2015.12.20

【ボリビア】

■ポオポ湖、災害地指定法案 La Razónの記事
オルーロ県は、同県のポオポ湖を「災害地」とする法案を施行した。ビクトル・ウゴ・バスケス知事が承認したもので、水が干上がり「消滅」を地域行政が宣言したこの湖の復興などを図る目的だ。この湖は国内第2の湖だが、現在は3個所に湿地が残るだけとなっている。雨の降り方の問題だけでなく、沙漠化の影響があると指摘されている。

■エボ、次世代リーダーを求める La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、与党MASの会合で、「次世代リーダーの出現」を求めた。来年2月21日に、モラレス大統領の再選の是非が焦点の憲法改正を問う国民投票が実施される。憲法を改正してまで、モラレス大統領の続投をMASが図るのは、次のリーダーの人材がいないため、との指摘がある。モラレス大統領は、現政権の改革を引き継ぐリーダーを求めた。

■エボ、10年前を振り返る El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は18日、10年前の「初当選」を振り返った。2005年のこの日に行なわれた大統領選でモラレス大統領は54%を得票し、勝利した。カルロス・メサ政権が退陣し、最高裁長官による選挙管理内閣を経て、インディヘナ(先住民)出身者として初めて、大統領に就任することが決まった日だ。

■「No」運動も活発に Los Tiemposの記事
来年2月21日の国民投票で「No」への投票を呼びかける運動も、活発になっている。この投票は、モラレス大統領の再選の是非が焦点となっており、野党だけでなく、与党を支える農業層やインディヘナ(先住民)層の一部も「No」の方針を打ち出している。コチャバンバ中心部のマヨール・デ・サンシモン大学前では、「No」へのアピールデモが行なわれた。

■MAS議員に醜聞 El Deberの記事
与党MASの議員に、また醜聞だ。ラパス県議会のマルティン・サンドバル議員が、妻に暴力をふるったとの告発がなされたものだ。妻は歯を折るなどの重傷を負っているという。DV被害者の支援を行なう団体が、この暴力の証拠写真などを添えて告発したもので、同議員は今後起訴される可能性がある。

■リベラルタでデング出血熱 El Díaの記事
ベニ県のリベラルタで、今季初めてデング出血熱の発生が報告された。ネッタイシマカが媒介するデングが重症化したこの出血熱は、致死率がきわめて高い危険な状態だ。県保健局によると、市内に住む18歳の男性がこの状態に陥り、措置に必要な輸血血液が不足したため死亡したという。これから雨季が本格化するにつれ、デング感染者が増加するとみられる。

■ブラジル、マネーローンダリング防止機関 El Deberの記事
ブラジルは、ボリビアに新たに「マネーローンダリング」(資金洗浄)の防止機関を設けたいという。新たにラパスに着任した同国のライムンド・ロチャ大使が語ったものだ。両国間では薬物輸送が問題となっているが、同時にこのマネーローンダリング目的の現金輸送も増加しているという。これを抑止するための機関、枠組みを早期に実現したいと語った。

■コニャコニャ湖、危機的状況 Los Tiemposの記事
コチャバンバ市の西にあるコニャコニャ湖は、危機的状況にあるという。市の母なる大地局のエルビス・グティエレス氏が18日、指摘したものだ。水質の汚染に加え、ゴミの不法投棄が相次ぎ、この湖の環境は危機的状況にある。水質改善に向けた具体的アクションをとる必要があるとして、各方面に参加を呼びかけた。

■青線と白線、組み立て始まる El Díaの記事
ラパス、エルアルトのテレフェリコ(ロープウェイ)青線と白線の、鉄塔の組み立てが始まった。昨年3路線が開業したテレフェリコだが、政府と市は新たに6路線を整備する方針だ。先行するこの2路線では、施工するドッペルマイヤー社があるオーストリアで生産された部品による、鉄塔の組み立て作業が開始された。

■バンド祭、海のユニフォーム Los Tiemposの記事
オルーロで来年1月31日に行なわれるブラスバンド祭では、ボリビアの海を求めるユニフォームが準備されている。この祭はユネスコ無形文化遺産のカルナバルの前哨戦として行なわれているものだが、このユニフォームを通じボリビアへの海岸線回帰を祈るという。ボリビアはチリに対し主権ある海を求めており、この件はハーグの国際司法裁判所に持ち込まれている。

■イシボロ・セクレ、薬物工場摘発 El Deberの記事
ベニ県のイシボロ・セクレ国立公園で、薬物工場が摘発された。サンタテレシータ付近の建物内で発見されたもので、国産コカ葉を使用し、コカインが精製されていたとみられる。この精製に必要な薬品なども押収された。この薬物精製に関わったとして、ボリビアとコロンビア国籍の合わせて7人が逮捕されている。

■違法アルコール工場、1年以上稼働か La Patríaの記事
オルーロで17日に摘発された、アルコール類の密造工場は、1年以上にわたり稼働していたとみられるという。市の消費者保護行政機関が摘発したもので、生産された製品は市内などで実際に消費されていたとみられる。今の時点で、これらのアルコール類による健康被害などは報告されていない。


