2015.12.17

【ボリビア】

■ポオポ湖、非常事態宣言へ La Patríaの記事
オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事はポオポ湖について、非常事態を宣言する方針を固めた。雨不足によりこの湖が干上がり、地域行政はこの湖の「消滅」を宣言し、各方面に波紋が広がっている。県側は雨が降るのを待つしかないとのスタンスだが、漁業に甚大な被害が出ていることから、この宣言の発令を決めた。

■ポオポ湖、23年前に警告 El Deberの記事
国内第2の面積を持つポオポ湖については、23年前の1992年に、すでに危機が指摘されていたという。環境省と研究者らが行なった調査で、この湖について水が干上がり、沙漠化すると報告がなされていた。この報告は国や県に出されていたが、いずれも何の対策も講じなかったことになる。

■後手のオルーロ県に批判 El Deberの記事
水が干上がり、「消滅」が宣言されたポオポ湖について、対応が後手に回ったオルーロ県に批判が起きている。デサグアデーロ川を通じてティティカカ湖とつながるこの湖について、漁業者らはその異変を県側に訴えていた。しかし県側は何の対策も取らず、議論すら行なっていなかったという。ビクトル・ウゴ・バスケス知事はようやく空軍機で、空からこの湖を視察した。

■SNS、ポオポ湖への嘆き La Patríaの記事
FacebookなどSNS上には、オルーロ県のポオポ湖「消滅」への嘆きがあふれている。湖が干上がり、地域行政が消滅を宣言したことは国民広くに衝撃をもたらした。SNS上ではこの事実を嘆く声や、県や政府、さらに環境政策に対する不満の声などが上がっている。一方で、この湖の将来を疑問視する声もある。

■ウルウル湖についても懸念 La Patríaの記事
水が干上がり「消滅」が宣言されたポオポ湖に隣接する、ウルウル湖に対しても懸念が示された。オルーロのエドガル・バサン市長は、ウルウル湖についても同じ状況がおきうると警告した。こうした水のメカニズムについて、環境省や県に対し解明を求め、影響を分析するよう求めた。

■ポオポ湖、わずかな湿地 La Razónの記事
「消滅」が宣言されたポオポ湖に今残るのは、わずかな湿地だけだという。La Razónが現地調査を行ない、確認したものだ。国内第2位の面積の湖はすでに跡形もなく、1平方キロメートルほどの湿地が残るだけだという。この湖は多くの野鳥が生息し、渡り鳥の飛来地でもあり、自然環境、生態系への影響は計り知れない。

■公務員3万5千人、言語習得 Los Tiemposの記事
今年、公務員3万5400人が、新たにインディヘナ(先住民)言語を習得したという。ボリビアの正式国名が「多民族国」である通り、国内にはさまざまなインディヘナが住み、インディヘナ言語が使用される。自治体職員や警察官などの言語習得が奨励されており、アイマラ語やケチュア語などの習得の動きが広がっているという。

■2県、大雨のおそれ El Deberの記事
気象庁はコチャバンバ、チュキサカ両県でこれから、大雨となる可能性があるとの予報を示した。川の増水や、町の排水機能の麻痺などで、浸水や冠水などの被害が起きるおそれがあるという。チュキサカ県都スクレでは、同様の被害が起きたばかりでもある。国内の広い範囲はこれから、本格的な雨季を迎える。

■超格安航空券スキャンダル Eju.tvの記事
与党MASのレネ・ラモス・レキペ元下院議員が、ボリビア空軍航空(TAM)の便を超格安で利用していたことが分かった。ラパスとサンタクルス、スクレなどを往復する際、わずか21ボリビアーノ(3ドル強)でチケットを得ていた。また同行した妻も、同額料金だったこともあるという。公企業化プロセスにあるTAMにとっての、与党議員への利益誘導の可能性がある。

■ヤクイバ、2件の突然死 El Deberの記事
タリハ県のヤクイバの病院で、こども2人が相次いで突然死し、不安が広がっている。この病院で手当てを受けていた2人のこどもは相次いで死に、今の時点でその死因などもはっきりしていない。病院内で何らかの院内感染が起きた可能性もあるとして、現在この病院の外来診療などは停止されている。

