2015.12.28

【ボリビア】

■ポオポ、流出161立方hm Los Tiemposの記事
オルーロ県のポオポ湖では、年に立方161ヘクトメートル(1万6100メートル)分の水が減少したという。ポオポ計画が新たに示した数字だ。水の流入が年間2068立方ヘクトメートルであったのに対し、流出と使用が2229立方ヘクトメートルだった。この湖は水が干上がり、地域行政が「消滅」を宣言して波紋が広がっている。

■ポオポ、大雨でも戻らず FM Boliviaの記事
オルーロ県のポオポ湖は、局地的大雨が降っても復活していないという。水が干上がったこの湖だが、今後の雨季の本格化で解決が図られる可能性が指摘されている。しかし、今月16日以降、地域では3度にわたり局地的な雨が降ったものの、状況がまったく変わっていないことが分かった。この水の干上がりは、沙漠化と関係があるとの指摘もある。

■コチャバンバも湖に危機感 Los Tiemposの記事
コチャバンバでも、町周辺の湖沼に対する危機感が広がっている。アラライ湖などの湖が点在するが、消滅が宣言されたオルーロ県のポオポ湖のように、将来的に干上がる可能性が指摘されているためだ。すでにコニャコニャ湖については、著しい水位低下が報告されている。コチャバンバの語源は、ケチュア語で「湖のある平地」だ。

■エルアルト、ゴミの山 El Díaの記事
ラパスに隣接するエルアルト市内には、至るところにゴミの山ができている。ゴミ回収を委託しているトレボル社の労働者らが、賃金払いなどを求めストライキを行なっているものだ。一週間近くにわたりゴミ回収が停止し、集積所にとどまらず市街地にゴミが溢れる状態となった。市側は、ゴミの非常事態を市内に宣言した。

■Entel、2025年までにネット100% El Díaの記事
国営通信会社Entelは、2025年までにインターネットの国内普及を100%とする目標を示した。ホセ・キン会長が明らかにしたもので、この年までに国内全土で、インターネット接続が可能になるよう、整備を進めるという。また今年、国内のネット接続スピードが、実に84%向上したことも明らかにした。Entelは家庭向け契約料金の引き下げを実施したばかりだ。

■ウユニ、18個所に臨時キャンプ Opinionの記事
ポトシ県のウユニには18個所に、臨時キャンプ施設が設けられた。1月7日から9日、ポトシ県とオルーロ県をダカールラリーが通過する。ウユニはその中継地にあたり、このラリーを目的に国内外から観光客を迎える。この宿泊場が足りないため、臨時のキャンプスペースが設けられたものだ。

■チャパレ、リンチから救出 El Deberの記事
コチャバンバ県熱帯のチャパレ地方で、リンチを受けていた男性2人が、救助された。この18歳と20歳の男性らは、ビジャ・トゥナリでバイクを盗もうとし、住民らに捕えられたという。150~200人に暴行を受け、縛られた上で火を放たれようとした。しかし駆けつけた警察官により、ぎりぎりで救出された。国内では法の正義の前に、こうした私刑を加えることが後を絶たない。

■バジェグランデ、風の被害 El Deberの記事
サンタクルス県のバジェグランデでは、強風による被害があったという。24日の夕方以降、この一帯ではハリケーン並みの風が吹き続けた。この影響で倒木が相次ぎ、住宅や車が押し潰される事態が相次いだ。また一軒の住宅は屋根に落下する危険が生じ、住民らが近隣の病院に避難したという。

■ラパス、18時半からカオス La Razónの記事
ラパス市内の交通は、18時30分を境に、カオスに陥るという。市内の交通量や人の往来の多い道路では、日中から夕方にかけて警察官による整理が行なわれる。しかしこれらの警察官の勤務が終了するこの時間帯からは、交通は混沌とした状態となる。自動車交通だけでなく、歩行者の多くも危険にさらされているという。

