州で起きた大惨事の状況が、明らかになってきた。治安部隊員を乗せたバスがバルボア川に転落し、42人もの犠牲者を出したものだ。警察の調べで、このバスは現場となった橋の80メートル手前で、停車中の車を追い抜こうとし、本線に戻った際に橋の欄干に激突、転落したとみられるという。


【エクアドル】

■コレア、カリへ El Universoの記事
ラファエル・コレア大統領は15日、コロンビア南部のカリに向かう。この町で、同国のフアン・マヌエル・サントス大統領と会談を行なうものだ。この訪問には外相や国防相などの重要閣僚が同行し、同国の閣僚らと同様に会談する。それぞれの会合ではインフラ整備や安全対策、経済通商、環境、文化などさまざまなテーマが話し合われる見通しだ。

■コトパクシ、観光客激減 El Universoの記事
コトパクシ山を中核とするコトパクシ国立公園の訪問客が、激減している。この公演にはピチンチャ県側とコトパクシ県側2個所に入り口があるが、訪問者らが気にかけているのは、火山の動向だ。今年、この火山の活発化が報じられたため、多くの観光客は来訪を見合わせている状態だという。


【コロンビア】

■LAN、サンアンドレス便が好調 Caracol Radioの記事
LANコロンビアにとっては、国内線ではサンアンドレス島への便がもっとも好調だったという。同社が今年の国内線実績について発表したものだ。サンアンドレス島への便を利用した人は、前年に比べて67%も増加した。これに続くのはサンタマルタ線で31%増、以下カルタヘナ25%、バランキージャ14だった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オバマ氏、キューバ訪問も El Universoの記事
米国のバラク・オバマ大統領は、来年キューバを訪れる可能性を示唆した。昨年12月に関係正常化交渉入りが発表され、両国は今年相互に大使館を再開するなど、正常化が進展している。オバマ大統領は、この訪問の条件としてキューバ国内の人権問題の改善が進展することを挙げた。

■アラス・ウルグアイ、アルゼンチンから認可 Teledoceの記事
ウルグアイで就航準備中の航空会社アラス・ウルグアイは、アルゼンチン当局から乗り入れの認可を受けた。同社は21日からモンテビデオとアスンシオンを結ぶ路線を就航するが、この認可によりブエノスアイレスの二つの空港への乗り入れが可能となる。同社は2012年に破綻したプルーナ航空の人材と残存資産を活用し、設立された。

■ウルグアイ川、水浴禁止か El Paísの記事
ウルグアイのパイサンドゥ、サルトではこの夏、川遊びができないかもしれない。ウルグアイ川では毎年夏、多くの人が水浴するが、今季は上流の雨で水位が上昇した上、この理由により汚染が進み、川遊びが禁止される可能性が高まった。禁止期間は夏の水浴シーズンである来年3月までとなるおそれがある。

■ガイアナ、農産物の食害 Caracol Radioの記事
ガイアナ農業省は、農産物が食害を受けていることを明らかにした。同省によるとベネズエラ国境に近いエセキボの農地で、アリやイノシシ、ネズミの食害により、作付けされている農産物のおよそ50%が損なわれたという。同省はこうした食害が、国民の食の安全そのものを脅かしかねない状況にあると警告した。

■ボラリス、爆破予告で巨額損失 Caracol Radioの記事
メキシコのLCC、ボラリスは「爆破予告」により巨額の損失を被ったという。同社のメキシコシティ発カンクン行きの便に今月8日、爆破予告の電話があった。このため同便は運航が見合され、さらに折り返し便などのスケジュールにも乱れが生じた。同社は、この爆破予告による同社の損失が1500万ペソにのぼったと発表した。

■コパ航空、チリ便への注意 Economia y Negociosの記事
パナマのコパ航空は、この17、18日のチリ便利用者に注意を促している。この両日、チリでは航空管制などによるストライキが通告され、航空便が影響を受けるおそれがある。コパ航空はサンティアゴ便の利用者などに対し、29日までのほかの日への振り替えを無料で開始した。


【国際全般】

■チュニジア、同性愛者に3年の刑 News24の記事
チュニジアの司法は、同性愛行為を理由に学生6人に、3年の刑を言い渡した。人権団体が明らかにしたものだ。ケロアーンの裁判所が、男性同士で性交渉に及んだことを罪状に挙げ、刑法で定められた上限の年数を科したという。この6人は、「周囲の人の告発」により11月に拘束されていた。同国では同性愛は、違法とされている。