2016.01.02

【ボリビア】

■ラパス、市場火災 El Díaの記事
ラパスでは大晦日の夜、市場火災が起きた。露店が多く立ち並ぶウユストゥス通りで火災が起きたもので、この火により190店が焼け落ちた。市場は年末の商機で通常よりも売られる物品が多い状態で、被害額は相当にのぼるとみられる。火は1日午前3時に消し止められ、消防が現在、出火原因などを調べている。

■ポオポ、エル・ニーニョの影響も La Patríaの記事
気象機関はオルーロ県のポオポ湖について、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象の影響も受けたとの見方を示した。この湖は水が干上がり、地域行政が「消滅」を宣言して波紋が広がっている。同機関は1997年のこの現象の際にも水量減少が起きていることを指摘し、雨不足に追い打ちをかけた可能性が高いとした。

■エボ「70%を得たい」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は2月21日の国民投票について「Sí」(Yes)へ70%の票を得たいと語った。1日、訪問先のタリハ県ヤクイバで演説したものだ。この投票は、モラレス大統領の再選の是非が焦点の、憲法改正を図るものだ。政権は勝利を目指しているが、世論調査では賛成と反対が拮抗した状態にある。

■「ボリビアは海とともに生まれた」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は「ボリビアは海とともに生まれた」と述べた。訪問先のヤクイバで演説したものだ。ボリビアが19世紀初めに独立した際、海岸線を持っていたが、19世紀末の太平洋戦争でチリにより内陸国に押し込まれた。ボリビアはチリに主権ある海岸線を要求しており、モラレス大統領は今年、この問題を進展させたいと語った。

■賃上げ、インフレ以上 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、今年の最低賃金の上げ幅は、インフレ率以上になるとの見方を示した。訪問先のヤクイバで1日、語ったものだ。最低賃金の引き上げはインフレにスライドするが、国民の生活の質の向上のため若干の「上乗せ」をする方針だという。中央銀行(BCB)は2015年のインフレ率が2.78%程度だったとの見方を示している。

■サンタクルス地方行政、雨対策 El Díaの記事
サンタクルス県内の地域行政は、雨対策を本格化させている。現在国内の広い範囲は雨季を迎えており、とくに1月から2月は雨のピークとなる。さらに今年は、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象の盈虚を受け、雨の降り方が極端化する可能性が指摘されている。各地域行政は被害が出る前の準備を積極的に進めている。

■BoA、チモレに臨時便 El Díaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、10月に竣工したばかりのコチャバンバ県のチモレ空港に、臨時便を運航した。この空港はチャパレの米軍ベース跡地に作られたもので、間もなく商業便の利用が開始される予定だ。年末年始の高需要期に合わせ同社は、ラパス、コチャバンバとこの地を結ぶ臨時便を運航した。

■国内道路、落ち着いた年越し El Deberの記事
国内の道路交通は、落ち着いた状態の年末年始となった。年末、サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路のエル・シジャルで土砂崩れがあり、再開後も新たな土砂災害への注意が呼びかけられている。この道路以外では土砂災害などは起きておらず、年末年始は道路不通などが起きなかった。

■ビルビル入り口で林野火災 El Deberの記事
サンタクルス、ビルビル国際空港へのアクセス道入り口付近で31日午前、林野火災があった。市内15個所から消防車や消防士が出動し、2千リットルの水を投じて消火活動が行なわれた。この影響でアクセス道ではスピード制限などが行なわれたが、ビルビル国際空港の便の離着陸に影響はなかった。

■オルーロ歴史博物館、2017年再オープンへ La Patríaの記事
オルーロ市内の「歴史博物館」は、2017年にも再オープンする見通しだという。ムルギア通りに面するこの博物館は、建物の劣化などの事情で2012年から、営業を見合わせている。市文化局は今年から、この建物の補修工事を行なうことを決め、来年には再オープンが実現する見通しだ。


【ペルー】

■クスコ、新年闘争 Correo Perúの記事
クスコ中心部のアルマス広場では1日、警官隊と観光客らの間で小規模な衝突が起きた。この広場で新年を祝い、酒を飲んでいた観光客のグループに、警官らが退去を命じた。しかし観光客らは従わず、警官隊が放水で追い払う実力行使に出た。この広場はクスコの貌で、市民や商業店主らが騒ぎを起こす観光客に眉をひそめていたという。

■フニン、雹被害 El Comercioの記事
フニン県のクルワスで雹が降り、農作物に被害が出ている。31日夜、チュアンバ一帯に2時間にわたり雹が降った。この雹の影響で、ジャガイモやマシュア、オリュコ、キヌアといった農作物が、被害を受けた。現在地域行政と県の農政局が、被害概要の把握に努めている。


【チリ】

■反射ベスト搭載が義務化 BioBio Chileの記事
チリでは1日から、すべての車輛への「反射ベスト」搭載が義務化された。反射ベストは反射材をとりつけたベスト(チョッキ)で、他者からの認識を高める効果がある。新たな交通規則で3種類のベストのいずれかを、各車輛に備えつけることが義務化され、違反し摘発を受けた場合は9千~2万2500ペソの罰金が科せられる。