■女性への暴力、サンタクルスが最多 El Díaの記事
女性に対する暴力の件数は、地域別ではサンタクルス県がもっとも多いという。オンブズマン機関が明らかにしたものだ。ドメスティックバイオレンス(DV)などが社会問題となっているが、国内では一日28~30件の暴力の報告、告発があるという。サンタクルス県は件数が多いだけでなく、暴力の度合いが大きいものも少なくない。

■状態の悪い肉、3トン押収 El Deberの記事
サンタクルスでは、状態や品質が悪い肉3トンが、市場などから摘発、押収された。年末年始には国内の家庭で肉料理がつくられることが多く、とくに豚肉の需要が高まる。しかし同時に、この需要をまかなうため、不適切な品質の肉が市場に出回るケースが後を絶たない。市の保健局や消費者保護行政が市場に立ち入り、これらの肉を押収した。

■アリカ、3千人を待つ Los Tiemposの記事
チリ北端のアリカは、ボリビアからの3千人の来訪を待っている。この町は内陸国ボリビアの外港であるだけでなく、ラパス、オルーロ県からもっとも近い海岸リゾートの一つでもある。年末年始にかけ、ボリビアから3千人の観光客、海水浴客がこの町を訪れると予想されている。大晦日の夜の、市内のホテルの客室予約は70%に達しているという。


【ペルー】

■マチュピチュ、米国人がトップ Correo Perúの記事
マチュピチュを訪れる外国人としては、米国からがもっとも多いという。クスコ県文化局がデータを示したものだ。遺跡公園をこの12月に訪れた観光客のうち米国人は1万6千人で、ペルー国民の1万4千人より多い。国別で米国に続くのはメキシコ、コロンビア、日本となっている。

■タカナクイ、文化遺産を目指す Correo Perúの記事
クスコ県のチュンビビルカス郡で行なわれる祭「タカナクイ」について、地元は国の文化遺産認定を目指しているという。この祭は、性別や年代に分かれて殴りあうもので、流された血を大地に捧げる意味を持つ。祭そのものの起源は古く、地元は文化遺産の資格があるとしている。一方、国内からは「野蛮だ」とこの祭を否定する声もある。


【チリ】

■国内中部、暑さへの注意報 BioBio Chileの記事
気象機関と保健省は、国内中部の広い範囲に暑さへの注意報を出した。第4(コキンボ)州から第7(マウレ)州にかけて、先週末から気温が高い状態が続いており、あと数日続く見通しだという。とくに第4、第5(バルパライソ)州では、摂氏38度まで上昇する予報が出されている。市民に対し、熱中症に気をつけるよう呼びかけられた。

■第1州、軽度の地震 Biobio Chileの記事
第1(タラパカ)州では27日午前9時34分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源はピカの南東31キロで、震源の強さはマグニチュード4.3、震源の深さは117キロだ。州都イキケなどで揺れを感じたが、人や建物への被害はない。環太平洋造山帯に位置するチリは、世界有数の地震国だ。


【アルゼンチン】

■コンコルディア、依然1万人避難 La Nacionの記事
水害に見舞われたエントレ・リオス州のコンコルディアでは、依然として1万人が避難している。上流の大雨の影響でウルグアイ川が増水、氾濫し、市街地が浸水したものだ。海軍機関は、この川の水位上昇は止まっており、ピークは過ぎたとの見方を示している。しかし浸水地では、人の往来がカヌーやボートで行なわれる状態が続いている。

■マクリ、水害地を視察 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は北部の水害被災地を視察した。ネウケン州の別荘で過ごしていた同大統領は休暇を切り上げ、ブエノスアイレスから空路でエントレ・リオス州のコンコルディアに入った。空から水害状況を視察し、さらに避難者を慰問している。またマクリ大統領はチャコ州を訪れ、増水しているパラナ川の状況などを視察する予定だ。

■グリーンピース、森林破壊を指摘 La Nacionの記事
環境団体グリーンピースは、今回の水害の原因として、森林破壊があると指摘した。大雨で河川の増水、氾濫が相次ぎ、南米4カ国で16万人が避難している。アルゼンチンの同機関の支部は、南米での森林破壊により保水機能が損なわれ、この事態を招いたと指摘した。同機関によると南米では2014年、62万ヘクタールの森林が損なわれたという。