■オルーロでまた事故 El Deberの記事
オルーロ県でまた、バス事故が起きた。ラパスとオルーロを結ぶ道路のカイワシ付近で、コスモス社のバス同士が正面衝突したものだ。この事故で2人が死亡し、18人が負傷している。この事故の原因などについてはまだ分かっていない。オルーロ県ではこの前日、コチャバンバとを結ぶ道路でバスとトラックの衝突事故があり、11人が死亡したばかりだ。

■チリ税関スト、3600万ドル損失 Página Sieteの記事
チリ税関のストライキにより、ボリビアは3600万ドルの損失を被ったという。物流業の団体がエルアルトで会見を開き、明らかにしたものだ。内陸国のボリビアはチリ北部の港を外港として使用しており、このストで物流に支障が生じた。ボリビア政府はこの外港機能をペルー南部のイロ港に移す計画を進めている。


【ペルー】

■郵便、正常化へ Perú21の記事
国内の郵便は、正常化に向かうことになった。Serpost(ペルー郵便)の労働者らが、長期間にわたるストライキを終了させることを決めた。賃上げなどの要求から、実に34日に間にわたり全国でこのストが行なわれていた。このためクリスマス前の需要の増大期にも関わらず郵便がストップし、各方面に影響が出ていた。

■中央道、落石で不通 El Comercioの記事
リマと中央アンデスを結ぶ中央道は、落石の影響で不通となっている。落石があったのはリマ県北部のチャクラカヨで、大きな岩石がこの幹線道路を塞いでいるという。この区間は現在、車輛通行ができない状態で、人々は歩いて移動している。当該区間では多くのバスやトラックが足止めされた状態だ。


【チリ】

■LAN、51便欠航 La Terceraの記事
航空最大手のLAN航空は、17日の51便の欠航を発表した。17、18日の両日、航空当局側のストライキで、国内空港を発着する便の混乱、麻痺が予想されている。当初予測された全便欠航は免れたが、運航体制が不透明なため、一部の便の欠航を事前に発表したものだ。2番てのスカイ航空も、対応に追われている。

■スカイ航空、検索ワード上昇 BioBio Chileの記事
スカイ航空をネット検索する人が今年、急増したという。Googleが今年国内で急上昇した検索ワードを発表した。3位に入ったスカイ航空は国内航空2位の航空会社だが、今年LCC化を発表したことから、国民の関心が高まったとみられる。このほかチリ代表が優勝したコパ・アメリカが2位に入っている。


【アルゼンチン】

■ドル購入制限、終了へ El Universoの記事
2011年から始まった、政府による米ドル購入の制限は終了する見通しとなった。10日に発足したマウリシオ・マクリ政権が判断し、16日じゅうにも財務省から発表される公算が強まった。外貨不足に備えた措置だが、一方で通称「青ドル」と呼ばれる平行市場(闇市場)におけるレートが公然化し、ペソは二重レートの状態が続いていた。

■青ドルは14.55ペソ La Nacionの記事
米ドル購入制限終了目前となった16日の平行市場(闇市場)における通称「青ドル」は、14.55ペソとなった。正規レートは9.90ペソで、この乖離により外国航空会社の中には、ペソでのチケット販売を中止する動きが起きている。また都市部などでは闇両替が半ば公然とした商売となっていた。

■マクリ、プーチンと電話会談 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、ロシアのウラジミール・プーチン大統領と電話会談を行なったという。この会談で両者は、経済貿易などでの協力関係維持を確認し、今後行なわれる国際会議の場などでトップ会談を行なうことなどを約束したという。またプーチン氏からは、10日のマクリ大統領の就任を祝うコメントもあった。

■サンタ・フェ、パラナ川警戒 Cadena3の記事
サンタ・フェ州では、パラナ川の増水に対する警戒が高まっている。ブラジル南部の大雨の影響でこの川は上流部から増水し、この状況が同州に達しつつある。各地で水位は、危険水域に近づいており、今後氾濫などが起きる可能性がある。ミシオネス州ではイグアス川が同じ理由で増水し、イグアス国立公園の遊歩道の一部が一時閉鎖されたばかりだ。