【アルゼンチン】

■イグアス、138万人 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園を訪れた人の数は2015年、138万1736人となった。この数字は2012年に記録した134万9804人を上回り、過去最高となった。2014年の来訪者は118万8563人と、前年比で16.25%増えたことになる。年間来訪者のうち59.52%はアルゼンチン国民で、メルコスル各国民が26%、その他外国人が14.48%となっている。

■水害、今も3万人避難 Clarín.comの記事
国内では水害の影響で、今も3万人が避難している。昨年末から、大雨の影響でパラナ、ウルグアイ川などが増水し、一部で氾濫しているものだ。エントレ・リオス、チャコ、フォルモサ、サンタ・フェ、コリエンテスの5つの州で被害が出ており、とくに下流にあたる地域では今も新たな氾濫の懸念が起きている。

■コンコルディア、避難先の新年 La Nacionの記事
エントレ・リオス州のコンコルディアでは1万人の市民が、避難先で新年を迎えた。ブラジル南部の大雨の影響でウルグアイ川が氾濫し、市街地の広い範囲が今も水に浸かっている。例年の年末年始には観光客の来訪も多いが、今は受け入れられる状態ではない。避難している市民の多くは、一刻も早く水が引くことを願っている。

■ブエノスアイレス、暗闇の新年 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは2万6千世帯が、暗闇の中で新年を迎えた。12月最終週から市内や一帯では気温が高い状態が続き、電力需給が逼迫し、大規模停電が起きている。大晦日から新年にかけてもこの2万6千世帯では、電力供給が復旧しないままだった。政府はこの事態を受け、ブラジルから電力を緊急輸入する方針を示している。

■モレノ、警官に発砲 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのモレノで、警官2人がそれぞれ、発砲を受けた。この事件が起きたのはバリオ・デ・ロマで、発砲を受けた警官2人と、男性1人、女性1人の合わせて4人が負傷している。発砲したのはオートバイに乗った男で、合わせて20発を警官に向けて放ったという。


【エクアドル】

■キト、新年地震 El Universoの記事
キトでは1日午前、やや強い地震が起きた。地質機構によると震源はエスメラルダス県内で、震源の強さはマグニチュード5.3、震源の深さは10キロと推測されている。キトを含む国内北部の広い範囲で揺れを感じたが、人や建物への被害報告はない。環太平洋造山帯に位置するエクアドルは、地震が比較的多い国の一つだ。

■エル・オーロ、船の衝突事故 El Universoの記事
エル・オーロ県マチャラのプエルト・ボリバールで、貨物船と漁船が衝突する事故が起きた。事故が起きたのは港湾内のプンタ・パヤナで、靴などを輸送していた船と漁船「レイ・サロモン」が海上で衝突したものだ。この事故で1人が死亡し、海に落ちた3人が今も行方不明となっている。


【ベネズエラ】

■年末年始も行列続く El Universoの記事
多くのベネズエラ国民はこの年末年始も、行列を続けている。国内ではこの1年以上、経済失政による物資不足が続き、スーパーなどの店舗の前には毎日、行列ができている。年末年始もこの状況は変わらず、食料品や医薬品、日用品などを買い求める人が早朝から列をなした。国民間にこの状況に改善の実感はない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■モロッコ、パラグアイ支援 Ultima Horaの記事
モロッコのムハンマド6世国王は1日、パラグアイへの100万ドルの支援を行なうことを発表した。パラグアイでは昨年末からパラグアイ川の増水、氾濫による甚大な被害が生じている。同国王は友好国パラグアイの国民への連帯を示し、いち早い復興、復旧に期待を示した。この水害では、首都アスンシオンだけで一時、10万人が避難した。

■キンタナ・ロー、記録的な雨 Sipseの記事
メキシコ、ユカタン半島を占めるキンタナ・ロー州はこの年末、記録的な雨量となったという。大晦日の31日朝にかけて、10時間で188.6ミリもの雨が降った。およそ半日で月間雨量に相当する雨が降ったことになる。この大雨は、熱帯性の雨雲が上空に入り込んだことによるものだ。

■エルサルバドル、新年銃撃 El Salvadorの記事
エルサルバドルでは新年早々、銃撃戦が起きた。1日午前2時頃、オロクイタのバジェ・ヌエボで組織犯罪のグループと警官隊と間で銃撃戦となった。この事態で、11歳の男児を含むグループ側の5人が死亡している。同国では犯罪グループが横行し、2015年には人口当たりの殺人発生率が世界でもっとも高い水準になったとみられている。

■ニカラグア、M5.7の地震 La Prensaの記事
ニカラグアでは31日午前4時56分頃、やや強い地震が起きた。同国の観測機関によると震源は、ウェウェテの南西71キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード5.7、震源の深さは15キロだ。太平洋岸の町ではこの地震による揺れは強く、一部ではパニックが起きたという。人や建物への被害はなく、津波の発生もなかった。

■グアテマラ、刑務所暴動 Caracol Radioの記事
グアテマラの刑務所で31日、暴動があり8人が死亡した。同国警察によるとこの事態が起きたのはカリブ海に面したプエルト・バリオスの刑務所だ。一部の受刑者らが脱走を試み、これを防ごうとした刑務官らとの間の衝突が引き金となったという。1日朝になり警察官が同刑務所に入り、受刑者らの遺体を収容した。