2016.01.21

【ボリビア】

■ダカール効果1億ドル La Patríaの記事
今月7~9日にポトシ、オルーロ県を通過したダカールラリーの国内経済への効果は、1億ドルと試算されるという。マルコ・マチカオ観光相が明らかにしたものだ。このラリーで、関係者や観光客の入国数は53万8千人にのぼった。同大臣はこのイベントによる、国内観光への寄与が大きかったと評価した。

■国産キヌアに逆風 El Díaの記事
ボリビア産キヌアに逆風が吹いている。キヌア輸出業者によると、2015年の国産キヌアは前年比で25%減少する見通しだという。気候変動や病害の影響を受け、さらに2013年をピークとするキヌアブームの終焉、そして隣国ペルーの無謀ともいえるキヌア増産の煽りを受けたものだ。団体側は今後、国産キヌアは「質」で勝負する必要があると指摘している。

■エボ、散髪スキャンダル El Díaの記事
エボ・モラレス大統領の散髪が、思わぬスキャンダルに発展した。与党に対峙するサムエル・ドリア・メディナ氏が、モラレス大統領の散髪の際に発行されたインボイスを公開した。記載された支払額は実に1400ボリビアーノ(201ドル)で、額が大きすぎると批判した。この報に対しフアン・ラモン・キンタナ大臣はこの支払額を否定し、偽造された疑いがあるとの見方を示した。

■チモレ空港、国際化は来年 El Deberの記事
コチャバンバ県のチモレ空港の国際化は、2017年になる見通しだ。この空港は米軍基地跡に建設されたもので昨年10月に竣工した。4千メートル滑走路を持ち、同県熱帯地方産の農産品の輸出拠点になることが期待されている。交通通信省は、来年にも国際便の拠点となることが可能となるとの見方を示した。

■道路投資、10億Bs El Deberの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、今年の道路整備への国の投資額が10億ボリビアーノになると発表した。大型事業案件としてはラパス-オルーロ、オルーロ-コチャバンバの4車線化事業や、サンタクルスとコチャバンバを結ぶ道路の改善事業などがある。国内の道路整備は遅れていたが、近年の経済発展を受け、急ピッチで進められるようになった。

■ビール会社に巨額制裁 La Razónの記事
ビール会社CBNに対し、巨額の制裁が科されることになった。コビッハでのビール生産、販売に対し、独占を禁止する法に触れたものだ。行政機関側は、同社の対応が悪質と判断し、1120万ドル相当の制裁金を科した。一社に対する制裁金としては、国内でもっとも高い額の支払いが求められたことになる。

■サンタクルス、医療ストか El Díaの記事
サンタクルスの医療機関の労働者らは、72時間のストライキ突入を通知した。地域の医療大学で協議を行ない、決定したものだ。医師や看護師らは賃金や待遇の改善を求め、このストライキに入るという。ストが実施されれば、主な医療機関では緊急医療を除く診療がストップする見通しとなる。

■国内でもジカ熱の脅威 La Razónの記事
ボリビアでも、ジカ熱の脅威が高まりつつある。ネッタイシマカが媒介するこの感染症はブラジルで流行し、国内でも東部で感染者が出たことが報告されている。この感染症に妊婦が感染すると、胎児に小頭症や奇形などが生じるおそれがあり、ボリビアの保健省も対応を検討し始めた。

■オルーロバンド祭、テーマは海 La Razónの記事
31日にオルーロで開催されるブラスバンド祭のテーマは「海」になるという。今回で15回めとなるこの祭は、2月6日のユネスコ無形文化遺産カルナバルの前哨戦となるものだ。ブラスバンド隊による一斉演奏が行なわれ、過去には記録が認められギネスブックにも掲載された。今年は、ボリビアがチリに求める主権ある海にテーマを置き、記念演奏などを行なう。

■カルナバルツアー値引きに警鐘 Eju.tvの記事
ラパスの旅行業者らは、ツアー料金の値引きに対し警鐘を鳴らした。2月6日に行なわれるユネスコ無形文化遺産、オルーロのカルナバルへのツアー料金が、インターネットのSNSで大きく値引き販売されているという。実体のないツアー会社が価格で利用客を吊ろうとし、今後大きなトラブルに発展するおそれがあると警告したものだ。