■ネオナチ暴力に抗議行動 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州のマル・デル・プラタでは、さまざまな階層の人が参加し、抗議のデモ行進が行なわれた。8日、市内の路上で39歳の同性愛者の男性がネオナチグループに暴行を受ける事件が起きた。男性は鼻を骨折するなどし、今も入院中となっている。ネオナチ行為に加え、ホモフォビア(同性愛憎悪)による事件として、市民の多くがこの抗議行動に参加した。

■いじめ事件、裁判へ Clariacute;n.comの記事
学校でのいじめが、裁判に持ち込まれることになった。コルドバに住む20歳の女性に対するいじめで、3人の元女子生徒らが起訴されることになったものだ。学生時代の2013年、この女性は3人らから言葉の暴力などを受け続け、今も精神的に不安定な状態にあるという。検察は、この3人の立件が可能と判断し、裁判が来年にも行なわれる見通しだ。


【コロンビア】

■アビアンカ、チリ線は平常通り Economia y Negociosの記事
アビアンカ航空は、17、18日のチリへの路線について今の時点で変更はない、とした。チリではこの両日、航空当局のストライキにより国内空港の運営が麻痺するとみられている。しかし同社は、サンティアゴなどへの便に影響はないとして、利用者に平静な対応を求めた。隣国パナマのコパ航空は、この両日の利用者の利用便振替えを受けつけている。

■アビアンカ、電動スケボーを禁止 Economia hoyの記事
アビアンカ航空は、電動スケートボードやミニセグウェイなどの機内持ち込みや預けを制限した。一般の利用客がこれらを輸送することを禁じ、適切な処理がなされた状態のもののみを扱うという。これらの器具にはリチウム電池が使用されており、運航上の安全確保のためだという。


【ベネズエラ】

■経済、さらなる悪化予想 20minutosの記事
ベネズエラ経済は2016年、さらに悪化するとの予想が示された。エコノミストのアスドルバル・ゴイティコア氏が指摘したものだ。同国では経済失政に加え、原油価格の下落を受け、物資不足の深刻化などの事態を招いている。同氏は、原油価格の下落がさらに同国経済に追い打ちをかけ、経済をめぐる状況は来年にかけてさらに悪化すると断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アスンシオン市街が浸水 El Comercioの記事
パラグアイの首都アスンシオン市街が、浸水している。大雨の影響でこの町を流れるパラグアイ川が大幅に増水し、一部で氾濫したためだ。市側によると15日夜の時点で4万8500人が避難しているという。市と政府は市内84個所に避難所を設け、対応している。この大雨は、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象の影響ではないかとみられている。

■ルセフ支持、9% El Universoの記事
ブラジル、ジルマ・ルセフ大統領への支持率が、9%に低下した。調査会社Ibopeが行なった世論調査の結果だ。同大統領を否定的に評価した人は、70%に達している。同国では相次ぐ汚職や経済減速などを受け、政権の求心力が低下している。先週末には国内39都市で、ルセフ大統領の辞任を求めるデモが行なわれた。

■ラウル、2月にパリへ El Universoの記事
キューバのラウル・カストロ議長は来年2月、フランスの首都パリを訪れるという。フランス政府の広報官が16日の閣議後に、明らかにしたものだ。時期や日程などの詳細はまだ明らかにしていない。フランソワ・オランド大統領はこの5月にキューバを訪れており、両国の経済関係などについてトップ会談が行なわれていた。

■キューバ、渇水深刻 Caracol Radioの記事
キューバ国内の、雨不足による渇水が、きわめて深刻な状態だという。同国の水資源の管理機関によると、国内のこの渇水、旱魃はこの115年で最悪の水準にある。国内258個所の水源すべてが影響を受け、農業、工業から市民生活に至るまで、その影響を受けつつある。この11月の月間降水量は、通常のこの月の半分ほどだった。

■ボラリス、コスタリカを拠点化 Caracol Radioの記事
メキシコのLCCボラリスは、新たにコスタリカのサンホセ空港を拠点化する。この空港をベースとする国内、国際線の便を来年3月から運航するという。同国の航空当局からすでに認可を受けた。同国ではビバアエロブスと同系列のLCCが参入計画を示しているが、今の時点で同国からの認可は受けていない。