【ペルー】

■エクアドルとの首脳会談 Correo Perúの記事
オリャンタ・ウマラ大統領と、エクアドルのラファエル・コレア大統領の会談がカハマルカ県のハエンで行なわれた。この町は両国の国境に当たり、両国関係の強化などについてだけでなく、国境での共同の監督体制の強化などについても話が及んだ。1990年代に両国は関係が悪化し、戦闘を交えたこともある。

■マトゥカナ、土砂崩れ Correo Perúの記事
リマ県北部、ワロチリ郡マトゥカナのスルコで、土砂崩れが起きた。大量の岩石が崩れ落ちたもので、直接的な人や建物への被害はないものの、地域の幹線道路が塞がれた。地域行政により重機を使用しての復旧作業が2時間にわたり行なわれ、この間多くの車輛が足止めされた。


【チリ】

■スト継続、でも通常どおり La Terceraの記事
19日、チリ国内空港を発着する空の便は、通常どおり運航されている。17、18日の両日、航空当局によるストライキがあり、一部の便が欠航する事態が起きた。ストは19日以降も継続と発表されたが、この日には欠航便などはなく、空港では混雑はしているものの混乱は起きていない。

■コキンボ、M5.8の地震 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州で19日16時25分頃、やや強い地震が起きた。チリ大学によると震源はオバジェの西11キロで、震源の強さはマグニチュード5.8、震源の深さは49.5キロだ。この地震により州都コキンボやラ・セレーナなどでメルカリ震度6の揺れがあった。同州では今年9月16日、マグニチュード8.4の大地震が起きている。


【アルゼンチン】

■チャコ、パラナ川への警戒 Télamの記事
チャコ州では、パラナ川増水への警戒が続いている。ブラジル南部の大雨を受け、パラグアイ川とパラナ川の水位が上昇しているものだ。同州のこの川のセリート島は、すでに99%が水没した状態となっている。州内ではこの川の流域一帯の300世帯が、避難への準備を進めている。今後、下流域の州でも影響が広がるおそれがある。

■プエルト・マデーロで事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのプエルト・マデーロで19日朝、交通死亡事故が起きた。ベルグラノ通りとウエルゴ通りの交差点付近で、乗用車の右側ににトラックが突っ込んだものだ。この事故で乗用車の2人が死亡している。この事故の影響で、ベルグラノ通りは一時、通行が規制された。


【エクアドル】

■トランビア、商業への影響 El Universoの記事
世界遺産都市クエンカに整備が進むトランビア(路面電車)が、思わぬ影響をもたらしている。この町の新たな交通動線となるこのシステムは来年開業予定だ。しかし工事が進む沿線の商店などは、人の往来が減少したことなどにより、売り上げが落ち込むなどの事態を招いている。商店などは、開業後の先行きに不安を募らせている。


【コロンビア】

■デルタ、カルタヘナ就航 Minuto30の記事
米国のデルタ航空が、新たにカルタヘナに就航した。同社が19日開設したのは、同社のハブであるアトランタと、このカリブ海岸の町を結ぶ直行便だ。使用機材は166席のボーイング787-800型機で、週3往復の運航となる。カルタヘナは中心部が世界遺産に登録され、また海岸リゾートも抱えており、観光需要があると同社は判断した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ北部、500人避難 El Paísの記事
ウルグアイ北部では、およそ500人が避難を強いられている。ブラジル南部からこの一帯にかけての雨の影響でウルグアイ川が増水し、一部で氾濫のおそれが生じたためだ。サルトやアルティガスで、川の流域住民らを中心に避難の動きが起きている。川の水位上昇は今も続いており、避難者はさらに増える可能性がある。

■ホンジュラス、滑走路105本摘発 La Prensaの記事
ホンジュラス国内では今年、違法につくられた滑走路105本が摘発されたという。同国の軍が明らかにした数字だ。これらの滑走路は薬物や現金を違法に輸送するための小型機の発着に使用されるものだ。同国は中南米と、メキシコ、米国を結ぶ中継地の役割を果たしているとみられる。

■コスタリカ、再生可能99% News24の記事
コスタリカでは今年、使用されるエネルギーの99%を、再生可能エネルギーが占めるようになったという。同国の電気機関が明らかにしたものだ。同国は化石燃料の使用を抑える政策を掲げ、今年はすでに285日、再生可能エネルギー100%を達成している。同国の電力は水力をベースとし、太陽光、バイオマス、地熱がこれを補完している。

■ホンジュラス、航空便に影響 La Prensaの記事
ホンジュラスの空の便は19日午前、天候の影響を強く受けた。国内の広い範囲が霧に覆われ、視界が悪い状態となったものだ。首都テグシガルパや北部のサンペドロ・スーラといった主要空港や、ラ・セイバなどの地方空港はこの時間帯、航空便の離着陸が完全に停止された。