■ヒスカ・アナタ、性感染症ブース Página Sieteの記事
ラパスで2月8日に行なわれるカルナバルのパレード「ヒスカ・アナタ」では、性感染症について啓発するブースが設けられる。開放的になるカルナバルでは毎年、コンドームが無料配布されるなどの措置がとられる。今年はこれに加え、パレード沿道8個所に、この啓発ブースが設けられ、とくに若者に対し予防を呼びかけるという。

■オルーロセメントは来年から La Patríaの記事
オルーロ県に建設されているセメント工場は、来年にも稼働する見通しだという。カラコリョに建設されているこのプラントについて、行政側が進捗状況を確認した。国内ではサンタクルス、コチャバンバ、チュキサカ県にセメント工場があるが、需要増加により一部は輸入に頼る状態だ。この完成により、国内のセメント流通が正常化するとみられる。


【ペルー】

■プーノ、渇水のおそれ Los Andesの記事
プーノ県は2月以降、深刻な渇水に見舞われるおそれがあるという。プーノの気象機関が指摘したものだ。通常1月から3月は、県内は雨季のピークだが、2月以降は雨の降りが少なくなり、以後水不足が生じる可能性があるという。この異常事態は、エル・ニーニョ現象の影響だ。農作物だけでなく、家庭用の水道水の供給にも影響が及ぶ可能性がある。

■カイリョマ、19時間の停電 Correo Perúの記事
アレキパ県のカイリョマ郡では、19時間に及ぶ停電が生じた。地域を襲った嵐により高圧電線が被害を受け、19日16時頃から6300世帯が停電した。送電が再開されたのは、20日の午前10時頃となった。停電の影響を受けた中には、地域の観光地であるコルカ谷も含まれている。


【チリ】

■メトロ1号で混乱 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)1号線で20日夕方、大きな混乱が起きた。帰宅ラッシュが始まっていた18時頃、この路線の便が20分以上途絶える事態が相次いだ。何かしらの運行上のトラブルが生じたとみられるが、メトロ側はこの理由を明らかにしていない。この路線は利用者が多く、各駅は人でごった返した。

■クリコ、全域で遊泳禁止 
BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州のクリコでは、すべてのビーチが遊泳禁止となった。ランクラ、リョカ、ドゥアオの3つのビーチで、俗に電気クラゲと呼ばれるカツオノエボシが出現し、先週末に閉鎖となった。さらにほかのビーチにもこのクラゲが現れたことから、域内すべての個所で遊泳禁止となった。このクラゲに刺されると、最悪の場合命を落とすこともある。


【アルゼンチン】

■ソル航空闘争続く La Nacionの記事
ソル航空の職員300人の闘いは続いている。同社は15日、アルゼンチン航空との提携が終了したことを受け、全便停止を決めた。職員らは解雇されると伝えられ、ロサリオなどの空港でデモを継続している。労働省斡旋のもとで労使協議が行なわれているが平行線をたどり、結論は出ていない。現在、300人のうち220人がこの動きに同調している。

■ソル航空に関心、3社に La Nacionの記事
ソル航空の運航再開に向け、3つの企業グループが現在、参加に関心を示している。同社は15日に運航停止し、市場側は破綻したとみている。ロサリオをベースとする同社は、小型のサーブ機を主力とし、コミュータ路線や国際線を運航してきた。国内の流通会社などが、同社の買収に関心を示している。

■イナゴ危機委員会発足 Télamの記事
国内北部の3つの州は、イナゴ危機委員会を招集した。同地域ではイナゴの大発生で、農作物が食い荒らされる被害が広がり、危機感が高まっている。トゥクマン、サンティアゴ・デル・エステーロ、カタマルカの3州がこの対策などを協議する緊急の委員会を立ち上げたものだ。農村連盟はこのイナゴ被害が、この50年で最悪と指摘している。

■AR機、緊急着陸 Clarín.comの記事
アルゼンチン航空の旅客機で大きなトラブルがあった。20日朝、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港からチリ、サンティアゴに向かった便が引き返し、緊急着陸したものだ。離陸時から振動と異音がし、油が焦げるにおいが立ち込めたという。同社によるとエンジン内にトラブルが生じたもので、乗客らは別の機体に乗り換え、目的地に向かった。