■最終週、暑くなる Clarín.comの記事
今年の最終週、国内各地は気温が高い状態となるという。気象機関が予報を示したものだ。ブエノスアイレスでは28日の最高気温は摂氏34度となる予想で、気温の高さは大晦日まで続く。国内内陸から北東にかけても気温が高止まりする予想で、同機関は熱中症に注意するよう呼びかけている。


【エクアドル】

■狩猟民、カカオを育てる El Universoの記事
アマゾン地方の狩猟民の部族が、カカオ栽培に取り組んでいる。同地方には伝統的生活を踏襲するインディヘナ(先住民)の部族が今もある。ワオラニ族など3つの狩猟部族では、主に女性の手によりカカオの栽培が行なわれ始めた。カカオは世界的需要が高く、同部族として現金収入が見込め、生活の狩猟への依存を引き下げる効果があるという。


【コロンビア】

■ポパヤン、9歳少年遺体で見つかる Caracol Radioの記事
ポパヤンで行方が分からなくなっていた9歳の少年は、川で溺死した状態で見つかった。フアン・カミロ・ボホルヘ・アセベドくんが23日、公園で遊んでいるのを目撃されたのを最後に消息を絶っていた。遺体が見つかった川に、この少年とみられる男の子を連れた30代半ばくらいの男性の目撃証言があり、警察は事件と事故の両面の可能性を探っている。


【ベネズエラ】

■食料価格、4カ月で倍に El Tiempoの記事
国内では、食料の価格は現在、4か月ごとに倍になっている状況だという。国内で活動する社会団体が明らかにしたものだ。経済失政で国内では物資不足と高いインフレ率が続いている。2013年時点では、食料価格が倍になるには33か月を要したが、今は上昇幅が上がり、わずか4カ月で倍になる状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■4カ国の避難者、16万人に El Paísの記事
パラグアイ、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチンの4カ国での避難者は、16万人にのぼっている。エル・ニーニョ現象の影響による異常降雨で、パラグアイ川やウルグアイ川などが増水し、各地で氾濫しているものだ。気象の専門家によると、これほど広範囲で水害が起きるのは、この50年で初めてだという。

■パラグアイ、全町避難も Tromeの記事
異常降雨によるパラグアイ川の増水で、パラグアイでは全町避難の事態も起きた。首都アスンシオンで9万人が避難しているが、この町の南130キロのアルベルディは、全町民7千人に避難が勧告された。今も川の水位上昇は続いており、パンタナルでは1983年に記録した過去最高水位に迫りつつある。

■ホンジュラス、殺人率下がる El Comercioの記事
ホンジュラスでの「殺人率」は今年、昨年より下がったという。今年国内で発生した殺人件数は5039件と、昨年年間の5891件より14%下がっている。同国では犯罪組織の横行から暴力的事件が多発し、2012年には人口10万人あたりの殺人件数が世界でもっとも高い水準の85件に達していた。

■ニカラグア、強風被害 La Prensaの記事
ニカラグア北部では、ハリケーン並みの強風が続いているという。気象機関によると、この地域では25日頃から風が強い状態が続いている。首都マナグアの北168キロのヒノテガでは、住宅の屋根が飛ばされる事態が発生し、住んでいた85歳の女性が行政の施設に避難した。この町ではこのほかの住宅の損傷被害も相次いでいる。


【国際全般】

■セネガル、同性結婚式で11人逮捕 Caracol Radioの記事
セネガルで、同性同士の結婚式が当局により摘発され、11人が逮捕された。この式が行われたのは首都ダカールの南190キロのカオラックだ。男性同士の結婚式が、LGBTの尊厳を示すため象徴的に行なわれたという。セネガルでは同性愛行為が法で禁じられ、2008年にも同性同士の結婚式が摘発されたことがある。