■リオ・クアルトの忠犬 La Nacionの記事
コルドバのリオ・クアルトで、一匹の忠犬が話題になっている。サンアントニオ・デ・パドゥア病院の4階からこの犬「マンソ」が動かないという。この犬の飼い主の男性はこの病院で外科手術を受けたが、助からなかった。しかしこの犬はこの事実を知らず、飼い主が入院していた404号室を中心に、この階を歩き回っているという。

■ミズアオイが異常発生 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの水辺では、ミズアオイが異常発生している。市が面するラ・プラタ川や、プエルト・マデーロのドック内などが、この水生植物に埋め尽くされている状態だという。上流部での大雨による増水と、エル・ニーニョ現象の影響とみられる気温の高さがこの原因とみられる。


【コロンビア】

■保健省、妊娠延期勧告 Noticias Caracolの記事
保健省は国内に「妊娠延期勧告」を出した。国内では現在、ネッタイシマカが媒介するジカ熱が、爆発的に拡大している。妊婦がこの感染症に罹ると、胎児が影響を受け小頭症を引き起こす可能性がある。同省は国民に対し、この蚊による感染症が落ち着く7月まで、妊娠を控えるよう異例の勧告を出した。

■エル・ニーニョ、電力に影響 Caracol Radioの記事
エル・ニーニョ現象が、国内の電力に影響を及ぼしている。電力会社によると、国内電力の多くを頼る水力発電が影響を受け、国内発電キャパシティの56%しか稼働していない状態だという。とくに渇水が深刻となっている国内中部ではこの割合は49.19%まで下がり、バジェ・デル・カウカ県などで今後、供給規制が行なわれる可能性がある。


【ベネズエラ】

■粉ミルク、価格急騰 Clarín.comの記事
国内では粉ミルクの価格が急騰している。カラカスのスーパーでは現在、1キロあたりの価格が2125ボリバールとなった。この水準は、週あたり最低賃金の実に22%を占める額だ。原油価格下落と経済失政で国内では物資不足がすでに1年以上続いており、こうした基本物資の価格について国民は、携帯電話で口コミで情報をやり取りしているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アラス・ウルグアイ、運航開始へ Pasion Sportsの記事
新航空会社アラス・ウルグアイは21日、商業便の運航を開始する。同社はこの日からモンテビデオ、プンタ・デル・エステとパラグアイのアスンシオンを結ぶ路線を開設する。また近く、ブエノスアイレスにも乗り入れる予定だ。同社は2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らが立ち上げたもので、今後さらに路線拡張を図る姿勢だ。

■フエゴ火山がまた噴火 El Universalの記事
グアテマラのフエゴ火山が20日、また噴火した。首都グアテマラシティの南50キロにあるこの火山は、国内でもっとも活発な活火山で、今回は今年2回めの噴火だ。この噴火により火口から噴煙が立ち上り、一部溶岩の噴出も目視で確認された。この事態によるる新たな避難の動きなどはないという。

■ウルグアイ、大規模停電 El Paísの記事
ウルグアイでは20日午後、大規模な停電が生じた。UTEが電力を供給する、ソラリオなどの92万6千世帯への電力供給が絶たれたものだ。同社によると、地域を襲った悪天候の影響で、サルトとコンスティトゥシオンを結ぶ送電網が被害を受けたためだという。この停電は発生からおよそ1時間半後には、回復した。

■サンティアゴ・デ・クーバ、バス事故 Caracol Radioの記事
キューバ東部、サンティアゴ・デ・クーバでバス事故が起きた。地域メディアの報道によると、20日未明に起きたこの事故で4人が死亡し、34人が負傷したという。シエンフエゴスからサンティアゴ・デ・クーバに向かっていたバスが道路を外れ、衝突して横転したというものだ。バス車輛の整備不良が原因とみられている。


【サイエンス・統計】

■ジカ熱にも遺伝子組み換え蚊 News24の記事
英国の機関は、ジカ熱対策にも遺伝子組み換え蚊が有効と報告した。ブラジルを震源にラテンアメリカ各国で現在、この感染症が広がり、妊婦の感染により小頭症のこどもが生まれるケースが続出している。デングと同様に、遺伝子組み換え蚊をあえて放つことで、このウイルスを持つ蚊を減らすことが可能と指摘された。